「恩林寺」の彼岸花_2022(3)_一部色褪せ枯れ始まってますが、まだ見頃継続中でした（群馬県・邑楽町）

2022/09/28 - 2022/09/28

群馬県邑楽町の「恩林寺」へ、彼岸花を見に行きました。前回（9月19日）から９日後の再訪です。前回は咲き始めだった彼岸花は、９日の間に満開になり、そして、早く咲いた花は色褪せ始めていました。今年(2022)も名前のとおり、お彼岸の頃が最盛期だったようです。それでも、この日は、まだまだ十分に咲き揃っていて、”密”に咲く彼岸花を見られました。青空にも恵まれて、とても綺麗でした。

エリア 邑楽・大泉(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

群馬県邑楽町の「恩林寺」に、やって来ました。駐車場から見た景色、左に大イチョウ、右に大ケヤキ、どちらも町指定の天然記念物です。

「東光山 恩林寺]は、臨済宗建長寺派のお寺です。

鎌倉幕府が滅亡した後、逃げ延びた北条氏が、北条一門の菩提を弔い、再起を祈願するために作ったお寺が起源、とのことです。

ご本尊は薬師瑠璃光如来、御開帳は６０年に１度だそうです。

境内の東、駐車場側には、恵比寿様と大黒様の大きな石像があります。

本堂にご挨拶して振り向いたら、小僧さんの足元に、彼岸花が咲き残っていました。

そして、本堂の北側の「曼珠沙華の里」へ、やって来ました。

お彼岸の中日から５日も過ぎてますが、彼岸花は咲き残っていました。

咲き残っていたというより、花の数は増えていて満開状態です。

咲き始めた頃、白い花が見られなくて、”白”がなくなってしまったのか、と思ってましたが、ちゃんと、いつもの場所に咲いていました。

ただ、花の数が増えて満開状態ですが、そうなった時期には、先に咲いた花は、色褪せ萎れ枯れ進みます。

花の種類が同じでも、咲く場所などによって、花期が違うので、綺麗な花だけで満開にはなりませんよね。

色褪せた花があっても、満開になると迫力があります。

後方、境内の外の田んぼでも、彼岸花が咲き揃っています。

石仏が、花に埋もれています。

右手を一杯に伸ばして、やっと、本堂（の一部）が背景に入りました。

手前側、通路の柵を乗り越えるくらいに、満開です。

若くて綺麗な花も、たくさん咲いています

クリックすれば拡大、するのは、PCで見るときだけですか？

中央付近には、傷んだ花が少なそうです。(南方向を見ています）

もう少し北の方では、色褪せた花が目立ちます。(南西方向を見ています）

彼岸花が咲く頃って、サクラの葉が散り始めて、花の上に乗るんですよね。

境内の北には、水田が広がっています。

水田には青空が似合います。

綺麗な青空は、花の背景に似合います。

白い雲が、青空を引き立てます。

今シーズンは、綺麗な青空の下で綺麗な花を見られる機会が、少なかったように感じます。

”目立ちたがり屋さん” って、どこにでも居そうですね。

「曼珠沙華の里」の横を通って、戻ります。

「曼珠沙華の里」と刻まれた石柱（中央手前）が、花に埋もれていました。

「曼珠沙華の里」の中央付近です。右奥が北方向です。

手前側の花が、だいぶ色褪せ始めています。

白い彼岸花は、「曼珠沙華の里」の南の方に咲いています。色褪せた花や、枯れた花も増えています。

満開の時期には、花に近づかない方が（遠くで見てる方が）綺麗ですね。

「曼珠沙華の里」から、本堂の前の方へ戻ります。

散った花、枯れた花、咲き残ってる花、が同居しています。

咲き残ってる花も、だいぶ開き始めています。

それでも、花が咲いていれば、チョウがやってきます。

花が全て散ってしまうと、チョウは産卵して”終わる”のでしょうね。

鐘楼の横の塀際には、まだ綺麗に咲いていました。

蕾もあります。

奥の木の向こうに山門があります。鐘楼を背にしています。

傷んだ花が、この辺だけ少ないようです。

他の場所では、綺麗な花は少しだけで、枯れた花や散った花が目立ちます。

大ケヤキの下の彼岸花は、全て枯れて散り始めていました。

それでも青空の下で、満開の「曼珠沙華の里」を見られました。「恩林寺」関係者の皆さん、今年も有り難うございました。

(　おしまい　）