急行津軽で5年ぶりの弘前 ー (1) まず前日に秋田入り…

2019/05/17 - 2019/05/17

私が、以前住んでいた弘前の近くの黒石市という街(弘前藩の分家があった町)を、廃止数日前のあけぼのに乗って離れてもう5年が経ちます。(黒石は弘前圏です。)

一度も帰ってません。帰る理由もないし、体調も悪いし、帰りたくもありません。あちらには色々良いものもあったけど、あちらの色々なもの… 例えば、政治屋、行政系の汚職は私の人生を狂わしました。黒石や青森市の人々も私に常に敵対的。私を倒すことがあたかも彼らが生きている目的であるかの如く、私への攻撃を続けてきます。なんとか指揮者コンクールのおかげで青森で私を罵倒し続けた奴は今有頂天にいるんでしょ？ね、。あちらでの人付き合いでは、わ(私)は常に叩かれるようなものでありました。





5年間出身地域の青森県津軽地方から遠ざかっていた私ですが、 5月の急行津軽のイベント運転に合わせ、ついに5年ぶりにそちらに行くことに決めました。

5年前、弘前を最後に出発したときに乗っていた、寝台特急あけぼのは、もう跡形もありません。本当は583系のお別れ運転に行きたかったのですが体力がありませんでした。


でも今、ある程度回復し、他のトラベラー皆様方とは比べ物になりませんが、一応予定をこなせる、と判断、決行しました。寝台ではないけど、赤い機関車が青い客車を牽く、私にとって「ふるさと」なるものは決して存在しないけど、何か気持ちの基本にある景色、それを再び見ることができると。

最初はロシアに行こうと思っていました。赤いЭП1型電気機関車はまるでEF81の仲間のように見えます。客レ寝台に乗ってこようかと。

でもなかなか話が進みません。体力面ではどうにかなるくらいまでにはなりましたがまだ不安が残ります。荷物を運べないのです。元気になったとはいえ2Lのペットボトル一本運べば重いと感じるという状況ですから。

そうこうしているうちに、急行津軽の話が出てきました。




その機会です。あと何回あるかわからないですし。

エリア 秋田市(秋田)

出発の朝です。

近くの駅を4時58分に出発する始発の京王線で Аэропорт へと向かう予定です。。。したが。。。。


写真に写っているボロボロの目覚まし時計が故障しておりまして、駅まで歩いて10分なのに電車が出る10分前にうちの家族が気づいて。。。目覚まし時計が鳴らなかったのです。

大変なことですよね。。。


で、とりあえず駅まで走りこんでみようか、と考えたり、またタクシーを呼んでみようかと思ってとりあえず頭に浮かんだ京王タクシーに電話をしてみたりもしましたが、近くに車はいないとの事。

普通なら 飛行機に乗り遅れると言うことで大変なことですが、新宿からの高速バス、1本遅くても空港で20分乗り継ぎで飛行機に乗れるように計画は組んでおりましたので、まぁバス代1200円をパーにすれば大丈夫、と言うことで外に出て。。。羽田空港はいくら9年間飛行機に乗っていないとは言え頭に全て入っていますから25分(この時間帯は必ず早着しますので) あれば、 バス乗り場から5分で保安検査場にたどり着けます。

ここでやはり問題なのは、始発電車はいくら早くてもそれに越した事は無い、と言うことです。。。調布朝5時だと成田空港朝9時半の飛行機とかもぎりぎりですから。。。

駅に向かって走っている間に余裕はありませんから写真はないのでいきなり新宿駅の写真ですが、どうなったかといいますと、歩いていたら向かい側からタクシーが走ってきたんです。ということでそのままそのタクシーに向かって手を振って、そこからタクシーに乗って、最初は普通列車で新宿へ向かう予定でしたが調布駅までタクシーで向かってそこから特急に乗れば、と言うことで調布で特急に乗車、新宿に余裕で到着しました。タクシー代も、バスの切符を買い直すよりは安かったので、よしとしましょう。

朝5時過ぎのバスタ新宿。。。

電話予約でリムジンバスを予約したら(ネットで会員登録とか面倒) 「カウンターで受け取り」しなければならないとの事

面倒なので事前に発券しておきました。

やったー!

私の好きな、西日本車体工業と日産ディーゼルが製造したバスがやってきました

このトランクが西工の売りだったらしいです。

このタイプは(トランクは2スパンでしたが)岩手県北バスも使っていたので、好きなタイプです。弘前ー盛岡の高速バス、弘南バスやら岩手県交通やら、青森ー盛岡に来ていた秋北バスやら、みんな初代セレガとかいすゞスーパークルーザーだったのに岩手県北だけ新車の日産ディーゼルで。。。

朝のバスタ新宿には夜行バスが次々やってくる

三重交通ですね

夜行高速バスと言うものも、私にとっては。。。困った存在でした。

二度の暴力事件の被害による首の怪我それとそれによって起こされた様々な症状に苦しんだ私、弘前大学で合う治療が見つからず、いろいろ探していたのですが、慶應義塾大学で効果がある薬と出会いました。

それで、2013年は毎月、寝台特急あけぼのやら、新幹線やらをマル契でできるだけ安く使い倒して毎月青森と東京を往復していたわけですが、それに対して、私の親戚とか知人とか、ひたすら「金がかかるだろ、深夜バスに乗りなさい」の大合唱。3列シートのバスよりあけぼのが安かったのですが。。。

首、腰が痛いから、長時間座席に拘束される深夜バスなど無理に決まっているのに「深夜バスは楽だ便利だ安いぞそっちに乗りなさい」の大合唱。何があってもそれをガンガン言ってくる。ほんとに私は脅迫され続けたのです。

それによって私の精神はおかしくなり、人生において非常に大きな間違いとなる選択をしたのですが、(これ以上は書きませんが)。。。

Аэропорт に到着

出発案内板に目をやると、どうしても青森が目に入ります

でも、今日乗るのは7時の秋田行き

アエロポルトはまだ朝早いのでガラガラ


制限エリアは久し振りだね～

地方空港行きの飛行機は、かなり端っこの方から出発する便が多いですが、今回はなんと中央のゲートからでした。

バスラウンジも2回ほど経験があります。その頃はMcDonnell DouglasのMD 90が飛んでいました。。。

搭乗まで、かなり余裕がありました。

革張り座席になってからのJALは初めてです。何しろ9年間飛行機に乗っておりませんでしたので。。。。

出発

安全ビデオは変わってないね～

このキャラクター懐かしいね～

空を飛ぶのが久しぶり!

最初は茨城県方面を飛行します

これ霞ヶ浦だったかな

どこだっけ？？？

福島の原発も見えないかなぁ?と期待しますが、ちょっと遠いようです

薄型革張りシートは初めて！ かつていつも乗っていたA300は分厚いシートでした。

だんだんと奥羽山脈上空に進路を取ります

秋田になったら、緑の色が変わってきました。

この緑こそ私の山の色。あー、帰ってきたなぁ(秋田は厳密には地元では無いですが、非常に近いですよね) 、という感じ。

はじめて新潟にお昼に行った時もそんな感じがしましたけど。。。

いい天気！いい緑！

いい景色

着陸

秋田空港ははじめて！

タキシングもすぐ終わる

乗ってきた737

そういえば737乗るの初めてでした。。。。(え！)

空港連絡バスで秋田駅へ向かいます

ふそう・アエロでした

空港には、秋田県立の国際教養大学の広告がありました

地元では時々話題になりますが。。。

こんなランキングあっても、トップレベルの学生がほんとに集まるのか? 集まらないですよ。大分の大学は立命館と言うブランドがあるから人が集まる。

結局、みんな早慶Marchとか、関関同立とか入れるんであれば、そっちに向かうわけですよ。秋田の国際教養大学ってどんな勉強してるの?どんな研究してるの?
英語で勉強できるのは重要なことなんだけど、それだけじゃなくて、「何をどんな先生から勉強できるか」これが大事。

「図書館が24時間使えます」もセールスポイントっぽいけど、実際に必要なのはやはり図書館の蔵書の質。

たぶん、みんな考えてるのは、駅弁大学の秋田大学とどっち人気あるの？ってことだと思う。

バスの車内はこんな感じです

比較的新しい感じの空港連絡道路を進みます

田んぼの景色とこの空の色、懐かしいですね(秋田空港は初めてですが。。)

「開運堂」とか言うお菓子屋さんがありました。

松本に同じ名前のお菓子屋さんがありますよね～そして、同じ読みで弘前には「開雲堂」と言う最中の美味しいお店があります。弘前の開雲堂には明日以降行く予定です。

座席はこんな感じです

9時ちょうどに秋田駅に到着しました。


ついに来ましたよ。秋田。

秋田駅はいつも通るんだけど、街に出るのはいつでしょうか。。。2010年6月以来。

確かブーニンが(あれ、まだ演奏してたんだ)ベルリン交響楽団と言うベルリンのちょっとマイナーなオーケストラと一緒に秋田にきた。ちなみに、そのオーケストラ演奏が終わった直後、青森市内の貸切バス事業者「光洋観光バス」のバスに乗って青森へ向かった。で、青森市内に一泊して、翌日12時頃の青森発千歳空港行きの飛行機で札幌行って、そのままキタラに乗りつけてすぐ演奏会したらしい(使ったバス会社と、飛行機の時刻表からの推定。あと1時間早く演奏会始めれば、当時は走っていた「最終の特急いなほ」から「急行はまなす」への乗り継ぎが可能だった。夜行寝台は疲れる、とも言えるけど、飛行機にコントラバスなどを持ち込むよりは楽かもしれない。。。その頃の青森千歳間の飛行機はJAL破綻の影響で小型機で運転されていましたからね)。

ホテルへ荷物を置きに行く途中、別のホテルで葉タバコ農家の会合が行われていました

もはやタバコ屋には未来はあるわけがありません。人を殺すものを作って儲けてるんですから。産業として成り立たないのは確かです。葉タバコ農家も、当然転作する品物を考えなければならないのですが。。。どうするのかって?？ 転作する作物をお探しでしたら、私にどうぞご連絡ください。人を病気にするものから、病気を治す農業へと移行するよう、専門家を紹介致します。

目の前を通りかかった秋田空港行きはいすゞ製のバスでした

一般路線バス

かつてお城があった、千秋公園の迎えに、今日宿泊するドーミーインがあります。
まだ朝食を営業している時間です。

千秋公園の一角には高校がありますが、県立ではなく私立です。

とりあえずフロントに荷物を預けました。

つづく