2020/03/06 - 2020/03/06
88位(同エリア89件中)
ぷーちゃんさん
- ぷーちゃんさんTOP
- 旅行記302冊
- クチコミ14165件
- Q&A回答21件
- 1,128,823アクセス
- フォロワー3人
この旅行記のスケジュール
2020/03/06
-
電車での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
徒歩での移動
-
電車での移動
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
江戸時代に整備された五街道の一つ、日光街道に造られた宿場の一つ・草加宿を散策してきました。
奥の細道を書いた松尾芭蕉も歩いた宿場で、国指定名勝にもなっている街です。
街の中には宿場や芭蕉に関する史跡や碑がたくさん残っていて、散策していて楽しく感じました。
地場産業の草加せんべいや皮革製品、染め物などを大切に引き継いでいる街でもあります。
草加市で発行している草加まち歩きマップは見やすく、史跡や碑はコンパクトにまとまっているので散策しやすかったです。
東武スカイツリーライン・独協大学駅から草加駅に向かって散策したときの記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
PR
-
獨協大学駅でスカイツリーラインを降り7分ほど、百代橋近くに建つ草加市文化会館1階に造られた伝統産業展示室に向かいました。
散策に便利な草加まち歩きマップと草加せんべいマップをもらいました。
展示室では草加の伝統産業である煎餅の製造過程をパネルや写真で紹介したり、皮革製品や染め物が展示されたりしています。各種煎餅や皮革製品を購入することもできます。予約すれば煎餅の手焼き体験や、皮革で小物を作るクラフト体験もできます。草加市伝統産業展示室 美術館・博物館
-
綾瀬川沿いに整備された草加松原遊歩道に戻り、散策開始。
草加松原遊歩道に造られている太鼓橋・百代橋のたもとに造られている松尾芭蕉文学碑へ。
旅に出た松尾芭蕉が書いた奥の細道の中で、最初に登場する宿場が草加です。
碑には奥の細道に書かれている文章の一部が刻まれています。
大きく発展した草加を、芭蕉はどう感じ表現するのか、尋ねてみたい気がしました。松尾芭蕉文学碑 名所・史跡
-
1.5㎞程の間に600本もの松が植えられている草加松原遊歩道。
遊歩道の両側には、江戸時代の草加宿の様子を知ることができる史跡が数多く残っています。遊歩道の中央は石畳になっていますが、石畳の両側は土の歩道になっていて歩きやすくなっています。松並木の長さは、参勤交代が行われていた時の大名行列の長さが基準になっているとのことでした。江戸時代の旅人になった気分で散策が楽しめるエリアです。草加松原遊歩道 名所・史跡
-
草加松原遊歩道に造られている63mほどある百代橋。
松尾芭蕉の、“月日は百代の過客にして”で始まる奥の細道から名をとった橋です。コンクリート製の橋ですが、焦げ茶色に塗られ、周辺に植えられたたくさんの松と一体化して趣が感じられます。橋の中央には松ぽっくりも描かれています。同じ遊歩道に造られている矢立橋とともに、草加を象徴する橋だと思います。百代橋 名所・史跡
-
草加松原遊歩道に沿って流れる綾瀬川。
江戸時代、年貢米を江戸に運んだ河岸や、魚屋河岸などがあり、舟運が盛んで草加を発展させる要因になった川です。現在も月に1回、無料で和船を運航させ、江戸時代の様子を偲ぶ体験が行われています。川の水は緑色に濁っているものの、周辺や河岸には、松林や一里塚、本陣跡、堰、蔵造りなどが残り、当時の面影を偲ぶことができます。川沿いに造られた遊歩道を中心に史跡も多く残っているので、楽しい散策ができる綾瀬川周辺です。綾瀬川 自然・景勝地
-
草加松原遊歩道に建つ、国指定名勝を記念して造られた碑。
草加とつながりがあった日本文学者ドナルド・キーンさんによる揮毫です。
昨年亡くなったキーンさんが偲ばれました。 -
綾瀬川沿いに整備されたまつばら綾瀬川公園。
コロナウイルスで外出できない子供たちが走り回っているのが印象的でした。
公園沿いにはたくさんの桜が植えられている公園で、春は花見客で大いにぎわうことと思います。 -
百代橋とともに、綾瀬川沿いに整備されている草加松原遊歩道に造られている矢立橋。
松尾芭蕉の奥の細道に出てくる“行く春や鳥啼き魚の目は泪、これを矢立の初めとして”にちなんで名付けられました。橋からは松並木や綾瀬川を見下ろせ、橋の最も高い所からは、雪をかぶった富士山も眺められました。地元のお年寄りがカメラ片手に富士山を写しているのが印象的でした。矢立橋 名所・史跡
-
橋の中央部分には、参勤交代の様子が描かれています。
-
草加松原遊歩道の先に造られた札場河岸公園。
江戸時代初め、法令や禁令などが書かれた高札があったことから名付けられました。児童遊具はありませんが、園内には奥の細道で草加に立ち寄った松尾芭蕉像や、明治時代に再築されたレンガ造りの水門、富士山が眺められる五角形の望楼、復元された舟運の河岸場などが建っています。桜並木もあり春は多くの人で賑わうと思います。かつての宿場町を散策していると、当時の様子を知ることができる史跡がいろいろ残っていて、楽しい散策ができます。札場河岸公園 公園・植物園
-
札場河岸公園に建つ松尾芭蕉像。
友人や弟子たちとの別れを惜しんで、千住方向を見返っている像です。
これから始まる長旅にも思いを馳せていたことでしょう。 -
火事発生を発見するために造られた五角形の望楼。
11mほどあり、中には螺旋階段が設置されていて、上からは富士山が望めました。 -
江戸時代、舟運の荷を揚げ下ろしするために造られた船着場の石段も復元されています。
-
まつばら綾瀬川公園同様、札場河岸公園にもたくさんの桜が植えられていました。
春は桜のはしごも面白いと思います。 -
札場河岸公園に残るレンガ造りの甚左衛門堰。
洪水時に、綾瀬川から伝右川に水が逆流するのを防ぐために造られました。
レンガ造りになってから125年たちました。
現在は使用されていないため、水はよどみ汚れています。
江戸時代、舟運の荷物の積み下ろしの運営を行っていた野口甚左衛門家の名が付けられた堰です。甚左衛門堰 名所・史跡
-
札場河岸公園から草加駅方面に向かう、旧日光街道に造られたおせん公園。
奥の細道の旅に随行した河合曽良の像が建っています。おせん公園 公園・植物園
-
草加せんべい発祥の地碑
江戸時代、おせんという茶店の女性が売れ残った団子の処分に困っていたところ、団子をつぶして焼きもちにしたらいいのではないかと言われ、実践したところ名物になった草加せんべいの発祥の地です。醤油の産地・野田に近かったこと、良質の水と米に恵まれていたこと、綾瀬川の舟運で江戸に持ち込めたこと、価格が安く軽かったことなどから人気を博したようです。
現在も草加市内にはたくさんの製造所や販売所があり、街のところどころには煎餅を焼く職人のモニュメントも建っています。 -
おせん公園の隣に建つ神明宮。
江戸時代初めにご神体を祀り、その100年後に宿場の総鎮守として宿場を見守ってきたとのことです。狭い境内の一画には、草加に功績を残し、草加名誉市民の称号を得た野口太七さんの胸像が建っています。木造の大きな鳥居と社殿は落ち着きが感じられました。神明宮 寺・神社・教会
-
神明宮の隣に建つ神明庵。
古民家を利用して作られている休憩所です。古民家は、飲食店を営業していた久野家が所有していたもので、170年ほど前に建てられた木造の建物です。ボランティアの方が運営していて、庵内ではお茶をいただくことができ、有料でコーヒーも飲むことができます。草加せんべいや漬物、革で造られた雑貨類、ドレッシングなども売られています。
オープンは11時からですが、11時前に到着しても快く受け入れ中に案内してくれました。草加宿神明庵 名所・史跡
-
草加駅から800m、住宅街に建つ真言宗寺院です。草加地方を開発した大川図書が1606年に創建しました。四脚門の山門の彫り物は見事で龍や人の動きが生き生きしています。木造本堂の瓦屋根の曲線も美しく、龍の彫刻が立派でした。山門左手に1862年に造られた彫刻が見ごたえある鐘楼があります。境内には三鈷の松や藤棚がありました。広い墓地に大川図書の墓があるなど見どころの多い寺院でした。
東福寺(大川図書の墓) 名所・史跡
-
草加宿を切り開き、東福寺を創建した大川図書の墓。
墓は広い墓地の中にある水くみ場の先に立っています。途中、墓の位置を示す石柱が立っているので、それを参考にすれば見つけやすいと思います。墓は古く、墓石に刻まれた文字は見難くなっていますが、よく見ると図書の字を見ることができます。近くには大川家の墓も立っています。子孫の方が置いたのか、ポットに植えられた木々が墓の周りにたくさん置かれていたのが印象的でした。
境内には三鈷の松や藤棚があり、見どころが多い寺です。東福寺(大川図書の墓) 名所・史跡
-
旧日光街道沿い、おせん茶屋公園近くに建つ、創業明治3年の老舗煎餅店です。店頭で1枚ずつ丁寧に手と器具を使って焼いていて、道路に香ばしい香りが漂ってきたので、店内に引き込まれてしまいました。
源兵衛せんべい 専門店
-
醤油煎餅とザラメ煎餅が主な煎餅で1枚から売ってくれます。やや薄味で硬さもそれほどではありません。焼きたてをサービスしてもらいましたが、とても香ばしく感じられました。焼きたての煎餅を食べられる機会はあまりないので、とりわけ美味しく感じました。
60軒ほどある草加の煎餅屋さんは硬さや味付けが異なるので、観光案内所などでもらえる草加せんべいマップを参考にしながら店を巡ると、好みの煎餅が手に入ると思います。 -
おせん茶屋公園
矢立橋から300mほど、旧日光街道を草加駅方面に行ったところに造られた空き地のような公園です。江戸時代、日光街道沿いや綾瀬川河岸には、周辺に集まる人を相手にした茶屋が数多く並んでいたそうです。その面影を偲ぶために造られたようですが、面影は感じられませんでした。園内は狭く見どころらしきものはありませんが、休憩できる板の間やトイレ、手洗い場が造られていて、散策に疲れた足を休めることができました。おせん茶屋公園 公園・植物園
-
草加小学校の敷地内に残る、大正時代に建てられた埼玉県で最初の鉄筋コンクリート製の歴史民俗資料館です。
農具や古文書、草加宿の開設に尽力を尽くした大川図書関連資料、板碑、煎餅の製造具などが展示され、草加の歴史を知ることができます。無料の博物館なので、草加宿の散策前に訪れると、草加の歴史をより身近に感じることができると思います。歴史民俗資料館 美術館・博物館
-
草加駅から600mほど、旧日光街道沿いに、道路を挟んだ斜め向かいに大川本陣跡と清水本陣跡の石碑が建っています。
草加小学校側の石碑は大川本陣跡で、この地方を発展させた大川図書の直系大川本家が、草加宿本陣を宝暦年間まで努めました。その後、斜め向いの清水本陣が明治初期まで努めました。2つの石碑は同時に建立したようで、同じ形の黒石の石碑です。草加宿本陣跡石碑 名所・史跡
-
その後、斜め向いの清水本陣が明治初期まで努めました。
2つの石碑は同時に建立したようで、同じ形の黒石の石碑です。 -
旧日光街道沿い、本陣跡近くに建つ藤城家住宅。
昭和の初めに建てられた趣ある二階建ての商家で、店舗だった建物の裏には土蔵造りの蔵が建っています。子孫の方たちがお住まいのため、建物内部を見学することはできませんが、宿場町の面影を残す建物が少ない草加の中で、貴重な商家の建物だと思います。藤城家住宅 名所・史跡
-
旧日光街道沿いに鳥居が建つ八幡神社です。
八幡神社、八坂神社、稲荷大明神が合祀され、草加七福神の一つ、恵比寿様が祀られています。住宅に挟まれた参道を進んだ先に立つ社殿には、巨大な雄雌一対の獅子頭が飾られています。高さ、幅、奥行き、どれも80㎝以上ある大きな木製の獅子頭で、祭りの時は山車にのせて引いているそうです。社殿はどこでも見られる社殿ですが、獅子頭は見ごたえがあります。八幡神社 寺・神社・教会
-
用水から流れてきた地蔵を拾い上げ、子育て地蔵として祀ったという言い伝えがある浅古家の地蔵堂です。
地蔵堂隣は現在広く工事中で、その隣には大きな蔵を持つ浅古と書かれた表札がかかった大きな邸宅があります。かつては邸宅から地蔵堂までの土地を所有していたお宅だと思います。江戸時代の豪商で、全国8位の質屋を経営していた浅古家の繁栄の様子が思い浮かびます。浅古家の地蔵堂 寺・神社・教会
-
草加駅に到着。
西口に造られている、観光案内と草加市内の商工業を紹介している草加市物産・観光情報センターです。
観光案内所というよりも、草加市の地場産業である煎餅、鞄や財布などの革製品、浴衣や暖簾、ハンカチなどの染め物を紹介、販売しています。職人が作った作品だけでなく、市民が製作した雑貨や小物類も売っています。江戸切子や企業を紹介するコーナーも作られています。予約すれば煎餅の焼き体験や、5人以上集まれば無料で街のガイドを行ってくれます。
草加宿を散策する際、草加から出発する場合はここに置かれている草加まち歩きマップや草加せんべいマップをもらっておくと散策しやすいと思います。草加市物産 観光情報センター 名所・史跡
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
埼玉県の旅行記
-
大宮氷川神社参拝と大宮公園散歩
2017/12/03~
大宮
-
川口歴史散歩
2018/12/26~
川口・戸田・蕨
-
宿場町からサッカーの街へ、浦和駅界隈散歩
2019/02/12~
浦和
-
中山道の宿場町・蕨で歴史に触れてきました
2019/02/28~
川口・戸田・蕨
-
新緑の平林寺
2019/04/22~
新座・朝霞・和光・志木
-
陸上自衛隊広報センターに行ってきました
2019/08/08~
新座・朝霞・和光・志木
-
志木市・富士見市散歩
2019/09/14~
新座・朝霞・和光・志木
-
ボランティアガイドさんから学んだ田子山富士塚
2019/09/14~
新座・朝霞・和光・志木
-
暖かな陽射しに誘われ見沼たんぼ散歩
2019/12/12~
さいたま
-
松尾芭蕉も歩いた草加宿を巡る
2020/03/06~
草加
-
城下町・宿場町・人形のまち、岩槻散歩
2020/07/02~
岩槻
-
大宮第二公園で梅を鑑賞、その後、盆栽村へ
2021/02/21~
大宮
-
桶川宿を歩く
2021/05/12~
鴻巣・桶川・北本
-
渋沢栄一の里を巡る
2021/11/26~
深谷・寄居
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 埼玉県の旅行記
0
31