グランクラスに東日本パスと青春18きっぷを付けた東北旅その8　　いよいよ東日本パス 初日は山形鉄道で長井と赤湯温泉

2023/03/02 - 2023/03/02

結局タイトルに「グランクラス」を付けたままですが
やっと東日本パスの初日となりました。
ここから東日本パスを使用し青森県を出て山形へ向かいます。


その1-1　　2.23　　東京→弘前　グランクラス
その1-2　　2.23　　弘前街歩き
その2　　　2.24　　ストーブ列車と五所川原
その3　　　2.25　　青森市 雪の三内丸山遺跡
その4　　　2.26　　黒石でこけしと焼きそば
その5　　　2.27　　黒石から大鰐へ　　　　　
その6　　　2.28　　大鰐から浅虫　温泉はしご
その7　　　3.1　　　浅虫温泉から八戸へ　　
その8　　　3.2　　　東日本パス①八戸→長井→赤湯温泉　　←イマココ

エリア 長井(山形)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

8日め、起きました。

泊まっていたスマイルホテル八戸の朝食、
付いてないプランなので外から覗いて出発。

すごーく早起きして陸奥湊の魚菜市場で朝ごはん、
の考えが昨日よぎったけど起きられず歩いて本八戸駅へ。

途中から小雨が降ってきたと思ったら駅に着く頃雪に。

もうほとんど雪の無い街に
雪を降らせて八戸を後にします……
（そんな力は無い）

八戸駅で新幹線に乗り換え

男子高校生のリュック「女の子に作って貰った」でも楽しいし
「自分で作った」でも今時の青春ぽくていい。
君たちの未来に幸あれかし。

多くの高校でこの前日卒業式だった様で
「最後にみんなで食べよう」と
卒業生で大行列のたい焼き屋さんを
中心街で見たところだったので。特に。

東日本パスでこの後も何度も新幹線に乗ったものの
指定席を温存しすぎて星2個止まりとなりました。
ちょっともったいなかったかな。

でも指定券無くても座れるから
100%遊びなのに「オフィス車両」に乗ったりしちゃって。

さよなら青森の気持ちでニューデイズで購入した朝ごはん
（東日本パス10%off）

盛岡で数分停車。
雪無いね、fuzzさんご夫婦元気かな、へけけさんやwinningさんは……
とぼんやり見ているとここでちょうどたまさんから
「青森に居るなら東奥日報！」とのメッセージが。
ありゃー、もう青森県出ちゃったよ、残念！

仙台駅で新幹線乗り換え。
乗り換え時間4分、向かいのホームなので楽！

最初は八戸から一本早い新幹線で来て乗り換えの間に
朝から開いてるお店で牛タンを食べる予定が
今はそのお店ランチからの営業のみだって。残念。

……って、前に同じ事を確かよよさんが言ってた！これか！
その時ぼんやり聞いてた俺、無駄に楽しみにして無駄に失望しちまったぜ。

福島駅でもう一度新幹線乗り換え。

ここでは数十分乗り換え時間があるので
新幹線カラーのマッサージ機見学。

つばさに乗って、

車窓がまた雪景色になり、

赤湯に到着～

赤湯からは東日本パスの力の及ばない
第三セクターの山形鉄道に乗り、長井駅で鉄印を貰うのが目的です。

乗り換え時間今度は5分、離れたホーム（会社違うし）
階段のみで走り無事間に合った。
山形鉄道のカラフルな車両半分と右端にチラッと乗ってきたつばさ。

さくらんぼシート

すれ違いの列車もカラフル

長井で下車

晴れてて空気が凛とした感じ、気持ちいい！

小さな鉄道会社の駅にしては立派すぎる駅舎

「市技」
言わんとするところは分かるけど
不勉強な為にこの日初めて見た単語。
市の花とか市の鳥みたいに全部の市に技があるものなのか（調べない）

駅から10分少々歩いて
道の駅 川のみなと 長井

写真撮ってませんがこのお隣りの
長井市中央コミュニティセンターにちょっと行って
職員の方に親切にしていただきました。
（買ったものは後でまとめて）

市立長井小学校

こちらの素敵な建物が旧長井小学校で
集会所やカフェで一般に公開されています。
（同じ敷地内に現役の長井小学校があります）

床ピカピカ土足厳禁

カフェでご飯かお茶か、の予定が
扉の外からもフレンドリーな雰囲気が伝わって来たので入るのをやめました。
（私にはフレンドリーさの荷がちょっと重くて─個人の意見です─）

ちょっと検索して、いい感じの町中華があったので
「そうそう、山形といったらラーメンだよね！」と
いい感じの建物が並ぶ通りを歩いて行くと（全部抽象的）、

「『かく長』を左に曲がったらすぐ」と曲がり角の目印にしていた
その「かく長」↑、お蕎麦屋さんだったのか、いい感じ！

で、町中華を目指していたものの予定変更、かく長に入りました。

コーヒーの他、このご時世に生卵も無料の大サービス。

馬肉そば

注文時に「あったかい方でいいの？本当に？」と聞かれたので
冷たいお蕎麦が自慢のお店なのかもしれない。
温かいこちら↑で相当美味しかったので次は是非冷たいのを。

食後、駅近くのパン屋さん木村家

調べてないけどたぶん銀座の木村家の暖簾分けです。

あっ、売り切れ！

実はさっき行った道の駅で地元グルメとして
大々的におすすめされていたのです。
マップ見たら駅からお店が近かったので
お店の方で買うか、と思ったら、なんと。
道の駅の方はたくさん並んでいたのに、本店大人気。

ではコッペパンを買います。
注文したら挟んでくれるタイプのコッペパン、安っ。

長井駅に戻って来ました。

こちらは駅に新庁舎として市役所を移転し併設していたので
駅がとても立派だった様子。これは市民も部外者も便利。
不便の権化、我が千葉県庁に教えてさしあげたい。

そんな駅舎に対して可愛いホーム。
山形鉄道で、

終点赤湯駅下車

赤湯駅から温泉街まで歩くと20分ちょっと、と
Google先生がおっしゃるので
私の足なら30分くらいであろうか。てくてく。
（時間によってはバスあり）

これ↑は丘の上の神社方面から何かの大きめの動物の鳴き声が聞こえたので
ちょっと撮っただけでその動物の正体は分からず仕舞いなんですが
翌日雪が降って様子が変わってしまったので
「降ってない状態をたまたま撮っておいてよかったなー」という
偏差値3の画像です。

温泉街に入ったらすぐ、

今宵のお宿　旅館大文字屋

「江戸時代創業のレトロな旅館」との事で楽しみにしておりました。

フロント～ロビーの辺りは
控えめに昔ながらの旅館で
レトロの主張は激しくなく、

あ、いや、「レトロ」の名の下に
ただ古いとか汚いだけのところとか、あるじゃないですか。

若干それを心配してまして……（ごめんなさい）
全然そんな事は無く綺麗なお宿でした。

あちこちリノベされてるし
おそらくとても几帳面な方がいらっしゃる様で
隅々まで大変に清潔感のあるお宿なんですが、
たぶん建て増しに建て増しを重ねていて
どっかで繋がっているけどどこに出るか何回通っても分からない、
迷路の様な作りですごく楽しかったです。

座椅子に座るとお布団越しのテレビ
（この↑画像で見るよりだいぶ広い部屋です。
嫌がらせみたいに撮れちゃった）

コロナ以降、大浴場は6人までにしているので
混んでいたら有料の貸し切り風呂を無料でご案内します、
その時は声をかけてください、とのこと。

合宿免許の学生さんが数人と、
久しぶりにおばあちゃんを連れた家族旅行（と言ってた）一組、
他に居たかな、今日だけは大浴場に同時に集合して
私を貸し切り風呂に向かわせてくれ！

「山形はラーメン」なのにお昼を蕎麦に変更したので夜こそは！
と心に誓っていたけど、貸し切り風呂と天秤にかけて
貸し切り風呂を取りました。
何度も大浴場に様子を見に行って、混んでるか確認してやるぜ。
その為に旅館から一歩も出ないぜ。

こちらは福島での乗り換えの際に購入した、
郡山の海苔のりべんの豪華版です。（お米が高級）

夜は早めに外でラーメンを食べて
〆にのり弁、と思ってたのよ。
いや、このお弁当小さいから。大丈夫。

木村家さんのコッペパンもあるよ。

さらにお部屋にあった温泉まんじゅうも。

結局大浴場では一度も誰にも会わず
貸し切り風呂には行けませんでした。
ま、大浴場が貸し切りみたいなもんだから、ね！
東日本パス2日めに続く（予定）