冬と夏を一気に体験できた12泊13日の旅 Vol. 1 日本最北端のJR稚内駅と宗谷岬へGo! (最南端駅を訪れてから4ヶ月で北も制覇)

2021/04/27 - 2021/05/09

2020年のGWは、コロナの影響で母とのニュージーランド旅行を泣く泣く諦めました。　当時はニュージーランドが多分世界で1番最初に、鎖国状態にすることを決定したと思います。　その時はまだ、1年我慢すればまた海外に行けるはず!なんて思ってたけれど、変異株の出現など、蓋を開けてみれば状況的には今年の方が厳しくなっちゃいましたよね…。　まぁ、去年ほど"コロナウィルスがナニモノか分からなくて恐ろしい"感はなくなっては来てるけど…。

2021年のGWも、まだまだ海外旅行は無理だろうから、国内旅行に行こう!と決めたのは、年明けすぐくらい。　人生2回目の年末年始の北海道旅行の最中に、既に3度目の北海道旅行を決めてました(笑)。　他のトラベラーさんの旅行記なども拝見しながら、3回目はmy carを載せて新日本海フェリーで北海道入りして、愛車で北海道ドライブ♪と妄想計画を進めていたのですが…いざ本格的に計画しよう!という段階になって初めて、一人旅の場合だと逆に割高になってしまうという事に気付きました(爆)←気付くの遅過ぎ?!　

フェリーで北海道入りしたとして、いくら北海道でレンタカー代がかからないとは言っても、ガソリン代やホテル代(キャンピングカーとかじゃないから、フツーに毎晩ホテル宿泊)が別途かかることを計算したら、素直にレンタカーを借りた方が全然安いじゃん…!って事で、ユナイテッド航空の貯まったマイレージで、ANAの特典航空券を予約し、レンタカーとホテルを手配していつもと同じパターンの旅行計画となりました。　

"My carとともに旅行"という計画が消えたことで、いつもの通り、自由でマニアックな旅になってます。　国内旅行にようやくハマり始めた頃は、週末を使って1~2泊で気軽に出かけられる♪って思ってたけど、今回なんて、空港出発前の前泊分を含めると、12泊13日!　海外旅行よりも長いじゃん(笑)。　ちなみに、タイトルの「冬と夏を一気に体験」は、旅行記が進んでいけば、どういうことか分かります～(笑)。

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー ANAグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

海外旅行の為に新調したスーツケースも、未だに海外旅行で使う機会は巡って来ず、国内旅行で使用するのが今回で2回目です。　

今回は、春(出発時点での服装)、夏、冬と、3シーズンの服を持参しなければならないとあって、海外旅行用の大きなスーツケースなのに、出発前から既に満杯状態…。　こんなんじゃお土産買えないじゃん!　しかも、年末年始の旅行と違い、途中の移動で、もう使わない荷物を自宅にゆうパックなどで送るタイミングも無し。　

まぁ、最悪もうこれ以上荷物が増えたらヤバイ!!って事になったら、途中、送料が高い場所からでも、嵩張る荷物を自宅に送るしかないよね…。　出発前からこんな感じで、先が思いやられるなぁ～。

4/27(火)、テレワークを定時で終えてから滋賀の自宅を出発。

大きなスーツケースをガラガラ引っ張りながら駅まで歩き、琵琶湖線で大阪駅までやって来ました。　大阪は、緊急事態宣言発令中で、デパート系はデパ地下などの食料品売り場以外は休業中というのは知っていたけれど、駅に面しているからか、電気は付いてる店舗が多かったですね…。

大阪駅 駅

環状線で新今宮まで行くのは、まぁ特に迷う事もなくフツーに行けましたけど、そこから南海線に乗り継ぎするのに、普段利用しない路線なので、どれに乗ったら1番目的地まで早く着けるのか分からず…^^;　事前に調べてこない自分も悪いんですけどね。

特急サザン (南海電鉄) 乗り物

この日、初めて降りた二色浜駅。　

自宅の最寄りの草津→大阪よりも、大阪→新今宮経由→二色浜のほうが全然時間かかりました…。　大阪はもっとコンパクトだと思ってたのに。

二色浜駅 駅

二色浜駅のホームからも見えるくらい近い(というか、駅の周りにこのホテルくらいしか高い建物がナイ)、Hotel Kanade 関空貝塚が今夜のお宿です。

関空からの朝早い便(その時は国際線利用)に備えて、前泊したことは以前にも1度ありますが、空港隣接のホテルだったり、りんくうタウン駅のホテルは結構値段が高いんですよねー。　

寝るだけとは分かっていても、最近はやっぱり、安かろう悪かろうなホテルは極力選ばないようにしてるという事もあり、前泊するホテル選びには結構苦労しました。　

5000円前後/泊で探すと、最寄り駅から結構遠かったり、関空まで何度も乗り換えが発生したりして、これなら、朝4時起きして滋賀の自宅から行った方がイイじゃん?なんて思うようなところも多々(京都から、特急はるかに乗っちゃえば直通なわけだし)。

その中で見つけちゃった、2020年6月にオープンしたばかりのこちらのホテル!　しかも大浴場あり!

お部屋も別に狭くないし、やっぱりキレイで嬉しい!　ベッドも快適でした。

HOTEL KANADE 関空貝塚 宿・ホテル

大浴場を利用するので使う予定はなかったですが、シャワーブースを始めとする水回りがキレイなのはやっぱり嬉しい。

この値段(5,000円弱)で、南海の最寄り駅から徒歩1分、しかも関空までも近く、オープンして1年未満、大浴場あり!なんてサイコー!って思っていたけれど、やっぱり全てがパーフェクトというわけにはいきませんよね…。

この建物、最初からホテルとして計画されてたのかしら?　外にも出られるベランダが各部屋にあり、しかも、アパートみたいに何か起こった時に壁を突き破ればお隣のお部屋に行けちゃう…みたいな作り。　そして驚くほど壁が薄い!　まるで、ウィークリーマンションみたい。

お隣のお部屋(なのか、もっと離れてたのかも不明)に泊まってた方が、ベランダに出てお酒を飲んでたのか、笑い声や喋る内容が丸聞こえで、まるで、同じ家の隣の部屋から兄弟の声が聞こえてくる…くらいの感覚。

あとは、大きな荷物があっても移動が楽で良かった、ホテル目の前の二色浜駅は、南海の各駅停車しか停まらない駅。　電車って、発車/停車の時よりも、高速で通過する際の方が大きな音がするので、結構遅い時間まで賑やかでした。

静かな環境じゃないと寝られない人には、ちょっと厳しいかなぁ、このホテル…。

私のこの日のディナー。　何じゃ、このラインナップ(笑)。

大阪駅を経由してホテルに移動するので、オシャレなデパ地下で美味しいご飯を買ってホテルで食べたい♪っていうのも楽しみの1つだったんですけど、大阪は2日前から緊急事態宣言中…。　食料品を扱うデパ地下は通常通り営業してるのは知ってたけど、絶対に密だと思ったし、大きなスーツケースをガラガラ引きながら行ってまで買いたい物も無かったので、結局は草津駅を出発する前に阪急OASISでお惣菜を買い、自宅からは食パン持っていき、ホテルに到着してから、駅前のローソンストア100で買ったヨーグルトで済ませました。

おはようございます。　翌日4/28は、6時ちょっと前に起きてホテルを出発。　やっぱり外がまだ暗いうちに起きるよりもずっと楽なので、前泊して良かったと思います。

二色浜駅のホームからは、泊まってたホテルが見えます。　ホントにこんなに近かった!

二色浜駅 駅

関空まで近いとは言っても、必ず1度乗り換えは必要です。　

泉佐野駅で、空港急行に乗り換えます。　お隣のホームだったので、ラクチンでした。

空港急行 (南海電鉄) 乗り物

関空の駅に到着するときは毎回、青いゲートのJRの方でしたが、今回は赤い方の、南海です。　乗り換えは必要でしたが、それでも18分で関空に到着出来ちゃったから、やっぱり近いって素晴らしい♪

関西空港駅 駅

朝食は、朝マックで調達。　関空内のマックは24時間営業です。

マクドナルド 関西国際空港店 グルメ・レストラン

考えてみたら私、関空から国内線で出発するのはこの日が初めて!　国際線は、第一/第二ターミナルともに利用したことありますけど。

数年前にせっかく作ったのに、関空に行く時も伊丹に行く時もいつも持参するのを忘れてしまう、KIX-ITMカード。　伊丹発着便の場合はフライトポイントは貯まりませんが、関空の場合は国際線は勿論、国内線でも貯まります。　

今までに、海外旅行の出発時にも貯められたはずのフライトポイントですが、毎回のようにカードを家に置き忘れてきたこともあり、フライトポイントはこの日、ゼロポイントからのスタートです。　まぁ、空港施設(レストラン等)の割引特典があって便利と思って作ったカードだったこともあり、フライトポイントを貯めるのはあんまり目的じゃなかったんですけどね^^;

この日、まず最初に利用するのは、札幌行きのANA 1711便です。　札幌からまた乗り継ぎがあるので、On Timeで運航されてるようで安心!

搭乗時間までの間、久しぶりの朝マックを頂きます。　やっぱりエッグマックマフィン、美味しいわ～!

札幌行きの機材は、B737でした。

関西国際空港第一ターミナル 空港

これって、通常は国際線用の機材なのかな?　コロナ禍で、飛行機のメンテナンスの為という理由での、国際線用の機材で運航されることにも慣れちゃいました…。

このガラガラ具合には、慣れたくないと思いつつ、コロナが収束したらしたで、人気路線はほぼ満席なんだろうな…って思うと、それもちょっとな…と思ってしまう、わがままな私…^^;

どこまでも続く、青空～!

今までに日本国内、色々な所に旅行に出かけたけれど、同日に飛行機を乗り継いでまで国内旅行に行った事ってなかったなぁ、そういえば…と思います。　まぁ、出発地点が羽田や伊丹(今回は関空だったけど)なら、大抵の場所には、直行便で行けちゃいますからね…。　　

新千歳空港での乗り継ぎは、30分しかありませんでしたが、関空→稚内のフライト予約の際、その乗り継ぎ時間でOKだから出て来た乗り継ぎプランなわけだし、あんまり心配していませんでした。　

でも、普段、国内線乗継を殆どしたことナイので、あの広い新千歳空港でどうやって30分で乗り継ぐのかな?って思ったら、新千歳空港に到着したとき、ちょうど良いタイミングで待機してたスタッフが声をかけてくださって(何で、私だって分かったんだろう?!)、こちらへどうぞ…と通常はスタッフしか開けられない扉を開けてくださり、2番搭乗口へ…と案内していただきました。

まだまだ時間的には余裕あるっしょ?なんて思ってトイレに行ってから2番搭乗口に行きましたけど、私が乗ったらすぐに扉が閉まったので、えっ、もしや私待ちだった?!　スミマセン…って感じでした^^;

新千歳空港 空港

バスのような、2x2席の座席配列。

決して満席とは言えないですが、関空→新千歳便より確実に混んでるw

新千歳空港からは50分前後で稚内空港に到着。　北海道(というか、日本)の最北端に来たぞぉ～!

稚内空港は、シンプルでコンパクトな地方空港って感じですね。

稚内空港 空港

雪深い地方でしかお目にかかれない、ごっつい除雪車。　

これは、滑走路の雪を除雪するための車かな…。

本当は、空港から直でカーシェアリングしてそのまま出かけられたらラクチンではあったのですが、明日の移動は空港からではなく稚内駅発の列車利用だし、レンタカーではなくカーシェアリングだと、基本的に借りた場所への返却がmustなので、1度稚内駅までバスで向かう事に。　

飛行機の発着に合わせてバスは運行されています。　

宗谷バス 乗り物

重いスーツケースはひとまずホテルに預けて、予約してあった車に乗ってお出かけ。　ちなみに、稚内駅前のタイムズカーシェアのステーションは、タイムズレンタカーの稚内駅前店と車を共有しているようで、当日の朝、最終確認メールが来るまでどの車になるかは分かりませんでした。　

まぁ、車のサイズまで指定しての予約なので、MazdaのDemioか日産のNOTEあたりだろうな…と大体の予想はしてましたけどね。

3度目の北海道で、自分で車を運転して日本の最北端を訪れてることが夢のよう☆　

去年11月の人生初の北海道旅行ほど、見るもの全てが珍しく、スケールの大きさに驚いて車を停めては写真撮って…を繰り返すっていうほどでもないですが、それでも途中、何もない場所で一旦停車してカメラで撮影…って言うのは、しちゃいましたね。

いくら田舎の滋賀でも、ここまで長い距離、まっすぐ続く道で、周りに何もない場所はナイと思うし…。　んでもって、雪が積もってどこが道路か分かりにくくなった時のための矢印も、また見れて嬉しい♪

途中、渋滞なども全然なく、宗谷岬に到着。　日本の最北端にこんな簡単に来られちゃうなんて、ちょっと拍子抜けです。　

樺太(サハリン)が島であることを確認し、間宮海峡を発見したことで知られる、間宮林蔵の銅像が立っています。　

間宮林蔵の立像 名所・史跡

テレビや、他のトラベラーさん達の旅行記でしか見たこと無かった、"日本最北端の地"の記念碑をこの目で見れて、感動!　しかもこんな晴天の日にね♪

まぁ、ぶっちゃけ北海道滞在中、1日を通して晴れてたのは実はこの日が最初で最後だったんですよね(爆)。　

宗谷岬 自然・景勝地

あー、この建物も良く見ますね。　日本最北端の地(北緯45度31分22秒)にあるお土産屋さんの柏屋。　記念に、稚内のポストカード買いました。

柏屋 お土産屋・直売所・特産品

宗谷岬灯台が建つ、丘の上まで上ってみましょう!　柏屋の前に車を停めたままで、息切れしながら歩いて上って行ったら、実は丘の上まで車で行けたことを後から知りました(笑)。　

丘の上からだと、"日本最北端の地"の記念碑が小さく見えますね。　

青空と青い海をバックに、祈りの塔が見られるスポットです!

宗谷岬公園 公園・植物園

今回の北海道旅行の1発目の食事は、丘の上にポツンと建っている、間宮堂のラーメン!と出発前から決めていました!

コロナの影響で、時短営業や臨時休業など、ネットで出ている営業時間と変わっていたらどうしよう…と思っていましたが、ちゃんと営業してて良かった!

有名なお店なので、店内は有名人のサインで溢れています!

塩ホタテラーメンがきたー!!　

お腹が空いてたからというのも勿論あるんでしょうけど、いやー、このラーメンは今まで食べたラーメンの中でベスト5に入るっていうくらい美味しかったです!　特にスープ!　間違いなく、このラーメンの為だけにまた宗谷岬行きたいもん!

間宮堂 グルメ・レストラン

宗谷岬を後にして、稚内市街地に戻ろうと思います。　別に特別食べたいものがあったわけじゃないけど、日本最北端のマクドナルドにはとりあえず寄っておかないとね!

日本最北端のマクドナルド、40号稚内店です!　ちょっとした記念碑?的な物がたっていたので、写真撮っておきました。　

多分コレ、座ってドナルドさん(アメリカではRonald McDonaldがフルネームです)と一緒に撮る為のベンチなんじゃないのか?って思うけど、私は一人旅だったので…。　

続いて車で立ち寄ったのは、稚内副港市場。　

エゾシカの剥製が入口にありました。

生け簀にカニがいるのは、もう見慣れましたね。

北海道土産が色々と揃います!　

実は、建物の入口にノボリが出ていた、稚内牛乳のソフトクリームが食べたくて立ち寄ったのですが、ソフトクリームマシンがちょうど故障中で食べることが出来ませんでした…残念!

稚内副港市場 市場・商店街

北海道と言ったら、いももち!　若い頃、都内の"北海道"という居酒屋でしか食べたことなかったのですが、それ以来めっちゃ好きで。　

前回の年末年始の北海道旅行の時、ガイドブックに載ってるのを見て、お土産として買って帰れることを知り、新千歳空港で色々と探して買いましたが、トウモロコシもちや、カボチャもちなんて言うのも存在したのね!　気になったので思わず買ってしまったわー(旅行から帰って来てからフライパンで焼いて食べてみたけれど、やっぱり、いももちはお店で食べるのが1番美味しい!という結論に達しましたw)。

稚内駅を通り越して、そのまま車で、もう1つの岬へ向かいます。　

やって来たのは、ノシャップ岬。　こっちは宗谷岬と比べるとかなりマイナーなのか、周りに誰もいない。　ってか、1軒だけお土産屋さんがありましたが、営業してるかどうかも謎な感じで、観光客自体あんまり来ることはなさそうだな…って思いました。　ま、宗谷岬に行っちゃったら、最北端制覇してもう満足!だもんね。

ノシャップ岬 自然・景勝地

もう夕方で、雲も出て来てたので、かなり遠くにうっすらとしか見えてないですが、利尻富士を、いつか行きたい!と祈りながら何とか一眼レフで撮影して、ノシャップ岬を後にします。　

利尻山(利尻富士) 自然・景勝地

稚内駅近くに戻って来ました。　もう1カ所行きたいと思ってたところがこちら!　稚内港北防波堤ドームです。　

Google Mapを見て、ここなら早めに車を返却した後、駅からも歩いて来れるな…って思ってたけど、思ったよりも離れてた(まぁ、全然歩いても行ける距離ですけどね)ので、車があるうちに立ち寄ることに。　

ドームの中と向こうがどうなってるのかを見ることが出来る、唯一のスポットです。

セピア色で撮影すると、まるでヨーロッパの宮殿とかの遺跡みたい!

真冬の荒波に耐える為には、ここまでの規模の防波堤が必要なんですね!

稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡

稚泊航路(稚内と樺太の大泊(現:コルサコフ)を結ぶ航路)の運航が始まった1923年当時は、現在の南稚内駅が鉄道の終着駅だったので、乗客は船着場までの1.6㎞を、冬でも徒歩移動していたそうです。　その苦労を解消するため、1928年に稚内港駅(現在の稚内駅)まで鉄道が延伸され、1938年にはドーム前面に「稚内桟橋駅」が開業されました。　これにより、乗客は列車を降りたあと、そのまま連絡船への乗継が可能になったそうです。

当時の稚内の真冬は、想像を絶する寒さだったんだろうな…。

ちなみに、この稚内港北防波堤ドームのドーム部分と柱部分のコンクリートの色(素材?)が違うのに気付いたのですが、これは1975年頃からコンクリート表面の剥離と落下が発生し始め、利用上危険な状態になったのを受けて、1978～1980年にかけて昭和の大改修が行われたからのようです。　

今、旅行記を書きながら歴史などを調べていますが、旅行前に調べていればもっと色々と納得しながら、見て、歩いて楽しめてただろうな…。

タイムズのカーシェアは、6時間までのレンタルなら距離料金がかからず、返却時にガソリン満タン返しも不要です。　逆に、メーターを見て減ってるなーと思ったときに、レンタル中に街中のガソリンスタンドで給油すると、30分のカーシェアチケットがもらえちゃうくらい(ガソリン料金も、車内のカードで支払うのでお金はかからない)。　

この日も、距離料金のかからないMAXの6時間で予約しておいて、最後に時間が余ってたら行こうと思っていた場所があり、時間的に余裕がありそうだったので、最後のスポットに向かうことにしました。　

途中で、大量の鹿と遭遇!　滋賀でも通勤路で鹿に遭遇したことは今までに2度ほどありますが、2回とも車に轢かれて死んでる鹿だったので(涙)、この2頭を見た時は、「生きてる鹿じゃん!」って勝手にテンション上がって、思わず写真撮っちゃいました(笑)。

そしたら、その後はココは奈良公園なの?!?!ってくらいどこにでもフツーに鹿がいて、さっきのは別に珍しくもなんともなかったんだなーと分かりました(笑)

最後にやって来たのはこちら。　抜海駅というJR北海道の駅です。　

もちろん在来線の各駅停車しか停まらない、無人のローカル駅です。　駅舎の古さが、何とも言えない。

ここでもセピア色で撮影すると、昭和のドラマの撮影で使われてたみたいな駅舎感が出ました!

抜海駅 駅

この駅に停車する列車は、1日に3-4本!　キャー!

まぁ、この運行本数見る限り、この周辺は車社会でしょうし、JR北海道的にもこの駅で乗降する人は相当なマニアくらいしか想定してなさそう。

稚内市街地に戻ってきて、無事に車を返却完了。　公共交通機関のみだったら、この日は宗谷岬と稚内港北防波堤ドームくらいしか行けなかったと思うので、個人的に、車の免許取得してから北海道旅行(札幌以外)に来たのは正解でした。

他のトラベラーさんの旅行記でも何度か見たことある、ロシア語表記ありの道路標識!　コレが見れてちょっと嬉しいです!

日本最北端の駅、稚内駅は予想してたよりもずっと新しくて都会チックな建物でした!

稚内駅 駅

この駅発着の列車は本数がそこまで多いわけでもないので、改札は1箇所のみ。　勿論、自動改札じゃなくて、改札開始のアナウンスが入ったら、列に並んで改札してもらい、ホームに移動できるシステム。　とりあえず私は、明日の朝の為に下見に来ただけです。

稚内にいるのは今日だけなので、買いたいものがあれば今日のうちに買わないと! でもぶっちゃけ、北海道旅行はまだ始まったばかりなので、どこでも買える北海道土産で荷物を増やしたくないのが本音です。　結局、お土産は何も買わず。

キタカラ ショッピングモール

その代わりと言ったらなんですが、こちらのカフェに立ち寄りました。

orange eggで買ったソフトクリームの濃厚な事! ココア味のワッフルコーンもめちゃくちゃ美味しくて感動しちゃいました! 副港市場で食べられなかった稚内牛乳ソフトの代わりに、もっと美味しいソフトクリームに出会えた気分です♪

オレンジエッグ キタカラ店 グルメ・レストラン

稚内駅構内を一通り見学したので、そろそろホテルに向かいましょうか。　お馴染みのドーミーインです。

目新しさは特にナイのですが、部屋のイメージがホームページと全然違う(悪い意味で)!ってならないのは安心ですよね。

天然温泉　天北の湯　ドーミーイン稚内 宿・ホテル

シャワーブースと洗面台、トイレのみの部屋ですが、大浴場を使えるので特に問題ナシです。

この日の夕食は、色々迷った挙句、ホテルの目の前の小さな居酒屋に行くことにしました。

稚内で有名な、たこしゃぶで有名なお店(車屋・源氏)と最後まで迷ったんですけど、営業開始したお店の前まで行ったら、地元の常連のお客さんを、お店のスタッフが外までお迎えに行ってるのを見て、うーん、止めとこうかな…って何となく感じちゃったんですよね…。

こじんまりとしたお店です。

こだわりのメニューが並びます。

このお店、ちょっと期待し過ぎだったのかなぁ～...何か色々なイミで私の好みには合わず...。

やっぱり、たこしゃぶ食べれば良かったかな…。

米風亭 グルメ・レストラン

ホテルに戻って来てから、お口直しに食べた夜鳴きそばがめちゃくちゃ美味しかった!

天然温泉　天北の湯　ドーミーイン稚内 宿・ホテル

1日の汗を、大浴場で流しましょう。

ドーミーインでは最近どこでもやってる、お風呂上がりのアイスキャンディーのサービス。　こういうのが凄く嬉しいのよね。

おはようございます。　4/29です。　世間的なGWは今日からですね。　でも、今年もコロナの影響でどこも閑散としてるのかなぁ。

稚内駅出発は、6:36発の特急サロベツ2号。　もしも寝坊したりしてこの列車に乗り遅れたら、次の列車は約4時間後! しかもその4時間後の列車は鈍行で私が行きたい旭川までは行かないので、乗り遅れたらこの日の予定が最低6時間半狂ってしまう! キャー!

ちゃんと起きられて良かったー。

さすが、日本最北端の駅ということで、柱ごとに、日本の主要駅や都市からの距離などが書いてあり、なかなか楽しい駅です。

稚内駅 駅

そうそう、コレを見たかったの!!

約4か月前に、本土最南端の始発・終着駅でもある枕崎駅を旅行で訪れましたが、その時の旅行記にも書いた通り、有言実行できて良かったです!　

その時の旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11668509　(2020年12月)

稚内からは、約4時間かけて旭川へ向かいます。　

特急で4時間走っても、北海道の半分くらいまでしか到達しないって、こういう時にやっぱり北海道って広いんだなーって感じます。

夏のシーズン中だと列車も混み合うのかしら…。　私が旅行したのはGWだったのと、コロナ禍ということで、車内は空いてて快適でした。

特急 サロベツ 乗り物

朝6時台の列車で出発したので、朝食は移動中の車内で。

遠足の時に食べるおにぎりが普段より美味しく感じるのと同じで、旅行中に食べるコンビニのおにぎりは美味しく感じます♪　この後のわくわくイベントとかも楽しみだから、テンション上がってるんでしょうね!

稚内を出発してからしばらくは、車窓からの景色を楽しみました。　今日も青空で嬉しい!　この良い天気がいつまで続くかなぁ～!

続きは次の旅行記へ!

この旅行記へのコメント （2）

• らびたんさん 2021/08/17 09:23:59

  塩ホタテラーメン＠間宮堂

  Juniper Breezeさん、こんにちは。
  
  なんという美しい色のスーツケースなんでしょう！
  甘すぎず、辛すぎず、華やかさと同時に落ち着きが感じられる素晴らしさ。
  これぞ我々世代にぴったりの逸品に違いありません。
  
  間宮堂の塩ホタテラーメンおいしいですよね！
  私もまた行ってもいいかな、なんて思っちゃいます。
  
  利尻富士かなりはっきり見えているのですね。
  雪がまだあんなにあるのかあと、春先に見てみたくなりました。
  
  そして稚内港北防波堤ドームのセピア色撮影ナイスでした☆
  Juniper Breezeさん、センスいいなあ～(*^_^*)
  
  一方で生きてる鹿に楽しくなっちゃうところ！
  ほんとおもしろいです。
  youtubeでJuniper Breezeさんのチャンネルがあったら間違いなく登録しちゃいますね♪
  
  最後に、うちの父はけっこうマイカーで北海道行ってるんですが、やっぱり一人だと割高ですよねえ。
  たぶん車中泊メインというのと、日数が長いから車ごと持ってっちゃうんでしょうけど･･･
  車旅のコスト感がいまいちわからずにいます。
  
  北海道すっかりハマってますね(^_^)
  続きも楽しみにしています。
  
  らびたん

  Juniper Breezeさん からの返信 2021/08/23 10:24:01

  RE: 塩ホタテラーメン＠間宮堂

  らびたんさん、おはようございます。　お返事遅れました^^;
  
  ようやくGWの北海道旅行記を始める事が出来て早速コメント頂けて嬉しいです!　時間が経ってるだけじゃなくて、この後も色々と旅行行ってるので、色々と忘れてて^^;
  
  間宮堂の塩ホタテラーメンのスープは今思い出しても本当に美味しかったです!
  
  北海道に関しては、らびたんさんのほうがだいぶ先輩なので、まだまだこれから先、訪れたことのない都市への旅行を計画したとき、色々と参考にさせていただくことになると思います♪　
  
  しばらく(9月いっぱい?)は、新しい旅行記に書けるような旅行にも行かないかもしれないので、とりあえずこの間に下書き旅行記頑張ってUP出来るようにしようかなー。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  Juniper Breeze