（他力本願）ケチでわがままで貧乏な私の県民割使い倒しの女一人バイク旅（尾鷲へ）

2022/08/22 - 2022/08/27

　8月23日答志島の和具で目が覚める。母とは鳥羽駅でお別れ。
　この後は、私は安楽島の伊射波（いさわ）神社と相差町の石神さんへお参り。どちらも縁結びである。
占いをしていると、恋愛や結婚の相談が大半を占める。本当にいい人なのに、出会いがない人や悪い人に
騙されてしまうケースをたくさん見てきたので、お客様の良縁を願うのです。
　結局、タイでやっていた観光業もですが、私は他人の幸せの上でご飯を食べさせてもらってきたので、
何が何でも幸せになってもらわないと、私の死活問題です。
いい加減、私もやりたくない仕事をし続けるより、観光業や占いなどの娯楽系で誰かを喜ばせる仕事をしたいのです。
　と言うわけで、この日は縁結びの神社を２箇所訪れた後は、志摩まで行き、そこから260号線を走って、紀伊長島、尾鷲まで走ります。
鳥羽から尾鷲までの走行距離が１００km超える。伊賀から鳥羽を走ってきたより長い距離。バイクも私も大丈夫なのか？
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追記：今回泊まったニューやま七ですが、県民割を使って、大人二人、朝夕食付き、（旬の地魚料理長おまかせ会席；答志島の味満喫コース）23100円が13000円、チェックアウトの際に三重トラベルクーポン4000円分＋佐田浜第一駐車場の無料券１枚、鳥羽一番街の割引券もらいました。）
部屋は海が見渡せる３１０号室、トイレは最新式。畳も張り替えたばっかり。
対称の府県住民であることの証明書（免許証）と全員のワクチン３回接種証明書をチェックイン時に提示すること。

エリア 鳥羽(三重)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

母の希望で朝7時半に朝食。私は本来、この時間は全く食べない。が、こんなに豪勢なのを出されたら食べなきゃもったいない。しかも県民割で安くなってても、食事が料金に含まれているのである。
　ついでだが、ニューやま七、冬から春先にかけては朝食でワカメのしゃぶしゃぶを
出す。これも好評らしい。血糖値が上がらないものは大歓迎です。

昨日の誰かのお客さんに出されていた伊勢海老でとった出汁のお味噌汁。ゆっくり味わいたいが、子供大量連れの団体様がいらっしゃり、その中の子供が痰がからむ咳をする。私の旅はまだ始まったばかり、コロナも風邪もうつされては困る！と急いで終わらせる。
　後から、女将さんに団体と一緒の部屋にすべきじゃなかった、、、と謝罪される。

食べたらそのまま１階の大浴場へ。
ここは榊原のお湯を使っておらず、ナトリウムが効いてる、よく温まるさらりとしたお湯。
　ぬるぬるの美人の湯はアルカリ性なので、アトピーの傷を更に柔らかくするので、
寝ている時にうっかり掻いた場合、更に酷くさせてしまうが、こちらは
肌にさらっとしていて、海の塩分で傷口が固まるので、私にはありがたい泉質。

ヒノキの湯船。それほど熱くないです。誰もいなくてゆっくり入ります。

こちらが露天風呂。温度はもっとぬるめなので、だらだら入って入られます。
割と疲れないお湯で、年寄り向けですね。
湯船の中でもう一寝入りしたいですが、同級生がオススメしてくれてたパワースポットに行くので、入浴時間は10分で終了。

ホテル前の坂道。へーふり坂、と看板も出ていました。
近所に学校や幼稚園もあります。
道沿いには南国情緒を盛り上げるためなのかヤシの木が生えています。

神社とお寺が並んでいる。。。
とりあえず、パワースポットは神社側。みたらい神社へ先に上がります。

この神社、夫婦で一緒にお参りし、アワビをお供えすると夫婦が長生きして
幸せになるのだとか。タイにいるタイ人旦那とはどーでもよかったりするので、
私にはあんまり意味がないのですが、お客さんのご家庭運を祈ります。

美多羅志神社 寺・神社・教会

神社の横の池には１m以上の大ウナギが最近まで生息していました。
川のない島でうなぎ？
これはうなぎの稚魚が一度海に出てから、川を遡上することを証明する事実だそうです。
　大うなぎの子孫はいないか？と池の中を凝視してたら鯉が寄ってきました。何も持ってないので退散します。

本殿でお客さんのご家庭運をお祈り。
ついでに同級生のご家庭運もお祈り。
島の漁師さんに大阪の都会育ちだったのに、ポーンと嫁いじゃうって凄いなあ。

本殿を背に向けると、樹齢の古そうな梛の木が生えています。
そうそう、これから一人でバイク旅なので、小枝をちょっと下さいませ。

ご神木の威力を感じますね。。。

足元の小さい枝を頂きまして、財布の中に入れました。
おかげさまで、途中、危ない道やトンネルを何箇所も通りましたが、バイクも私も
無事に伊賀へ戻ってこれました。ありがとうございます。

梛の木の裏から潮音寺の門前へ降りられました。
こちらも由緒ある古いお寺だそうです。

潮音寺 寺・神社・教会

どうやらこちらのお寺は受験祈願や、目標達成、向けのお寺のようです。
私はあまり努力して物事を達成してこなかったタイプです。

このお寺にはかなり古い仏像が3体もあるのですね。
対馬じゃないので、盗まれることはないと思いますが、
島の皆様気をつけてくださいね。

本堂の中は暗いです。しかも古い仏像はフラッシュ焚くと、塗料が変質するから
兄に撮影してはいけないものなのです。それに、なんか、色を付け足してないか？

お寺の裏側にさらに古墳への道標がありました。
この島は鳥羽の陸地から丸見えだし、奈良の都にも近かったので、
古墳時代にはすでに海産物を採取して納めていた記録があるので
それで古墳が割と多いのです。

やっぱり、草ボーボーの山道になりました。６０mほどだと標識にあったので見に行ってみましたが、この看板の向こうにあったものは。。。

ただの藪です。そして蚊が刺してきました。
速攻で撤収です。
チェックアウトの時にやま七の女将さんが話してくれましたが、数年前に発掘調査に参加した時に推定年数８００年前の金の耳飾りが出てきたそうです。

岩尾山古墳、この島で一番大きな古墳だそうですが、これ以上蚊に刺されたくない私は引き返します。
　答志島、実は現時点で２４個の古墳が見つかっています。結構な量ですね。

チェックアウトして、ご主人に和具の港に送ってもらいます。
ここでまた550円払って鳥羽行きのチケット買います。
島を1100円で往復したら、あんなに大量に海の幸が堪能できるのか。。。
鳥羽の相差町あたりは潮の流れきつそうだが、鳥羽駅まえの海は幾つか島があるので
それほど波も荒くなさそうだしいいかも。

和具定期船待合所 名所・史跡

朝食で痰がからんだ咳をしていた子供を含む団体様が待合室の椅子占拠中。
体調管理に神経質な私は船のチケットを母に渡してさっさと外へ出ます。

和具の静かな港。空の雲行き怪しいなあ。。。

和具漁港 名所・史跡

和具のサンシャインビーチ。小さい砂浜ですが、近くには答志島温泉共同浴場があります。

なんやかんやしてたら9時55分和具発の船がやってきました。
そして今回もまた、おばあちゃんを見かけると、船員さんがおばあちゃんを
抱えるようにして乗せていきます。三重県の海の男って優しいのね～

9時55分和具を出発。お子様団体は船の前部分やデッキに上がるので、
おとなしく船の後ろ部分に座ります。実は船の場合は後ろの方が
揺れが少ないのですよ。

鳥羽駅で母と別れて安楽島の海水浴場へ。母と別れた瞬間、晴れる。母が雨女で私が晴れ女なのか？？？

安楽島海水浴場は波が穏やかです。
子供でも安心して遊べそうなビーチでした。

安楽島海水浴場 ビーチ

もちろん私は海水浴ではなく、パワースポット巡りです。
海水浴場の隅っこにいさわ神社参拝客用の駐車場がありましたが、
そこから1、５kmも道のりです。私はスクーターが他のバイクなので行けるとこまで
バイクで行くことにしましたが、苔がびっしりの道、しかも急な下り坂。。。
７５０m地点で断念して路肩にバイクを停めて歩きます。

実は鳥羽から尾鷲までは１００km近く離れている。時刻は昼を過ぎたところ。
鳥羽からパールロードや鉄道の沿線沿いの道を走らせて、志摩まで行くのは
簡単だが、志摩から260号線に入って、42号線に合流するまでが８０kmくらいある。
志摩から一気に人口が減って、過疎な漁村に変わるらしい。しかも通ったことのないクネクネ道。絶対に明るい内に通り抜けたい。
だからあまりパワースポットに時間は割いていられない。
いさはや神社まで４００mの地点で現れる砂浜にも降りない。

コンクリで固めてある道の横に、参拝するならちゃんと鳥居をくぐっていきましょう、的な看板が見えたので、浜辺の方へ降りる。これほど降りたらあとまた登らないといけないんじゃない。。。はぁーきつーい。

鳥居周辺になぜか穴の空いた石が積み上げられている。何？

やっぱり思った通り、急な坂道を降りてからまた登る羽目になり、汗だくで到着。
相差町の石神さんと違って、こっちのお参りは大変だった。

お参り場所は屋内になってたおかげで蚊やアブに悩まされることはなかったが、
とにかくお客様全員に良縁お願いします。私の分も使ってくださって構いません！
私はもう恋愛も結婚もいらない！母親が元気で長生きしてくれたらもう十分。

そして蚊やアブを追い払いながら７５０m地点でバイク拾って今度は相差町へ。
２年前は絶景に見とれて事故りそうになったが、今回は急ぐ！

２年ぶりに石神さん到着。携帯が異常に暑くなってて撮影不可。電源切って、お礼参りと重ねてのお願い。
昼食は食べずに、紀伊長島まで走る！

神明神社(石神さん) 寺・神社・教会