2020/11/24 - 2020/11/29
5494位(同エリア8188件中)
実結樹さん
この旅行記スケジュールを元に
「屋島寺」からシャトルバスで下り「本家わら家」で遅めのランチの後、隣接の「屋島神社」と「四国村」に行きます。
どちらも屋島南嶺の麓の南斜面を活かした地形に沿うように広がっているので、参拝・散策も坂道覚悟でちょっと大変。
高松藩は幕府の親藩という関係なので「屋島神社」は「讃岐東照宮」でもあります。
「四国村」は江戸時代後期から明治時代にかけての四国各地の古民家を移築した周遊型屋外博物館で、重要文化財や登録有形文化財が目白押しです。
徳島の「かずら橋」のミニチュア版も架かっています。
【旅行2日目 11/25(水)の全行程】快晴
08:20 サンライズ瀬戸で高松駅着
09:00 栗林公園内「花園亭」の朝がゆ
10:00 栗林公園散策・和船乗船
12:37 JR屋島駅からシャトルバス乗車
12:55 屋島山頂着→屋島寺
14:05 屋島山頂発
14:15「本家わら家」で釜揚げうどん
★15:00 屋島神社→四国村
16:30 八栗駅周辺の源平古戦場数ヶ所見学
17:00「うどん本陣山田家」で夕食
19:08 栗林公園ライトアップ
21:00「JRクレメントイン高松」泊
★がこの旅行記の範囲です
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 船 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
14:50 「ざいごうどん 本家わら家」で名物の釜あげうどんを食べ終わりました
ざいごうどん 本家 わら家 グルメ・レストラン
-
16:11の「琴電屋島駅」行きのバスに乗る予定なので、あと80分ほどしかありません。
サンライズが遅れたことから予定がどんどんずれ込んで随分忙しくなってしまいました。 -
屋島スカイウェイ入口近くの大通り側から見ました。
左は「屋島神社」、右の木立の中は「わら家」の前を通って「四国村」へ通じる道です。 -
14:55 先ず、「本家わら家」から直ぐの「屋島神社」に行ってみます。
よく見たら「讃岐東照宮」なんですね。
立ちはだかる階段! -
ここまでは車でも来られるんですね
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さらに上ります
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15:00「神門」の扉には葵の御紋もついています。
昭和48年の火災で、讃岐日光東照宮と呼ばれた往時の拝殿、本殿は焼失。
この「神門」のみ消失を免れました。 -
1651年、「屋島神社」は初代高松藩主:松平頼重が香川郡宮脇村の「本門寿院」境内に東照大権現(徳川家康)の神廟(東照宮)を建立したのが始まりです。
1815年、8代藩主:松平頼儀がこの地に移しています。 -
中には入れないので金網の隙間から覗いて見てみます。
昭和49年に今の本殿、拝殿は再建されました。 -
お社の背後に屋島南嶺山が見えます。
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15:05 階段を下ること5分。
「四国民家博物館 四国村」入口です。四国村 テーマパーク
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この建物は「浜田の泊屋」といい料金所。
入村料はちょっと高めの1,000円です。 -
15:07 直ぐに徳島県の「祖谷のかずら橋」を模した吊橋に行き当たります
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この橋を渡らないと入村できない?
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足元の隙間が結構広くて意気地なしの私は2mくらい進んで引き返してしまいました。
本物の「祖谷のかずら橋」は渡橋料550円だから、1,000円の入村料で事前体験できるならお得かな? -
本物の「かずら橋」には行ったことがないのですが、そのミニ版だそうです
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一方通行になっています。
こちらは出口。 -
15:10 かずら橋を渡らなくても「第二入口」からちゃんと入村できます
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15:15 「農村歌舞伎舞台」は高松市の指定文化財。
小豆島の地元の人々が役者となり、農閑期に歌舞伎芝居を演じました。
茅葺平屋の建物で、廻り舞台・楽屋・チョボ(義太夫)の床・お囃し座がついています。
建造年代は江戸時代末期のものと推定されます。
実際に上演されることもあるそうです。 -
15:16 「小豆島の猪垣」は畑を荒らすイノシシを防ぐために、粘土に松葉を混ぜ込んで造られた壁です。
-
15:17 「旧 山下家住宅」。
茅葺屋根、寄棟造りの平屋建てで、江戸時代における東讃岐の一般的農家の典型で、俗に「周囲(ぐるり)八間」と呼ばれた農家です。 -
家の半分は農作業用の土間で、残り半分の床部分に「おくどさん」がついています
-
森野家住宅の厠と風呂場には登録有形文化財のプレートが付いていました。
ふ~ん、こういうのも登録有形文化財になるんですね。 -
順路に従って斜面を上って行きます
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15:21 河野家住宅前の広場に「大阪城の残石」が転がっていました。
江戸時代、落城した大阪城の石垣修復に小豆島の石が切り出されました。
その際に、島に残された残石(残念石)です。 -
15:22 重要文化財「旧 河野家住宅」
愛媛県の南、小田町の深い谷筋の奥まった急斜面に建っていました。 -
部屋の床は全て竹敷きで各部屋に囲炉裏が切られ、寒い山間の生活に適応するよう造られています。
-
これは何だ? 大阪城の残石の一部?
-
15:24 重要文化財「砂糖〆小屋」
”砂糖しめ” とは、サトウキビの汁を絞ることです。
四国村にある二つの〆小屋は、香川県内に残っていた最後の2棟だそうです。
外壁は曲面にあわせた大壁づくりで、 -
内部中央には3個の石臼があり、取り付けられた腕木を2頭の牛が引いて回します。
回転する石臼の間にサトウキビを差し込んで汁を絞っていたそうです。 -
15:25 重要文化財「釜屋」。
集められた砂糖きびの絞り汁をここで煮つめます。
讃岐の特産品は、塩・うどん・和三盆。
和三盆は、天保年間から生産が増大し、明治になって舶来糖が輸入されるまで盛んに製造されていたそうです。 -
15:26 再び「猪垣」。
畑荒らしの防止と同時に、周辺に落とし穴を掘って猪を捕まえ、食用にしていたそうです。 -
15:33 「四国村ギャラリー」。
2002年に「四国村」創設者の加藤達雄が収集した美術品を展示する美術館として開館しました。
建築家:安藤忠雄氏の設計です。 -
入館料は入村料に込みですが館内撮影はNGです
-
美術館のバルコニーからは、立地を活かして造成された「水景庭園」を眼下に臨むことができます
-
15:36 さらに坂道を進むと「南予の茶堂」になります。
村の入り口に悪霊払いの意味で建てられ、後に地蔵盆や弘法大師の命日などに通行人に湯茶を振るまったり、お遍路さんの休憩所に利用されました。
今、写真を拡大すると「カンカン石」なるものが隣に見えます。
これは「サヌカイト」という石で、 叩くと金属のような高い音がするそうです。 -
その他にも、「大久野島灯台」「染が滝」などの見所が有るようなのですが、
ギャラリーの受付の方に訊いたら、「ここ迄で未だ半分くらいの行程」だとのこと。
それじゃあ、この辺りで引き返さなければならないな・・(-"-)
「来た道を帰るのが一番早い」と教えて貰ったので引き返します。 -
15:41 稲田家住宅土蔵(登録有形文化財)
もと愛媛県上浮穴郡久万町の農家の道具蔵。
木造2階建、置屋根形式の茅葺、妻入で、外壁は平側上部を除いて縦板張り。 -
15:42 道端に大きな壺が並んでいます
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15:42 海鼠壁の「丸亀藩御用蔵」は現在、資料館になっています。
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15:43 造り酒屋の井戸
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15:44 「石舟のアーチ橋」も登録有形文化財。
脇から見るとトンネルのようになっていますが、それは今、旅行記を書く段階で調べていて知りました。
この辺りを歩いている時は兎に角「出口は何処だ?」一心でしたからね・・
4トラに旅行記を投稿するって、自分のアルバム整理みたいなものです。
なおかつ、改めて旅先の復習ができ、その場では分からなかった情報を整理でき、もう一度旅行に行っているような気分を味わえるチャンスだと思います。 -
15:47 「旧 吉野家住宅」
-
15:49 出口に向かう階段の右側のこの石畳は「流れ坂」といわれ、231mに及びます。
世界的彫刻家:流 政之氏の ”作品” だそうです。 -
15:51 神戸から移築された「旧ワサ・ダウン住宅」は「異人館」としてアンティーク家具に囲まれたカフェとして営業しています。
お茶と焼きたてスイーツが頂けるそうです。
登録有形文化財。 -
レトロな電話ボックス。
使用可能かどうかは未確認。 -
15:55 料金所まで戻って来ました。
忙しかった~ (^^;
50,000㎡という広大な敷地、しかも屋島南嶺山の斜面に展開している四国村です。
1時間で巡るのはちょっと無理があります。
また、坂道なので夏場の暑い時ではかなりシンドイかと思いました。 -
15:55 ランチで行った「ざいごうどん 本家わら家」の脇を通り、
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15:56 大通りに出ます。
16:11発のシャトルバスに乗ろうと思っていたのですが、歩いても、 -
「琴電屋島駅」までは10分ほどです。
16:05に到着しました。琴電屋島駅 駅
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高松とは反対方向の「八栗駅」まで二駅逆行し、
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「うどん本陣山田家」で夕飯です。
うどん本陣 山田家 讃岐本店 グルメ・レストラン
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