2010/03/29 - 2010/04/27
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Black7さん
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この旅行記のスケジュール
2010/04/11
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レッド・シー・ホテル
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この旅行記スケジュールを元に
<2か月かけて中東とバルカン半島南部を周遊した時の備忘録です。
前半1か月は、トルコとレヴァント(東部地中海沿岸の国々)のシリア・レバノン・ヨルダンを陸路で周ってきました。
黒海から紅海まで南下し、再び北上し、ギリシャへと抜けます>
ペトラから次のワディ・ラムに向かうため、ホテルのフロントで話を聞くと、ちょうど他のグループが行くから一緒にツアーに参加しないかと誘われました。
公共のワゴン車でぎゅうぎゅうで行くのも嫌だし、どうせ向こうで砂漠ツアーに申し込まなければいけないので、お願いすることに。
しかし、これは帰国後だいぶ後で知ったことですが、どうやらペトラ発や代理店経由のツアーの多くは、現地のベドウィンのガイドではないので、ワディ・ラム保護区内に入らない(もしくは入れない)らしいということ。
当時は、まだ世界遺産に登録される前で、特に保護区とかの認識はなく、砂漠で1泊してみたいぐらいの感じで、たいした下調べもしていませんでした。
(持っている昔のガイドブックにはツアーに関するそんな注意は載っていなかったし、そんな情報を当時知ることができたかも疑わしいですが・・)
まさか保護区の外側「ディースィー」しか行かないことが、あるなんて!
てっきりあの赤い土色の砂漠に行くものと思っていました。
おそらく、というかほぼ自分のツアーは、保護区内じゃなかったようです。
ダマされた~!!?
*ガイドブックのような景色を見たい方、世界遺産登録の保護区内に行きたい方はご注意を!!
ワディ・ラムに直接行ってから現地のベドウィンと交渉する、尚且つ、念のためにあらかじめ保護区内に行くかを確認した方が良さそうです。
そんなこともつゆ知らず、ジープツアーは出発。
でも、一応ワディ・ラム砂漠の一部には行けたし、ベドウィンテントにも泊まりましたよ (>_<) 負け惜しみ・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ジープツアーのガイドは、自称元ベドウィンという、バリバリのロックTシャツを着たロン毛の体格の良いおじさん
(よく考えれば、この時点でうさんくさい)
同行者は、ちょっとチャラい典型的なアメリカ人のバックパッカー大学生4人組 -
車内では、なぜかアメリカンロックをガンガンかけています。はぁ~ (-_-)
まあでも、公共ワゴンバスに比べ、乗り心地はだいぶマシです。
幹線道路をぶっ飛ばし、ワディ・ラムへと向かいます。
所々に、ベドウィンテントらしきものが。 -
途中、見晴らしが良いという名もなき渓谷へ
-
同行者のアメリカ人大学生
ギリギリまで行って、無茶をしようとします。
まあ、明るくて、悪い子たちではないですけど・・ -
下はけっこうな崖で、柵はなし
-
どこを見回しても岩山だらけ
-
途中、幹線道路沿いのGSとキオスクみたいな所で買い物をしてから、ワディ・ラム砂漠への道を曲がりますが、正規のラム村へのルートは行かずに、途中の砂漠地帯へ車で突っ込んでいきます。
-
立派な岩山ではありますが・・
-
石橋もどきの所へ案内
-
ワディ・ラムには有名な石の橋がありますが、本物はもっと高くて立派です・・ (-_-;)
-
でもせっかく来たので、とりあえず登り、上からの景色をパチリ
-
よくわからない岩山を散策
-
変わった風化した岩
Roca de la Seta -
途中、ラクダを引きながら走るジープを見ました
まさか、ラクダの散歩じゃないですよね?・・ -
赤い砂漠ではなく、荒野です。
-
ワディ・ラム砂漠と言えば、「アラビアのロレンス」や「スター・ウォーズ」の撮影地として有名な場所
別名、「月の谷」とも言われており、赤っぽい砂に巨大な岩山に囲まれた砂漠のイメージです。
ですが・・どう贔屓目に見ても赤くは見えない。
しかも所々に草が生えとる・・ -
でも1つ良かった経験は、途中で会ったベドウィン家族に、パンとシャーイをご馳走になったこと。
-
写真撮影OKをもらいました。
周りで子供たちがはしゃいでいます。
普段、接点をもつこともないアバヤを着た奥さんもいらっしゃいました。 -
一から、パンを作る工程を見学できました。
粉に水を入れ、よくこねて、灰の中に入れて焼きます
火をつける枯れ木は、そこら辺から子供たちが拾ってきてくれました。
温かいシャーイと一緒に食べ、素朴な味でおいしかった -
この日の宿泊地、ベドウィンテント
知り合いのベドウィンだそうです。 -
砂地の上にゴザというシンプルすぎる寝床
-
ベドウィンのご主人と共に、お迎えしてくれたネコちゃん♪
-
気に入れられて、この後、このまま足の上で寝ちゃいました
-
砂漠と言えば、やっぱりラクダ
-
飼っているそうです。
写真の人が、このお家の一家の頭 -
他にも、家畜を飼っているみたい
夕食は、とても大きな大皿に、お肉たっぷりのピラフのようなものやおかずが乗っており、みんなでシェアしていただきます。
とても食べごたえがありました。
夕食後は、演奏をしてくれたり。
食事を作ってくれた女性陣は、となりのテントにいるらしい。
姿を見せることは、ほとんどありませんでした。 -
夜、真っ暗になってから、星空を見ながら散歩。
サンダルの人は「サソリに気を付けて」とのこと。
遠くの一部の上空が、人工的な光でうす明るかったので、おそらく幹線道路の電灯の明かりではないかと・・
保護区内なら岩山に囲まれて、見えるはずはないので、これで外部の「ディースィー」地区でほぼ決定 (-_-) -
今回おそらく体験したツアーは、ブルーで囲まれたエリア(保護区手前のディースィー)だと思います。
黄色が幹線道路。
本来、多くの人が目当てで来るのは、赤い土色をしているグリーンで囲まれたエリア(世界遺産に登録された保護区内)です。
(*保護区エリアの範囲はアバウトで、正確ではありません)
保護区内は本来、ラム村のベドウィンしか案内できなかったそうですが、外部のベドウィンや商売しにきたアラブ人が、観光客目当てでツアーに参入してきたようです。
その結果、保護区の周辺のツアーが横行し、ちゃんと説明を受けていない人たちがメインのワディ・ラム保護区に入らず終わるケースが多発したようです。
それで、どうやら新しいガイドブックには注意喚起が載せられるようになったとか。
今では、ベドウィンの話し合いにより、一部の外部のガイドも保護区内を観光できるようになったという情報もありますが、確実に保護区内を見たい方、宿泊したい方は、確認をとったほうがいいのかもしれません。
先に知ることができていれば、ちゃんとワディ・ラムを見れたのに!と、調べれば調べるほど、旅行記を作成しながら、だんだんと腹が立ってきました (>_<) -
翌朝、アカバまで送ってもらいました。
それも込みの料金だと思ったら、まさかの別料金。
ここで、ガイドとアメリカ人学生たちともお別れ。
このメンバーで、よく1泊一緒にいれたと我ながら感心。
ツアーが楽しかったかは、メンバーやガイドに左右されるので、当たりはずれがありますね。 -
アカバはヨルダン最南端の街で、唯一、海に面しているリゾートっぽい街。海岸線沿いにはリゾートホテルが建ち並んでいます。
割とヨルダンっぽくないです。
けれど、聖書にも登場する、貿易で栄えた歴史ある街でもあります。
ランチはマクドナルドのパクリ店で久々のハンバーガー -
アカバは紅海に接し、4つの国の国境がとても近いエリアにある街でもあります。
ビーチから2kmも行くとイスラエル。
エジプトとサウジアラビアもとても近いのですが、航路で行き来する船はどうしてるのか気になるところです。
この地域で、国同士の揉め事があったら、たいへんな事になりそうですが、そこは外国人観光客も訪れるリゾート地。
揉めるよりも観光で儲けたほうが良いので、うまくやってるのかもしれませんね。 -
アカバ湾の無料公共ビーチに行ってみました
地元の人たちで賑わっています -
アカバ湾は紅海に続いています
ここアカバは紅海のダイビングやシュノーケリングでも人気の街だとか。
時間とお金があれば、チャレンジしたかった
もし再び来れることがあったら、ワディ・ラム砂漠のリベンジと一緒にダイビングもしてみたいな~ -
子供たちもビーチではしゃいでいます。
記念に足だけ入水しました -
アカバ要塞
-
ホテルからの景色
正面はイスラエル。その左側はエジプトになります。
このアカバが、この旅での最南端
ここから、一気にアンマンまで、キングスロードで戻ります。
アンマンではバスターミナル付近で泊まり、すぐにシリアのダマスカスへ
シークを散策したり、ここも1泊だけしてから、次の目的地、パルミラ遺跡を目指します
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