2018年 フランス周遊 (20 days) =DAY 10= ～アヴィニョン⇒ニース＋カンヌ～

2018/04/28 - 2018/04/28

・4月19日：名古屋 ⇒ 香港
・4月20日：香港 ⇒ パリ ⇒ モン・サン・ミッシェル
・4月21日：モン・サン・ミッシェル ⇒ ナント
・4月22日：ナント ⇒ ボルドー
・4月22～24日：ボルドー
・4月24日：ボルドー ⇒ トゥールーズ
・4月25日：トゥールーズ ⇒ アルビ ⇒ カルカソンヌ
・4月26日：カルカソンヌ ⇒ アヴィニョン
・4月26～28日：アヴィニョン
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月26日：アルル
・4月27日：ポン・デュ・ガール

・4月28日：アヴィニョン ⇒ ニース＋カンヌ
・4月28～30日：ニース
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月28日：カンヌ
・4月29日：ニース ⇒ エズ ⇒ ロクブリュヌ・カップ・マルタン ⇒ モナコ

・4月30日：ニース ⇒ マルセイユ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月30日：ラ・シオタ

・5月1日：マルセイユ ⇒ リヨン
・5月2日：リヨン ⇒ ディジョン
・5月3日：ディジョン ⇒ パリ
・5月3日～7日：パリ
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月3日：フォンテーヌブロー宮殿
・5月4日：ロワール渓谷
・5月6日：ヴェルサイユ

・5月7日～8日：パリ ⇒ 香港 ⇒ 名古屋

エリア カンヌ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

問題の朝、7:20に目覚ましで起床、7:50にチェックアウト。7:55駅に到着。

アヴィ二ヨン中央駅 駅

チケットカウンターが開いている・・・。ストで開いてなかったらどうしよう？と思っていたが、まずは第一関門突破だ！

中央駅でTGV専用駅からのチケットを購入できて、10:18発のチケットをゲット。また9:10にTGV駅まで行くバスも出ていて、レイルパスでそのまま乗れるとのこと。とりあえずこれで第二関門突破だ!!

出発のスケジュールを見るとTGV駅のバスばかりでマルセイユ行きとニーム行きが数本あるだけ。しかもまだ8時だというのに16時台の電車が表示されている、ストライキ恐るべし・・・。

昨晩サイトで調べたのとアプリで調べたので内容が違っていたが、アプリが正しかったようだ。

9:10にバスが出発し、もの凄い生活感溢れる地域を通って9:21TGV駅に到着。

歴史的な中央駅とは違い、ものすごく近代的な建物。

アヴィニョンTGV駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

駅の前に広がる近代的な庭園。

中央駅が宮殿のような外観だったのに対して、とても近代的な外観のTGV駅。

駅の中を通り、反対側に行ってみた。

反対側は円筒形のコンクリート製の外壁を持つトンネルのよう。

中に入ると縦ではなく横に長いガラスの天井を持つトンネルといった雰囲気。

中央駅にもあったが、TGV駅にもピアノがあった。

ガラスの天井から光が差し込み、とても明るい駅構内。

RELAYでいつものセットにフランを追加で購入した。

中央駅の時刻表は16時の電車が載っていたが、さすがにTGVはストの最中でも動いているようだ。

プラットフォームには停車する車両の番号がわかるような電光掲示板がある。さすがTGV専用駅だ。

定刻10:18に出発。

乗車券。

RELAYで購入した朝食。

食堂車にも行ったが閉まっていた・・・。パリからマルセイユまでの列車で終点間近なので閉じたらしい。

メニューはこんな感じ。

車両は2階建て。

2階部分の座席。

1等車両に乗車した。

定刻10:59にマルセイユ到着。

TGVの2階建て車両。外から見るとこんな感じ。

マルセイユの駅は同じ駅舎内にバスターミナルも併設されている。

いきなり黒人がPOLICEに連行されていくシーンに出くわした。治安悪いかもと思わせてくれるには十分な出来事だったので、マルセイユのホテルは離れたところだったので、近くに取りなおそう!と秘かに決心したのだった。

マクドナルドは・・・

・・・タッチパネル式の注文形態。

乗り換えの次の電車出発まで1時間あったので外にも出てみた。駅舎は歴史を感じる外観。

マルセイユ サン シャルル駅 駅

時間が迫ってきたのでホームへと向かう。

11時58分出発予定。

1分遅れの11:59マルセイユを出発。

カルカソンヌ初日の写真を整理して、ドラマを2本見て、定刻14:39ニース到着。

2階建て車両の2階部分に座り・・・

・・・南仏の海沿いの風景を楽しんだ。

ホテルに到着したと思ったら、たまたまスタッフが外に出てきたところで、受付は隣のホテルでしているよと教えてくれた。

オテル モンシニー ホテル

15:00にチェックインをしたところ、少し待ってと言われ、結局30分待たされた。

それなら荷物を預けて出発したのに・・・。部屋は狭く、シャワーのみ。

15:35に出発し、メインストリートを南下。
ニースの街を南北に貫くメイン・ストリートであるジャン・メドサン通り。

ジャンメンドウサン通り 散歩・街歩き

ZARA、H&Mといったアパレル、マクドナルド、KFCなどのファースト・フード、Nice Etoile ニース・エトワルと呼ばれるショッピング・モール、スーパーマーケットのモノプリ、他にも各種レストランなど様々なお店がトラムの通り沿いにずらりと並んでいる。
自分が歩いた日が土曜日だからか、イベントだからか、それともニースだからか、かなりの人混みだった。

そのまま歩いていると・・・

・・・電灯かと思ったら、てっぺん部分に人が座っていた・・・

・・・しかも複数、いろんな座り方で・・・。

そのまま歩き続けてたどり着いたのがこちらのマセナ広場。

マセナ広場 広場・公園

広場の中央には噴水がある。その奥には赤い壁が特徴的なニース市庁舎がある。

そのまま歩き続けるとビーチに出た。

ニースのビーチ ビーチ

フランス有数のリゾート地であり、沖合にヨットが浮かび、ビーチにはパラソルが花開き、水着で日光浴をするのは砂浜・・・と思いきや、実はここニースのビーチは石浜になっている。

ビーチに寝そべって潮風を感じている人が多数いた。

ビーチ沿いに東へと歩いていくと・・・

カンボジア料理のレストランの2階のテラスに「I ? NICE」の小さな看板を発見！こちらもトリコロールの国旗とセットになっていて、とても素敵！

円筒形の白い建物はエレベーターで、上にある公園に行ける。

ビーチ沿いに道を歩いていくと坂道があり、上っていくと「# I LOVE NICE」のオブジェがあった。

Instagramの普及により世界各地の観光地にハッシュタグ＋地名のオブジェが乱立するようになった。
その中でもここニースはフランス国旗と同じトリコロールの配色でお洒落。

そこから見える海岸線の風景もとても美しい。

黒い塔のようなものが見える。

更に奥の方にベルエポックを代表するネグレスコホテルも見える。

先ほど見えた展望台に上がるためのエレベーターに行くが、もの凄い行列だったので断念。

ホテルでの30分のロスがなければ・・・。

ハッシュタグのオブジェから見えた黒い塔のようなものは、ニースのフランス統合150周年記念に作られた「Neuf Lignes Obliques」という名の9本の鋼が合わさった高さ30mのオブジェだった。

少し歩くと今度は立体的な巨大な椅子が！・・・

・・・と思いきや、実は錯覚を利用した2次元のオブジェ「La Chaise Bleue de SAB」があったりする。

角度を変えるとこんな感じ。

続いて現れたのがメリーゴーランド。2018年のフランス周遊時に各地を回った時にどんな小さな地方都市にもあったが、都市によって大通り沿いにあったり、観光名所の近くにあったり、いろいろなのだが、ここニースは海沿いの大通り沿いの広場にあった。

すぐ隣にはニースがイタリア領からフランスに帰属した100周年を祝うために19世紀末に建てられた記念碑「Monument du Centenaire」がある。

そのてっぺんには勝利の女神ニケのブロンズ像がある。

ニース(NICE)の街の名前はもともと勝利の女神ニケ(NIKE)に由来していることを示しているのかもしれない・・・。

再び海岸線を歩いてHRCへ。

ハードロックカフェ (ニース店) カフェ

ギターもなければ車も刺さっていないタイプのハードロックカフェ。

店内はこんな感じ。

ブリトニー・スピアーズの衣装。

レストランの奥にあるショップへ向かう。

ピンを3つ購入。

レストランの一角にはこういったソファ形式の座席もある。

エルトン・ジョンの帽子。

17:00過ぎにハードロックカフェを出発し、駅へと向かった。

ニース ヴィル駅 駅

ヨーロッパでは珍しい自動改札がある。

17時27分の電車に乗ろうと思っていたが・・・

・・・11分遅れて到着し、17:38発。

車窓から南仏の綺麗な海が見える。

8分遅れの18:15カンヌ着。

カンヌ駅の外観は近代的なガラス張り。

駅を出て南へ向かって歩いていると至るとこにカンヌ映画祭に関する垂れ幕がある。

ウィル・スミスが2017年に訪れた際の写真が使われている。

そのまま歩いていくとヤシの木の下に・・・

・・・フィルムが絡まったカメラのオブジェがある。

このオブジェの横がカンヌ映画祭のメイン会場になっている。

パレ デ フェスティヴァル 建造物

カンヌ国際映画祭のメイン会場として有名なパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ。

赤いカーペットが敷いてあり、記念撮影する人で一杯だった。

建物に貼ってあったポスターも、なんとなくオードリー・ヘップバーンを思わせる女性が描かれていて、オシャレ。

映画祭のグランプリにあたるパルム・ドールのパルム＝ナツメヤシを施した柵もあった。

会場の周りにはハリウッドのチャイニーズ・シアターの前と同じように映画祭でここを訪れたスターの手形が埋め込まれている。

こちらはフランス人監督のリュック・ベッソン。

イルカが刻まれていて、「グラン・ブルー」を思い出した。

こちらはメグ・ライアン。

シルベスタ・スタローン。

ソフィア・ローレン。

個人的に大好きなメリル・ストリープ。

フランスにおけるハリウッドのような位置づけのカンヌ、その観光案内所はやはり映画であふれている。

中に入るとデコレーションにもカチンコやフィルムが使われていて、映画好きにはたまらない観光案内所になっている。

またシャロン・ストーン、ニコール・キッドマンといった往年のスターからマリオン・コティヤール、ライアン・ゴズリングといった比較的最近のスターまでが映ったパネルで壁が彩られている。

マリオン・コティヤールのパネル。

シャロン・ストーンのパネル。

ライアン・ゴズリングのパネル。

ニコール・キッドマンのパネル。

再び外に出て手形を見ていく。

こちらはキャメロン・ディアス。

こちらも個人的に大好きなナタリー・ポートマン。

ジョージ・ルーカス。

メル・ギブソン。

カンヌにはカジノもあり、それが映画祭のメイン会場であるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレのすぐ西隣にある。

カンヌ映画祭のメイン会場であるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレの西にヨット・ハーバーがあり、多くの船が停泊している。

時間も18時を回っていたこともあり青空とは呼べない時間帯だった。

昼間だったらまた違う雰囲気だったんだろうなと感じた。

ハーバーの西側に高台の上に建つ教会があり・・・

・・・そこにハリウッドサインならぬカンヌサインも見つけた！

「イッテQ」でパパラッチ出川がスターに声をかけていた階段が目の前に現れた。

多くの船の中に「TAKARA」という表記がある船を見つけて、漢字の「宝」も書いてある。

下に「BARCELONA＝バルセロナ」とスペインの都市名も書いてあった。一体どこの国籍の船なんだろう？

すぐ近くにあったこちらの曲線美を感じる船。

曲線美が美しい近未来的なデザインのOCEAN SAPPHIREという名の船。

サンセットを待っても良かったのだが、雲が多いので諦めた。

ハーバーを南へ進んでいくとVIRGINIE HERIOTという女性の石像がある。昔オリンピックのヨット種目で金メダルを獲得した女性らしい。

先ほどのカジノから道路を挟んで向かい側にはレトロな雰囲気のCAFFE ROMAもあった。

この看板がとてもレトロ。

カンヌでもメリー・ゴーラウンドを発見！

人が集まっていると思ったら・・・

タイタニックの顔はめパネルだった。

そしてビーチに到着。

すぐ近くで、フランス有数のリゾート地であるニースのビーチは石浜だったが、こちらカンヌのビーチは砂浜になっている。

また波打ち際に青い謎の物体がたくさん打ち上げられていた。

触ってみるとかなりネバネバした粘着性のある物体だった。

高級ホテルがビーチ沿いに立ち並ぶ一大リゾート。

Carlton Cannes, a Regent Hotel ホテル

駅へと向かう途中再びスターの垂れ幕に出くわした。

2014年のシャロン・ストーン。

19:10に駅へと向かう。

アプリにはなかったが到着した時に案内で確認した19:45の電車に乗るためだったのだが、時間ぴったりにTGVが来た!?

ここカンヌのピアノは階段の下にあった。

ガラス張りの向こうにピアノがあるなんて、外からは思わないだけに、ここにあるのか！？と驚いた。

ホームにいた職員に聞いたら、中で車掌から買えるとのことだったので、乗車したが、結局車掌が来ることなく、ニースに到着した。

20:11の到着だったが、これが定刻なのかどうかすら謎。

ニース ヴィル駅 駅

2018年にフランス周遊した際にはどんな小さな地方都市に行っても必ずあったレンタサイクル。こちらは各都市ごとにデザインが異なっていて、この自転車を見るだけでも面白い。特に停留する場所で自転車をロックする方式は都市ごとにいろんな種類があって興味深いものがあった。

ニースの名前は「velobleu」で、ロック方式はまさかの鎖だった!!

駅前のスーパーでVolvic Peachを買い、ホテルに戻り、周辺を散策。ホテルから北に行った所に綺麗な建物があり、その前にバスを改造した移動式チャーチがあり、中には神父らしき人もいた。

オテル モンシニー ホテル

20:50ホテル併設のレストランに入り、フランス語のメニューしかなかったのでスペルでわかったサラダとリゾットを注文した。 サラダは大きく切られたチキン、クルトン、トマトにベーコン・・・って、これシーザー・サラダじゃん!?しかしチキンが大きくて温かいこともあり、美味しい。またお皿に綺麗な模様が・・・と思っていたらソースで、シーザーのソースに飽きたら、少し辛みのあるこっちのソースで食べるというのを繰り返した。

リゾットはブラック・ライスでエビが4尾と、粉ではなくスライスされたチーズにミニトマトが入っていて、こちらも美味しい。
満腹になったのでデザートはパスして21:50に支払いを済ませ、部屋に戻った。

今日でこの旅も10日目。20日間のちょうど半分が終わった。いつもなら「もう半分過ぎたのか？」と思うところだが、正直「まだ半分か？」と思う自分もいて、何故なんだろう？と自問自答するのだが、答えは出なかった。
とりあえずマルセイユのホテルを駅近に取りなおし、明日のバスのスケジュールなどを確認して、26:00就寝。