2013/11/02 - 2013/11/02
3位(同エリア100件中)
万歩計さん
この旅行記スケジュールを元に
新型コロナ禍で海外旅行再開の目途が立たない。仮にワクチン接種しても安心して海外に出れるのは何時になるだろう。いよいよ年齢との競争…、なんて、つい弱気になるこの頃。
自由に海外旅行が出来た頃を思い出しながら、2013年10月にツアーで行った北東ドイツの旅を旅行記にまとめた。
5日目 2013年11月1日(金) 曇り
・ワイマールでは古くはルターが説教をし、18世紀末からはゲーテ、シラー、リスト、クラーナハが活躍しドイツ古典主義が開花した街である。新進気鋭の伝統は20世紀にも受け継がれ、世界初の民主主義憲法であるワイマール憲法が採択されたり、バウハウスで新しいデザイン運動が興った。
彼らの所縁の建物が多数あり、個人旅行でじっくり回ると面白そうな街だ。
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【旅程】
1.出国~「七つの湖の街」シュベリーン
https://4travel.jp/travelogue/11625831
2.「ハンザの女王」リューベック
https://4travel.jp/travelogue/11627654
3.「ドイツ最大の港町」ハンブルク
https://4travel.jp/travelogue/11638424
4.「メルヘン街道の終着点」ブレーメン
https://4travel.jp/travelogue/11638545
5.「北ドイツの真珠」ツェレ
https://4travel.jp/travelogue/11638778
6.「ネズミ捕り男の伝説」ハーメルン
https://4travel.jp/travelogue/11638878
7.「鉱山で栄えた世界遺産の街」ゴスラー
https://4travel.jp/travelogue/11639067
8.「バッハとヴァルトブルク城の街」アイゼナッハ
https://4travel.jp/travelogue/11639135
★9.「ドイツ古典主義の都」ワイマール
https://4travel.jp/travelogue/11639223
10.「音楽と学問の都」ライプツィヒ
https://4travel.jp/travelogue/11639331
11.「エルベ川のフィレンツェ」ドレスデン
https://4travel.jp/travelogue/11639459
12.「マイセン焼きの故郷」マイセン
https://4travel.jp/travelogue/11639733
13.「激動のドイツ史を象徴する首都」ベルリン
https://4travel.jp/travelogue/11639771
14.「フリードリッヒ大王の古都」ポツダム
https://4travel.jp/travelogue/11639940
15.ベルリンから帰国
https://4travel.jp/travelogue/11640009
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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6日目(11/2)朝 早めに朝食を済ませ、出発までホテル周辺の散歩。
レオナルド ホテル ヴァイマール ホテル
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周囲は閑静な公園と住宅街
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11月になり、木々はすっかり葉を落としています。
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教会のようにも見えるが立派な民家?
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8:30 アンナ アマーリア公爵夫人の図書館から観光スタート。
アンナ アマーリア公爵夫人の図書館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワイマール城
ワイマール公の居城で立派な塔が印象的。1803年の再建時にはゲーテも監修に関わったそうです。市宮殿 城・宮殿
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現在は城美術館で、この地で過ごした画家クラーナハ等の作品が展示されています。
市宮殿 城・宮殿
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城の前に広がる緑地の向こうに見える建物は元厩舎。
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ワイマールはゲーテが生涯の大半を過ごし、シラー、リスト、クラーナハ等の芸術家が活躍するなど、ドイツ古典文化が花開いた街です。
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近世でも最初の民主憲法といわれるワイマール憲法が採択され、近代デザインのバウハウス学校が創設されるなど、ドイツの歴史、文化に大きな影響を与え続け、これらの関連する建物などは世界遺産に指定されています。
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市教会。18世紀のドイツの哲学者ヘルダーが葬られたことかヘルダー教会と呼ばれています。 マルティン・ルターはここで何度も説教をしたそうです。
市教会 (ヘルダー教会) 寺院・教会
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内部にはクラーナハの有名な祭壇画があります。彼も宗教改革を支持していました。
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ヘルダー教会近くの建物
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急勾配の切妻屋根の建物は古い宿屋。ゲーテに関係があるようなことを添乗員さんが話していたが忘れた。
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国民劇場とゲーテ、シラーの像
ゲーテの「ファウスト」やシラーの「ウィリアム・テル」が初演された場所で、第一次世界大戦後にワイマール憲法が採択されるなど、芸術や歴史の表舞台ななった場所です。国民劇場 劇場・ホール・ショー
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劇場前広場の父と子
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バウハウス博物館
建築家ヴァルター・グロピウスによって創設された芸術造形学校。生活に密着した職人技と芸術を統合させた応用芸術を意図したものです。同時期にイギリスにも同じ趣旨のアーツ&クラフツ運動が起こっています。バウハウス博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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シラーの家
シラーが亡くなる1805年まで3年間住んだ家。彼は古典文化を発展させた思想家・劇作家で、ベートーヴェンの「第九」の詩や戯曲「ウィリアム・テル」で有名です。シラー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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100m歩くごとに見どころが目白押し。最後はゲーテの家へ。
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ゲーテの家
文豪ゲーテはカール・アウグスト公の招きにより26歳でヴァイマールへ赴き、生涯をこの地で終えました。多くの傑作が書かれたこの建物はゲーテ博物館になっています。ゲーテの住居 建造物
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入口に刻まれた文字はゲーテの有名な言葉だろうか?
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マルクト広場に向かう途中に、もう一つのシラーの家。
シラーの住居 建造物
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シラーが最初にワイマールに来たのは1787年。ここでイタリア旅行から帰国したゲーテと知り合い、彼の推挙で1789年にイェーナ大学の歴史学教授に招聘されています。
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マルクト広場。正面に建つのは市庁舎
市庁舎 (ワイマール) 建造物
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土曜日の午前中で賑やかな市が立っていました。
マルクト広場 (ワイマール) 広場・公園
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マルクト広場に面したこの建物は画家クラーナハの家。左側の白と緑色の建物は観光案内所。
クラーナハの家 建造物
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この街には馬車が似合います。
古典主義の都ヴァイマール 史跡・遺跡
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11:00 ワイマール観光を終え、100km東のライプツィヒに向かいます。
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晩秋の北東ドイツを巡る旅
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アイゼナッハ
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ワイマール
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2013/11/02~
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マイセン
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ベルリン
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ポツダム
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2021/06/11 06:54:33
- ワイマールを歩きマワール
- 万歩計さん おはようございます。
ワイマールと言えばワイマール憲法、といってもどんなものか知りません。
ギョーテなど、失礼しましたゲーテです。子供の頃見た本にはギョーテと書いてありました、戦前の本ですがね。私が尋常小学校の頃のことです、って ちょっと捏造。
ゲーテやシラー、ルターなどにゆかりのある文化的な町なのですね。
どこを見ても素敵な建物がいっぱい、見ごたえありますね。城美術館、クラナーハの絵もあるのですね、あの立ち姿が独特の婦人の姿の。
ゲーテの家の入り口の文字、なんとか翻訳しようとしましたが、翻訳ソフトのカメラ入力ができませんでした。なんとか見栄を張りたかったのですが、失敗しました。
pedaru
- 万歩計さん からの返信 2021/06/12 12:04:52
- Re: ワイマールを歩きマワール
- pedaruさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
当時のワイマールの繁栄には、カール・アウグスト公の進取果敢の精神が大きかったようです。若干26歳のゲーテを政治の中枢に据えたり、当時一流の文化人や芸術家を招き入れたりと。日本の将来は若い人に託すべきで、早期の議員定年制を実現してもらいたいものです。
万歩計
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