晩秋の北東ドイツを巡る旅　１．出国～「七つの湖の街」シュヴェリーン

2013/10/28 - 2013/10/29

　新型コロナ禍で海外旅行再開の目途が立たない。仮にワクチン接種しても、安心して海外に出れるのは何時になるだろう。いよいよ年齢との競争…。なんて、つい弱気になるこの頃。
　自由に海外旅行が出来た頃を思い出しながら、２０１３年１０月にツアーで行った北東ドイツの旅を旅行記にまとめた。

１～２日目　２０１３年１０月２８日（月）～２９日（火）　曇り
・８：３０関空着。団体受付カウンターで手続きを済ませる。Ｆ添乗員さんは男性で体は大きいが笑顔が優しそう。参加者は１６名で、４名の女性グループ、３名の親戚組、あと夫婦が数組で一人参加は万歩計のみ。こういう時は食事のテーブルに気を使うが、添乗員さんが上手くやってくれるだろう。
・１日目はフランクフルトで乗継ぎ便が遅れハンブルグ到着が２時間ほど遅れたが、２１：００にホテルにチェックインできた。
・２日目は午前中に旧東ドイツにあるシュヴェリーン城を観光。フランスのシャンボール城をモデルにして建てられただけあって、周囲のフランス式庭園と合わせてとてもエレガント。湖の上に浮かんでいるようで、まさに「湖上の宝石」だった。

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【旅程】　　
　★１．出国～「七つの湖の街」シュヴェリーン
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11625831
　　２．「ハンザの女王」リューベック
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11627654
　　３．「ドイツ最大の港町」ハンブルク
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11638424
　　４．「メルヘン街道の終着点」ブレーメン
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11638545
　　５．「北ドイツの真珠」ツェレ
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11638778
　　６．「ネズミ捕り男の伝説」ハーメルン
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11638878
　　７．「鉱山で栄えた世界遺産の街」ゴスラー
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11639067
　　８．「バッハとヴァルトブルク城の街」アイゼナッハ
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11639135
　　９．「ドイツ古典主義の都」ワイマール
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11639223
　１０．「音楽と学問の都」ライプツィヒ
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11639331
　１１．「エルベ川のフィレンツェ」ドレスデン
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11639459
　１２．「マイセン焼きの故郷」マイセン
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11639733
　１３．「激動のドイツ史を象徴する首都」ベルリン
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11639771
　１４．「フリードリッヒ大王の古都」ポツダム
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11639940　
　１５．ベルリンから帰国
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11640009　

エリア シュヴェリーン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

　初ドイツは４年前に夫婦で参加した南ドイツとスイスの１０日間ツアーでした。今回は２度目のドイツで、前回行ってない中部以北を回る１０日間ツアーに一人参加。

１．ツアー名
　ルフトハンザドイツ航空で行く！歴史で綴るドイツ北東紀行１０日間
２．催行者
　ＪＴＢ「旅物語」関西
３．参加者
　１６名
４．添乗員
　Ｆさん（男性）

【旅程】　　　
　１０/２８　関空→フランクフルト経由→ハンブルク（泊）
　１０/２９　ハンブルク→シュベリーン→リューベック→ハンブルク（泊）
　１０/３０　ハンブルク→ブレーメン（泊）
　１０/３１　ブレーメン→ツェレ→ハーメルン→ゴスラー（泊）
　１１/０１　ゴスラー→アイゼナッハ→ワイマール（泊）
　１１/０２　ワイマール→ライプチヒ→ドレスデン（泊）
　１１/０３　ドレスデン→マイセン→ベルリン（泊）
　１１/０４　ベルリン→ポツダム→ベルリン（泊）
　１１/０５　ベルリン→フランクフルト経由→機中（泊）
　１１/０６　→関空

　８：３０関空に到着。ルフトハンザ航空には初搭乗。１０：５０に離陸。

関西国際空港 空港

　幸運にも窓側の席。

　この季節にシベリア上空を飛ぶのは初めて。

　白銀の世界に感動。

　北極海

　北ドイツが強風で、フランクフルトからハンブルクに飛ぶ便も２時間遅れました。ハンブルクのホテルに着いたのは２１：００過ぎ。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

　２日目（１０/２９）朝。ホテルはハンブルク郊外のLEONARDO STILLHORNで、ここに2泊。いかにもツアー向けといった感じの大型ホテルでした。

レオナルド ホテル ハンブルク シュティルホルン ホテル

　朝食の前にいつもの通りホテル周囲を散歩。

　ハンブルクは人口１７６万人でドイツ第２の大都会。しかし都心から１０ｋｍ余り離れただけで、こんな牧歌的の風景が広がってます。

　８：００朝食。今回のツアー参加者は１６名。催行決定に満たない人数だが、直前に多数のキャンセルが出たのだろうか。添乗員のＦさんは４０歳過ぎの男性。

　１０：３０　ハンブルクから東へ１００ｋｍ走り旧東ドイツの古都シュヴェリーンに到着。

　目的のシュヴェリーン城が湖の上に浮かんでいるように見えます。城の起源は古く、９世紀に建てられたスラブ人の砦に遡るそうです。

シュヴェリーン城 城・宮殿

　ドイツの城は武骨なものが多いが、この城は優美。フランスのシャンボール城をモデルにして１９世紀に建設された、という説明で納得。

　日本人現地ガイドの案内でまず城内を見学。

　ツアーでは現地ガイドを使うのが決まりのようです。

　城内には６５３もの部屋があり、その一部が博物館として公開されている。

光をいっぱいに取り入れた部屋

　金箔の装飾が眩い。

　赤い壁紙の部屋はプライベートルーム？

　彫刻と絵で飾られたバロック風の天蓋

　青い壁紙とその下に張り巡らされたオーク材。ピアノがあり１９世紀のサロン風。

　窓から眺めた城の外観。

　ネオクラシック、ネオゴシック、ネオバロック。確かに１９世紀には建物の復古主義が流行しました。

　窓から眺めた庭園と周囲の湖。「湖上の宝石」と呼ばれる所以。

　城内から庭園に出てました。

　城の外観

　10月末で黄葉もほぼ終わり。

　庭園の奥に進みます。

　振り返って城と庭園を見る。フランス風のバロック庭園もこの城のハイライト。

　季節柄花が少ないが、その分シックで落ち着いています。

　対岸はシュロス庭園になって入るらしい。眺めてみたい。

　城を後に昼食のレストランへ。

　レストランは湖越しに城を眺める最高の立地。

ヴァレンタイン 地元の料理

　料理は赤かぶのスープに、

　バルト海のニシン。

　湖の向こうに大聖堂の尖塔。七つの湖の街と呼ばれるにふさわしい風景。

　緑の中の白い建物は北ドイツらしい清潔感にあふれています。もっとゆっくり歩きたいが、叶わないのがツアーの辛いところ。

　シュヴェリーンを後に、バスに乗り次の目的地リューベックへ。