2023/01/24 - 2023/01/28
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公共交通トラベラーkenさん
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この旅行記のスケジュール
2023/01/27
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バスでの移動
長崎電気軌道 新中川町駅
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古橋
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鳴滝石
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浦上キリシタン資料館
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南山手地区町並み保存センター
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この旅行記スケジュールを元に
2023年1月24日(火)~28日(土)長崎・佐賀周遊旅行に行ってきました。
旅行中はいつも好天に恵まれることが多い私たち夫婦ですが、今回は日本中が10年に一度という大寒波に覆われた時期とピッタリと重なってしまいました。おかげで冷たい雪の降る中での観光が多くなりました。
今回の旅の大きな目的は、3年ぶりに開催された長崎ランタンフェステバルの見物と、2001年に閉山した九州最後の炭鉱の島“池島”の見学でしたが、荒天のため池島に渡る船が欠航、見学ツアーは中止となってしまいました。その代わり長崎市内の歴史散策をじっくりと楽しむことができました。
【旅行記その4】は再び長崎観光になります。本来は池島炭鉱見学ツアーに参加する予定だったのですが、悪天候の為島に渡るフェリーが欠航、ツアーは中止となりました。旅行前から天気が悪いことは予想されていたので、その場合の【プランB】も用意してありました。さらに予定にはなかった長崎原爆資料館周辺の観光も付け加えて、結果的にかなり盛りだくさんな1日なりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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予定していた池島観光が中止になり、本日は長崎市内の観光になります。これはこれで楽しみで気合が入ります。さらに朝食が思いのほか美味しくてさらにテンションが上がります。食べすぎました。
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駅の観光案内所で路面電車の一日乗車券と、ながさき観光きっぷベーシックを購入しました。1000円でグラバー園、出島、長崎原爆資料館の3施設に入場できます。
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路面電車で新中川町駅下車。この辺りに古い橋があるということで探します。
いい感じの橋を見つけました。ここは中川橋。 -
その少し上流にもっと古そうな橋がありました。どうやら探していたのはこちらだったようです。
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長崎市指定有形文化財の古橋。旧長崎街道に位置し、桜馬場から一の瀬(現:蛍茶屋)に通ずる唯一の橋で、長崎の玄関口にあたっていました。承応3年(1654)、唐大通事の守壂(りんしゅでん)が私費を投じて架けたもので、眼鏡橋から数えて6番目に架けられた石橋です。以前はこちらが中川橋と呼ばれていたのですが、先ほど渡った中川橋が大正7年(1918)に架かってからこちらは古橋と呼ばれるようになりました。
ここ古橋からシーボルト通りを進んで、シーボルト記念館に向かいます。 -
シーボルトといえば鳴滝塾ですね。この地域は昔、平堰(ひらいで)と呼ばれていましたが、第24代長崎奉行の牛込忠左衛門勝登が、京都の鳴瀧にあやかって名付けました。静かな住宅街に鳴川という小川が流れています。
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鳴川の岸に降りる階段があります。ゴツゴツした岩があるのですが、水の流れがチョロチョロなので、迫力はイマイチです。大きな岩の一つに「鳴瀧」と彫られています。鳴滝岩と呼ばれる岩で、唐通事林道栄の書と言われています。
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シーボルト宅跡。ここに鳴滝塾がありました。
シーボルト宅跡 名所・史跡
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シーボルト記念館。建物はオランダのライデン市内にあるシーボルトの旧宅を模しているそうです。
シーボルト記念館 美術館・博物館
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玄関部分はシーボルトの祖父カール・カスパルの旧宅を模して造られています。
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シーボルトの生涯についての展示などがあります。シーボルト事件の後、開国した日本に再び来ていたことを初めて知りました。
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行く予定はなかったのですが、購入したチケットで入場できることが分かったの長崎原爆資料館も観光することにしました。
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路面電車の駅から坂道を登った丘の上にあります。
長崎原爆資料館 美術館・博物館
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原爆で壊れた建物の一部などが展示されています。
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ついでに立ち寄るような場所ではないですね。
展示内容が濃すぎてここだけで1日かかりそうです。 -
浦上教会へ向かう途中にあった浦上キリシタン資料館に入ってみます。
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長崎のキリシタンたちの歴史に関する小さな資料館でした。
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出島、原爆、キリシタン、長崎はいろいろな歴史を持つ地域です。
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奥の部屋では古賀人形の展示がありました。古賀人形は、京都の伏見人形、仙台の堤人形とともに日本三大土人形の一つに数えられているものなんだとか。
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隠れキリシタンの歴史などをしっかり勉強してからもう一度訪れて見たらかなり楽しめそうな資料館でした。
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浦上教会に入ります。
浦上天主堂 寺・神社・教会
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浦上教会(浦上天主堂)は、1873年、キリシタン弾圧の禁制をとかれた浦上の信徒達が建設を計画、資金難のため20年余りの時を経た1895年にフレノ神父の設計による教会の建設が開始され、1914年に東洋一のレンガ造りのロマネスク様式大聖堂が完成しました。しかし1945年、原爆により建物は破壊されてしまいます。
現在の建物は1959年に鉄筋コンクリートで再建されたもので、1980年にレンガタイルで改装し、当時の姿に似せて復元されました。 -
教会内ではちょうどお葬式かなにかが執り行われているようでしたので、外観のみ観光させてもらいました。
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裏側に降ります。
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土手の途中に旧浦上天主堂鐘楼が残されています。
原爆で壊されたアンジェラスの鐘の鐘楼です。 -
原爆の被害を受けた当時の場所にそのまま保存されています。
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再建された教会では今でも、原爆の爆風に耐えたもう一つのアンジェラスの鐘が時を告げているそうです。
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続いて平和公園に向かいます。起伏の激しい地形です。
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天主堂の見える丘
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有名な平和祈念像。
平和公園 公園・植物園
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長崎刑務所浦上刑務支所の遺構が残っています。
長崎刑務所浦上刑務支所跡 名所・史跡
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爆心地に近い防空壕です。ここに避難していた人たちは即死を免れたものの、火傷や放射線などで重傷を負い苦しみながら亡くなったそうです。
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爆心地公園にある原子爆弾落下中心地碑。
原子爆弾落下中心地碑 名所・史跡
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浦上天主堂遺壁。解体された浦上天主堂の一部を移築したもの。
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被爆当時の地層。ガラスが反射してよくわからない。
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公園の隅にある「母子像」。
被爆50周年記念事業として原子爆弾落下中心地碑の代わりに設置する予定だったらしい。反対が多くて公園の隅に追いやられたそうです。爆心地公園 公園・植物園
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原爆関係のエリアから離れて、次は出島エリアです。
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出島駅の前にある農協のビル。この地下に安くて美味しいレストランがあるということで入ってみます。
エーコープレストラン 長崎店 グルメ・レストラン
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ちょうどお昼時でレストランは職員の人たちで満員。狙っていた長崎和牛も売り切れていたので、ここはあきらめて外に出ました。
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出島ワーフに来てみました。
長崎出島ワーフ ショッピングモール
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ここでお昼ご飯を食べることにします。
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Aコープレストランで牛肉を食べるつもりだったので、口が完全に肉を欲しています。
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サンセットリーニDEJIMAというお店に入りました。
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自家製ローストビーフ丼。すごくうまい。
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サーロインステーキ。ステーキを食べるのは去年の石垣島旅行以来です。肉とソースの味がしました。
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肉をたくさん食べて満足です。
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臨港鉄道跡。ここに長崎港駅という駅があったようです。長崎駅から長崎港の海岸沿いを走り、出島岸壁(現在の長崎出島ワーフ付近)にあった長崎港駅に到着。隣接する埠頭で日華連絡船(上海航路)に接続していました。
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出島に向かいましょう。
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この辺りにもランタンオブジェがおいてありました。今回は夜に来ることはできそうもありません。
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出島に入ります。
出島 名所・史跡
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10年前の旅行では出島の中には入らなかったのですが、あれからさらに施設が充実したようです。
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江戸時代、海外との窓口だった出島の様子を復元した建物が並んでいます。
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正直あまり興味が持てませんでした。ブラブラと流していきます。
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当時の様子を再現したミニチュア。
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施設の端から出島橋が良く見えます。現役の鉄製道路橋としては日本最古といわれています。
出島橋 名所・史跡
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カッコイイです。
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出島資料館本館(旧出島神学校)
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明治初期に建てられた、現存するわが国最古のキリスト教(日本聖公会)の神学校。
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旧長崎内外クラブ
長崎内外倶楽部 グルメ・レストラン
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明治32年(1899年)にT.B.グラバーの息子倉場富三郎、横山寅一郎、荘田平五郎等の発起によって長崎に在留する外国人と日本人の社交の場として設立した「長崎内外倶楽部」があった建物で、現在の建物は明治36年(1903年)にF.リンガー氏によって建てられた英国式明治洋風建築です。
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名札入れ。
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上の方の人は偉い人なんでしょう。
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続いてグラバー園に向かいます。「長崎市のド定番」という切符の売り文句通り、教科書通りの観光ルートです。
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グラバー スカイロードというエレベーターで上まで一気に登ります。
グラバー園 名所・史跡
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天気は良くなってきましたが、風が強いです。
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旧三菱第2ドッグハウス。
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旧長崎高商表門衛所。
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旧ウォーカー住宅。
向かいにある旧長崎地方裁判所長官舎は改修工事中でした。 -
旧ウォーカー住宅の内部。
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自由亭喫茶室に入ります。
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日本西洋料理の開拓者 草野丈吉之像。
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池島観光がキャンセルになったので、予算が大幅に余ってしまいました。
ここはひとつ、オシャレな喫茶で休憩なんてしてみようということになりました。 -
落ち着いた内装の店内が素晴らしい。
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今日はとても寒いので、店内はお客さんで混んでいました。
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ブレンドコーヒー。
コーヒー味でした。 -
紅茶とクランベリータルトパイ。
大変美味でした。 -
お酒をほとんど飲まなくなってから旅行先でオシャレ喫茶に入るという楽しみが増えました。相変わらずコーヒーの味はよくわかりませんが。
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旧リンガー住宅
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外食チェーン・リンガーハットの社名は、このリンガーさんにちなんで付けられたそうです。
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旧オルト住宅.
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旧スチイル記念学校
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倉場富三郎像。トーマス・グラバーの息子さんです。
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人懐っこい黒猫がすり寄って来ました。
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日本初期のアスファルト道路。
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芝生用のローラー。
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旧グラバー邸。
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ここに入るのは3回目になります。
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長崎を代表する観光名所の一つですね。
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やっぱりド定番の観光スポットはハズレがないです。
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グラバー園の続きで長崎伝統芸能館に入ります。
長崎伝統芸能館 美術館・博物館
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約370年の歴史と伝統を持つ、諏訪神社の例大祭「長崎くんち」に関する展示があります。
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豪華絢爛です。
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カトリック大浦教会。
カトリック大浦教会 寺・神社・教会
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大浦天主堂。今回は中には入らず外観のみ。
大浦天主堂 寺・神社・教会
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ロシア領事館通りの坂の途中にある、南山手地区町並み保存センターに入ります。
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明治中期に英国人ウィルソン・ウォーカーが建てた住宅です。
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なぜか畳の部屋もありました。
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ソファに座って少し休憩。外はまた天気が悪くなってきました。
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雪が激しくなってきました。
旧香港上海銀行長崎支店記念館の中に入ります。明治37年(1904)竣工の建物は、下田菊太郎が設計した現存する唯一の遺構であり、国指定重要文化財となっています。下田菊太郎という人は帝冠様式を初めて提案したことで知られているらしい。長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡
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オシャレです。
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長崎市べっ甲工芸館(旧 長崎税関下り松派出所)。
ここも見学する予定でしたが、なんだかもう疲れてきました。相変わらず雪も激しく降っているので、一度ホテルに戻ることにします。 -
本日もアミュプラザ長崎内の西友でお惣菜を購入、ホテルで夕食です。
切り干し大根と春菊のゆずご飯、生姜と角煮の炊き込みご飯が大変美味でした。 -
暗くなってから再び観光に出かけます。長崎ランタンフェスティバル観光も3日目です。本日は鍛冶市会場から。
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ここはちょっと場末感漂うデコレーションです。
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興福寺にやって来ました。
興福寺 寺・神社・教会
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崇福寺・福済寺とともに長崎三福寺の一つに数えられるお寺で、1624年(寛永元年)に中国僧の真円により創建された日本最初の唐寺です。また日本最古の黄檗宗寺院でもあるそうです。
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ここは拝観料が300円かかります。
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静かな境内です。雰囲気があります。
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ランタンフェスティバルの会場の中ではここが一番気に入りました。
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鐘鼓楼。梵鐘太平洋戦争中に供出されたままだったが、福建省の于偉国という方が寄贈を提案し2021年に興福寺へと届けられ設置が行われました。
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唐人屋敷門。唐人屋敷内に遺存していたものを保存のためにここに移築しました。
旧唐人屋敷門 名所・史跡
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お寺と提灯は組み合わせが良いです。
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一覧橋を渡ってホテルに戻ります。
ツアー中止の代替案だった本日の観光でしたが、長崎の定番観光スポットを練り歩くハードで濃い目の1日になりました。楽しかったのですが、さすがに少し疲れました。明日は長崎旅行最終日です。一覧橋 名所・史跡
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2023年1月24日~28日 長崎・佐賀の旅
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