公共交通機関で行く道北2日目　名寄～稚内移動

2018/05/26 - 2018/06/03

2日目はいよいよ稚内に向かい、宗谷岬、白い貝殻の道、北防波堤ドームを観光します。

名寄～稚内は特急で2時間45分ほどかかります。車窓には天塩川、利尻山、牧場、兜沼…と多種多様な絶景が並び、まったく飽きさせません。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

稚内行きの特急は09時56分発。少し時間があるので名寄市北国博物館を訪れました。駅から徒歩15分ほど。ホテルとは反対側にあったので少し疲れました。

写真は昔、雪掻きに使われた車両だそうです。博物館の隣に展示されています。

SL排雪列車キマロキ 名所・史跡

博物館は自然、歴史ともに学べるバランスの良い展示内容でした。

名寄市北国博物館 美術館・博物館

博物館の入口から見た名寄の町。

ここから名寄駅に戻ります。…しかし思った以上に遠かった。駅の近くのスーパーで昼食を購入し、名寄駅に急ぎます。

なんとか間に合いました。

名寄駅 駅

いよいよ最果ての稚内へ。車窓には雄大な自然、農場、牧場が広がります。

JR宗谷本線 乗り物

美深に到着。稲作の北限らしいです。

チョウザメの水族館などの観光スポットがあるほか、村上春樹さんの小説の舞台になったと言われている町。

美深駅 駅

音威子府駅。

駅そばが有名で、麺が黒いのが特徴だとか。

音威子府駅 駅

路線バスが止まっています。音威子府からオホーツク海側を経由して稚内に行く路線バスがあります。かつての鉄道路線の名残ですが、利用者は低迷しているとか。

佐久駅。駅舎内に資料館があるそうです。特急が止まらない中では比較的街中にある駅です。

佐久駅 駅

天塩中川駅。開業当時の雰囲気を再現した駅舎があります。

天塩中川駅 駅

雄信内駅。秘境駅の1つです。
古い駅舎が残っていますが、駅周辺はゴーストタウン。

ちなみに隣の安牛駅は2021年廃止予定です。

雄信内駅 駅

幌延駅。JRの駅が8つあり、そのうち6つが秘境駅。秘境駅を町おこしに活用しようと試みています。

幌延駅 駅

名寄～稚内の所要時間は2時間45分ほど。かなりかかります。昼食を食べ終えてぼーっとしていると…

サロベツ原野の先に。利尻富士が。

遥か彼方なのに、この存在感。日本最北の100名山。道北を象徴する山です。

このあと、利尻富士とは一旦さよなら。

木々の向こうに兜沼（多分）が見えてきました

兜沼 自然・景勝地

キャンプ場があるそうです。

兜沼には郵便局跡の資料館などもあり、一度行ってみたい場所です。
電車の本数がもっとあればなあ…

抜海駅です（多分）

ほかの秘境駅も車窓から見えるかと思いましたがほとんど分かりませんでした。
特急停車駅以外で認識できたのは北星、豊清水、抜海くらいです。

この後、宗谷本線最大の絶景が待っています。

抜海駅 駅

海です。ここから振り返ると…

日本海に浮かぶ利尻山。写真だけではとても伝えきれない、素晴らしい景色でした。

この景色を見るためにわざわざJRのこの時間の特急を使いました(午後だと逆行で見づらい)
最果ての気分を高めてくれます。

私の乗車した特急では、この区間で減速してくれます。宗谷本線で海の見える区間はここだけ。そこに絶景がありました。

ついに到着しました！最果ての地、稚内

稚内駅 駅

しばし、感慨にふけります。北海道名物。サッポロビールの駅名看板。

稚内駅 駅

日本最北端の駅です。ホームには、撮影スポットがたくさん。

旭川から、東京から、西大山(JR最南端)から、と来て枕崎です。

ここが線路の終端です。ガラス張りで、待合室からも線路が見えます。

待合からだとこんな感じ。これでも記念にはなりますが、やはり実際に電車で来た方が気分は良いですね。

稚内駅は立て直されたらしく。綺麗でした。駅に隣接する形でバスの案内所、セイコーマート、観光案内所、映画館(!)等があります。

ここから、30分ほどの待ち合わせで宗谷岬にバスで向かいます。

宗谷バス 乗り物

いざ、宗谷岬へ。車窓左側に広がる海に、期待が高まります。

宗谷バス 乗り物