晩秋の秋の宮温泉郷と湯ノ又大滝

2021/11/07 - 2021/11/07

　11月になり，久し振りに家族で秋ノ宮温泉郷へ出かけました．もう山の紅葉は終りの時期ですが，徐々に紅葉が下がってきて，この頃が平地の紅葉を綺麗に見られる時期になります．途中で立ち寄った最上川河畔にある白糸の滝ドライブインは，最上川ラインが調度紅葉の見頃とあって，コロナ下にも拘わらず沢山の船下りの船で賑わっていました．秋ノ宮温泉郷は，最上川ラインと比べると，少し標高が高くなるので，紅葉もやや終わりかけと言った所でしたが，イチョウなどは綺麗に色づいていました．秋ノ宮温泉郷には，役内川の川原に温泉が自噴する場所があり，「川原の湯っこ」と呼ばれています．湧出量は一山越えた小安温泉とは比較になりませんが，その分余り訪れる人がいないので，のんびりと足湯を楽しむことが出来ました．
　足湯を楽しんだ後は秋ノ宮大橋まで行って写真を撮り，その後，湯ノ又大滝へ行ってみました．湯ノ又大滝は秋ノ宮温泉郷と小安温泉郷の間にある「泥湯三山」に向かう途中にある滝で，落差は40m．紅葉の時期はとても綺麗な滝ですが，さすがに11月に入ると紅葉も終りで，他に訪れる人もいませんでした．湯ノ又大滝の林道を進むと，泥湯三山の最高峰である高松岳登山口に出て，そこから高松岳にも登れますが，周回し難いので，このルートを歩く人は少なく，310号線を通って山の反対側にある泥湯温泉まで行き，そこから小安岳，高松岳，山伏岳の三山を周回して再び泥湯温泉に戻ってくるという周回ルートが一般的です．
　今回は家族旅行で登山にはチャレンジしなかったので，私達は湯ノ又大滝から戻って宝寿温泉という日帰り入浴が出来る温泉で入浴し，帰ってきました．11月の日曜日でお天気も良く，晩秋の秋ノ宮温泉郷を満喫できた一日でした．

エリア 湯沢(秋田)(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

最上川ラインの終着点にある白糸の滝ドライブイン．ここの手造りあんパンが美味しいです．

白糸の滝ドライブイン お土産屋・直売所・特産品

ドライブインから見た最上川．ちょうど紅葉の最盛期でした．

秋ノ宮温泉郷へ向かいます．途中，目覚めの清水で休憩．「しみず」ではなく「しず」と読むそうです．

この清水は役内川と薄久内川が合流する場所にあり，昔から修験者や旅人が利用していたそうですが，何故か水が出ていませんでした．

この場所は，五叉路公園という名前の公園になっています．

ここには旧川井橋という，かつて川に架かっていた橋梁がそのまま展示されています．昭和9年に架けられたそうで，全長は120mもあったそうです．

こちらが役内川．

その後，山の味きのこ屋へ．

ちょうど，キノコの季節なので，沢山のきのこが売られていました．

お隣の食堂ではキノコ料理も食べられます．

雑誌で紹介されたこともあるそうです．

1500円のキノコ定食を食べました．本当にキノコのオンパレードでした．

食後，川原の湯っこへ．

川原の湯っこの駐車場付近は，調度紅葉の盛りでした．

役内川へ下りて行きます．

所々お湯が湧き出ていています．

川原の湯っこ 温泉

役内川の水で適宜薄めてちょうど良い温度にしてから足湯を楽しみました．

役内川に架かる吊橋は通行禁止になっていました．

次いで，湯ノ又大滝に向かいます．

山伏岳と高松岳へ行く林道の分岐点．湯ノ又大滝は高松岳方面です．

が，残念ながらここで自動車は冬季の通行止め．ここから湯ノ又大滝へは徒歩で行くしかありません．

登山者用の自動カウンターがありました．

林道を歩いて進みます．湯ノ又大滝までは1km弱くらいです．

この辺りは標高も高いので，紅葉はほぼ終わっていました．

湯ノ又大滝に到着．ここは断層に出来た滝で，湯沢ジオパークの一部になっています．

チョット遠くで，余り良く見えませんでしたが，綺麗な滝でした．

その後，宝寿温泉へ．

宝寿温泉 ラフォーレ栗駒 温泉

日帰り入浴は500円でした．

最後に秋ノ宮大橋まで行ってみました．

ここから紅葉の写真を撮りたかったのですが，橋には歩道がなく，橋の手前の駐車スペースから写真を撮って帰りました．