2023.05　恒例！百合が原公園＆豊平公園のチューリップ・ムスカリのコラボ

2023/05/04 - 2023/05/04

毎年恒例、桜よりも何よりも楽しみにしているのが札幌市北区にある「百合が原公園」と豊平区の「豊平公園」
どちらも札幌市の緑化公園。
もちろん無料！

春から秋まで、いろんなお花が楽しめて冬はもちろん雪を漕いで歩くスノーシューも出来るという、1年を通して市民が楽しめる公園。

中でも、5月はじめのチューリップとムスカリの時期は大人気。
「百合が原公園」のチューリップとムスカリのコラボはテレビニュースでも取り上げられるほどです。

ここ数年、毎年のように「百合が原公園」と「豊平公園」のはしごが定番。
桜や梅よりも、春が来た～！と感じる瞬間ですね。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

「百合が原公園」
　　→　https://yuri-park.jp/

いつもは、適当な時間に来て適当に歩くのですが、この時期は違います。
テレビニュースでも取り上げられるくらい大人気の時期なんです。
遅くなると、駐車場に入る列ができてしまいます。

なので、この時ばかりは早めにお出かけ。
午前9時前には到着、それでも8割方埋まってました。

百合が原公園 公園・植物園

第1駐車場から入ると、まずお出迎えしてくれるのはこの桜。

良かった、まだ散ってなかった。

いつも反時計回りに歩き始めます。

たんぽぽとレンギョウの黄色が目に飛び込んできます。
鴨ちゃん、こんなところまで出張してきてます。
ミミズ探してるの？

この時期はモクレン。

さてここでおさらいです。(笑)
こぶしと(ハク)モクレンの見分け方～。

モクレンはこのように上向きに大きな花が咲きます。
こぶしは、上向きあり横向きあり下向きありのバラバラ。
モクレンよりは小ぶりの花だけど、それは並んでいればわかることだよね～。

なのでまずは上向きにしっかりと咲いている花はモクレンだと思って間違いないのかなと。

あれ？

これもモクレンだよね？
黄色いモクレン、珍しい。

レンギョウの花が咲き始めると、これまた春だな～と感じます。

「マグノリア　パープル・プリンス」と言う名前がついています。
モクレンは別名「マグノリア」

マグノリアと行ったらイメージはやっぱりこの薄紫色。
ジュリア・ロバーツが出ていた映画「マグノリアの花たち」を思い出します。

こちらの白いモクレン(ハクモクレン)も名前がついています。

「マグノリア　ロイヤル・フラッシュ」

どっちも、高貴なイメージの名前が付いてるんですね。

お目当てのチューリップとムスカリのエリアに行く前に。
あまり早いと、開いていないチューリップもあるかもと思って。

気になっていた「世界の庭園」へ初めて入ってみます。

「百合が原公園」には何度も来ているけど、入園料がかかるから^^;まぁいいかとスルーしていました。
ところが、65歳以上は無料の恩恵に預かれる年齢となり、満を持しての入園です。(笑)←せこっ！

といっても、入園料130円ですが。^^;

↑の写真でもちらっと見えているけど、入った瞬間にこの可愛らしい白と黄色のお花たちが目に飛び込んできて、大興奮。

キバナカタクリと水仙がとっても可憐です。

定番の薄紫のカタクリも可憐だけど、薄紫の花より更に小ぶりの黄色いカタクリは本当に可憐です。

西洋カタクリという分類らしい。

ちょっと白っぽい「エリスロニューム」

西洋カタクリは色んな種類があるんですね。

「シシングハースト　ホワイト」

と言う名前がついているけど、もしかしてイギリスの有名な庭園「シシングハースト」ゆかりの花？

一面の忘れな草。

すごいすごい、こんなに群生しているのは初めて。

ここはやっぱり、入園料かかるだけあって^^;今まではちょっと違うわ。
そうそう、ここ「世界の庭園」で「ブルーポピー」も咲くそうな。
一度は見てみたい花だよね。

「世界の庭園」の中にも「日本庭園」があります。

1983年ドイツ・ミュンヘンで開催された「国際庭園博覧会」に札幌市が姉妹都市として出店したときと同じように再現されたものとのこと。

赤い絨毯のところでお茶会など催されたのかな？

「ししおどし」もあります。

「ブンゴウメ」

これはレンギョウではありません。

「ヤマブキ」
そう、あの色の「ヤマブキ色」のヤマブキです。

「世界の庭園」の隙間から、普段歩いている百合が原公園が見えます。

まさしく目の前は、チューリップのあるエリアです。
すでにたくさんの人が来ていますね。

「瀋芳園」と言う中国の庭園

中国庭園は「石」が主役なのかな。

お花は殆どありません。
よって軽くスルー。^^;

「ミュンヘン庭園」と「ポートランド庭園」が続きますが、まばらなチューリップしかありません。

他の季節では違う顔を見せてくれるのかな、と期待して。^^;

「世界の庭園」を出ると芝生エリア。

それでは、いよいよチューリップのエリアに向かいます。

と、頭上に大きな音が聞こえたと思ったらすぐに、姿を表す「FDA」のピンクの機体。

そう、ここ「百合が原公園」は丘珠空港がすぐ近く。
なので、しょっちゅう頭上を飛ぶ飛行機が見られる、飛行機マニアにはたまらない場所。
なかなかこんなアングルで見ることなんてないよね～。

百合が原公園といえば、このチューリップとムスカリと、そしてこのサイロのコラボが超有名。

色んな色、いろんな形のチューリップもたくさんあります。

ラブダンス、桃太郎、アプリコットデライト、オレンジバンエイク
乗せきれないくらい可愛らしいチューリップがたくさん。

ん？向こうになにか見える。

こんなフォトスポットができたのね～。

たんぽぽとサイロもいい感じなんだけど、みんなチューリップの咲いている方ばかりに集まってます。

お、さっき隙間から覗いていた「世界の庭園」が見える。

あそこから除いていた不審者です。(笑)

白いムスカリも見つけたよ～。

リリートレインと遭遇。

我が家のいつものルート、白樺林を通り抜け…

この時期、見事なピンクの絨毯状態の、ロックガーデンの「エリカ」様←我が家はこう呼ぶ(笑)に会いに。

さっきの「世界の庭園」では、忘れな草の森でしたが、こちらのブルーは「ハナルリソウ」

シラネアオイが混じって咲いています。

林の中に咲く花は、足元にひっそりと咲く花がたくさんあるので足元をよく見て歩かないと。

白と言っても、色んな種類のお花があるんだよ。
最初はみんな同じに見えるけど。^^;

こんなふうに、色々な花が混じり合って雑多に咲いている風景が好き。

ま、いわゆる野原ですね。
きれいに植えられたガーデンはあまり得意じゃありません。

可憐な花もたくさんあるけど、個性を主張する面白い花もたくさん。

最後に、エリカの海をもう一枚。

ピーチヘッジと呼ばれる、西洋ブナの生け垣に囲まれたエリア。

この時期まだほとんど目立った花は咲いていませんが、もう少ししたらここもわんさかわんさか状態になります。

高山植物などがあるエリアでウスユキソウが咲いていました。

エーデルワイスの仲間ですね。

ここには原種チューリップ、いわゆる赤ちゃんチューリップと呼ばれる小さな小さなチューリップもたくさんあります。

原種系チューリップとは、地中海あたりで自生して咲くチューリップ。
育てやすいので、我が家の花壇の春一番を彩ってくれる大事なお花です。

駐車場に戻りがてら、百合が原センター内にある温室を覗いていきます。
有料だけど、65歳以上無料の恩恵に預かります。(笑)

入り口でお出迎えしてくれたのは「ハナミズキ」
映画「ハナミズキ」で北海道釧路の庭で咲いている設定だったけど、あまり見かけたことないんだけど。

白いハナミズキ。

ここでまたまた似ている花の見分け方。
ハナミズキとヤマボウシ、似てるよね～。
どっちも同じ属種で、ヤマボウシは日本在来種なのに対し、ハナミズキはアメリカからの外来種です。

で見分け方。
ハナミズキは、花びらの先がちょっと凹んでいるのに対し、ヤマボウシは先がピンと尖っています。
咲く時期もハナミズキのほうがちょっと早いかな。
ヤマボウシは北海道で言えば初夏の訪れの花といった感じです。

今回のテーマは「サクラソウ」

前回来たときは、にぎやかだったのに、今はどの花も端境期なのか、緑の樹木が多いですね。

で、見残してたエリアを眺めつつ…

水仙と桜が春！

こぶしと水仙、これも春！

で、たっぷりと2時間以上も滞在していました。

今日は、豊平公園と掛け持ちなので途中でランチの予定。

ここしばらく行ってないからとお気に入りのスープカレー「CHUTTA！南郷店」にやってきましたが…

ガーン！
なんということでしょう、閉店していました。
長男に教えてもらって以来、年に数回だけど通い続けて10年、とってもショックです。

ここのスープ、チキン、素揚げ野菜どれをとっても他に上回るお店をまだ見つけていないのに～。
あ、他に支店があるから、なんとかなりますが。^^;

CHUTTA！ 南郷店 グルメ・レストラン

それならば、ということでやってきたのが午後から行く予定の「豊平公園」近くにある、「ふるぅふぃ」
今回で3回目かな。

「タカトシランド」でトシとかたせ梨乃さんが訪れたお店。
東京や神戸でフレンチの修行をしたというシェフが2019年4月にオープンしたお店。

ふるぅふぃ グルメ・レストラン

写真上・ホロホロチキンのスープカレー(夫)　1100円
写真下・オマール海老ビスクソースのスープカレー(私)　1540円

さすがフレンチシェフ？
オマールエビのビスクソースがスープカレーとこんなに相性がいいなんて！

CHUTTA！の次に好きなスープカレーです。

お腹も満たして「豊平公園」へ。

豊平公園 公園・植物園

豊平公園は、どちらかというと樹木園。

森林浴効果抜群です。

この時期はシャクナゲが満開です。

「ムスカリの小径」

「百合が原公園」と比べるとコンパクトにまとまっています。

ここは、ムスカリとチューリップのコラボの中にクリスマスローズも仲間入りしています。

写真上・上品なピンクの「シルバークラウド」
写真下・見た目通りの名前「ポップコーン」

定番のチューリップから変わり種のチューリップ。
じっくりと見ているときりがない。^^;

野草園に咲く花たち。
カタクリやエゾエンゴサクが終わった今は…

・珍しい白いシラネアオイと終わりかけのエゾエンゴサク
・洋種カタクリ「パゴダ」　ま、キバナカタクリ？
・エゾエンゴサクとヒトリシズカ
・ニリンソウたまにサンリンソウになってるのもある？

このヒトリシズカを見るたび思い出す。

長男のお嫁さん家族との初顔合わせの次の日。
お互い山歩きが趣味ということで意気投合、「今ヒトリシズカが群生している場所がある」とお嫁さんのお母さんと息子夫婦と急遽山に登ることに。(笑)

が、探せど探せと見つからず、私がやっと一輪見つけたという話。
しょーもない話だけど、お嫁さんの家族と一気に打ち解けた思い出の花です。

ここは、紫陽花が見事なんだよね～。

今年もまた見に来れるかな。

もう一度「ムスカリの小径」を歩いて帰りましょう。

豊平公園のあと、午前中に行った「百合が原公園」のショップで売っていた「ピンクのたんぽぽ」がどうしても欲しくて再び百合が原公園へ。

午後3時半を過ぎていたので、スムースに駐車できました。

買い物の前に又々この場所へ。^^;

「ハウステンボス」と言うチューリップ。
いつかは、チューリップの時期に行きたいハウステンボス。

最後の写真は、今日を象徴するこの一枚で終わり。(笑)

歩いた歩いたと思ったけど、お花を見て立ち止まっていることが多いのか「9782歩」でした～。
あ～、あるき足りない！(笑)

百合が原公園 公園・植物園