タイの遺跡を全部巡るつもりが、コロナの影響で北部だけで終わってしまった旅　その５　WAT PHRA SI ARITABOT

2021/04/06 - 2021/04/06

ソンクランの休暇どこに行こうか考えているうちに、７、８日にチェンマイ出張が入り５、６日が休みだったため、思い切って車でカムペーンペットの遺跡を見てからチェンマイまで北上し仕事を終え、南下しシーサッチャナーライ遺跡、スコータイの遺跡を見に行く事にした。

更にソンクランの休みが９日間あり折角なので、東側の遺跡も全部見に行こうと、１０泊１１日の旅を計画した。とりあえず１２日までホテルは予約したが、タイで２回目のロングドライブなので、疲労の度合いや連休中の渋滞、その他トラブルを考え、スコータイ以降の細かい行程は旅行中に考える事にして出発した。

しかし、４月８日バンコクでクラスターが発生し、４月９日政府からバンコクからの入県に隔離や報告義務を発表。１１日に泊まる予定だったホテルに確認メールしてみると、それに伴い宿泊できないという事実が判明。
残念ながらコロナの影響で、スコータイ以降の旅行が続けられなくなってしまった。

東側の遺跡が回れなかったのは残念だったが、全行程のホテルを予約してなかった事で、容易に旅を中止する決断ができた。
コロナ禍の中、ソンクラン休暇前に出発できたことで、北部の遺跡をほぼ制覇することが出来きラッキーだった。次回機会を作って東側の遺跡をゆっくり回ってみたいと思う。

遺跡を巡る旅で分かった事

　・４月は暑すぎるので、１２月～１月がベスト
　・遺跡正面は東側なので、午前中が順光で撮影にはベスト
　・有名な遺跡以外はほとんど人がいなので、一人旅はお勧め出来ない
　・吠える野良犬は威嚇に弱いが、唸り声をあげる犬には注意
　・猿のいる遺跡では、眼鏡はかけない方が良い
　・日焼け止め、虫よけ、水分補給は必須
　・歴史公園内以外の遺跡は無料で車で見て廻ることができる

今回の旅の行程

　４月５日　　バンコク→カムペーンペット　走行距離453.4km
●４月６日　　カムペーンペット遺跡観光　　　
　４月７日　　カムペーンペット→チェンマイ　走行距離339.8km
　４月８日　　チェンマイ→シーサッチャナーライ　走行距離283.7km
　４月９日　　シーサッチャナーライ→スコータイ　走行距離68.8km
　４月１０日　スコータイ観光
　４月１１日　スコータイ→バンコク　走行距離458km

総走行距離1751.5km

エリア カンペーン・ペッ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

次の遺跡はWAT PHRA SI ARITABOT

ワットプラシーイリヤーボット 寺院・教会

WAT PHRA SI ARITABOTの配置図

WAT PHRA SI ARITABOTの復元3Dモデル

現地で利用しなかったがＶＲで当時の姿を重ねて見えるようだ。

ポツンと寂しいそうな路駐中の車

WAT PHRA SI ARITABOTも同じく門からのアプローチがセンターではない

エントランスだった建物跡

南東から見た礼拝堂

東から見た礼拝堂

礼拝堂テラスの手摺

礼拝堂テラスの手摺

礼拝堂奥に本堂

礼拝堂に根を張り大きく育った樹木

礼拝堂奥にある本堂

根本のみ残った列柱

ほとんど崩壊してしまっている礼拝堂のご本尊

ほとんど崩壊してしまっている礼拝堂のご本尊

南西から見た礼拝堂

礼拝堂奥にある本堂

本堂東面にある遊行仏

礼拝堂周りに配置された小さなチェディ

礼拝堂奥にある本堂

本堂の巨大な列柱

ほとんど崩壊してしまっている本堂東面の遊行仏

ほとんど崩壊してしまっている本堂東面の遊行仏

ほとんど崩壊してしまっている本堂東面の遊行仏

ほとんど崩壊してしまっているが、なめらかで女性的な曲線が見て取れる

化粧漆喰が残るレンガ造の列柱

ほとんど漆喰がないレンガ造の列柱

中央部は４本の柱で屋根が支えられ、東西南北それぞれに像が安置されていたようだ

本堂南面の座像

本堂南面の座像はほとんど崩壊してしまっている

本堂北面には典型的なスコータイ仏

スコータイ仏の立像

立像は見上げた際のバランスを考えて作られている

近くから見上げた時に最適になるようにデザインされているので、遠目正面から見るとバランスが悪い立像

頭頂部や左腕が崩壊してしまっていて痛々しい

崩壊した左腕は、木の骨組みの劣化が原因となってしまったと思われる。

頭頂部が欠けてしまっている

早くコロナが終息して、世界が平和になりますように・・・・

広い歴史公園を沢山の係の方々が清掃してくれていた。仕事とは言え落ち葉の量が半端ないので、毎日毎日掃除するは大変だと思う。

本堂の周りには経蔵と思われる遺跡もある

初めて見た、本堂北面の典型的なスコータイ仏

複雑な積み上げられた門跡

本堂北面にも座像があったと思われる

北面から見た礼拝堂の座像

礼拝堂の土台と保存状態の良いテラスの手摺

北面から見た礼拝堂と座像

初めて見たスコータイ仏の游行仏

丁度見終わった後に、沢山の学生がやって来た

お揃いのジャージを来た学生たちは、遊行仏のある本堂へ

学生が来る前にゆっくり見れて良かったWAT PHRA SI ARITABOT

学生たちが乗って来たトラック

懐かしさを感じる「は～しる　走る　いすゞのトラック」

まだまだ路駐中の車

この旅行記へのコメント （1）

• ひでじいさんさん 2021/04/17 08:59:24

  また、お邪魔します。

  10日間も旅できるのはすごいですね。タイの北部には無名の遺跡があることが判りました。私はアユタヤやスコータイ位しか行ったことないです。
  かなり劣化してますが随所に当時の繁栄ぶりが伺えます、どんな人が住んでいたのかなあ。
  車で廻れるのはいいですね。