不良夫婦 長崎再び　第一部：長崎マリオットホテル

2024/04/20 - 2024/04/22

今月から失効の始まるANAマイルを特典航空券に替える国内旅行を計画した。
旅先はコロナ禍直前に訪れて印象の良かった長崎。
宿泊は開業間もない長崎マリオットホテル。貯まる一方のMarriott BONVoYポイントを利用したので低予算な旅行だった。
低予算とは言うものの客室はスイートルーム。クラブラウンジを楽しんだり、とても快適な一泊になった。
あまり観光しなかったまったり旅行だったが旅行記は三部構成。

第一部：長崎マリオットホテルのリポート (本旅行記)
第二部：出島と長崎県美術館
　　https://4travel.jp/travelogue/11899319
第三部：西九州新幹線で佐賀へ
　　https://4travel.jp/travelogue/11899322

本旅行記は第一部。
長崎マリオットホテルのリポートでござる。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ 新幹線 JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田発・長崎着NH661便。
羽田空港が大規模工事中の為、シャトルバスで運ばれ滑走路上からの搭乗となった。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

あろうことか前日が深夜残業で0時過ぎの帰宅だったので睡眠時間は4時間未満。
飛行機の中で1時間の仮眠を採った。
殆ど記憶もなく長崎空港に到着。
空港発の長崎駅行県営バスに乗る。

空港バス (長崎空港) 乗り物

11時半頃に今夜の宿長崎マリオットホテルに到着

長崎マリオットホテル 宿・ホテル

1階の案内係の方に荷物を預かって貰えないかお願いしたところ、チェックイン可能ではないかという事でレセプションと連絡を取ってくれた。
待つ事暫し、7階のレセプションに向かうよう案内された。
まだ12時前だと言うのにチェックインできるらしい。
柔軟な対応に感謝。

長崎マリオットホテル 宿・ホテル

Marriott BONVoYポイントを35,000ポイント使って一般のツインルームを予約。
予約後にあと9泊分残っているナイトリーアップグレードアワードを申請。
運良くジュニアスイートに空室がありアップグレード。
ところがチェックインしたらかもめスイートに更にアップグレードされていた。
写真はリビングルーム。

後述するが、かもめスイートは昨年泊まったシェラトン鹿児島の桜島スイートに酷似した間取りになっている。

シェラトン鹿児島と同じくリビングのカーテンが開く演出があった。
https://youtu.be/hKnXg3uD_p8

長崎マリオットホテル 宿・ホテル

ウェルカムスイーツは長崎らしくカステラ。
文明堂総本店製ではない。

因みにMarrott BONVoYポイントだが、以前書いたBONVoY AMEXカードの考察
https://4travel.jp/travelogue/11868916
に記した通り、1ポイントの価値はホテルによって異なるが殆どの場合0.6～0.8円。
1ポイントの価値が1円を超えるホテルはザ･リッツ･カールトンやシェラトン鹿児島などほんの一握りの例外だ。
ここ長崎マリオットは例外の方で、1pointの価値はは約1.1円だった。

実は長崎マリオットはポイントを利用すると旧カテゴリー5のホテルよりも少ないポイントで宿泊できる事が多い。
Marriott BONVoY会員にとってポイントパフォーマンスの高い魅力的なホテルだと言える。

コーヒー類も充実

こちらがベッドルーム
ゆとりあり過ぎ！

スーツケースを広げる場所も独立して用意されている。
リビングとベッドルームの両方に荷物を置かなくて済むので、客室で寛いでいる間は生活感のない滞在ができる。

洗面所も二箇所
何となく左側を奥様が使い、右側を旦那が使うようにしてみた。
(こういうところが贅沢に慣れていないのだろうと思う･･･)

洗面所の正面にガラス張りのバスルーム

バスルームはレインシャワーを備え、バスタブは寝そべる事ができるくらい広い。
シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプーはマリオットお馴染みのものだった。

玄関横のトイレ

こっちはバスルーム横のトイレ
どうして二箇所なんだろう。

これも使い切ってやろうという貧乏臭さがでて、玄関横は奥様、バスルーム横は旦那で使い分けた。

かもめスイートを歩き廻って気付いたが、この客室はシェラトン鹿児島の桜島スイートと殆ど同じ間取りと設備になっている。
一点大きく異なるのは広いテラスを備えるところ。
写真はリビング前のテラスからの眺め。

こっちは寝室前の眺望

アミュプラザ長崎の屋上庭園を真下に見下ろす事もできる

暫く客室を堪能してプチ観光に出掛ける。
と、その前にM CLUBラウンジを見学。

プチ観光については出島訪問の旅行記を別途起こすので、ご興味のある方は是非お出でください。
https://4travel.jp/travelogue/11899319

M CLUBを備えるホテルは国内では大阪マリオット都ホテル、軽井沢マリオットホテルに次いで長崎マリオットホテルが三番目らしい。
しかし24時間オープンのエグゼクティブラウンジは国内ではここ長崎マリオットホテルただ一つという事だ。

プラチナエリート以上が入室可能で、同伴1名までは無料。
同伴2名目からは有料で、追加料金は15,500円/人(2024年4月時点)。
他のホテルのクラブラウンジより遥かに高額なので要注意。

お昼12時頃はどなたもおいでにならなかったので気兼ねなく見学。
結構広い。

ラウンジ中央付近

常時こういった菓子類が置かれている。

長崎っぽいスナックも常設

コーヒー、お茶の類も充実
この後4年前に行けなかった出島に出掛けた。

出島訪問の旅行記はこちら。
https://4travel.jp/travelogue/11899319

出島から戻って再びM CLUMラウンジに向かう
時刻は丁度17時。カクテルタイムの真っ最中。
スイーツ類が充実している。

軽食類

それなりに広いクラブラウンジだが、ホテル規模が大きいので長居されると他のお客さんが利用できない可能性がある。
ので、利用時間は60分に制限されている。
まあ十分ではある。

夫＠不良夫婦の一周目。
結構質が高い。

二周目。
この後一通りの軽食類を戴き適当にお酒も飲むともう夕食不要の状態に。
一旦客室に戻ってリビングで寛いだ。

暫くリビングで寛いだらクラブラウンジのコーディアルタイムの時間帯になったので、奥様が絶対に行くとのたまう。
本日三回目のM CLUBラウンジ。
カクテルタイムはお酒と軽食。17時までは12歳以下の子供も入室可。
コーディアルタイムはお酒とデザート。
と区分けされており、この時間帯の食事は基本スイーツ類しか置かれていない。

写真手前の不知火と言う柑橘が滅法美味しい。(らしい。奥様談。)
血糖値の高い夫＠不良夫婦はスイーツは無理なんだが、奥様曰くどれもこれも美味しいらしくご満悦。

クラブラウンジ退室後に7階レセプションロビーの夜の様子を見に来た。
お洒落だな～。

こっちはロビー横にあるスイーツショップ『Grab ＆ Go』のイートインスペース。
ここにケーキとコーヒー/紅茶を持ち込んで戴くのだが、いわゆる売店のイートインスペースがこのお洒落感だ。

客室に戻ってテラスからの夜景を楽しむ。

JR長崎駅。
この下に西九州新幹線かもめがおいでになる。

長崎駅 (長崎県) 駅

アミュプラザ長崎・屋上庭園の夜景
撮影直後に消灯になった。

アミュプラザ長崎 ショッピングモール

立山側の夜景
好い部屋だな～。
次はハーバービューの客室に泊まりたいものだ。(まあそう上手くはいかん)

この後、リビングでお酒を飲みながらまったり過ごした。
電話に客室サービスにつながるボタンがあり、氷を持って来て頂けるようお願いした。
直ぐにチャイムがなり、若い女性係員がアイスペールをトレイに載せて登場。接客がたどたどしい。
後ろには30代と思しきホテルマン。じっと見守っている。
若いのを鍛えてるんだな～。
ちょっと微笑ましかった。
鍛えられて好いホテルマンになって欲しいものだ。

翌日は極上のベッドで8時過ぎまで寝て、シャワーを浴びてから朝食会場へ。
会場は7階レセプションロビー奥のHarbella。
(写真は退店時に撮ったものなのでCLOSEになっている)

和食エリア

漬物類

サラダコーナー

スモークサーモンやハム類

ライブキッチン
シグネチャーグリーンオムレツと言う緑色のオムレツを焼いて頂いた。

https://youtu.be/J44_ML5M_FQ

シグネチャーグリーンオムレツ
具材は長崎県産牛の赤ワイン煮込み。
見た目は色物だが、味は流石のMarriott。
美味しゅうございました。

こちらは奥様がライブキッチンでオーダーしたエッグベネディクト。
ポーチドエッグ、ベーコン、あごだしオランデーズソース。

ゴージャスな場所に来た割には質素に白粥。
朝からたくさん食べられない身体になってしまいました。勿体ないなぁ。

地元の瓶牛乳が置かれている場合は戴く事にしている。
和食の食後にミルクってのもミスマッチ感ありありだが、美味しく戴きました。

以上、朝食をリポート。
流石Marriott。
全体的に質が高く美味しく戴きました。
ご馳走様です。

Harbellaを出るとすぐ横にスイーツショップがある。
Grab ＆ Go

ホテルのパティシエが焼いたケーキ達。
コーヒーなどをオーダーして隣のイートインスペースで戴く事もできる。

まあお美しいチョコレートです事。
全て一粒400円と結構なお値段なのだが、10種類セットにしても4,000円なので、バレンタインデーのギフトチョコレートと大して変わらないような。
ギフトには好いのではなかろうか。

こちらはホテルのパティシエが焼いたクッキー。
こちらは一つ500～700円と手ごろなので、ちょっとしたお土産には丁度好い。
夫＠不良夫婦にも我が子くらいの年齢の部下がいるので、これくらいなら向こうも負担に感じないだろうと買って帰った。

今回は上級会員の特典でM CLUBラウンジの利用権と朝食が付帯し、ナイトリーアップグレードアワードでスイートルームにアップグレードされ、35,000ポイントでリッチな思いをさせて頂いた。
通常価格では朝食付き2名1室で4万5千円～のホテルなのでちょっとお高い気はするが、人的なサービスがとても良いので納得はできるのではないかと思う。

以上、長崎マリオットホテルの一泊レポートでした。

第二部・出島と長崎県立美術館の訪問記に続く
https://4travel.jp/travelogue/11899319