日本百名山＜霧ヶ峰（車山）＞日帰り・ソロ・スノーシューハイク

2023/02/04 - 2023/02/04

【概要】
日本百名山の霧ヶ峰の最高峰である車山に日帰りスノーシューハイクしながら、途中の車山肩にある「ころぼっくるひゅって」で名物の「ボルシチ」を満喫してきた旅行記。

【霧ヶ峰（車山）データ】
車山は、標高1,925ｍ。諏訪湖の北東に位置する日本百名山・霧ヶ峰の最高峰。山頂からは八ヶ岳や南･北･中央アルプスなどのパノラマが広がる。冬のスキーシーズンは、車山高原SKYPARKスキー場のゴンドラ２本乗り継ぎ、山頂まで登れる。

【今回のアクセス・登山コース】
（アクセス）
池袋よりスキーバスツアー（ビッグホリデーツアー朝発日帰り/車山高原SKYPARKスキー場）に参加。

（コース）
車山高原SKYPARKスキー場のゴンドラ：スカイライナー・スカイパノラマを乗り継ぎリフト山頂駅へ行き、スノーシューハイク開始して、 車山 - 車山肩バス停 - ころぼっくるひゅって - 車山乗越 - 車山高原スキー場へ戻るコース。

エリア 白樺湖・蓼科・車山(長野)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ビッグホリデー

7:15　池袋サンシャインシティ文化会館1Fスキーツアー受付カウンター
各地スキー場に向かうスキーバスの受付のため、大混雑です。家族連れ・外国人旅行客の方もいますが、殆どが大学生です。

サンシャインシティ ショッピングモール

ビッグホリデーツアー　朝発日帰りスキーバスツアー
基本代金（大人） 7,800 円にネット予約。１日リフト券が付いているので、割安です。
この車山に向かうスキーバスは、白樺湖ロイヤルヒルスキー場、車山高原SKYPARKスキー場、車山高原スカイパークホテルの３か所に停車します。

サンシャインシティ ショッピングモール

バス内部。

サンシャインシティ ショッピングモール

各座席前には、簡易隔てが設置されています。

サンシャインシティ ショッピングモール

7:43　本来ならば7:30出発ですので、13分遅れバス出発。
受付カウンターで受付せずに直接バスに乗り込む方客、出発時間を過ぎいても優雅にWCより戻ってくる外国人客がいて、イライラする。

サンシャインシティ ショッピングモール

10:00　中央道・双葉サービスエリアで休憩。池袋より約2時間半。

中央道・諏訪南インターより一般道を走る。田んぼに雪が積もっています。

平地は晴れていても、山には雲がかかっています。山の天気あるあるです。

10:39　車窓に霧ヶ峰の山々が見えてきた。

これが、霧ヶ峰・最高峰の車山です。

白樺湖・車山高原の看板が出てくるようになる。

11:05　氷の張った白樺湖が現れる。

白樺湖 自然・景勝地

左奥に車山も見えます。風が強そうです。

完全氷結ではありませんが、白樺湖の氷。

白樺湖 自然・景勝地

白樺湖ロイヤルヒルスキー場で一旦停止。大学生のスキーヤーは、大半が降車しました。車山には、しっかりと雪があります。

スキーバスが、白樺湖を離れ、標高を上げて行きます。

白樺湖 自然・景勝地

一昨年前に久喜山登山した蓼科山も見えます。

11:24　車山高原SKYPARKスキー場到着。
池袋より3時間41分かかりました。

車山高原SKY PARKスキー場 スキー場

既に多くのスキー客が、リフト待ちしています。

車山高原SKY PARKスキー場 スキー場

先ずは、車山高原スカイプラザでスキーツアー会社より渡されたリフト交換券でリフト券を手に入れます。

車山高原スカイプラザ グルメ・レストラン

リフト券を窓口で購入すると、１日券13～59才5,200円、シニア4,800円。今回２回リフト使用なので１回700円×２回＝1,400円。ツアー代7,800だったので、リフト代を引いた6,400円が往復の交通費とすると、スキーバスツアーは格安です。

車山高原スカイプラザ グルメ・レストラン

車山高原SKYPARKスキー場のゴンドラの内、スカイライナー・スカイパノラマを乗り継ぎリフト山頂駅へ行きます。

車山高原スカイプラザ グルメ・レストラン

ここはスキー場につき、リフトに乗る方は、ほぼ100％スキーやスノーボードを装着して乗りますが、スノーシュー者はバックパックを背負って、歩いて乗ります。

車山展望リフト 乗り物

１本目のリフトのスカイライナーに乗る。リフトは４人乗り。

車山展望リフト 乗り物

スカイライナーは、所要時間６分。

車山展望リフト 乗り物

続けて２本目リフトのパノラマに乗換えます。乗り換え時間２分。スノーシューは装着しないで、徒歩で向かいます。

車山高原SKY PARKスキー場 スキー場

パノラマリフトは、標高が上がるにつれ、風も強くなり、寒いです。スキー客がいないのが、不思議でした。

車山展望リフト 乗り物

12:15　リフト頂上駅到着。

車山展望リフト 乗り物

リフト頂上駅で、左よりスノーシュー、アイゼン、トレッキングポール、アルパイングローブを装着します。スノーシュー一式を持参したが、スキー場のレンタル品もあり、手ぶらでお手軽にスノーシューを楽しめるようになっています。また、今回はソロ・スノーシューハイクを行いましたが、ガイド付きの半日・１日スノーシューハイクツアーもスキー場で開催されていました。詳細は、H.P確認下さい。https://winter.kurumayama-skypark.com/snowshoe

車山展望リフト 乗り物

このスノーシューは、モンベル　カジタックス スノーシュー 56。同社　LXB-12アイゼン ワイドのセミワンタッチのアイゼンを履いたまま、装着できます。下り基調のコースでは、アイゼンの踵の爪が、グリップ力を増加してくれます。アイゼンなしでも、スノーシュー装着出来ます。

車山展望リフト 乗り物

リフト頂上駅からの白樺湖方向の景色。

車山展望リフト 乗り物

リフト頂上駅からの茅野市内方向の景色。

車山展望リフト 乗り物

リフト頂上駅から車山頂上の景色。スノーシューで５分程で山頂まで登れます。

車山高原 自然・景勝地

車山山頂ドームは、気象庁所管の気象レーダー観測施設。直径4メートルのパラボラアンテナを回転させて観測を行っているそうです。

車山高原 自然・景勝地

12:34　車山山頂に到着。

車山高原 自然・景勝地

日本百名山３３座となります。標高１，９２５ｍです。

車山高原 自然・景勝地

もう一つの山頂標柱。

車山高原 自然・景勝地

車山山頂。この後、車山肩に向かいます。

車山高原 自然・景勝地

この頃は、風は強かったですが、まだ薄日もありました。

車山高原 自然・景勝地

車山山頂付近は、比較的平坦な雪原でした。
山頂大雪原360°動画：https://www.youtube.com/watch?v=qI9vR7dcUWg

車山高原 自然・景勝地

日差しが雲に遮られ始める。雲行きが怪しいです。

車山高原 自然・景勝地

山頂付近は、岩が完全に雪で覆い隠されず、ところどころ岩が露出しています。

車山高原 自然・景勝地

八島ヶ原湿原でしょうか、一面真っ白の雪原になっています。

車山高原 自然・景勝地

浅間山も良く見えました。

車山高原 自然・景勝地

山頂より下っていると、車山肩の駐車場、ころぼっくるひゅっての建物が眼下に見えます。

車山高原 自然・景勝地

車山肩の駐車場は、標高：1800mに200台/無料（一部有料の場合あり）があり、夏季は、茅野駅から白樺湖・車山高原・霧ヶ峰線のバスで来ることが出来ます。冬季は、運行されていませんでした。トイレあり（バイオトイレ、チップ制）もあります。

車山高原 自然・景勝地

13:05　車山肩到着。車山山頂下山開始して約35分。３０台ぐらいの乗用車が駐車。白樺湖池の平ホテルなどの送迎バスも発着してます。

車山高原 自然・景勝地

これが、トイレあり（バイオトイレ、チップ制）。

車山高原 自然・景勝地

13:07　トイレの真向いに「ころぼっくるひゅって」がある。
ここの名物料理を食べるのを楽しみに、やってきた。既にヒュッテ前には、数多くのスノーシュー・トレッキングポールが置かれている。名物料理が売り切れでない事を祈りながら入店。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

「ころぼっくる」とは、北海道アイヌの伝説に出てくる小人で，フキの下の人の意。竪穴の住居に住み，漁に巧みで，アイヌに友好的な人びとという。入口脇の小さい人形が、ころぼっくるでしょうか。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

冬季なので屋外サイン看板が、入口内部にありました。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

飲食だけでなく、お土産なども販売しています。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

このひゅっては、ログハウス。窓は二重となっていました。ストーブが着いているので、暖かいです。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

飲食部屋は、ランプのような照明となっています。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

お店の厨房入口に受付があり、ここで注文・先会計し、料理が出来ると名前で呼ばれます。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

注文は、このヒュッテの名物料理「ボルシチ」と飲み物のセット（1,350円）。飲み物は、サイフォンコーヒー。たっぷりのクルミが載っているクルミのタルト（550円）を注文。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

これが、名物の温かボルシチ。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

ボルシチは、具だくさんで牛肉がゴロゴロ入っています。体が温まり、美味過ぎ。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

サイフォンコーヒーもコーヒーの香りが漂います。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

小ぶりのパン２個も程良く焼かれて提供されます。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

デザートのクルミのタルトを頂きます。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

クルミがゴッソリ載っています。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

このクルミのタルトも大正解でした。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

「ころぼっくるひゅって」メニュー・飲み物。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

「ころぼっくるひゅって」メニュー・ケーキ。
レアチーズケーキとクルミタルトと悩んだ。アップパイも含めて、全て550円。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

「ころぼっくるひゅって」メニュー・ボルシチ（左）とトースト（右）。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

「ころぼっくるひゅって」メニュー・ボルシチ。
単品　1,000円。ドリンクセット　1,350円。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

13:47　「ころぼっくるひゅって」の４０分ランチ終了。

コロボックルヒュッテ グルメ・レストラン

ヒュッテを出たら、厚い雲が垂れこめていた。ここから湿原沿いに進み、車山SKYPARKスキー場のゲレンデ沿いにスノーシューハイクを行う。

車山高原 自然・景勝地

車山湿原の中に入らないようにロープアウトされています。

車山高原 自然・景勝地

車山湿原の遊歩道は、木道になっている。木道の上に雪が積もり、スノーシューを外さず、歩きます。

車山高原 自然・景勝地

ランチしてきたヒュッテを振り返る。雲が多くなりました。

車山高原 自然・景勝地

夏季は、車山湿原も綺麗だと思います。

車山高原 自然・景勝地

木道を外れると壷足になります。

車山高原 自然・景勝地

來山湿原の全景。

車山高原 自然・景勝地

14:13　車山乗越分岐に到着。ころぼっくるひゅってより約１時間のスノーシューハイク。

車山乗越まで来ると、日本百名山で一昨年雪山登山した蓼科山の山裾が見えます。

車山高原 自然・景勝地

目線を車山の方にやると、山頂ドーム、リフト山頂駅に向かうリフトが見えます。

車山高原 自然・景勝地

車山乗越からは、車山高原駐車場・白樺湖方向に進みます。

歩いていたら蓼科山の山容が現れる。

車山高原 自然・景勝地

八ヶ岳の山々は、雲の中です。

車山高原 自然・景勝地

スキーヤー・スノーボーダーがリフト頂上駅より気持ち良さそうに滑っているゲレンデの脇を歩きます。

車山高原 自然・景勝地

少し離れたところに白樺湖ロイヤルヒルスキー場が見えます。

車山高原 自然・景勝地

しばらくすると車山SKYPARKスキー場のレストハウスが現れる。

車山高原 自然・景勝地

浅間山付近は、晴れています。

車山高原 自然・景勝地

雨・雪は降っていませんが、陽ざしがありません。パウダースノーのスノーシューハイクを満喫です。

車山高原 自然・景勝地

蓼科山の山容が見えず、残念です、

車山高原 自然・景勝地

14:34　スカイラインリフトまで戻ってきました。

車山高原 自然・景勝地

今回もハイドレーションの水が凍結しないように断熱カバーを装着。凍結せずに、給水出来ました。

白樺湖ロイヤルヒルスキー場のゲレンデが広いです。

車山高原 自然・景勝地

車山スノーシューハイクも終盤となり、誰もいない雪山で標識看板にカメラを載せて、セルフタイマー記念撮影。

車山高原 自然・景勝地

車山の山容は、丸みを帯びた穏やかな山です。

車山高原 自然・景勝地

尾根の上から凍結している白樺湖が見えました。

車山高原 自然・景勝地

スキー場のレストハウスがもう少しです。

車山高原 自然・景勝地

15:03　レストハウスまで無事に下山です。

車山高原SKY PARKスキー場 スキー場

車山SKYPARKスキー場レストハウスの車山高原スカイプラザ。

車山高原スカイプラザ グルメ・レストラン

車山ともお別れです。

リフトも16:30に終了。

17:00　東京・新宿に向けスキーバスが出発。

当日は、土曜日なので宿泊客もいるようです。

スノーシューハイクコース

スノーシュー高度表
最初の登りは、リフトで登り、下り基調の高度です。