祭りを支えるねぶた師の技＠青森県_４７のメイド・イン・ジャパン

2020/12/04 - 2020/12/07

『日本製』の青森で紹介してくれたのは、
「ねぶた師の技」について。

ねぶたと言えば、日本の夏祭りの中で最も盛り上がる祭りのひとつ。
いや、もしかしたら一番盛り上がる夏祭りかも。

春馬君は「ねぶた屋」という、ワ・ラッセの近くにある元倉庫街の一角に拠点を構えているプロジェクトの場所に訪問している。
GoogleMapで検索は出来るのだけれど・・・・営業しているのかどうかも微妙な感じ。
それに朝の早い時間だし、時間の余裕もない。
日本製で紹介しているのは「ねぶた師の技」なので、今回は「ワ・ラッセ」を見学することにした。

（＋ＡＣＴ　２０１８年８月号掲載）

●Ｇｏ ｔｏ！ ３回目_大人の休日倶楽部で行く、みちのく二人旅_大好き青森のブルターニュみ
https://4travel.jp/travelogue/11678151

●ロケ地巡礼_ＣＭ：ＪＲ東日本　Ｍｙ Ｆｉｒｓｔ ＡＯＭＯＲＩ
https://4travel.jp/travelogue/11682352

からの続きの旅行記です。

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩

『ねぶた』が最も人気な日本の夏祭りのひとつなのは、
観光客も「ハネト」となって、飛び入り参加出来るのも人気の要因でしょう。
（ただし、ハネトの正装をしている事が必須らしい）

私は小学１年の時に観たことはあった。
「ハネト」の記憶はないけれど、道路を大きなねぶたがをうねり進むのは覚えている。
一時は、「カラス」と呼ばれる黒尽くめの若者の集団がやんちゃしていた事もあったけれど、最近は減少しているとのこと。
祭りを盛り上げる一因であったことは否めないらしいけれど、
子供が安心して参加出来る祭りでないと日本の夏祭りの代表とは言えないですからね。

ねぶたと言えば、その幼少の時の記憶ではなく、
２０１８年のねぶた祭り開催期間に、
時間貸しのパーキングが通常の１６倍の値段、一時間５千円の料金設定で話題になった事が最初に頭に浮かぶ、下世話な人間です。

「夕から翌朝まで車を止めて、なんと6万5000円を支払うことになったと明かした。ATMで1000円札を65枚用意して精算したという。」

ねぶたの人気ぶりを象徴する事件（？）ですよね。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

ワ・ラッセ西の広場には、地元の小学生が作成したと思われる可愛いねぶたが飾られている。

これは・・・もしかしたら、ピカチュウ？・・・かな？
林檎を持っているところが青森らしいね。

そして、一番気に入ったのがこのこ。
めっちゃ可愛い。

でも、このこはなんなんだ？
ポケモンの一種なのかも・・・・と、息子Ａに聞いてみたら、

「あ、あれじゃね？
・・・あせ、あせ、汗！！　しているキャラ！」

あせ、汗？
・・・・・・・・・・・・・・ピコーン！

「ぼ・の・ぼ・の！！！」
水色だし、何と言っても「ホタテ」を持っている！

青森はホタテの名産地だし、良いね！

では、青森市でねぶたと言えばの「ワ・ラッセ」に入場しまーす。

顔出しパネルの横のハネコさんがマネキンなのがシュールで良い。

ホテルで貰ったフライヤーで６２０円のところ５００円で入場出来た。

動物の表情が豊か！
『銀牙』を思い出しちゃう。
（また、古い漫画を出してきて申し訳ない。）

「新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため
館内イベントについて下記の通りご案内いたします。
【休止中】
・紙貼り体験
・囃子団体による囃子ショー、囃子体験
・ワ・ラッセ工房
規模を縮小した形で、当館スタッフによる囃子演奏を実施いたします。(演奏のみで体験はありません。)」

とのことで、ほぼ観るだけで体験出来るものがなかったのは残念だった。

自分でねぶたの色付けが出来ちゃうコーナー。

てきとー感満載。

「ねぶたの歴史」についての展示がある通路を進むと。

大きなホールに出て、そこに大型ねぶたが展示されている。

ねぶたは武者や歌舞伎、神話等を題材にして作成しているらしい。

疎いのでなんのシーンなのか解らないけれど、
躍動感は伝わってくる。

意外と表情が皆、アニメっぽいんだよね。
縁取りがあるからね。

あ、この作者さん、『日本製』で晴馬君が取材した相手の方だ。

ジオラマ。

どら猫？
このねぶたが観たかったわ。

ねぶたの中身。

これは、『笑うセールスマン』を思い出した私。
・・・・・・昭和過ぎると承知してますよ。

♪ガリレオ、ガリレオ、フィガロー♪
Bohemian Rhapsody風。

そっか、Queenは「ねぶた」からインスパイヤしたんだね・・・。
（んなわけない）

彼は２０１７年末の訪問していた。
遡ること、８年前に青森新幹線のCMの撮影でも青森でねぶたに携わっていた春馬君。
なにかとご縁があったんだね。

インタビューの相手は、北村春一氏という若手のねぶた職人さん。

ねぶた名人
れぞれの時代において、優れた功績を残したねぶた師には名人位が贈られており、2012年現在で6人のねぶた名人がいる。4代までは名人位認定に対する明確な基準は無かったが、5代と6代が認定されるにあたって実力や実績（制作期間、受賞歴、後継者たる弟子の育成等）に対する基準が制定されている。
～Wikipediaより～

世襲制でないことに彼は驚いていた。

イベントがなかった為、さらりと観たら１０分ぐらいで完結してしまうぐらいの展示物。
やっぱ、お祭りは実際に参加しないとですね。

彼も「ねぶた祭りは見に来たいですね。」と。
「オリンピックの開会式にぴったり。外国の方も喜ぶだろうし、何よりも僕が凄く見たい！」って・・・・・・・・・・。

でも、オリンピックは延期となり、彼はいなくなってしまった。
そして、開会式の演出についても色々とボロが出てきてしまっている２０２１年３月の今思う、
本当にオリンピックは開催されるのだろうか？

コロナが終息して、世界の人たちがねぶた祭にハネコとして参加できる世界に早く戻りますように・・・・・。

スタンプラリーは７個目完了！
まだまだ、先は長い。