2018年 フランス周遊 (20 days) =DAY 11= ～コート・ダジュール：ロクブリュヌ・カップ・マルタン編～

2018/04/29 - 2018/04/29

・4月19日：名古屋 ⇒ 香港
・4月20日：香港 ⇒ パリ ⇒ モン・サン・ミッシェル
・4月21日：モン・サン・ミッシェル ⇒ ナント
・4月22日：ナント ⇒ ボルドー
・4月22～24日：ボルドー
・4月24日：ボルドー ⇒ トゥールーズ
・4月25日：トゥールーズ ⇒ アルビ ⇒ カルカソンヌ
・4月26日：カルカソンヌ ⇒ アヴィニョン
・4月26～28日：アヴィニョン
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月26日：アルル
・4月27日：ポン・デュ・ガール

・4月28日：アヴィニョン ⇒ ニース＋カンヌ
・4月28～30日：ニース
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月28日：カンヌ
・4月29日：ニース ⇒ エズ ⇒ ロクブリュヌ・カップ・マルタン ⇒ モナコ

・4月30日：ニース ⇒ マルセイユ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月30日：ラ・シオタ

・5月1日：マルセイユ ⇒ リヨン
・5月2日：リヨン ⇒ ディジョン
・5月3日：ディジョン ⇒ パリ
・5月3日～7日：パリ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月3日：フォンテーヌブロー宮殿
・5月4日：ロワール渓谷
・5月6日：ヴェルサイユ

・5月7日～8日：パリ ⇒ 香港 ⇒ 名古屋

エリア ロクブリュヌ=カップ=マルタン(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日の最初に訪れたエズ編の日記はこちら
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11686623/

山頂から50分かけてエズの駅まで辿り着いた。

丁度100番のバスが来て乗ろうかどうか迷ったが、そもそも満員なので乗れず、当初の予定通り電車でロクブリュヌ・カップ・マルタンへ。

定刻13:22発、乗車した時にやけに人が多いと思ったら、途中にモナコの駅があり、ほとんどそこで下車していった。

エズからのチケット。

定刻13:37着。

ニースから電車で30分ほど東、イタリアとの国境の方が近い場所にあるロクブリュヌ・カップ・マルタン。
コート・ダジュールの中ではそこまで知名度が高いわけではないが、ZARDのPVが撮影された場所ということで訪れた。

エズから乗ってきた電車。

13:50にロクブリュヌ・カップ・マルタンの駅から、エズから来た電車の進行方向左手にある坂道を登り始める。

1つの坂道ではなく、坂道を登り切ると道路に出る。

その道路を渡り、別の坂道を登るというのを数回繰り返す。

その坂道もエズに負けず劣らず趣があって素敵。

再び道路に出る。

VILLAGEの看板に従って再び坂道を上る。

再び趣のある坂道。

壁にツタが張り巡っている。

そしてこちらは三叉路の角に葉が生い茂った外壁の家。

14:10村の入口に到着した。エズの下山の疲れか、旅の疲れか、この登りはメチャメチャしんどかった。

なぜそこまでして、ここロクブリュヌ・カップ・マルタンを訪れたのか？

その理由は「君に逢いたくなったら・・・」というZARDのPVで使われていた場所だから。1997年に発売された当初のPVで見ていたとても素敵な風景が、その後、自分の中のZARDベスト・ソングでもある「心を開いて」のPVにも使われるようになり、そのロケ地となったこの場所には絶対に訪れたい！と思っていた。

その映像の中で坂井泉水が座っていたのがまさにこの階段！
https://youtu.be/HUTbH6ywrXk?si=U6HzcU9N9MD9nozu&t=31

そんなわけで、30分のしんどい上り坂を終えて、ZARDのPVの撮影場所を見つけた時には感動で疲れが吹っ飛んだ!!

この坂道に坂井泉水も来たと思うとそれだけで嬉しい。それと同時に撮影スタッフはよくこの村のこのスポットを選んだと感心させられる。というのは、他にもたくさんの絵になる良い雰囲気のスポットがあるから。

階段の横はモザイクの床になっている。

その奥には花が添えらえた祭壇のようになっている。

そこに描かれたのもモザイクのマリア。

そしてその横に教会がある。

聖マルゲリータ小教区教会 寺院・教会

「君に逢いたくなったら・・・」をリピート再生して、目を閉じて脳内にPVの映像を思い浮かべながら、目を開けるとその風景が目の前に広がっているという贅沢な時間を楽しみながら、ロクブリュヌ・カップ・マルタン村を歩く。

中世の村 旧市街・古い町並み

両側が壁に囲まれた細い路地を歩く。

ふと上を見上げるとドイツでよく見かけた看板のようなものがある。ドイツほど装飾はないが・・・。

クリーム色の壁も素敵だが・・・

・・・表札も素敵。

再び葉が生い茂る建物が！

レストランでした。

そしてこの路地、メチャメチャ素敵じゃん！

頂上まで行き、5ユーロを支払い、ロクブリュヌ城へ入城。

入口でもらうことができたお城の案内。

お城へ入城すると今まで雲に隠れていた太陽がここぞとばかりに顔をのぞかせた!

ロクブリュヌ城 城・宮殿

ZARDを追ってここまで来たことに対する小さな恩返しだと思っておこう。

廃墟となった小さな城だが、城の中には当時の井戸や牢獄、食堂などがそのまま残っていて、お城の地図と共に記されている。

井戸も丸ではなく四角。しかしその装飾は可愛い。

城内の壁には先ほどの青い紙に書かれたのと同じお城の案内が貼られている。

蝋人形ではなく、人型のプレートが立っている。

こちらも同様に人型のプレートが立っている。

先ほどの井戸を見ながら階段を上る。

階段を上ったところにある部屋にも蝋人形ではなく、人型のプレートが立っている。

一通り城内を見終わって、外に出ると素晴らしい景色が広がっている。

西には山頂の崖の上に建設中の近代的な建物がある。

そしてその背後にはモナコのヨット・ハーバーが見える。

こうしてみると狭い範囲に高低差がある凄い街だと改めて感じる。

東側にはロクブリュヌ・カップ・マルタンの村の展望が見える。

村の中では密集しすぎて見えなかったオレンジ色が特徴的な教会の塔が見える。

そのてっぺんは鉄のフレームで作られた十字架があった。

パラグライダーに乗って海へ向かっている人もいる。

お城の屋上、最上階部分。

いったん曇りかけていた空から再び光が差し込む。

海の色の濃淡が凄い。

絶景をパノラマで撮影、その1。

絶景をパノラマで撮影、その2。

高さが少し変わっただけなのに、オレンジ色が特徴的な教会の塔が随分違って見える。

光の加減もあって、先ほどよりも綺麗な海の濃淡を見て、お城を後にした。

鷲の巣村としては先に訪れたエズの方が有名なのだが、個人的にはこちらの方が断然お勧め！

訪れやすさという意味ではニースからバスで山頂まで行けるエズの方が楽なのだが、町並みは圧倒的にこちらのロクブリュヌ・カップ・マルタンの方が素敵。

道が入り組んでいるという意味ではどちらも似ているのだが、歩いていて目に飛び込んでくるさりげない軒先のテーブルや椅子、または日本でいうところの表札など、ものすごくオシャレ。

村の坂道を下りる途中にちょっとした高台の上に何か人工物が・・・

・・・先端には望遠鏡のようなものが備え付けられた展望台のようだ。

歩いていくとちょっとした広場に出た。

天を仰ぐ女性の像と・・・

・・・ちょっと変わった木。

複数の枝が集まって1本の太い幹になっているように見える。

エズもそうだったが、ここロクブリュヌ・カップ・マルタンも家の外壁が素敵。

こちらの家もなんかオシャレ。

15:17に村を後にして、下り道の途中ガソリン・スタンドでアイスを買おうと思ったら、アイスの看板が出ているにも関わらず、冷凍庫の中は空っぽ・・・。ぬか喜びに終わった。

駅には15:45に到着。切符を買おうとしたが、コインは受け付けておらず・・・。
4分遅れの16:26に電車は出発し、モナコへと向かった。

この続きはこちら
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11686701/

この旅行記へのコメント （2）

• shinさん 2021/05/08 13:29:04

  ZARDのPVの撮影地でしたか

  shunfilmさん、こんにちは
  
  今回の旅行記を拝見していてとても驚きました。
  ZARDのベストソングですが、私もshunfilmさんと同じく「心を開いて」で、昨日も聞いたばかりです。
  でもPVの事は知らなかったので早速Youtubeを見てきました。
  ロクブリュヌ・カップ・マルタンは初めて聞く場所ですが、ここで撮影されたのですね。
  shunfilmさんの旅行記で見られて良かったです。
  ありがとうございました。
  
  shin

  shunfilmさん からの返信 2021/05/09 11:56:22

  Re: ZARDのPVの撮影地でしたか

  shinさん
  
  コメントありがとうございます。
  「心を開いて」が同じベストソングという方に旅行記を読んでいただけて、とても嬉しく思います。
  翌日は「Today is another day」のジャケ写にもなっているモナコを訪れましたので、そちらも楽しんでいただければ幸いです。