紅葉の八幡平長沼コース

2021/10/10 - 2021/10/10

10月10日の日曜日，八幡平に紅葉を見に行きました．以前八幡平の山頂から八幡沼，源太森を周回した時，帰りに立ち寄った蒸ノ湯温泉（ふけのゆおんせん）とその先にある大谷地湿原の紅葉が余りにも綺麗だったので，機会があれば是非このコースを周回してみたいと思っていました．お天気が少し怪しかったですが，蒸ノ湯温泉から長沼コースを通って八幡平の頂上を目指し，大深コースを通って帰ってくるという周回ルートです．標高差もそれほど大きくはないし，最初は楽なコースだろうと考えていましたが，実際に歩いてみるとブシ谷地の先がかなりの急坂で，しかも沢の岩場を直接登るという，かなりハードなコースでした．そんなこともあって，予定していたよりもかなり時間を使ってしまい，おまけに草の湯分岐まで来たところで強風が吹き霧も濃くなってきたので，八幡平の頂上へ行くのは諦めて田代沼に向かい，そこから大深コースに出て大深温泉に立ち寄り，お風呂に入って帰りました．紅葉が早く来ることで知られる八幡平ですが，温泉のある辺りなら10月10～20日くらいが一番の紅葉の見頃だと思います．

エリア 湯瀬温泉・八幡平(秋田側)(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩

蒸ノ湯温泉．登山客用の駐車場はこの裏にあります．日曜日だったせいか，既に沢山の車が駐車していました．

蒸の湯温泉ふけの湯 宿・ホテル

登山コースは露天風呂の中にあります．露天風呂は一部混浴で，数カ所に分散しています．入浴料金は600円とあります．

こちらが露天風呂．

露天風呂の脇を通って大谷地湿原に向かいます．

ビジターセンターを出発点にする登山客もいます．その場合は大谷地湿原の所で合流します．

長沼コースの案内板

こちらが大谷地湿原．

湿原ですが，この時期は余り水はなく，草紅葉がとても綺麗でした．

木道を通って長沼に向かいます．

長沼までは30分くらい．比較的歩きやすいコースです．

長沼に到着．水がとても綺麗でした．

長沼からブシ谷地に向かいます．

この辺りがブシ谷地なのですが，景色の良い場所はなく，通過するだけでした．長沼から1時間程度ですが，登山道は余り良くなく，歩きにくい場所もありました．

ブシ谷地を過ぎると，急激な登りになります．しかも沢を直接登るという想像もしていなかったルートでした．岩はコケだらけで滑って危険でした．

八幡平頂上から下りてきたパーティーとすれ違いました．登るよりも下りる方が怖い．

地図で見ても，この場所はかなりの標高差です．所々水の流れが急なので，濡れないようにしながら注意して登りました．夏だったら濡れるのを覚悟する必要があるかも知れません．

やっと沢を登り終えて，少し視界が開けてきました．

沢を登った後は，比較的なだらかな登山道が続きます．

草の湯の分岐に着きました．ここから八幡平の頂上は40分程度ですが，

霧が濃くなり，しかも強風が吹いてきました．

そので，頂上へ行くのは諦め（八幡平の頂上は，見晴台があるだけで，ほぼ何もありません），右折して田代沼に向かいました．

田代沼までは30分ほどで，ほぼ高低差はありません．所々湿地があり，木道が架けられていました．

田代沼．ここまで来ると，八幡平アスピーテライン（自動車道）はすぐそこで，時折車の音が聞こえます．

田代沼から，大深コースを下りました．ここは大深温泉の手前にある温泉が噴き出している場所です．

紅葉はとても綺麗です．

最後は車道に出て，本日のトレッキングを終了．

蒸ノ湯温泉は何度か入浴したことがあったので，ダンナが蒸ノ湯温泉まで車を取りに行き，その後大深温泉に出かけました．

こちらは温泉ではなく沢水．とても冷たかったです．

大深温泉にはオンドルがあります．ただ，大深温泉の営業自体が10月10日までで，オンドルは閉じていました．

大深温泉の裏にある源泉．温泉は当然源泉掛け流しです．営業最終日とあって，日曜日なのに他に入浴客はおらず，貸切状態でした．

大深温泉 温泉

大深温泉でくつろいだ後，田沢湖の畔にあるビー・スケップへ．

ここはハチミツとその加工品が美味しいお店で，とても賑わっていました．

ハチミツ入りのソフトクリームを食べ，満足して帰りました．想像していた以上の難コースでしたが，紅葉はちょうど見頃で，十分に楽しむことが出来ました．