県民割)ケチでわがままで貧乏な私、潮岬から玉置神社へ(女一人バイク旅

2022/08/22 - 2022/08/27

駐車場温泉から上がって、夜の１１時に翌日の宿を決める。
８月２５日に潮岬を回ってから、玉置神社、その後谷瀬のつり橋を見て
洞川温泉まで行くとしたら走行距離は１５０km。
行ったことのない山道を夜にバイクで走るのは怖い。
おばけや幽霊に遭わなくても野生動物や誰もいないだろうと
乱暴な運転する地元民の車がもっと怖い！
そもそも「呼ばれないと辿り着けない」とされている玉置神社に
すんなり行けるかどうかも怪しい。
そんなわけで玉置神社の参拝を終えたらもう一度和歌山県へ戻り
川湯温泉に泊まることにする。
そしてたっぷり時間に余裕がある状態で川湯温泉から十津川村を
走り抜けて洞川温泉へ行くことにする。
なので、予定よりもバイク旅は一泊長くなりました。
　県民割バンザーイ！
　とりあえず、私の両親が２、３０代の時に訪れた本州最南端の潮岬に
経ってから、玉置神社に向かう。
だって潮岬は目の前。呼ばれなくても私の意志で行くのです！

エリア 串本・古座川(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きたらガッツリ晴れ。
私はガチで晴れ女。
右側が潮岬。左側が紀伊大島で、こっちはトルコとゆかりのある島。
20年くらい前には橋がかかってバイクで行けるようになった。

ビジネスホテル 串本駅前店 宿・ホテル

串本駅前。
温泉も硫黄成分含まれててとても良かったです。
トルコに所縁のある地なので、紀伊大島の場所だけでなく、
駅前にもトルコ料理の店があると嬉しいですね。

串本駅 駅

駅前の道を出て右折して潮岬へ。しかし、紀伊長島が割と近くに見えます。
しかし、紀伊長島まで行くと、玉置神社到着が「逢魔が刻」になるのもやだし、、、

潮岬の付け根部分から振り返ってみたら串本の東側部分。
青が深いので白が眩しいです。
そして、紀伊長島に行く橋が、ぐるぐる螺旋です。。。
うう、やっぱりあの橋は気になる。。。。

誘惑に負けて橋だけ渡りました。
橋を渡って紀伊長島に入ってすぐのパーキングというかバス停のところで撮影。
青い～。

紀伊大島 自然・景勝地

紀伊大島滞在時間経ったの５分。そのまま橋を渡って潮岬の最南端部分を
目指します。
それにしても砂浜があんまりないですねえ。

１０分ほど走って如何にも観光客向けのタワー出現。たぶん、この辺りが
本州最南端でしょう。

潮岬観光タワー 名所・史跡

タワーの反対側、海側には広い芝生が広がっているだけです。うーん、どこだ？
と思ってたら普通に住人らしきおばちゃんが二人散歩している。
普通に住宅もあるんですね。
今まで「～やに！」の伊勢言葉の語尾が、本州最南端でくると「の」に
変わった。台湾人が好きな「の」。。。。

潮岬望楼の芝キャンプ場 キャンプ場

潮岬の住人のおばちゃんに最南端の石碑がある方向を教えてもらいバイクをタワーの裏に停めて歩く。駐車場が無料なのでありがたいです。

あれれ？親の記念写真に写ってた石碑と違うじゃないか？？？

潮岬本州最南端モニュメント 名所・史跡

本州最南端の石碑から本州の後ろ側を眺める。
刑事モノドラマだと岬に追い詰められた犯人の独白が始まる頃の目線。

って、ちょっと横にズレたらありました。私が生まれる前後くらいに
親が立ってた場所。子供の私はバイクで来ちゃったよー。

潮岬 自然・景勝地

その最南端の石碑の向かい側にこんな石碑もあった。
オーストラリアで結構な人が潜水士をして命を落としていたようですね。

日差しがきつくて暑いを通り越して紫外線が毛穴を焼く、痛い！で
資料館らしき施設に飛び込む。

南紀熊野ジオパークセンター 美術館・博物館

ああ～涼しい～。脱力していると、どうやら裏口から私は入ったらしく、
表の入り口で番をしている係りの人が慌てて見に来た。
汗がひくまで真面目に展示品を見せてもらったが、この地域からオーストラリアへ
真珠の採取に大勢が潜水士で派遣されたようだ。
当時の未熟な技術や、東洋人差別の中、結構な人が命を落としていた。知らなかった。。。すみません。。。

汗が引いたので、失礼して潮岬観光タワーの方まで戻る。
こちらは観光タワーの隣の一階。
お土産のフロアだがトルコ土産も置いてあった。

こちらは観光タワーの一階。無料で入れる展示室。
トルコのエトゥール号難破の再現ドラマが流れていた。

車の人は頑張って歩いてこちらの灯台を目指す。なぜなら
こっちの最寄の駐車場は有料だから。
バイクの私は入り口までバイクで行ってしまう。
でも入場料三百円。別に凄く高い灯台ってわけでもないし、
なんか三百円はもったいないなー。しかも管轄が自衛隊なので、
厳しそう。。。で即Uターン。

Uターンしようと思ったらなんか飲みが鈴なりになっている。。。

よく見ると葉っぱが我が家のキウイっぽいではないか？
そしてこの実は、、、もしかしてサルナシ？
キウイの原種とも言われているサルナシですよね？
５月に信州に行った時にサルナシのジャムを買いいましたが、サルナシって
信州じゃなくても栽培できるんですね。

潮岬灯台横のサルナシ見て満足して、ホテルに戻って預けてた荷物引き取って
目指すは玉置神社。
でも昨日チェックインでもらったクーポンを使わなければ！で
橋杭岩横の道の駅で和歌山お土産買いまくり！

道の駅 くしもと橋杭岩 道の駅

潮が引きまくってる橋杭岩。
観光客が思い思いに降りて探索中。
潮岬でもあんなに暑かったのに、んなことやってられるかー！
お昼は鯨の町、太地町で鯨にしよう！朝食べてないし、潮岬回って脱水症状気味だし！これから玉置神社行くし！

橋杭岩 自然・景勝地

太地町の道の駅に着いたの１１時半。平日なのに！
５人も食券機の前に並んでいる！しかも早く決めてくれない！
私は鯨の竜田揚げ定食一択だ！
鯨は別に初めてではないが、改めて「羊」っぽいなーと感じる。

道の駅 たいじ 道の駅

道の駅たいじの食堂はさらに混み合ってきたので、トイレして退散。
トイレはめちゃ綺麗でした。
ここから更に新宮の街中まで北上します。

那智勝浦手前の湯川温泉施設「きよもん湯」前の湖っぽくなっている場所から。
後から調べたらゆかし潟。
さっきまで荒々しい太平洋を見ていたはずだが？？？

ゆかし潟 自然・景勝地

さっきまで串本や橋杭岩で悠々と広がる太平洋、那智勝浦の町へ入る手前には静かな湖畔のゆかし潟。三重県手前の新宮の街中で１６８号線を左折したと思ったら、熊野川。

海の絶景から川の絶景へあっという間に景色が変わる！

これだけ山が深いし、集落も工場もないのになぜに水は濁ってる？

10年くらい前に酷い台風の被害がこの地域を襲ったが、水位がこの看板の場所まで来たらしい。翌10年でここまで復旧できたなあ。。。

今更だが、熊野からここまでで買ったお土産たち。
いざなみ米のうどん、もっと買えばよかった！
じゃばらの雨ももっと買えばよかった。塩はイマイチ。

当然だが、和歌山県へ入ると嫌という程那智黒飴の看板を見た。
30年くらい前まで、おばあちゃんと黒人青年がちょっと踊ってたCMがあったが
いまだと人種差別！とか怒られてしまうのだろう、もう見かけない。
あのおばあちゃん、もう生きてないだろうなあ。。。
黒人青年も白髪の年齢で、那智黒飴のイメージから外れただろう。今何してる？
那智黒飴は相変わらず、黒糖のコクが深い甘さで、定番の美味しさでした。