あっちこっち瀬戸内　５泊６日の旅②-２　　砥部町の砥部焼と松山オッヘンローラーズ　　

2022/04/20 - 2022/04/20

瀬戸内の旅、二日め後半。

クルーズ船シーパセオで呉から松山に移動した後
砥部町に砥部焼のお皿を買いに。
その前後に四国八十八ヶ所のお寺に参拝と
富豪気分の萬翠荘に夕焼けの観覧車も付いて
盛りだくさんで大満足の一日になりました。

エリア 松山(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

松山観光港でフェリーを降り、伊予鉄で高浜駅から久米駅へ。

お遍路さんの案内が親切。

路地に入るとみかんの無人販売。愛媛よ。

みかんの代金やかんへ。

第49番札所　浄土寺

山門前に、鬱金桜かな

本物のお遍路さん

六波羅蜜寺だけじゃないよ！
こちらのお寺にも日本の元祖ストリートラッパー、
空也上人の仏像があります。（公開はしてない）

このご時世でも四国八十八ヶ所は
御朱印を直書きしていただけます。ありがたや。

続きまして少し街中に入って井手神社

バスまでの時間調整でアーケード街散策

オシャレ

純フランス式とは

今年初めてのツバメ、松山でやっと見た。

とかなんとかでバスの時間になり、大街道付近から砥部町へ。

砥部町は松山市のお隣りの町。

伊予鉄バスは市内市外関係無く全路線で一日券使えます。太っ腹～。

砥部町、焼き物の街

民家の表札も焼き物

大小沢山の窯があって窯元巡りができます。

今回砥部町での私のメイン目的地、
『砥部焼観光センター炎の里』
（右の煙突の所）

自分の窯で作った商品のみを売るお店が多い中、
こちらの『炎の里』は自身の千山窯の焼物の他
販売所を持たない小さな窯など
他の窯元の商品も多く置いているお店です。

その前にお昼ごはん。
炎の里併設のレストラン『Jutaro』

砥部焼 千山窯の商品が使われているのでお勉強がてら。

サンマのチーズ焼きトマトソースのせなど

使われているお皿、全て千山窯の砥部焼です。

器も器の使い方も素敵で
散々愛でた後「さて食べますか」と思ったら、

愛媛のひじきの混ぜご飯嬉しい、
箸置きが落花生で可愛い、でお料理も感動的。

サラダの上にカリカリおじゃこ

松山揚げのお味噌汁

味噌の味が今まで知らない味で美味しすぎて
なんなのかお店の人に聞こうと思ったけど
いろいろ美味しくて忘れてしまった。（翌日判明します）

デザートは柑橘のタルト。

最後まで器もお料理も堪能しました。ごちそうさま！

お勉強が終わり、学習した事を踏まえて（？）

いよいよ買いますよ。

全部素敵に見えたけど、

砥部焼としてはスタンダードなもの（下）と
若い作家さんの可愛いもの（上、吾亦紅がモチーフだそうです）と
２枚のお皿を買いました。

長閑な街で美しい焼物が生まれるって素敵だな。

買い物が済んで松山市街に戻ります。

市役所前でバス乗り継ぎ。

路線は合ってたけど、

逆方向のバスに乗った事にJR松山駅で気付いて慌てて降りて、

そのまま反対方面のバスに乗り直すだけだと悔しいので
駅構内の蒲鉾屋さんで、

じゃこ天とじゃこカツを買って食べました。
美味しー。

正しいバスに乗り直して
愛媛の名門、済美高校を車窓見学。

道後温泉駅と坊っちゃん列車も車窓見学。

バスで転車台乗りました。すごい。

第51番札所　石手寺

山の上、

お分かりいただけただろうか。

石手寺というだけあって、境内は石像だらけ。

山門を潜って境内進むと、

おっ、

一人だけ逃げられた

後の三人は眠いのか「好きにして」という感じ

境内の猫さん達はお寺で保護されている様で、

寄附を受け付けていらっしゃいました。

帰る時に見たら、

起きてくれた。

本来午後５時で閉まるお寺、
「５時までにお参りに来られたら
御朱印は５時10分まで受け付けます」の貼紙あり。

優しいお寺でした。

続きまして県庁近く、18時までの萬翠荘に滑り込み。

三越正面にこんな所があったなんて全然気付かなかったよ。
坂を少し登ると、

お城出現

旧松山藩主の子孫の別邸だそうです。

私はこちらをコスプレイヤーの方が
ベタ褒めしていたツイートで知りました。

こんな↑家具も普通なら触っちゃダメな事が多いけど
ここでは実際に自由に使って撮影ができるそうです。
（「古いのであまり長時間は座らないで」の注意書きはありました）

邸内全てデザインの違うステンドグラス

この萬翠荘で撮影されたドラマか映画を紹介した写真があって。

監督さんか、プロデューサーさんか、
女優さんの腰に手を回してるけど
これが当たり前に大丈夫だった時代怖いな。

日没が近づいて、今回初の路面電車で、

高島屋の屋上、

大観覧車くるりんに乗って夕焼けを見ますよ。

伊予鉄一日券でこちらの観覧車にも一回乗れます。

「ゆびづめ」確保

ぐんぐん登って行って、

一番高い所来ましたよー。

たぶん八幡浜方面

瀬戸内海

松山城と同じくらいの高さ

画像で見るとガラスの曇りが気になるけど
実際はとても綺麗な夕日の一周でした。

昼間前を通りかかって気になったお店、お好み焼き 赤とんぼ。

今回瀬戸内をウロウロして、お好み文化とうどん文化の境界線に
とても興味が湧きました。今後要研究だ。

カウンターかと思ったら自分で焼くスタイルのお店…！

思わずお店の方に「自分で焼かないとダメですか？（泣）」
と聞いてしまいました。

焼いてくれた。

時間も計って、ひっくり返すのもソースを塗るのもやってくれた。
（ありがとうございます）

山を越えてお隣りの高知や香川に行くより
海隔ててお向かいの広島の方が心理的にも近いよね。
瀬戸内お好み焼きの「美味しいの向こう側」、本日も見せて頂きました。

続く（予定）