2019/12/07 - 2019/12/07
24位(同エリア91件中)
Noelさん
いよいよイスラエル旅行記最終章!
この日は死海とマサダのツアー。
何社か日帰りツアーを運航してて、初めは大手ユースアブラハムホステルがアレンジする一番安いツアーにしようと思ったんだけど、よく読むと安い代わりに入場料とか現地払い。
結局高いツアーと最終的には同じになる。と言う事で現地で支払う手間省いた込み込みのツアーにした。
www.touristisrael.com/tours/
ピックアップは自分で希望ホテルを指定する。
たまたまだけどうちの民泊から一番近い集合場所がアブラハムホステル。
8時半お迎え。なので8時15分に待ってた。
半になっても来ない。
こんなの驚くに値しない。
45分になっても来ない。
ベンチがあって座って待っていられたのが救い。
9時になっても来ない。
流石に旅行会社コールセンターに電話。
オペレーターは迅速だった。
「回線このままでお待ちください」ってその間に送迎ドライバーに電話。「乗客のピックアップに時間がかかってます。もう少々お待ちください。」
まあ、来るの確実だからいいでしょ。待ちましょ。
結局来たのが9時半。
しかも、アブラハムホステルで2名ピックアップする予定が僕1名しかいない。
1時間も遅れて来て自分以外にいないんだから来ないんじゃない?って思ったらドライバーがオペレーターに電話してその来ない1名に連絡取ってもらってる。
なんと、その男性1名、ホステルから200m離れた所で待ってた!
何をどうやったらそこで待つ?
アブラハムホステルは大手だからホステルと言ってもホテル並みにでかい建物。入口も一つだし間違い様が無い!
で、結局9時45分頃出発。
ピックアップ遅れたのは一概に旅行会社のせいじゃないだよね。
こうやってやって間違えてる人、来ない人や遅れてくる人がいるからちゃんと待っている人にも迷惑がかかる。
そしてまずこの旅行会社の自社駐車場へ。
そこでバスが10台以上ずらーっと並んでる。
そうです、この旅行会社もかなりのツアーがあるから、まず地区毎にお客をピックアップして駐車場へ送迎。そしてそこでそれぞれのツアーへ振り分ける。確かにこの方が効率が良い。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
いよいよツアーが本当に開始。
まずは途中で海抜0m地点で小休憩。 -
有料でラクダとの写真撮影できる。
-
このおじさんとラクダと写真を撮りたかったら更に追加料金。
-
いよいよマサダへ出発!と思ったらトイレ行きたいって人が出てトイレ休憩。
海抜0mの所は売店やトイレは無い。 -
自転車でツーリングしてる人がここで沢山休憩してた。
ここはラクダが有名なのか? -
ここもラクダと有料記念撮影やってた。
-
結構いるなあ、と思ったけど結構観光客乗ってた。
需要と供給のバランス取れてるのね。 -
で、マサダへ!
前に同じ様なツアーに参加した人のブログ読んだらエルサレムからマサダへは一番近いルートはパレスチナを通るから入らないように西側をグルッと遠回りすると。
実はバスに乗ってから気づいたのがパスポートを部屋に置いたままだった。
忘れたと言うよりは必要無いと思ってたと言う方が正しい。
ところがバスは東へ東へ一路パレスチナへ。
見るからに国境ゲートを!難なく素通り・・・・え?
そして死海の湖畔沿いを南へ。思いっきりパレスチナ。
そして再び国境検問らしき建物と兵士が! 難なく素通り・・・・え?
再びイスラエル入国。
結論。往復共にパスポートチェック一切無し。 -
マサダ到着。
ここへは路線バスでも来る事できるけど、路線バスのバス停、ロープウェイのターミナルまで結構距離ある。12月は20度ちょっとだからそうでもないけど、夏に予定してる人は覚悟しておくように。
我々は観光バスなので建物目の前で降車。 -
料金表。
安いツアーだとこのロープウェイ料金や死海ビーチ入場料が入ってない事が多い。
ツアー内容にちゃんと書いてあるからよく読んで納得して申し込みましょう。 -
これがマサダのミニチュア。
マサダ国立公園 国立公園
-
出発!
並んではいたけど来たロープウェイに直ぐ乗れた。 -
ロープウェイの中。
ロープウェイ(マサダ国立公園) その他の交通機関
-
ドンドン上がってくけど…
見てわかる?
歩いてる人いるでしょ?
そうです、ロープウェイが高いと言うのなら、歩いて登りましょう!
マサダで朝焼けを見よう!と言うツアーはロープウェイ始発前にここに着くから嫌でもこの登山道を歩く事になる。 -
下りのロープウェイとすれ違った。
-
はい、そしてこの写真の真ん中やや右にヤシの木が並んでる所あるでしょう?
そこが観光バス駐車場。
バス運転手は観光客をロープウェイ入口で降ろしてそこで待機。
そしてそこに路線バスのバス停がある!
ヤシの木並んでる一番左の下。
ちょっと三角形になってる所。
夏はキツイ! -
マサダの説明。
ウィキから。
紀元前120年頃、死海のほとりの砂漠にそびえる切り立った岩山の上に建設され、後にヘロデ大王が離宮として改修した。山頂へは「蛇の道」と呼ばれる細い登山道が一本あるのみ、周囲は切り立った崖で、難攻不落と言われた。
66年、ローマ帝国に対してユダヤ人が決起しユダヤ戦争が勃発した。70年、ティトゥスの指揮するローマ軍団によってユダヤ側の本拠地であったエルサレムが陥落(エルサレム攻囲戦)。エルアザル・ベン・ヤイルに率いられた熱心党員を中心としたユダヤ人集団967人が包囲を逃れ、マサダに立てこもった。籠城側は兵士のみではなく、女性や子供も含まれていた。
なんせ物凄い歴史がある場所だから。
紀元前120年とか西暦66年とかが普通に出て来る所、記録が残ってる所が凄い。 -
死海も望める。
-
なので地元の少年が13歳で大人になる為の儀式の時に必ず訪れるんだって。
って、話を聞いてたら正にその一行が!
音楽鳴らして賑やかにお祭りムード一色。 -
この真ん中の子が主役でしょう!
生演奏でみんな踊りながら行進してた。 -
再びウィキから。
1万5千のローマ軍団が周囲を包囲したが、さすがのローマ軍も、攻撃を寄せ付けないマサダの峻厳な地形に攻めあぐねる。やがてローマ軍はユダヤの捕虜と奴隷を大量動員して土を運び、山の西側の崖をそっくり埋めて突入口の建設を開始する。ユダヤ側は執拗に防戦したが、二年がかりで山腹は着実に埋められ、やがて陥落は目前となった。
それがここ。
ここに道を作り、兵士のキャンプを作って攻め立てる準備をしてた。 -
ここはひとつの村みたいなもの。
これは貯水槽。
別のウェブサイトから。
1000人の人間が生きるための地下貯水池跡。
この雨の降らない荒野でははるか西のエルサレム高地方面で降った雨が地下伏流水となり、海面下400mほどの非常に低いユダ荒野の砂漠地帯で一挙に地上に出て鉄砲水となり死海に注ぐ。
マサダはこの一時的な鉄砲水を上手く設計された水路で導き要塞内部の巨大な貯水施設に注ぎ込んだ。
このマサダ内部に12の巨大貯水槽があり4トンもの水を貯めることができたそうだ。 -
ガイドがマサダのミニチュアを使ってどうやって水が流れて来たのかを説明してくれてる。
実際にバケツがあって、ここに水を流してこうやって水が貯められたと説明してくれた。
左上がマサダ要塞。
横に茶色の線があるのが水路。
ちなみにこのガイドさん、イエメン系ユダヤ人。
後で彼についてもう一度説明するので。 -
そして我々が覗いてるのは・・・
-
当時の暮らし。
これが西暦66年・・・ -
再びウィキ。
敗北が確実となったある日、指導者たちは集まって今後の方針を協議した。抵抗を続ければ全員が殺され、降伏すれば全員が奴隷となるのが当時の習慣であった。
73年5月2日、ローマ軍部隊は完成した侵入路を通り、城内に突入する。ローマ兵は死にもの狂いの抵抗を予想していたが意外にも、防戦する者は1人もいなかった。奴隷となるより死をと、突入の前夜に籠城ユダヤ人は全員が集団自決していたのであった。ユダヤ戦記は穴に隠れていた2人の女と5人の子供だけが生きのびたと伝える。 -
こんな所を攻め立てて来たんだね。
その前によくまあこんな高い所に要塞作ったものだ。 -
もう一度西側を。
ここにローマ兵が来たんだよね。 -
パン(ナン)屋だったと思う。
-
大きく引いてみるとここが遺跡だと言うのが分かる。
マチュピチュも凄かったけど、ここも結構見どころ多い。
特に死海メインで何にも勉強しないでマサダ来て、山頂は風光明媚な展望台だけと思ってたからインパクト大。 -
では下山しましょう。
写真にもあるけど、この高い要塞も実は標高33m。
麓が海抜-257m。 -
帰りは一台目には乗れなかった。
たいして待たなかったけど。 -
下山後再び登山道を。
ここ登る気ある?
でも登ってる人、下ってる人いるんだよね! -
麓駅で買い物とランチ休憩。
ビュッフェ形式とファストフードあった。
ビュッフェを選択。これはツアー料金には入ってない。
結構なボリュームで美味しかった。 -
そしてこのカフェテリア。
なんて素敵な景色を見ながら食事できるのでしょう! -
ランチの後はいよいよ死海。
今回はうちの団体メンバーが時間にきちっとしていて、遅れる人も無く時間通りと言うか予定時間より早めに出発。
それで時間に余裕があるからという事で途中の展望エリアで小休憩。
マサダより近い分死海がウワッと目に入って来て迫力あった。
死海と雲の間に立ってる感じ。
ここ来るまでにイスラエルからパレスチナ入植地に入ってる。 -
そして死海到着。
カリアビーチ。
ここもパレスチナ入植地だけどイスラエルが分捕ってる。
人がわんさか。
店もわんさか。 -
死海の塩のコスメ。
Ahavaと言うブランド。 -
ここでお試しできるんだけど、ほんとにこのボディーソープを使って手を洗うと肌がツルツル!
ビックリして買ってしまった!
ちなみに日本ではAhava(イスラエル)はパレスチナ入植地でパレスチナ人を低賃金で無理やり働かせるからボイコットしましょう!と言う運動してる人達がいるから手に入り辛いらしい。
でもボディーソープとボディーローション買って使ってるけど本当に商品自体は良い物だと思う。天然の塩を感じる。
後は…買う人の意識かな。 -
世界で一番低い所にあるバー。
海抜-420m -
メニュー。
-
ヨルダンの時はマリオットホテルのプライベートビーチでのんびり楽しんだけどここは団体観光客がひっきりなしに入ってきて物凄い活気。
バスの客同士交代で写真撮ったりしてた。
滞在は90分。ツアーの口コミで90分は短いってあるけど、こんな人沢山いる所でのんびりできる訳は無く、泳いで(浮かんで?)写真撮ったりするだけなら90分は別に短いとは思わなかった。 -
着替えに関しては男女別大部屋があって大部屋内は仕切り無いけど取り合えず外からは見られずに着替えられる。貴重品はロッカーがあるみたい。
うちのツアーはガイドさんがカフェで待ってるからそこに貴重品置いてもいいよ、って言ってくれたけど結局はツアー客の数名でビーチの開いてる椅子に衣類とバッグまとめて置いた。
ここは入場料取るし辺鄙な場所だし観光客100%だから置き引きの可能性は低いと思う(ゼロではないと思うよ)。
みんな人の荷物よりも写真撮影に夢中。 -
天然ミネラル!
-
余裕で浮く浮く!
泳げない人も大丈夫!
ただ、目に死海の水は入らない様に!
痛い! -
気温17度で泳ぐには寒いんじゃないかと思ったけど、水温が気温よりあって20度。
入ってる方が温かいって思って全然寒くもないし辛くも無かった。
それから砂浜じゃないから岩浜用の靴持って行った方がいいよ。
みんなプカプカ浮かんで楽しんでた。
人生二度目の死海も堪能!
着替え終わって集合時間ちょっと前に他の人達とバスを待って世間話してた。
今回一番大人数の8名グループの大きな体系の人達はフィジーから来てた。
どのルートでフィジーからイスラエルへ?って聞いたらキャセイでフィジーから香港経由で来たって。とんでもない長旅だよね。
敬虔なキリスト教徒で家族で一度エルサレムに来たかったって。
ってな話をしてたら突然アラブ系の男性達に話しかけられ「一緒に写真撮ってくれない?」って。 -
さっきからニコニコしてこっち見てるな、と言う視線は感じてた。
いいよ!って、はじめ黒い服の人と写真撮ってたら「俺も入る!」ってタバコの彼も。
言葉は彼らはアラブ語しか話せないから(言葉できないけどアラブ語とヘブライ語の違いは聞き取れる)ジェスチャーで。
凄く満足そうにして去って行った。
ある意味これも国際交流?
で、バスが来て一路エルサレムへ。
このツアーは同じ内容でも大型バスと小型バスの二種類あって、安い方の大型バスツアーを予約したんだけど、多分一人参加だったからか調整入って小型バスツアーに組み込まれたみたい。
値段が高い分30代から50代中心の大人のツアーでさっきも書いたけど時間守らない人、お行儀悪い人が全然いなくて和気藹々で凄い雰囲気良かった。
フィジー人家族以外にもシンガポールから家族連れで来たグループのお父さん(40代?)が写真が趣味でみんなのカメラマンをしてくれて彼を中心にみんなで写真撮ったり番号交換したり。
その他にもメキシコ人カップルがラテンの明るさでバスの中での会話盛り上げたりフランス人母娘(70代と40代)も会話にドンドン入ってきたりして。
そんな会話してると、あっという間に国境超えてイスラエルに入った。
そして!ガイドさんがとても気が利くイエメン系ユダヤ人、運転手がアラブ系パレスチナ人と今のイスラエル情勢を表す様なコンビ。
ガイドが良かったのは移民ユダヤ人だからか?
帰りはバスがそのまま各ホテルを周って乗客降ろしていった。
チップのお願いは封筒が前から後ろに周ってきて「よければ入れてね」ってな位で全然強制ではなかった。みんなで一つの封筒だから誰がいくら入れたかもわからないし。
今回はガイドも運転手も非常に良かったから喜んで入れた。
前日のエルサレムフリーウォーキングツアーの強制チップとは気分が全然違う。
始めのピックアップだけは問題あったけど100%旅行会社の不手際って訳でも無いし、それ以降は非常に良くアレンジされたツアーだった。
どうしても英語力は必要になるけど、英語問題無くてどこのツアーにしようかな?って人はこのツアー会社良かった。お勧め。
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