2018年 フランス周遊 (20 days) =DAY 3= ～モン・サン・ミッシェル⇒ナント～

2018/04/21 - 2018/04/21

・4月19日：名古屋 ⇒ 香港
・4月20日：香港 ⇒ パリ ⇒ モン・サン・ミッシェル
・4月21日：モン・サン・ミッシェル ⇒ ナント
・4月22日：ナント ⇒ ボルドー
・4月22～24日：ボルドー
・4月24日：ボルドー ⇒ トゥールーズ
・4月25日：トゥールーズ ⇒ アルビ ⇒ カルカソンヌ
・4月26日：カルカソンヌ ⇒ アヴィニョン
・4月26～28日：アヴィニョン
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月26日：アルル
・4月27日：ポン・デュ・ガール

・4月28日：アヴィニョン ⇒ ニース＋カンヌ
・4月28～30日：ニース
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月28日：カンヌ
・4月29日：ニース ⇒ エズ ⇒ ロクブリュヌ・カップ・マルタン ⇒ モナコ

・4月30日：ニース ⇒ マルセイユ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月30日：ラ・シオタ

・5月1日：マルセイユ ⇒ リヨン
・5月2日：リヨン ⇒ ディジョン
・5月3日：ディジョン ⇒ パリ
・5月3日～7日：パリ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月3日：フォンテーヌブロー宮殿
・5月4日：ロワール渓谷
・5月6日：ヴェルサイユ

・5月7日～8日：パリ ⇒ 香港 ⇒ 名古屋

エリア ナント(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:00に自然と目が覚めた。昨年に続き、早くも時差ボケ発動だ!!

ホテル メルキュール モン サン ミシェル ホテル

6:10に目覚ましが鳴り、6:30にホテルを出発。

向かった先は昨晩も訪れたクエノン河口ダム。

クエノンダム 建造物

ダムの橋から日の出前のモンサンミッシェルを撮影。

少しだけモヤがかかっていて幻想的。

7:00にサンライズが始まった。

撮影の間に日本人ばかり10人ほどすれ違い、黄色いコートを来た若い女性から話しかけられた。

ツアー客が多いが、1人で参加して、自分を見て、同類がいたと思ったので話しかけたのだろうか？

目を横に向けると日が昇り、朝もやが濃くなっている。

パノラマで朝陽とモンサンミッシェルを収める。

同様に少し明るさを上げてパノラマで撮影。

7:30、ホテルの隣のレストランで朝食。ビュッフェ形式で、クロワッサン2つ、ハム3種類、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、ヨーグルトにホットチョコレートを食べた。ハムとクロワッサン、超美味い!!特にクロワッサンはバターが違うのか、後から口の中に広がる甘さがとても上品。

ル プレ サレ 地元の料理

8:00に部屋に戻り、パッキングとメールチェックを済ませ、9:30にチェックアウト。City Tax?1.10を支払い、バス停へ。

ホテル メルキュール モン サン ミシェル ホテル

9:56にバスが到着し、10:05定刻に出発。

ル パッサー (シャトルバス) バス系

バスの中は運転手を除くと5人全員が日本人。1組は母と娘で、1組はバックパッカー・スタイルの老夫婦。なんか良い感じ。

途中もの凄い眠気に襲われつつ、10分早く11:05レンヌ駅着。

建設中のビル。変わった形、変わった色と思っていたら・・・

・・・黒く見えたのはまだ外壁を貼る前の状態のようだった。

工事中の為か駅ビルの外にチケット売り場があった。ナントまでのチケットは事前に調べていたよりも安い?18で買えた。

出発まで時間があったので、周辺をふらついたが、変わった外観の建物が2つある以外は特段目新しいものはなかった。

20分前に8番ホーム発着の案内があり、ホームへ。下りのエスカレーターがないのはどうにかならないものだろうか？

いつも通り、打刻機にチケットを入れる。

定刻12:23発。

2階建て車両だったので、2階に座った。

2階の座席は天井が低く感じた。

18ユーロのチケット。

車窓からの風景。

定刻13:51ナント駅着。

暑い!!長袖長ズボンは無理!!

途中迷ったが、14:15にホテルチェックイン。

The Originals City, Hôtel du Grand Monarque, Nantes Gare ホテル

受付のお姉ちゃんが英語がイマイチ通じなかったが、奥から英語の話せる別の女性が出てきてくれ、何とかチェックインできた。

部屋はバスタブなし・・・。

さらに暑いのにクーラーもなかった。

14:35ホテルを出発。
真向いにある大聖堂は中に入れず・・・、歩いているとギリシア神殿風の建物に出くわした。

ナント美術館 博物館・美術館・ギャラリー

地球の歩き方の地図で確認するとナント美術館らしい。

破風の部分の装飾は豪華。

正面の入口の上には聖人と思われる像が並んでいる。

しばらく歩いていくと大公宮殿の北側に移動遊園地を発見!

1年前にドイツのシュトゥットガルトでたまたま出くわしたフリューリングスフェストに続く、2年連続の移動遊園地。
　https://4travel.jp/travelogue/11663758

シュトゥットガルト程の規模ではないが、楽しい雰囲気は変わらない。

射的は日本の的とは違い、風船。
割れたら新しい的となる風船を入れなきゃいけないと考えると手間な気もするが、お客目線で考えると当たった時の盛り上がり方は明らかにこちらの方が良い。

そんなことを考えさせられた。

シュトゥットガルトと大きく異なるのは場所。大聖堂のすぐ隣の公園で開催されているという今まで見たことのない開催場所だった。

といってもそんなに何度も出くわしているわけではないが・・・。

通り道だったのでそのまま大公宮殿へ立ち寄る。

ブルターニュ大公城 城・宮殿

城壁に沿って斜めのラインが入っていたので角度を変えてみると・・・

・・・なんと滑り台！

お城の壁沿いに設置された滑り台！なんて、男のロマンの1つと言っても過言ではないくらいの素晴らしいアトラクションだ。

深い濠に囲まれた、6つの塔を持つ堅固な城で、建物内部以外の敷地は無料で開放されているため、堀の芝生の部分は犬の散歩がてら歩いている地元民がたくさんいた。

1446年、ブルターニュ公国最後の大公フランソワ2世により建設が開始され、20年かけて完成したブルターニュ大公城。

城壁の中に入ると"ROCK!"の文字が書かれた垂れ幕の下がった建物が目の前に飛び込んでくる。

そして振り返ると白亜の建物がそびえている。

ブルターニュ大公城 城・宮殿

城壁を支える太い円柱からは想像もできない繊細な装飾の施された建物。

城を支える円柱が今までにないくらいの太さ!!

ナントには残念ながら地下鉄は走っていないが、トラムが走っている。ここナントのトラムは、1985年、それまで自動車に押されて消えてしまっていたトラムがフランスで復活した第1号となった記念すべき乗り物でもある。

目的地に近づくにつれて芸術的な建物が増えてきた。

デザイナーズ・エリアとでも呼ぶべき地域で、外観の変わった建物や巨大な巻き尺が置いてある中庭のある建物があったり、街歩きが楽しい街でもある。

巨大なメジャーが庭に置いてある。

壁には画鋲でメジャーを留めるという演出も施されていた。

15:35にマシーン・ドリルに到着。

最初に出迎えてくれたのは小さなメリー・ゴーラウンド。

魚やタツノオトシゴといった海洋生物から昆虫のクワガタ、ダチョウやカメレオン・・・

・・・さらには人間まですべてが機械仕掛けで作られたメリーゴーランド。見る人によっては気持ち悪いと言われそうな悪趣味な乗り物に見えるかもしれない・・・。

そしてそのメリーゴーランドを横目に西へ進むとお目当ての象がいた!!

2018年のゴールデン・ウィークにフランス周遊旅行をすることを決めてから国内各地をいろいろと調べていたら、機械仕掛けの巨大な象が動いている映像を発見!!

これがなければおそらくここナントには来なかったであろう。その巨大な機械仕掛けの象がいるのが、レ・マシーン・ド・リル。

レ マシーン ド リル 博物館・美術館・ギャラリー

背中にたくさんの人を乗せてはいるが停まっている。それでもその迫力には圧倒される。

象の隣には最初のものよりも大きな3階建てのメリーゴーランドがあり、象の大きさを際立たせている。実際高さ12m、重さ40tという巨大さだ。

よく見ると顔や鼻の部分には傷が刻まれている。
また瞳の部分がやけにリアルで、傷と相まって機械のはずなのに、どこか哀愁を感じさせる。

こちらが操縦席のよう。

鼻の部分にも傷が刻まれていて、ホースもつながっている。

脚の部分。木目なのがまた良い。

隙間から見える機械部分がまた格好良い。

近くに軍艦が停まっていた。

現役なのか？退役したのかはわからないが、主砲も備えている。

巨象の隣には入口にあったものとは比べ物にならない大きさの3階建てのメリー・ゴーラウンドがある。

3階部分に見える馬？というか、キリン？というか、未知の動物の乗り物。

南側には巨大な倉庫のような建物もあった。

また敷地内には黄色い看板で「象が通るから危険ですよ!」といった警告もあった(フランス語のため、個人的解釈です・・・)。

そしてこのレ・マシーン・ド・リルで巨大象と並んで楽しみにしていたギャラリーに入ってみる。

並ぶこと40分、ようやくチケット購入できると思いきやレジの故障で10分ほど待たされ、今度こそギャラリーに入ることができた・・・。

3階建てのメリー・ゴーラウンドの模型がまず出迎えてくれる。

イモムシ？

巨大なクモ。

機械仕掛けで巨大化されていることもあってか、怖い・・・。

操縦席は2人乗り。

何かよくわからないが、たぶん昆虫？

続いてやってきたのが、こちら。

巨大なあり。こちらもクモと同様、2人乗り・・・ではなく、4人乗り。

続いて鳥。

機械仕掛けの鳥は飛ぶのだろうか？

翼の部分もちゃんと機械仕掛けになっている。

そして巨大な龍もかつて作っていた。

実物はなかったが、写真が展示されている。

夜空に向かって炎を吐き上げる機械仕掛けの龍の写真。
この龍の実物を見てみたかった。

ギャラリーを見学した後、反対側の建物の3階へ移動。どうやらここが製造工場のようで上記の龍の写真がいっぱい飾ってあったが、肝心の龍はいなかった。

工場の小部屋に何かの模型があった。

そして建物の北の端にある、シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイをかなりギュッと縮小したような未来的な庭園を見学。
名前をプロトタイプになっている。

天に向かって伸びる枝葉。

その枝の部分を歩けるようになっている。

ナントの街並みを一望できる。

下から見上げた先端部分～その1～。

下から見上げた先端部分～その2～。

機械仕掛けの動物だけでなく、こうした先進的なプロトタイプの植物園があるのも、レ・マシーン・ドリルの良いところ。

帰ろうかと思っていたら、ちょうどエレファントが歩いてきた。

鼻から水を噴出しながら歩いてくる巨象。

動いている象はまさに圧巻！

想像以上に楽しく、童心に帰って、しばらくの間象と戯れた。

アーケードの下を巨象が歩いてくるというシュールな画。

17:30まで2時間近く過ごして、レ・マシーン・ド・リルを後にした。

今では当たり前となったレンタ・サイクルも当然のように完備されている。

見た目、ちょっとペダルが重そうな感じがする自転車。

適当に歩いていたらパッサージュ・ポムレにたどり着いた。

パッサージュ ポムレー 建造物

1843年に建てられたショッピング・アーケードのパッサージュ・ポムレ。

フランス各地で見られるアーケードだが、3層構造になっているのはここだけということで訪れてみたが、正直どこにでもありそうな普通のアーケード。

特段美しいということもない・・・

・・・と思っていたが、奥の方に進み、階段を上ると・・・

・・・少しだけ優雅な雰囲気に浸ることができた。

自由の女神ならぬ、自由の少年像？

他にもたくさんの彫像が立ち並ぶ作りになっている。

18:00過ぎにカルフールでVolvicのピーチ・ジュースを購入するつもりが、レジ前に冷えたファンタ・オレンジの缶があったので、"ついで買い"してしまった。レジを通過したところにベンチがあったので、店外に出る前にファンタを一気飲み!!超美味い!!
18:45駅に到着。明日の電車の予約をしたところ、やはり一旦パリに戻るのは変という感じの反応だった。

ホテルの傍にあるSUBWAYで照り焼きサンドを購入し、19:20にホテル到着。ミートボールやシーチキンは売っていなかった。またモンパルナス駅でもそうだったが、マクドナルドはクレジットカードでの購入しか受け付けていない。

昨日はモンサンミッシェルということでスーパーも観光地価格なのかと思っていたが、ここナントも同じ価格帯ということで、フランスの物価は高いのかもしれない。缶ジュースが200円近かったり、マックが1,500円超えていたり・・・。

しかしこうも暑いとクーラーがないのはきつい・・・。冷水でシャワーを浴びて体を冷やしたら、急激に眠気が襲ってきたので、20:30就寝。