2019/05/17 - 2019/05/17
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OE-343さん
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5年ぶりに、地元青森県津軽地方に「急行津軽」に乗って帰省することを決めて、ついに秋田までやってきました。午前中に秋田に到着していますが、今日は秋田に宿泊します。ということで、初めて秋田を観光することにしました。隣の県に住んでいても、なかなか県庁所在地の観光と言う機会は今までありませんでした。
当初は農業視察?等も検討しましたが、日程が合わず観光となりましたが、結構収穫がありました。午後は秋田県立博物館へ向かいます
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秋田駅の男鹿線ホームにやってきました
40に乗りたいんですが、ちょうど今の時間の運用に入っていたのは話題のバッテリー電車 -
隣のホームに移動して写真を撮りました
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新潟からの653系の特急いなほがやってまいりました
秋田に来ても485系がいない、と言うびっくりの時代です。 -
私が嫌で嫌でしょうがない751系。
昔は盛岡青森のスーパーはつかりで走っていました。1回、乗りましたね。今思えば485に乗っておくのが正しい選択なわけですが、その当時はスーパーはつかり乗ってみたいとか思っていたみたいです。
盛岡ー青森間の東北本線の列車と言うのはほとんど乗る機会がなくて、なぜなら弘前や黒石からは盛岡まで高速バスですぐだからです。高速バスのバス停までその気になれば歩けましたし。 -
751車内です
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パンタグラフ
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赤色
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日立
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秋田貨物駅
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DE10
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トイレ
車体の構体とは別途な?ようです -
きっぷ
オレンジカードで購入。。。。。 -
追分に到着
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北斗星色のEF510が牽引する貨物。
写真では見ていましたが、私が東京に移住したのはまだ北斗星が走っていた時期ですので、つまりは青い電気機関車を交流電化区間内で日中に見るのはこれが初めてなのです。
あけぼのもなくなったし、北斗星もなくなったんだ、と言う実感を感じます。どんどん悪い時代になっていくのですね。。。‘Tis sad to think the days are gone...’ -
券売機
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秋田方面
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青森方面
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県立博物館へと向かいます
この道のりには高校野球で有名になった農業高校があります -
田んぼと沼です。
県立博物館の入り口の写真を撮り忘れました -
ロビーです。
秋田県立博物館は原則無料です。
歴史系の展示は撮影不可になっていたのですが、大変素晴らしかったです。口コミに書いたものを再度掲載します
自らの歴史に客観的に向き合う、素晴らしい博物館。
秋田県の歴史についての部分と、動物などの標本などが展示されている展示室の2つがあります。
まずは、歴史展示室に行きましたが、秋田県に相当する地域の歴史を、縄文時代から現代までたどることができます。何より関連を受けたのは、私の地元隣の青森県の博物館だと、郷土自慢的な様子が見られるのですが、秋田県立博物館にはそれがなくて、自らの歴史を淡々と客観的に伝えていると言う点です。
例えば、中世の時代、中央には強力な王権が成立していたわけですが、東北地方北部、秋田県や青森県はそうではありませんでした。それについても、どのように「蝦夷」の地域であったところが中央の政権に接続されていったのか、と言うことを、秋田県内に伝わる資料を踏まえながら解説しています。これは大変素晴らしいことだと私は思いました。なお、実物は別のところに所蔵されている展示品が多く、レプリカが半分位ありました。
また、近現代史に関しても同じことが言えます。東北地方北部は貧しかったですから、飢饉等もありましたし、そんな時に、家族を売りに出すといったことが20世紀になってもありました。そういった事実についても、包み隠さず展示しています。そして、津軽と比較して、「津軽の方が飢饉が深刻であったにもかかわらず、売り飛ばされる人は少なかった」ような記述までありました。そんなその歴史まで丁寧に説明する博物館、素晴らしいと思いました。
青森県出身者として、我々の津軽の歴史もこうやってクリティカルに踏まえておきたいし、比較対象として秋田県は最適ですから秋田県の歴史も簡単な展示内容で良いので知識を持っておきたいと思ったのです。なので、博物館では、展示内容をまとめた冊子を販売してほしいと思いました。
科学部門では、こちらもいろいろ詳しい展示があり、秋田県にまつわる植物や動物、海の生き物の標本などが展示され、秋田県の自然についての理解が深まるようになっておりました。
多くの人の目を引くような知名度のある展示品はありません。しかし、自分たちの地域について1日である程度の知識がつくと言う、博物館の基本的な役割がはっきりと達成したされています。これは、地方博物館の模範的な存在であると私は感じました -
自然系の展示は撮影可能です
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ダイオウイカ!!!
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スミレ
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クマ
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白神山地の解説
津軽の私たちからすると青森県のイメージが強いですが半分は秋田県です。
この白神山地のど真ん中を林道で破壊すると言う計画がかつて進められておりまして、その反対運動から現在の世界遺産登録につながったのです。 -
里山の解説
秋田県でも青森県でも、里山と言う概念は地域再生の核心にあります。問題は、それを行政や人々が生かしていないと言うことです -
秋田県も、秋田杉が有名ですので、木工の文化が非常に発達しています
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スギヒラタケ
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男鹿半島の自然の歴史について解説があります。こういった、ミクロ的な視点で地球の歴史を見るのは、地域博物館の醍醐味と言って良いでしょう。
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こちらは「アスファルトに生まれた動物たち」の解説です。秋田市周辺は、油田がありまして、現在も国際石油開発帝石によって一応創業がなされています。
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象潟の歴史です。
寝台特急あけぼのに乗って、朝起きると到着していることが多いこの象潟ですが、こんな歴史のある「潟」だったのです。
追分駅からすぐ近くの八郎潟駅は、言葉が示す通り「八郎潟」の入り口です。かつては八郎潟もこういった湿地帯があったのですが、干拓されて田んぼになってしまいました。高度成長期などまでの時代ですと、湿地帯は無駄であった、といった意見もあったようでしょう。しかし、海辺の湿地帯と言うものがいかに重要な生態系と環境の保全に必要であるか、と言うことが近年は強調されています。
ちなみに、八郎潟周辺でお米の直販をやっているサイトがございます。私も、青森県津軽からお米が送られてこないときはそちらから購入しております。玄米も白米も大変リーズナブルな値段で特別栽培米が入手できますのでどうぞご利用ください。 -
こちらはもうちょっと大きな視点で日本列島の成り立ちについて説明しています
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再び男鹿半島の地質について
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秋田の油油田についてパネル解説
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原油のサンプル
秋田市内の油田の周辺では、もともと住宅地等には利用されていなかった油田周辺で住宅開発が行われたのですが、庭に使い物にならない原因は雨などの条件が重なると出てくることがあり、それの処理で大変な費用がかかっているそうです。(この話は博物館で仕入れた話ではありません) -
秋田と言えば、小坂鉱山や尾去沢鉱山などが有名な鉱山の県でもあります。
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温泉も鉱物とは切っても切り離せません。
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博物館のある秋田県立小泉潟公園周辺を散歩
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さんぽ
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博物館のチラシ
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再び追分駅まで1.5キロほど歩いて、秋田駅へ戻ります。
ついにやってきましたよ、走るプレハブ。。。。。。 -
土崎工場。。。。
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何見えるかな。。。
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やっぱり走るんですーーーー
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この5年間で、いろいろなことが変わりました
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秋田駅に到着
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4両編成を半分ずつに分割します
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連結器カバー
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高校生で大混雑だった車内。降りると。。。。もういいです。
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駅から5分ほど歩いてホテルに到着しました。
お部屋に入りますと、ちゃんとシモンズのベッドがありました。久々にシモンズのベットに横になって電話をしたりインターネットなどをしたり休憩したりします。
つづく
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