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&lt;2か月かけて中東とバルカン半島南部を周遊した時の備忘録です。<br />前半1か月は、トルコとレヴァント(東部地中海沿岸の国々)のシリア・レバノン・ヨルダンを陸路で周ってきました。<br />黒海から紅海まで南下し、再び北上し、ギリシャへと抜けます&gt;<br /><br />パルミラ遺跡の次は、ユーフラテス川が流れる街、デリゾールにやってきました。<br /><br />*シリアを訪れたこの1年後、内戦状態に入ってしまい、今もたいへんな状況が続いています。<br />1日も早く、また平和で訪れることができるように、またシリアの人々が無事で再び元の生活に戻れるように願っております。

陸路で巡るトルコとレヴァント周遊旅 ⑭ シリア後編 (メソポタミア文明のユーフラテス川が流れる街)

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2010/03/29 - 2010/04/27

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Black7

Black7さん

この旅行記のスケジュール

2010/03/29

この旅行記スケジュールを元に

<2か月かけて中東とバルカン半島南部を周遊した時の備忘録です。
前半1か月は、トルコとレヴァント(東部地中海沿岸の国々)のシリア・レバノン・ヨルダンを陸路で周ってきました。
黒海から紅海まで南下し、再び北上し、ギリシャへと抜けます>

パルミラ遺跡の次は、ユーフラテス川が流れる街、デリゾールにやってきました。

*シリアを訪れたこの1年後、内戦状態に入ってしまい、今もたいへんな状況が続いています。
1日も早く、また平和で訪れることができるように、またシリアの人々が無事で再び元の生活に戻れるように願っております。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
航空会社
アエロフロート・ロシア航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • パルミラから、北にバスで2時間。<br />デリゾールの街にやってきました。

    パルミラから、北にバスで2時間。
    デリゾールの街にやってきました。

  • シリア北部の街で、イラクの国境にも近くなります

    シリア北部の街で、イラクの国境にも近くなります

  • ほとんど観光客が訪れない、シリアの地方都市。<br />中東らしい街並みです

    ほとんど観光客が訪れない、シリアの地方都市。
    中東らしい街並みです

  • 市内中心部の3月8日広場

    市内中心部の3月8日広場

  • ローカルな街並みを歩き、路地裏の地味な宿で1泊していきます

    ローカルな街並みを歩き、路地裏の地味な宿で1泊していきます

  • 外国人が珍しいからか、声を掛けられ、お茶もごちそうになりました。<br />陽気な雑貨屋さんの家族でした。

    外国人が珍しいからか、声を掛けられ、お茶もごちそうになりました。
    陽気な雑貨屋さんの家族でした。

  • 今回、なぜここデリゾールに来たかというと・・

    今回、なぜここデリゾールに来たかというと・・

  • ユーフラテス川を見てみたかったから!

    ユーフラテス川を見てみたかったから!

  • デリゾールでは観光できそうな所は少ないので、ほとんどの人はこの吊り橋を訪れるようです。地元の人も散歩がてらに来ていました。<br />先ほどの支流の川を渡り、何もない1本道を10分程歩くと、この橋に着きます

    デリゾールでは観光できそうな所は少ないので、ほとんどの人はこの吊り橋を訪れるようです。地元の人も散歩がてらに来ていました。
    先ほどの支流の川を渡り、何もない1本道を10分程歩くと、この橋に着きます

  • 一目、見たかったユーフラテス川

    一目、見たかったユーフラテス川

  • 学校の世界史で必ず習うであろうメソポタミア文明

    学校の世界史で必ず習うであろうメソポタミア文明

  • その時にでてくる川の名がユーフラテス川とチグリス川流域なので、聞いたことがある方も多いはず。<br />ただの川かもしれないけれど、ここまで来たら、やっぱり1回は実際に生で見てみたかった!<br />なぜかちょっと感慨深い

    その時にでてくる川の名がユーフラテス川とチグリス川流域なので、聞いたことがある方も多いはず。
    ただの川かもしれないけれど、ここまで来たら、やっぱり1回は実際に生で見てみたかった!
    なぜかちょっと感慨深い

  • 橋の上で眺めていると、何人かの人に写真を一緒に撮っていいか聞かれ、そこから撮影会が始まります。<br />

    橋の上で眺めていると、何人かの人に写真を一緒に撮っていいか聞かれ、そこから撮影会が始まります。

  • こちらはシリアの女子大生の子たち<br /><br />デリゾールは保守的な地方都市かと思いきや、大学などもあり、異性の外国人にも積極的に英語で話しかける若者が多い街だとか。<br />たしかに、シリアで女性に話しかけられることは、ほぼなかったです。<br />服装もアバヤなどは着ておらず、自由におしゃれをしていられるのが意外でした。

    こちらはシリアの女子大生の子たち

    デリゾールは保守的な地方都市かと思いきや、大学などもあり、異性の外国人にも積極的に英語で話しかける若者が多い街だとか。
    たしかに、シリアで女性に話しかけられることは、ほぼなかったです。
    服装もアバヤなどは着ておらず、自由におしゃれをしていられるのが意外でした。

  • 夕方になり、再び橋を訪れます

    夕方になり、再び橋を訪れます

  • 夕暮れのユーフラテス川

    夕暮れのユーフラテス川

  • 夕方に来たのは、夕日を見るためと、橋がライトアップされるから。<br />この時間帯も地元の人たちが大勢来ていました。<br />憩いの場なんでしょうか?

    夕方に来たのは、夕日を見るためと、橋がライトアップされるから。
    この時間帯も地元の人たちが大勢来ていました。
    憩いの場なんでしょうか?

  • ちなみに吊り橋は、1930年にフランス人によって造られたようです。

    イチオシ

    ちなみに吊り橋は、1930年にフランス人によって造られたようです。

  • なかなか夜も素敵な橋でした。<br /><br />翌日、デリゾールからバスで、ラッカを経由して、アレッポへ戻ります。<br />ラッカはIS(イスラム国)が首都として占領した街。<br />ラッカはバスターミナルで停車し、車窓から街を眺めただけですが、まさかその後たいへんな事態が起こるとは夢にも思いませんでした。<br />デリゾールはISに抵抗し、占領は逃れたという情報もありますが、戦火に巻き込まれたことに変わりはなく、安否が非常に心配です。<br /><br />この後、アレッポで1泊し、トルコへと戻りましたが、シリアは旅行中にいろいろ親切にしてもらったことが多い国でした。<br />改めて、1日も早く完全に内戦の影響が収まり、人々が平和に暮らせる日々が戻ってくるように、切に願っています。

    なかなか夜も素敵な橋でした。

    翌日、デリゾールからバスで、ラッカを経由して、アレッポへ戻ります。
    ラッカはIS(イスラム国)が首都として占領した街。
    ラッカはバスターミナルで停車し、車窓から街を眺めただけですが、まさかその後たいへんな事態が起こるとは夢にも思いませんでした。
    デリゾールはISに抵抗し、占領は逃れたという情報もありますが、戦火に巻き込まれたことに変わりはなく、安否が非常に心配です。

    この後、アレッポで1泊し、トルコへと戻りましたが、シリアは旅行中にいろいろ親切にしてもらったことが多い国でした。
    改めて、1日も早く完全に内戦の影響が収まり、人々が平和に暮らせる日々が戻ってくるように、切に願っています。

  • トルコに戻ってからは、地中海沿いの南部の街を旅します

    トルコに戻ってからは、地中海沿いの南部の街を旅します

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