2022/05/29 - 2022/05/29
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kojikojiさん
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この旅行記のスケジュール
2022/05/29
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「稚内港北防波堤ドーム」からフェリーターミナルに入って来る「アマポーラ宗谷」の姿を見たら気持ちは利尻島に飛んでしまいます。今回の旅の目的の1つがこのハートランドフェリーに乗って2つの島を巡ることでした。フェリーに乗るのが好きで、昨年も名古屋港から仙台経由で苫小牧を往復しましたし、それ以前には伊豆大島や有明港から那智勝浦へのサンフラワーにも乗っています。大阪南港からは韓国の釜山往復や中国の上海往復の航路も楽しみました。ヘルシンキからストックホルム、ストックホルムからリガ、タリンからヘルシンキというバルト海のクルーズ、シチリアのパレルモからナポリ、パレルモからジェノバ、メッシーナ海峡のトレインフェリー、サレルノからチュニス経由でマルタ島のヴァレッタ、ブリンディジからギリシャのコルフ島、スペインのタリファからタンジールの往復などといった旅の思い出が蘇ります。このコロナ禍の間に日本国内のフェリーにはもっと乗ってみたいと思っています。
「稚内港フェリーターミナル」に到着するとバスはここまでになるので、荷物は全部持って乗船することになります。宗谷バスは利尻島と礼文島にそれぞれ営業所を持っているので、バスがその度に代わるので荷物を持っての移動だけが少し面倒です。フェリーの座席や大部屋はスペースが限られているので、早く乗船するのは添乗員さんの腕の見せ所だと思います。乗船する間は段差など無いのでキャリーバックやトランクでも問題ありませんが、荷物置き場は3段になっているので、早く荷物を置いて2時間ほどのクルーズが快適になるようなスペースの確保は必要です。もちろん追加料金を支払えば個室なども使うことは出来ます。我々のツアーは早めに乗船できたので4階の椅子席の窓側を確保することが出来ました。このツアーでは利尻島までの約2時間の間にお昼も食べるので効率も良かったです。乗船口でいただいたお弁当は帆立尽くしの美味しいものでした。お弁当を食べるにも窓側の座席の確保は便利でした。といいながらほとんどの時間を表のデッキで景色を眺めていました。稚内を出港して港を出て、宗谷丘陵や自衛隊のレーダードームを眺めると国境の地を実感できますし、利尻島が見えてくると気分も高揚してきます。この時は雲が低く垂れこめていて、利尻富士の姿を見ることは出来ませんでしたが、「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」の夢見が島を思い出しました。アニメ版の「ガンバの冒険」も面白かったですが、白イタチのノロイの姿が目に浮かんできます。雲のせいで利尻島よりも礼文島の方がきれいに見えるなと感じていると利尻島の「鴛泊港フェリーターミナル」が見えてきます。その手前には巨大なぺシ岬がそびえています。夕方に時間があったら登ってみたいと思っていましたが、ずいぶん急な道を見てどうしようか悩みました。「アマポーラ宗谷」の乗務員は手慣れた手順で着岸させ、2時間のクルーズは終わりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
「稚内港北防波堤ドーム」からフェリーターミナルに入って来る「アマポーラ宗谷」の姿を見たら気持ちは利尻島に飛んでしまいます。
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少し早い時間にバスは「稚内港フェリーターミナル」に到着しました。ずいぶん早い到着だと思いましたがちゃんと理由がありました。
稚内港フェリーターミナル 乗り物
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ターミナルに入ると添乗員さんからフェリーのチケットが配られました。これは稚内と利尻島、利尻島と礼文島、礼文島と稚内の3回のクルーズが含まれているので失くすと大変なことになります。
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続いて業者さんからお弁当とお茶を受け取ります。利尻島までの2時間ほどのクルーズ中にお弁当を食べると時間節約が出来るというわけです。フェリーの中にはレストランなどはありません。
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ありません。フェリーターミナル内には島のパンフレットやスパンプが置いてあるので必要なものは貰っておきます。
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改札が始まりました。チケットのQRコードが読み込まれるので、各人がチケットを持つ必要があります。
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ターミナル内はフラットなのでキャリーバックでもトランクでも移動はスムーズです。
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乗船したフロアが3階で、ここには荷物置き場があります。3段になっているので早くしないと下段はすぐに埋まってしまいます。
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3階は2等室のカーペット敷きの広間が並び、4階には2等指定席の椅子席があります。この椅子席は「アマポーラ宗谷」にしかありません。
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4階の2等指定席の椅子席はコロナ禍ということもあり自由席で解放されていました。どうしても窓側が人気があるので早く埋まってしまいます。窓の外はデッキになっているので、直接外が見える訳ではありません。
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フェリー好きとしては出港と入港の場面を見ないわけにはいかないのでデッキに出ます。
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煙突の先にはフェンスがあり、前方は1頭の客席になるので入ることは出来ません。
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「稚内港北防波堤ドーム」と海上保安庁の「もとうら」もきれいに見えます。気分は「稚泊連絡航路」の連絡船の気分になってきました。
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甲板員の方の動きはきびきびして、手慣れた感じで作業を進めていきます。
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ランプウェイが跳ね上げられました。出航の時間になりました。
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「アマポーラ宗谷」はあっという間に稚内港を出発しました。
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停泊していた新大中(XIN DA ZHONG)号は稚内から上海と天津を航行しているようです。
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「稚内港北防波堤ドーム」が小さくなっていきます。
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船に港の入り口を伝える灯台の色は、航路標識法という法律で定められています。
海から陸に向かって港に入るとき、船の右側に赤い灯台、左側に白い灯台が見えるようになっています。 -
この灯台を越えると外洋に出る訳です。2019年には稚内とロシアのコルサコフ定期航路は休止となっています。極東船舶会社がロシア・ウラジオストク港と富山県伏木港の間で運航していた貨客船ルーシ号も休航になっているので、ロシア本土と日本を直接結ぶ定期航路は無くなっています。
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低く垂れこめた雲もだいぶ取れてきたようです。
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曇ってはいますが海の色はとてもきれいです。
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左舷からLPGタンカーの「第三いづみ丸」が近づいてくるように見えましたが、投錨していました。
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ノシャップ岬を越えると宗谷丘陵の上に建つレーダーサイトもきれいに見渡せました。昭和20年の1945年にアメリカ軍の稚内市内駐屯が開始されます。後に航空自衛隊の北部航空警戒管制隊第1中隊第2小隊が展開し、その後「航空自衛隊稚内分屯基地」となります。
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出港時には10人ほどいた人も稚内とノシャップ岬が遠のくと誰もいなくなってしまいました。
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遠くに礼文島が見えてきました。稚内を出るにあたって気温が低いことは見込まれていたので、ズボンは裏地がづリースになったもので、Tシャツにデニムシャツ、ジップアップのジャンパーに風よけのジャンバーを重ね着しても暑いことはありませんでした。
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礼文島の最高地点は礼文岳の標高490メートルなので、雲の高さも500メートルくらいだと分かります。これでは標高1,721メートルの利尻富士の姿は見えません。
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「アマポーラ宗谷」は利尻島を目指して進みます。
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残り1時間ほどになったところでお弁当をいただくことにしました。大した内容ではないと思っていたのですが。
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「ほたて弁当」は帆立フライに帆立の煮つけ、貝ひもの佃煮、利尻昆布に千島笹のタケノコ、フキとイクラをまぶした味ご飯でとても美味しかったです。
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このお弁当には妻も大満足でした。お弁当を食べるには窓側の椅子席が使い勝手が良いです。
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標高の低い礼文島の最南部がきれいに見えます。
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最北部の金田岬まで全体が見渡せます。
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利尻島も南部の標高の低い辺りは姿を確認することが出来ます。
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ところが利尻富士を背後に構えた島の中央部はほとんどが雲の中に隠れています。利尻島に来ても利尻富士の姿を見ずに帰る人もいるという話を思い出してしまいます。
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島の北側にある鴛泊港の近くには「ぺシ岬」という巨大な岩山があります。小さいジブラルタルロックといった姿です。
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「鴛泊港フェリーターミナル」が見えてきました。
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この日に泊まるホテルは鴛泊港に近いので、「ぺシ岬」に登ってみようかと考えていました。
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ホテルのある利尻富士町です。海岸線には「袋間(ふくろま)」が見えます。袋澗は漁獲したニシンを一時的に保管する港湾施設で、石垣で堤を築設し、その中にニシンを小袋に分けて一時的に貯蔵したそうです。
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「夕日ヶ丘展望台」越しに太陽光線の当たった礼文島の最南部が見えます。
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「灯台山」とも呼ばれる巨大な岩山「ペシ岬」に立つ鴛泊灯台の白い姿が美しいです。
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この日の波の高さは2メートルという天気予報でした。海上では波の大きさを感じませんが、堤防にl砕ける白波を見ているとその強さを感じます。
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港に入るとフェリーの揺れは全く感じなくなります。
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「鴛泊港フェリーターミナル」が近づいてくるとフェリー旅も終わりです。
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「ようこそ利尻島へ」と同じものが礼文島にもありました。
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岬の半分は岩肌が露出していますが、柱状節理のような溶岩で形成されているのがよく分かります。
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着岸に向けて最終体制に入りました。ガラス越しに利尻島から礼文島に行く観光客の姿も見えます。
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我々の到着を待つ宗谷バスもスタンバイ済みのようです。
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早めに4階から3階へ下ります。
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「アマポーラ宗谷」の船名は利尻島に自生する 「リシリヒナゲシ」にちなみ、 ヒナゲシのスペイン語より命名されたそうです。船体の塗装はハートランドフェリーの「H」をかたどった社章をベースとした日本海を表す濃藍とリシリヒナゲシの花をイメージした黄色のデザインを施しています。
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荷物を持って「鴛泊港フェリーターミナル」に上陸です。
利尻島への入港時と出港時はデッキで景色を楽しみたい。 by kojikojiさん鴛泊港 乗り物
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これから2日間の利尻島の旅が始まります。
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