公共交通機関で巡る道北　6日目その4　稚内～豊富温泉

2018/05/26 - 2018/06/03

稚内に戻ってきました。

駅周辺をぶらぶら、電車で宿のある豊富駅に向かいます。

エリア 稚内(北海道)

ノシャップ岬から稚内駅に戻って来ました。札幌行きの特急がありますがこれには乗りません。所要時間あまり変わらないので普通列車でいいかと。

稚内駅 駅

時刻表はご覧の通り。上り列車は特急3本、普通列車4本。

私は18時04分の普通列車で豊富まで向かいます。

という訳で駅近くでまだ行っていない旧瀬戸邸を見学します。

旧瀬戸邸 名所・史跡

展示にあった昔の稚内駅

もっと昔の稚内駅

駅に戻ります。駅舎はとても綺麗で、地元の憩いの場でもあるようです。

稚内駅 駅

こんな展望スペースがありました。

特急を見送ります。

時間になったので入場。最北端から出発です。

次来るときまで駅は残っているでしょうか。

普通列車。もちろん一両。中は綺麗でした。

JR宗谷本線 乗り物

隣の南稚内で高校生が10人程乗ってきました。利用者がいて安心です。しかし、稚内からの上り普通列車は5時代、10時代、18時代、20時代の4本のみ。少し遅めの帰宅になりますね…

行きの下り列車は、稚内に8時過ぎに到着するので大丈夫ですが。

南稚内駅 駅

行きに絶景が見えた区間。利尻富士は一切見えませんでした。減速のサービスもありません。

南稚内の隣の駅、抜海駅。

日本最北端の無人駅、日本最北端の木造駅舎のある駅。不思議な最北端です。

抜海駅 駅

名所案内が気になります。

一人降りた人がいましたが、カメラを持っている辺りおそらく観光客でしょう。

抜海駅 駅

南極物語のロケ地でもあるそうです。降りてみたかった。

抜海は秘境駅の一つで廃止が検討されています。しかし、地元の自治会（駅から離れていますが集落はある）は猛反発。駅の維持費よりも、代わりのバス運行費用の方が高いのだとか。秘境駅ながら、通学や買い物の利用者もいます。

抜海駅 駅

抜海の隣、勇知駅。この駅は比較的利用者がおり、特急の停車しない駅の中では比較的大きな集落があります。

といっても１日10人未満。これで多く感じるのが宗谷本線です。

勇知駅 駅

勇知駅の隣の兜沼駅。この駅も廃止検討されていましたが、通学利用が見込めるため存続するとか。

比較的集落が残っているこの駅ですら廃止検討なのは深刻です。

兜沼駅 駅

この他、徳満駅もありますが反対側で写真はなし。

豊富駅に到着です。

一駅先の下沼も秘境駅です。

豊富駅 駅

宗谷からサロベツへ。少し雰囲気が変わった気がします。

高校生が数人降りただけで、静かな雰囲気でした。

豊富駅 駅

ここから宿の送迎を利用します。豊富温泉は駅から離れています。路線バスもありますが、1日5本程度です。

宿の夕食です。この日は念願の豊富温泉に浸かります。

豊富温泉 ホテル豊富 宿・ホテル