2021/01/21 - 2021/01/22
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この旅行記のスケジュール
2021/01/20
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正光寺山古墳群
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今治城を訪れた後に滞在した愛媛県の新居浜市から鉄道で香川県の丸亀市へ移動し二泊した。その昔遠くからチラっと見ただけの丸亀城を念願叶って訪れることができた。
2018年7月の豪雨で崩落した石垣の修復工事中であったものの、じっくり見学することが出来て満足した。想像以上に見事な城である。
美味しいうどんをはじめ、丸亀の街には何だか面白いものがたくさんあり短い滞在を楽しむことができた。
(2021.01.24作成開始)
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【零日目】
丸亀市で宿泊する前日、愛媛県の新居浜市に滞在した。
JR新居浜駅北口前には洒落た雰囲気の広場がある。新居浜駅 駅
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夜の広場はこんな感じになる。
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新居浜駅から歩いて3分くらいのところに小さな「正光寺山古墳群」がある。
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戦後発掘調査が実施され、貴重な出土品もあったとのことである。
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新居浜滞在中、駅の南側(山側)の跨線橋を渡った先にあるラーメン屋で昼食を取った。
みやび屋 グルメ・レストラン
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食事後、Gで始まるサイトに概ね次のように投稿した。
塩ラーメン、全部のせ、税込み900円を食した。無料で麺中盛り(1.5倍)にしてもらう。具沢山で平打のちぢれ麺はとても歯応えがある。
☆1つを減じた理由は二つある。(満点は☆5つ)
①平打のちぢれ麺が塩味のスープにマッチしていない。スープが麺の個性の強さに負けていると思う。
②具沢山過ぎるが故に具材の味の一部がスープに溶け出して少し嫌な味になっている。具の大半を別皿で供してもらえると良いのだが。 -
駅北口の東側に建つ文化施設「あかがねミュージアム」。展示室、ギャラリー、小ホール、カフェなどがある。
あかがねミュージアム(新居浜市総合文化施設) 美術館・博物館
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あかがねミュージアムの1階の隅にアルパカの人形が立っている。周囲に解説らしきものは見当たらない。
市内の山の中に遺構が残る別子銅山は「東洋のマチュピチュ」と呼ばれている。その関連だろうか。
それにしてもやや唐突な感じは否めない。 -
【一日目】
翌日、新居浜駅を10時01分に出発する列車に乗る。定刻12時07分に香川県丸亀市の丸亀駅に到着した。実に良い天気である。丸亀駅 駅
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丸亀駅近くのホテルに今日から二泊する。チェックイン後荷物を預けて外出する。
駅の南側の広場の隅に警察犬きな子の像が建っている。
地元の警察犬を題材にした物語が映画化され、2010年に公開されたとのことである。 -
きな子とのツーショットを自撮りする私。
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さらにその手前によくわからない大きなオブジェも建っている。
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線路の反対側へ行く。
駅の北口(海側)には金毘羅山参詣の道標の古い石灯籠が建っている。
ここ丸亀の港は江戸時代の金毘羅山参詣の海の玄関であった。ここ以外にも何箇所が石灯籠が残っている。 -
今日のランチ。駅から徒歩5分以内にあるうどん屋に入る。
あらかじめGoogle Mapの口コミをチェックして目星をつけていた店である。昼のピーク時を過ぎたからだろうか、私以外に客はいなかった。石川うどん グルメ・レストラン
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メニューを見て釜揚げうどん(税込み470円)と、ちくわの天ぷら(税込み170円)を注文した。
全国に店舗がある丸○製麺の釜揚げうどんしか知らなかった私は、初めて本場讃岐の釜揚げうどんを食べて雷に打たれたような強い衝撃を受けた。
本物の釜揚げうどんはこんなに美味しいのか!
つけ汁も暖かくて程よい味加減である(丸○製麺のつけ汁は濃すぎる)。
麺の量は値段に比してかなり多いと感じた。ちくわの天ぷらも美味しくいただいた。
こうして本物の釜揚げうどんの味を知ってしまうと、今後は丸○製麺の釜揚げうどんを二度と食べられなくなることが危惧される。 -
うどん屋を出て港の方向へ進む。港のすぐ手前に「みなと公園」がある。
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園内には金毘羅船(こんぴらぶね)*を模した巨大な遊具が設置されている。
*江戸時代、金刀比羅宮(ことひらぐう)参詣のために就航した乗り合い船。大坂(今の大阪)と丸亀や多度津との間を往復した。 -
公園の港側の入り口の両脇に建つ巨大な石灯籠。江戸後期のもの。
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みなと公園からの港の眺め。船が泊まっているあたりは江戸期の丸亀の港の場所のようだ。
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江戸期の港の入口に建つ太助灯籠(江戸講中灯籠)。
太助灯籠 名所・史跡
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港の反対側から見た太助灯籠。
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灯籠の解説板。
丸亀市のwebによるとこの灯籠は
『かつて金毘羅詣での客で賑わった丸亀港のシンボル。旧金毘羅五街道・丸亀街道の出発点にあたり、琴平の高灯籠までの150丁(約12km)の道のりを参拝客はこの太助灯籠(たすけとうろう)を目印に丸亀港に入港したものです。
《続く》 -
《続き》
太助灯籠は今も残る船着き場「新堀湛甫(しんぼりたんぽ)」(1833年建設)に江戸在住の人々(千人講)が浄財を出し合って天保9年(1838年)に完成。台座には「江戸講中(こうじゅう)」と、そして灯籠の側面には寄進者や世話人ら1,357人の名前が刻まれています。
寄進者の中で最高額の80両を寄付した「塩原太助」の名にちなみ「太助灯籠」と呼ばれるようになったといわれています。その後、近くにもう2基の灯籠が建てられましたが、第二次大戦の折りに金属供給の憂き目にあって今は残されていません。』 -
灯籠の近くにカモメが一羽いる。お腹を空かせて餌を探しているようだ。
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この後ぶらぶら港の周辺から西側のショッピングセンターの方へ歩いてみた。
幹線道路の傍らの公園のような場所に巨大なスクリューが屋外展示されている。ここへ来る前に立ち寄った今治市役所の近くで見たものとよく似ている。
碑銘をチェックすると、今治で見たスクリューと同じく今治造船が寄贈したものであった。 -
15時過ぎにホテルへ戻って寛いだ(写真は宿泊したアルファーワン丸亀の客室)。
この日は天気がとても良かったので、私は翌日の天気予報をうっかり見過ごしていた。
17時を過ぎたとき、翌日の予報がほぼ一日中雨であることに気がつき、ハッとした。
再び外出してとりあえず丸亀城へ行ってみることにした。 -
丸亀駅に最も近い小さなアーケード商店街。宿泊したホテルはこの少し奥の右側に玄関がある。(昼間撮影)
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前の商店街と繋がっている大きなアーケード商店街を通って市役所の方へ向かう。
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前の写真のアーケード商店街の出口の先にあるドンキホーテを横に見て真っ直ぐ行くと丸亀市役所がある。
さらに進むと正面やや左手に丸亀城がドーンと見えてくる。ライトアップされていて美しい。丸亀城 名所・史跡
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内堀を渡り上の写真の大手門をくぐって中へ入ったものの、あたりはかなり暗くなっている。
この写真を撮影したのが17時46分である。
門を入ってすぐ先は急勾配の坂になっている。先へ進むのは諦めて引き返すことにした。
明日の天気は雨でも、せっかく丸亀に二泊するからには時間をかけて見学するつもりであった。 -
帰る途中イルミネーションを見かけた。上の写真は市役所の近くの生涯学習センターの前である。
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丸亀駅前もかなりにぎやかなイルミネーションに彩られている。遊園地のようである。
丸亀駅 駅
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【二日目】
朝5時台に起床した。前日の予報通り雨が降っている。今日の丸亀城見学がやや憂鬱に感じられる。
宿泊したホテルは食事の提供をしていない。遅い朝食の時間に合わせて外出する。
※上の写真はこの時の訪問から約1か月後に丸亀市を再訪し同じホテルに宿泊し客室から撮影した。丸亀城の本丸と天守閣がよく見えている。ドンキホーテの看板が邪魔だが。 -
午前9時から営業しているうどん屋を見つけ、そこで朝食を取ることにした。
ドンキホーテの手前にある「つづみ」といううどん屋に入る。つづみ グルメ・レストラン
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開店の直後だがすでに何組か客が入っている。地元の人気店のようである。
シンプルなぶっかけうどんを食べることにした。レモンを絞ってかける。これで300円(税込み)である。 -
朝10時までのサービス。セルフで取って来てこんにゃくのおでん(味噌田楽風)をいただく。
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うどん屋を出て丸亀城へ向かう。
幸い雨はほぼ止んでいた。この後、傘を差すことはほとんどなかった。
昨日は暗くてよくわからなかったが、城の手前はやや大きな公園になっている。 -
09時30分に大手門に到着した。
丸亀城 名所・史跡
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大手門に向かって右側の内堀。見事な石垣に目を奪われる。
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大手門をくぐった先は鉄壁の防御施設である枡形虎口になっている。
最初の小さい方の門は大手ニの門と呼ばれている。
正面の石垣には大きな鏡石が二つ嵌め込まれている。 -
ニの門をくぐった右手にある大手一の門。枡形虎口を構成する最大の防御施設である。
帰るときに内部を見学した。 -
大手一の門の入口。見学無料である。
建物の中を見学したのは、城跡と市立資料館を見学した後である。 -
写真などが展示されている。
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枡形虎口を通り抜けた先は広場になっている。左手には丸亀城の観光案内所がある。
建物の前にはユーモラスな顔出しパネルが設置されている。ご当地の名物料理・骨付鳥のキャラクターは少し怖い。 -
城の中心部へ通じる見返り坂と呼ばれる急坂を登って行く。
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見返り坂の途中にて。三の丸北側の石垣は丸亀城の中で最も高く20メートル以上もある。
隅角部の石垣は算木積みされた美しい曲線美。「扇の勾配」と呼ばれている。 -
石垣の下に建つ高浜虚子の句碑。
「稲むしろあり 飯の山あり 昔今」
昭和24(1949)年秋、ここから丸亀平野をへだてて讃岐富士(飯の山)をながめて詠んだものとのことである。 -
句碑のすぐ近くから石垣の上を見上げる。
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見返り坂の上部を望む。右側が三の丸~本丸。
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三の丸。奥の石垣は二の丸のもの。
城の中にさらに城があるようにも見える。 -
三の丸の奥に建つ風格のある家屋。
旧藩主京極家の江戸屋敷の一部を移築したもの。 -
残念ながら中を見学することは出来なかった。
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三の丸から緩い坂道を上って二の丸へ入る。さらにその先には本丸が続く。
小さな天守閣が建っている。 -
丸亀城天守入場券の解説文。入場料は大人200円。
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3層3階の現存木造天守。高さ約15メートル。
四国内で最も古く1660年に完成した。
入口の佇まいは地味な感じである。 -
二の丸の石垣下から眺める天守閣(この旅行記の表紙と同じ写真)。
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天守閣に入場して内部を見学した。展示物は少ない。
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最上階の窓からの景色。北側の市街地と海を望む。
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二の丸井戸。丸亀城で最も高い場所にある井戸。現在も水をたたえている。
築城にまつわる悲しい伝説が残されている。 -
天守閣直下の二の丸から三の丸に通じる階段を下る。
このあたりの石垣も見事である。 -
三の丸に建つ吉井勇の歌碑。
「人麿の 歌かしこしと おもひつゝ
海のかなたの 沙弥島を見る」
昭和11(1936)年招かれて高知から来た吉井勇は、この城から東北の方、沙弥島(しゃみじま)を眺め柿本人麻呂の歌を思い起こし、この歌を詠んだものとのことである。 -
城跡の南側にある搦手口へ至る階段を下りて行く。
搦手口は丸亀城を築いた生駒氏の後に城主となり城を再建した山崎氏の時代(1641~1657年)までは城の大手であった。 -
搦手口付近は石垣を巧みに配し、城内で一番堅固に作られた場所である。
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城跡の東南部の石垣最下段麓に野面積みの石垣が残っている。
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城跡の最南部の内堀。
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城跡の南西部にあたる三の丸と帯曲輪の一部が2018年10月以来崩落している。現在大掛かりな修復作業中である。
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修復作業の現場近くに建つ石垣復旧PR館。見学無料。修復に関する展示が中心である。
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PR館の入口近くに石垣のミニチュアを積む体験コーナーがある。スタッフの方に勧められて私も体験してみた。ビニール手袋が用意されていて感染症対策がなされている。
石垣の修復工事を担当している建設会社の社員による手作りとのこと。 -
TVの企画で丸亀城の内堀の一部の水を抜いたときの写真。私もこの番組を視聴していた。
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出土品の瓦が展示されている。
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堀の内側(城跡の北西部)のかつて御殿があった場所に建つ丸亀市立資料館。ここも入場無料である。
二階の常設展示室を見学した(撮影禁止)。丸亀市立資料館 美術館・博物館
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展示室の入口で配布されていた絵葉書の写真に興味を引かれた。江戸時代初期に作られた丸亀城の木製の模型である。大変貴重なものだと思う。
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この後に立ち寄った大手一の門の内部にも、写真が展示されていた。
資料館を出る時、受付のところでスタッフの方に尋ねると、この模型は資料館の内部にある収蔵庫に保管されていて一般には公開されていないとのことであった。少し残念である。 -
09時30分に城跡に入り12時30分頃まで自分のペースでじっくり見学した。傘を差すこともなかった。
昼食は朝も入った「つづみ」に再び入り、かき揚げの載った温かいかけうどんを食べた。
この店の手打ちうどんの腰は個性的で絶妙である。麺の表面も製麺機で作った麺(例えば大手チェーン丸●製●)のようにツルツルしておらず、舌触りが良い。毎日でも食べたいくらい美味しいうどんである。つづみ グルメ・レストラン
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駅近くから城の方へ至るアーケード商店街に交差している路地。城下町らしい風情がある。
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アーケード商店街の中には呉服屋がニ軒ある。
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香川県のうどん屋のほとんどは14~15時までに店じまいしてしまう。早朝から開けている店もあるので、香川県の人は朝と昼を外食でうどんを食べることが多く、その分夕食は家で食べるのことが多いのであろう。
この日の夕食は、ホテルの近くにある夜も開いている数少ない店でラーメンを食べた。ラーメンの味は当たり障りのないレベルなものの、この店では不快な目にあった。詳細は省略する。 -
丸亀城跡の北西の堀端からの眺め。
丸亀には2泊した。滞在二日目に丸亀城跡を訪れた時の印象がとても強い。
この城は何回でも訪れたくなる魅力を持っている。丸亀で食べたうどんもとても美味しかった。もう一度来たいなぁと思った。
【了】
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この旅行記へのコメント (1)
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- 機乗の空論さん 2021/02/21 05:39:09
- 懐かしく拝見しました!
- 懐かしく拝見しました、学生の頃に一度丸亀に行きました。当時は町並みやお城も城下町らしい雰囲気が残る好い町でした。かわらないのは美味しいうどんでしょうか?。当時は四国一周が流行っていたので、今治・松山・宇和島とどこもお城が在りましたね、いまから40年以上も前ですが?。
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