メルキュール・ホテルのレストランで、その名のとおり『プレ・サレ』と呼ばれる仔羊のお料理がお勧めです。
プレ・サレとは...
続きを読むこの地域周辺の海水に覆われることもある低湿地帯の呼び名で、そこに生息する塩分とミネラルを含んだ牧草(エルビュ)を食べて育った羊もプレ・サレと呼ばれます。
柔らかい肉質と臭みのない独特の風味は、高級ラム肉として高く評価されています。
メニューは日本語もあります。
プレ・サレのコースメニューもあるようですが、アラカルトの場合1ピースからオーダーできます。
骨付きの背肉のグリルは1ピース12ユーロ、丸い切り身(モモ肉?)のグリルは1ピース13ユーロですが、それほど大きな切り身ではないので女性なら2ピース、男性なら2~3ピースを前菜とともに召し上がったら良いと思います。
素材の風味を感じ取っていただきたいということなのか、ハーブバターが添えられている以外は塩・コショウのみのシンプルなお味付けでした。
肉の臭みは全くなく普通に美味しかったけれど、物凄く感激するほどでもなかったです。
帰国後食べたラムのグリルの方が、おソースも付け合わせもずっと凝っていて美味しかったです。
一度はプレ・サレを食べてみる価値はあると思いますが、リピートはないかなという感じです。
その理由のひとつが、お料理というよりはサービス、ホスピタリティに関してです。
決して悪くはないのですが、東洋人の団体慣れしているという印象で、パリなどの競合店の多い地域では決して通用しないようなレベルで、この場所だから成り立っているという気がしました。
私たちを含め個人客は数組程度で、ほとんどは隣国の団体の方たちで賑わっていました。
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投稿日:2016/02/29