2023/05/24 - 2023/05/24
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kojikojiさん
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東京から松山空港へ着いて、そのまま「松山城」を見学した後は宿泊するホテルに向かいます。ホテルは「道後温泉本館」の近くの「ルナパーク」でした。出発前の最終案内で決定されたホテルでしたが、立地はとてもよく、「道後温泉本館」や周辺の商店街をそぞろ歩き、道後温泉駅やからくり時計へ行くには便利でした。ただホテル的に言うと部屋には当たり外れがあるようで、窓の外に隣のビルの窓があるのにはびっくりしました。格安のツアーなので多くは期待出来ませんが、ホテルの部屋や食事についてはトラピックス社やクラブツーリズム社の方がかなり良いように思えました。荷物を置いた後は身支度をして温泉街に向かってみます。「道後温泉本館」は7年前から2024年まで改修工事中でしたが、入浴は出来るようでした。オレンジ色のジャンパーを着た方に尋ねてみると予約が出来るということなので食事の後の午後9時の整理券をいただきました。商店街に入って店をひやかしながら歩きましたが、前回一緒に来た母がいないとちょっと寂しい気にもなります。その時に買った道後温泉のロゴの入った雪駄を持ってきたので履いての散歩になります。雪駄を買ったお土産物屋も7年のうちに姿を消してしまったようで、通りの雰囲気もだいぶ変わっていました。一刀彫の雛人形や五月人形も欲しかったのですが、砥部焼の一輪挿しを1個買い求めて買い物は終わりです。ホテルに戻って宴会場で夕食をいただきましたが、ずいぶんコストカットしてるのだろうなと感じます。前回の山形のツアーの食事が良すぎたのかもしれません。浴衣を着て午後9時前に「道後温泉本館」へ行ってひとっ風呂浴びてからコンビニでアイスを買って夕涼みも楽しいものでした。商店街は午後9時には店が閉まっていましたが、道後温泉駅まで歩いて、午後10時のからくり時計を見てホテルに戻り、部屋飲みしてからホテルの大浴場を楽しんで松山の夜は更けました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 船 JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 読売旅行
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道後温泉での宿泊は「ホテルルナパーク」でした。「道後温泉本館」まで徒歩で2分くらいという立地は素晴らしいホテルです。
道後温泉 ホテルルナパーク 宿・ホテル
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部屋は無駄に広くベットが4床もあります。どこで寝ようか迷ってしまいます。
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基本はビジネスホテルのような仕様です。窓はありますが、目隠しのシートが張られてあり、開けてみると隣のホテルの壁が見えました。
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大きめのバスルームには洗い場もありますが、大浴場を利用したので使いませんでした。
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洗面台とトイレは別室になっています。浴衣はロビーで自分のサイズにあったものを持ってくるというスタイルでした。
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部屋にいても仕方ないので身支度をして散歩に出かけました。部屋は右側だったので窓の外はすぐに隣の建物でしたが、左側の部屋であれば多少は眺望があったのではないかと思います。こればっかりは団体ツアーでは仕方ありません。
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池袋西武の諸国名産の「卯花墻」で売っている「山田屋まんじゅう」はここだったかと改めて発見しました。
山田屋まんじゅう 茶楽 道後温泉店 グルメ・レストラン
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筋向いには「道後温泉本館」がありますが、建物の8割は工事用の囲いで覆われています。今回は入らなくても良いかなと思いましたが、ここまで来ると入りたい気持ちが湧いてきます。こちら側は仮設の入り口で、本来は反対側に入り口がありました。
道後温泉本館 温泉
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オレンジ色のジャンパーを着た係りの方に尋ねてみると「午後7時くらいまではいっぱいですが、その後は整理券を出せます。」ということなので夕食後にもう1度来ることにします。
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銅板の葺かれた屋根は元々は檜皮引きだったようです。棟飾りには宝珠や鳳凰や龍の姿が見えます。
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三層の屋根がある部分は皇室専用の浴室「又新殿(ゆうしんでん)」の入口です。明治から昭和まで皇室の方々の入浴は10回ほどあったようです。
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皇室専用の御成門の扉は立派な造りです。又新殿(ゆうしんでん)は午後5時までは見学ができるようでしたが、ホテルの到着が午後5時過ぎだったので見ることが出来なかったのが残念です。
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以前に来たときは2階の休憩室などの部屋まで見ることが出来たのですが、現在は入ることが出来ないようです。
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全開は「神の湯」に入浴しましたが、今回は「霊の湯」の入浴になるとのことです。係りの方に教えてもらいましたが、ここの湯は道後温泉のいくつかの源泉を混合しているとのことで、近隣のホテルなどは別の奥道後温泉の湯を使っているそうです。
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工事の仮囲いは大竹伸が自家製色紙を指でちぎった「ちぎり絵」の手法で表現された5枚の原画を、約25倍のテント膜に高精細プリントしたものが使われています。
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商店街を抜けると道後温泉別館 「飛鳥あすか乃の湯泉」の建物がありました。その横には「椿の湯」もありました。蜷川実花の鮮やかな花や植物の作品が中庭一面に広がっています。8年前に来た時もホテルの装飾を手掛けていた記憶があります。
飛鳥乃湯泉 温泉
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L字の商店街に戻って道後温泉駅に向かうことにします。
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商店街の雰囲気は8年前に来た時とだいぶ変わっているように感じました。昔ながらの土産物屋の多くがおしゃれな店に変わっているようです。伊予一刀彫の店で雛人形と五月人形が欲しくなってしまいましたが、衝動買いする値段ではなくて諦めました。
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「玉泉堂本舗」は観光客の多い商店街にありますが、予約しても1日50缶しか販売していないので簡単に買うことは出来ないようです。
玉泉堂本舗 グルメ・レストラン
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商店街を抜けると目の前に「坊ちゃん列車」が現れました。伊予鉄道開業間も無い明治21年から67年間にわたり活躍した蒸気機関車がモデルになっています。黒煙を出しながら最大18台が松山市民の足として活躍しました。
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現在は蒸気機関ではありませんがそのシルエットは蒸気機関車の時代のままです。
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昭和37年の1962年の鉄道博では蒸気機関車が東京までやってきていました。その姿は現在のものと変わらないようです。
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「道後温泉駅」には以前は無かったスターバックスが入っていました。
道後温泉駅 駅
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駅前広場からは通りの先に「伊佐爾波神社」が見えました。現存する社殿は寛文7年の1667年に松山藩主松平定長によって造営されました。国の重要文化財に指定されている社殿は全国に3例しかない八幡造です。つい先日参拝した大分の国東半島の「宇佐神宮」も同じ造りです。
伊佐爾波神社 寺・神社・教会
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遠目にも長い階段を見てしまうと足を延ばそうという気にはなりませんでした。
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商店街を抜けたときに大勢の観光客が現れたのは「坊ちゃんからくり時計」のからくりが終わったのが理由だったと分かりました。毎時00分から数分だけ姿を変えるのは前回の旅でも見ることが出来ました。
道後温泉観光会館 名所・史跡
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「道後アート2023」のエマニュエル・ムホーのカラフルな作品が商店街の空間を飾っています。
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大正3年創業の「白鷺堂」は巨大なタルトを覚えていました。大きな宇和島の牛鬼の面が飾られていました。
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坊ちゃん団子をお土産にしようと思い「つぼや」まで戻りましたが、店はすでに閉まっていました。創業は明治16年で夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場する団子屋のモデルになった元祖坊っちゃん団子の老舗店です。初代の相原吉五郎は明治16年から「湯晒団子」を商っており、小説「坊っちゃん」発表後に2代目相原宇太郎が漱石が食べた「湯晒団子」から3色の「坊っちゃん団子」を考案しました。
つぼや菓子舗 グルメ・レストラン
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地元の友人のお母さんが結婚する前まで松山に住んでいたという話をLINEで送られてしまうと何かお土産を買っていかないわけにもいかず、坊ちゃん団子しか思いつきませんでしたので、こちらも戦前から営業している「巴堂」で買い求めました。
巴堂本舗 グルメ・レストラン
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砥部までは行くことが出来なかったので「酔古堂」という店を覗いてみることにします。家には一生かかっても使い切れないほどの陶器がありますが、それでも旅先では買い求めたくなってしまいます。ここでは安価な一輪挿しを1つに留めました。デザインは梅山窯の工藤省治のデザインした唐草模様のものを選びました。この4月には砥部に「工藤省治記念館」がオープンしたとも聞きました。
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すっかり遅くなってしまい、ホテルに戻ると晩御飯の時間になっていました。そのまま別館の宴会場「石鎚」に向かいますまずはビールで乾杯します。
道後温泉 ホテルルナパーク 宿・ホテル
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料理の品数はそこそこありますが、内容を見るとかなりコストカットされているように思えます。今回は読売旅行の宿泊ツアーを初めて利用しましたが、食事もトラピックスやクラブツーリズムの方が良さそうです。
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愛媛の鯛は日本一の生産量で、特に宇和島辺りが有名なようです。前回来た時もホテルの晩御飯で出た鯛のかぶと煮がここでも出ました。味付けもよくとても美味しかったです。
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魚のすり身を揚げたジャコカツは愛媛の郷土料理でもあります。
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刺身は鯛とカンパチの2種盛。
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ワサビの葉と北寄貝のヌタ。
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エビときゅうりの酢の物。
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茶碗蒸し。
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キャベツと豚ロースの蒸し鍋。
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鯛の炊き込みごはん。
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冷酒は松山市の「雪雀」で、すっきりとした飲み口でした。
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近くにどなたかがいればシャッターを押してもらったのですが。
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ホテルには「坂の上の雲」のポスターが貼ってありました。もう14年も前のドラマですが、NHKのドラマの中では最高に面白かったです。
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午後9時前になってホテルを出て「道後温泉本館」に向かうことにします。歩いて数分なのがありがたいです。
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午後9時の整理券を持っているので入ることが出来ますが、整理券を知らずに来た観光客の人は諦めて帰って行きます。
道後温泉本館 温泉
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道後温泉のホテルの多くはこのような竹籠が用意してあって、タオルと石鹸が入ったものを無料で借りることが出来ます。なかなか浴衣を着て出歩ける温泉街は少なくなってきているのでこれは楽しいです。
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通りの反対側には湯気の印刷されたガラス越しにお湯に入った写真を撮ることが出来ます。書き割りのパネルが置いてあって、入浴しているように見せることが出来て面白いです。
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午後9時少し前に入って約30分の入浴を楽しみました。修復工事が完成したらまた来てみたいと思います。
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湯上りには商店街を抜けて、コンビニで冷えたポンジュースとジェラートを買って夕涼みします。
飛鳥乃湯泉 温泉
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夕涼みするのは気持ちの良い季節でした。
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ホテルに戻ってもすることもないので再び商店街を抜けて道後温泉駅に行ってみます。
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オレンジ色に変わってしまった市電が行き来しています。
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今回はこの市電にも乗る機会はありませんでした。
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立派な薬医門のある建物は「道後温泉本館」と同じころの明治27年に建てられたもののようです。現在はうどん屋さんと鯛めしの店になっています。
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午後10時になり「坊ちゃんからくり時計」の時報が始まりました。午前8時から午後10時までの間に1時間ごと00分にスタートするので、この日最後の時報になります。さすがに遅い時間なので見物に来ている人の姿も少ないです。
道後温泉観光会館 名所・史跡
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外観は「道後温泉本館」の振鷺閣をモチーフにしています。時計の盤面が回転するとマドンナが現れます。
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最下段では温泉本館で見てきた浴槽の風景が見えます。
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エマニュエル・ムホーは神田に事務所を構えるフランス人の建築家です。妻はこれを見て実家の近くにある巣鴨信用金庫江古田支店を思いついたようです。調べてみると確かに設計していることが分かりました。
道後ハイカラ通り (道後商店街) 市場・商店街
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「絣屋」は以前雪駄を買った店だったと思いますが、シャッターが降りているので確認のしようもありません。
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そろそろホテルに戻ることにします。
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一息ついてからホテルの露天風呂にも入ってみました。遅い時間なので誰もいませんでした。湯は奥道後温泉のものですが、温度の熱いこと熱いこと。
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五右衛門風呂も湯が溢れるほどで気持ち良かったです。
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エレベーターホールには古い映画のポスターが貼ってありました。「坊ちゃん」は5階映画化され、これは4回目の1966年版のものです。主演は坂本九でマドンナは加賀まりこです。
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こちらは3回目の1958年版で坊ちゃんは南原伸二で、マドンナは有馬稲子です。教頭の「赤シャツ」や美術教師の「野だいこ」、数学主任の「山嵐」、英語教師の「うらなり」と出会い、蕎麦屋に入って天麩羅蕎麦を4杯頼んだこと、団子を2皿食べたこと、温泉の浴槽で遊泳したことを生徒から冷やかされたなんてエピソードを思い出します。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ajtajtさん 2023/06/05 23:23:37
- 楽しかったですね
- はじめまして
久々に4トラのメールでのぞいたら、国内旅行記に四国足摺岬と室戸岬の文字がΣ(゚Д゚)
まさかと思い、おとずれると、なんと同日、こんなこともあるのかと、楽しく拝見しました。
①、② とてもくわしく写真もたくさん、思い出に浸りました。続きが楽しみです。
その節はお世話になりました。ツアー一人参加者。
お城の写真に私チラッと写っていました₍笑₎;紫リュックに杖でわかりました。
6/7はミステリーさくらんぼ狩り行ってきます。
クラツリより4日間でしたし お安かった感、私はありました。
- kojikojiさん からの返信 2023/06/06 05:47:43
- Re: 楽しかったですね
- びっくりしました。こんなこともあるのですね。今回読売旅行は初めての参加でしたが、確かにコスパもよく面白いツアーだったと思います。翌週には台風2号の影響で四国各地の河川が荒れて大変だったのでいいタイミングで旅が出来たと思います。続きは作成中なのですが、数日間東北の温泉巡りに出かけてしまいますので、続きはしばらく先になります。戻りましたらまた進めますのでまたお立ち寄りいただければと思います。ご連絡ありがとうございました。ミステリーツアー楽しんできてください。
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