タイの遺跡を全部巡るつもりが、コロナの影響で北部だけで終わってしまった旅 その３０ お昼までに主要な遺跡を廻りきる

2021/04/10 - 2021/04/10

ソンクランの休暇どこに行こうか考えているうちに、７、８日にチェンマイ出張が入り５、６日が休みだったため、思い切って車でカムペーンペットの遺跡を見てからチェンマイまで北上し仕事を終え、南下しシーサッチャナーライ遺跡、スコータイの遺跡を見に行く事にした。

更にソンクランの休みが９日間あり折角なので、東側の遺跡も全部見に行こうと、１０泊１１日の旅を計画した。とりあえず１２日までホテルは予約したが、タイで２回目のロングドライブなので、疲労の度合いや連休中の渋滞、その他トラブルを考え、スコータイ以降の細かい行程は旅行中に考える事にして出発した。

しかし、４月８日バンコクでクラスターが発生し、４月９日政府からバンコクからの入県に隔離や報告義務を発表。１１日に泊まる予定だったホテルに確認メールしてみると、それに伴い宿泊できないという事実が判明。
残念ながらコロナの影響で、スコータイ以降の旅行が続けられなくなってしまった。

東側の遺跡が回れなかったのは残念だったが、全行程のホテルを予約してなかった事で、容易に旅を中止する決断ができた。
コロナ禍の中、ソンクラン休暇前に出発できたことで、北部の遺跡をほぼ制覇することが出来きラッキーだった。次回機会を作って東側の遺跡をゆっくり回ってみたいと思う。

遺跡を巡る旅で分かった事

　・４月は暑すぎるので、１２月～１月がベスト
　・遺跡正面は東側なので、午前中が順光で撮影にはベスト
　・有名な遺跡以外はほとんど人がいなので、一人旅はお勧め出来ない
　・吠える野良犬は威嚇に弱いが、唸り声をあげる犬には注意
　・猿のいる遺跡では、眼鏡はかけない方が良い
　・日焼け止め、虫よけ、水分補給は必須
　・歴史公園内以外の遺跡は無料で車で見て廻ることができる

今回の旅の行程

　４月５日　　バンコク→カムペーンペット　走行距離453.4km
　４月６日　　カムペーンペット遺跡観光　　　
　４月７日　　カムペーンペット→チェンマイ　走行距離339.8km
　４月８日　　チェンマイ→シーサッチャナーライ　走行距離283.7km
　４月９日　　シーサッチャナーライ→スコータイ　走行距離68.8km
●４月１０日　スコータイ観光
　４月１１日　スコータイ→バンコク　走行距離458km

総走行距離1751.5km

エリア スコータイ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Wat Sra Sriからすぐの遺跡。後で調べてみるが名もなき遺跡

なぜかチェディの塔頂部だけがこんなところに・・・・

.

もう少し歩いてWat Traphang Ngoenの本堂へ

池の西側に礼拝堂とチェディがある

Wat Traphang Ngoenの本堂は大きな池の真ん中にある。
聖石と池の水によって、俗界との境界が示されている。

大きな池の向こう側に礼拝堂とチェディがある

暑いので行くのをやめたWat Traphang Ngoenへ向かう一人の観光客

Wat Traphang Ngoenのチェディは、先端が蓮華状の蕾になっているスコータイ独特の様式

先端が蓮華状の蕾になっているスコータイ独特のチェディ

Wat Traphang Ngoenの本堂の東側には、さっき２時間見学したワットマハタートが見えた。

雨季前なので池が完全に干上がってしまっている

暑くてなるべく歩きたくなかったので、ぬかるむかと思ったがショートカットするために、干上がった池を渡って無事対岸へ

景色は悪かったが、水がなくて良かった！

何とか最短距離でワット シーサワーイ到着するも、入り口は反対側・・・・

鍵がかかっている小さな入口から三つのプラーンを撮影。

プラーンを見ながら入口を探して北側へ

ワット シーサワーイは元々ヒンドゥー教の寺院だったようだ

ワット シーサワーイ復元ＣＧ

ワット シーサワーイ復元ＣＧ

重厚で立派な正門

.

門から真っ直ぐ延びるアプローチ

.

ヒンドゥー教の寺院だったものを、増改築を行い仏教の寺院にしたそうだ

ワット シー サワイ 寺院・教会

保存状態も良く華やかな遺跡なので、他の遺跡に比べ観光客にも人気だった

.

中央のプラーンは保存状態がよいので、もしかすると修復されているのかも知れない。

.

極太の立派な列柱

.

列柱の漆喰にある細かい孔は、漆喰の付着力を高めるためと思われる

.

立派な礼拝堂入口

礼拝堂祭壇

まずは東側のプラーンへ

.

東側のプラーン

化粧漆喰に彫刻されたナーガが素晴らしい

美しい三つのプラーン

・

スコータイ歴史公園内で一番綺麗な彫刻だった

.

日陰に座って休憩しながらプラーンを眺める

.

礼拝堂側面のスリット状の開口。ある種の連子状窓か

レンガ造のプラーン

中に入ることが出来る。

真っ暗で何も見えなかったが、ISOをオートにして撮影して見ると、塔内部が映っていて、デジカメの性能に驚いた。

芸術的にレンガが積み上げられているのが良く分かる

カビ臭いの早々に退散

化粧漆喰に彫刻されたナーガが素晴らしい

３塔のプラーンはそれぞれ部屋で仕切られている

中央のプラーンへ

こちらも中に入れる

外観を見るとレンガ造に見れるが、内部はラテライト造の様だった。
木製の天井があったが、朽ち果てて穴が開いていた。

中央プラーンの入口にあった、扉の跡と思われる。

西側のプラーンへ

.

西側のプラーンにも繊細な彫刻が施されている

ナーガの飾りが施された小さな仏龕

.

最後に西側のプラーンの中へ

真っ暗で肉眼では全く見えなかったが、何か生き物がいる気配があり鳩でもいるのかと思いつつ、撮影してみるとコウモリだった。

グーグルマップにも明確に表示されていなかったが、現在スコータイ歴史公園のメインの入口はここの様だ。駐車場も完備され、土産屋や食堂、貸し自転車や電動カートのレンタルなどの施設があった。　

歴史公園内にも出店は一切ないので、命の水は持参必須。
シーサッチャナーライの教訓が全く生かされてない行動だった。

ナイトラン準備中

車を停めた場所は、恐らく駐車場ではない場所だと思うが、朝イチ停めた時は２、３台しか停まってなかったので心配していたが、駐車台異数が増えていたのでほっとした。

Ａ型なので正直、車が心配だったが、問題もなく駐車出来た。
旅は結果オーライが一番の幸せ。でもトラブルはトラブルで旅の思い出。
旅って結構面倒くさい。

昼飯をどこかで食べようと思ったが、良い店が見つからず結局セブンイレブンで食材を購入し部屋でNetfilixで映画を見ながら食す。
その後、風呂に入って昼寝をし夜景撮影に備える。

レジェンダ スコータイ【SHA認定】 ホテル