タイの遺跡を全部巡るつもりが、コロナの影響で北部だけで終わってしまった旅　その２２　水分補給で復活、まだまだ続く遺跡巡り

2021/04/09 - 2021/04/09

ソンクランの休暇どこに行こうか考えているうちに、７、８日にチェンマイ出張が入り５、６日が休みだったため、思い切って車でカムペーンペットの遺跡を見てからチェンマイまで北上し仕事を終え、南下しシーサッチャナーライ遺跡、スコータイの遺跡を見に行く事にした。

更にソンクランの休みが９日間あり折角なので、東側の遺跡も全部見に行こうと、１０泊１１日の旅を計画した。とりあえず１２日までホテルは予約したが、タイで２回目のロングドライブなので、疲労の度合いや連休中の渋滞、その他トラブルを考え、スコータイ以降の細かい行程は旅行中に考える事にして出発した。

しかし、４月８日バンコクでクラスターが発生し、４月９日政府からバンコクからの入県に隔離や報告義務を発表。１１日に泊まる予定だったホテルに確認メールしてみると、それに伴い宿泊できないという事実が判明。
残念ながらコロナの影響で、スコータイ以降の旅行が続けられなくなってしまった。

東側の遺跡が回れなかったのは残念だったが、全行程のホテルを予約してなかった事で、容易に旅を中止する決断ができた。
コロナ禍の中、ソンクラン休暇前に出発できたことで、北部の遺跡をほぼ制覇することが出来きラッキーだった。次回機会を作って東側の遺跡をゆっくり回ってみたいと思う。

遺跡を巡る旅で分かった事

　・４月は暑すぎるので、１２月～１月がベスト
　・遺跡正面は東側なので、午前中が順光で撮影にはベスト
　・有名な遺跡以外はほとんど人がいなので、一人旅はお勧め出来ない
　・吠える野良犬は威嚇に弱いが、唸り声をあげる犬には注意
　・猿のいる遺跡では、眼鏡はかけない方が良い
　・日焼け止め、虫よけ、水分補給は必須
　・歴史公園内以外の遺跡は無料で車で見て廻ることができる

今回の旅の行程

　４月５日　　バンコク→カムペーンペット　走行距離453.4km
　４月６日　　カムペーンペット遺跡観光　　　
　４月７日　　カムペーンペット→チェンマイ　走行距離339.8km
　４月８日　　チェンマイ→シーサッチャナーライ　走行距離283.7km
●４月９日　　シーサッチャナーライ→スコータイ　走行距離68.8km
　４月１０日　スコータイ観光
　４月１１日　スコータイ→バンコク　走行距離458km

総走行距離1751.5km

エリア シー・サッチャナーライ遺跡公園周辺(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

水分補給し車の中で３０分程休憩。何とか復活し歴史公園内に戻り遺跡巡りを再開。

本日８カ所目の遺跡は、Wat Chaang Lom

１４世紀頃のスコータイ王朝時代に建てらたと言われている

１２８５年に建てれたという学者によると説もあるそうだ。

シーサッチャナーライ古代の町の中心部に位置する

保存状態の良い礼拝堂の列柱

大規模で立派で美しいチェディ

チェディ正面には８頭の象

チェディ正面左側の４頭の象

チェディ正面右側の４頭の象

Wat Chaang Lomには、正面に８頭、残り３面には各９頭、コーナーに４頭、計３９頭の象がいる。

コーナーには一際大きな象の像

象というより偉そうなワンちゃんに見えてしまってなんだか面白い

チェディ南側にはボロボロの象

その中には象というよりバクか恐竜に見えるものがあった

門の様だがなぜか入口が塞がれている

チェディ南西にある小さな礼拝堂とチェディ

南西側から見たチェディ

北面には若干化粧漆喰が残る象の像

北面中央のある門には、昨日見たワット プラ シー ラタナー マハータートと同じくクメール王朝バイヨン様式の四面仏が乗っていた。

基壇を一周

正面中央にある緩勾配の長い階段を登りテラスへ

チェディの塔頂部

チェディから礼拝堂を見下ろす。
他の観光客のほとんどは外部から記念撮影するだけで、遺跡内部まで見ている人はほとんどいないかった。

先程見たWat Chedi Chet Thaeoのチェディと、軸線が若干ズレているのは、計算なのだろう。

テラス手摺の端部が反り上がっているデザイン。

テラス手摺コーナー部も反り上がっている。初めて見るデザインの手摺。

上段の基壇には、各面計５箇所仏龕があり坐像が祀られている

強い日差しを受けて黄金色に輝く坐像

元々スコータイ仏は女性的だが、この坐像は特に女性的だった

上から見た正面左側の象

Wat Chaang Lomに広がる歴史公園

反り上がっている独特のデザインのテラス手摺

門の様だが入口が塞がれているのはなぜだろう？

上から見ると劣化が激しい象の像

上から見ると劣化が激しい象の像

象の像の中身は空洞の様だ

珍しくお顔のある坐像

広大な歴史公園の整備をする作業員の方々。ご苦労様です。

北面中央にクメール王朝バイヨン様式の四面仏が乗った門

北東側から見たチェディ

テラスを一周し正面へ

テラスから見た礼拝堂

チェディ正面の立派な門

Wat Chaang Lomを堪能

３９頭の象と２０体の坐像、スリランカ様式の美しいチェディだった。

お昼近い時間になってしまい、日差しも強く暑くて３０分程の見学で既にオバーヒート気味に・・・

スコータイ王朝時代、副王の統治する町となったシーサッチャナーライの繁栄ぶりを現代に伝えるに十分な遺跡群の数々だった。

暑くて倒れそうだが来た道を帰らず、ぐるっと回って歴史公園を堪能して帰る

ロシア建築にも、ヨーロッパの教会建築にも見える不思議な遺跡Wat Chedi Chet Thaeo

帰る途中にも小さい遺跡が沢山あった

疲れて見て廻る元気がなく、道路から撮影のみ・・・
３時間半ほどで、何とかシーサッチャナーライ歴史公園の主要な遺跡を見る事が出来た。

この旅行記へのコメント （3）

• ひでじいさんさん 2021/04/30 07:41:26

  お邪魔します。

  Masa さんへ
  
  Masa さんは遺跡の名称をご存知ですね、ツアーガイドできそうですね。地理とか名称は下調べして行ったんですか？？　よく迷子になりませんでしたね。

  Masa さん からの返信 2021/04/30 08:55:04

  RE: お邪魔します。

  ひでじいさま
  
  最近、記憶力低下が始まり、地名や遺跡の名前など全然覚えられません。
  なので、写真記録とグーグルマップを駆使して、旅行記作成しております。
  なので、前の旅行記に戻ったり、何度も調べ直したりするので、時間がかかってしまいます。
  
  良い歳のおじさんですが、それなりに最近の機器は利用できるので、事前にグーグルマップで周辺にある遺跡を検索し、行きたい遺跡を登録しておきます。
  現地では、登録しておいた遺跡をクリックし、グーグルマップのナビを使えば、ちゃんと連れて行ってくれますよ。
  
  無料でとても便利だと、いつも感心しております。
  
  逆に便利で簡単過ぎて、道に迷ったり、誰かに聞いたり、変な汗が出たりしないので、旅の楽しみが半減しているという気もします。
  
  Masa
  

  ひでじいさんさん からの返信 2021/04/30 13:15:47

  RE: RE: お邪魔します。

  Masa　さん
  
  私も旅の前にG-MAP である程度の目的地を決め、途中は道筋を辿ると名所などが見つかり、自宅から出発して、それぞれの距離や時間が判るのでG-MAP は必需品です。昔は地図や旅行雑誌みて苦労したんですが今は楽ですね。
  ハワイでは目的地と出発地を入力すると移動手段はバスですが時刻表も出て、上手く使えば予定道理の行動が出来ます。私も活用してます。
  
  私は旅に行く前はかなり観光地を探したり行程を組むのに時間を掛けます。旅は「行程組んで」「行って楽しみ」「お土産配り」「4Ｔに載せる」で一粒で4度おいしいをモットーしてます。たから、旅に出たいんです、旅自体は一瞬で終わりますからね。
  （内緒：女房殿はいっさい無関心、どこに行くのか、どこに泊まるのか、次にどこに向かうのか、下調べもせず、・・ただついて来るだけ　　→　こちらが疲れます）→　旅には夢があるはずですが無いんですね。
  
  Masa さんは兄弟3人の第一子ではないでしょうか。推測では男女女の兄弟？？
  
  ではまた。
  
  
  
  
  > ひでじいさま
  >
  > 最近、記憶力低下が始まり、地名や遺跡の名前など全然覚えられません。
  > なので、写真記録とグーグルマップを駆使して、旅行記作成しております。
  > なので、前の旅行記に戻ったり、何度も調べ直したりするので、時間がかかってしまいます。
  >
  > 良い歳のおじさんですが、それなりに最近の機器は利用できるので、事前にグーグルマップで周辺にある遺跡を検索し、行きたい遺跡を登録しておきます。
  > 現地では、登録しておいた遺跡をクリックし、グーグルマップのナビを使えば、ちゃんと連れて行ってくれますよ。
  >
  > 無料でとても便利だと、いつも感心しております。
  >
  > 逆に便利で簡単過ぎて、道に迷ったり、誰かに聞いたり、変な汗が出たりしないので、旅の楽しみが半減しているという気もします。
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  > Masa
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