秋の別府　ANA今週のトクたびマイルで元遊郭跡を訪ねて路地裏散策ぶらぶら歩き旅ー５

2019/11/10 - 2019/11/10

別府・鉄輪温泉に位置する湯治宿に宿泊しましたが、宿の都合で下宿のような部屋に通されて気が休まらないまま朝を迎えました…。
部屋が綺麗汚い…、広い狭い…、高級安っぽい…と色々な国で所で散々な経験をして来ましたが、気が休まらないのはやっぱり堪えますね？…。

その気持ちを払拭する為に別府温泉の景観が最も好く観える場所へ朝一に行きました～、湯けむり展望台です。
過去に何度も別府へは来てましたがこの展望台は初めて～、ここからの眺望は
まさしくザ・別府です！。

その後は昨日同様に街並み路地裏散策で～、楠銀天街の裏路地「楠町遊郭跡」から浜脇温泉の「浜脇遊郭跡」へとぶらぶら歩きました。
もちろんジモセン・浜脇温泉で湯ったりほっこりとジモセンを楽しみました。

また、夜は宿から近いジモセン・不老泉でモール泉の湯に浸かって4日目の温泉三昧でした。
お陰で身体中がすこぶる調子が良いのです！～、温泉の持つ力、治癒力って凄いと思います。

エリア 別府温泉(大分)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: るるぶトラベル

１１/１０（日）　５時頃から目が覚めてしまいました…、

１階の自宅の皆さんの音が筒抜けなんで寝てられません？～、
仕方が無く朝風呂に入って（既に数人いましたが？）身支度をして７時過ぎにはチェックアウトしました。

ホテル芳美 宿・ホテル

昨日のジョイフルでモーニングをゆっくりいただいて、ぶらぶら歩いて２０分～、
途中、急な坂道を上がって「湯けむり展望台」に着きました、駐車場も完備しているんですね。

朝からちょっとした好い運動に成りました？～。

湯けむり展望台 名所・史跡

ちょっとした広場と言うか公園に成っているようですね～、
展望の案内板やベンチも設置されて静かな好いところですね！。

別府には何回も来てますがこんなに良いところが有ったとは知らなかったです。

＊詳細はクチコミでお願いします

その一望できる絶景はこれぞまさしく別府！～、

と言える多くの湯煙が立ち込める街並みは素晴らしいですね！。

これはちょっとした感動ものですよ。

そして、湯煙が立ち込める街並みのその背景には、雄大な鶴見岳や扇山などの別府を取り囲む山々が並んだ景観も素晴らしい！～。

何故、もっと早く来なかったのでしょうか？、悔やまれるほどです。

次回は是非、ライトアップされた幻想的なひとときを観てみたいですね。

途中、駅に向けてぶらぶら歩いていたら近代的な館は「大分香りの博物館」と在りました？…、
香りをテーマにした博物館のようですが、何やら今一ピンときませんね？…、近くに在る大分大学の所有らしいです。
判らないし興味が無いのでスルーします。

大分香りの博物館 美術館・博物館

ぶらぶら歩いてＪＲ「別府大学駅」まで来ましたが～、結構な距離がありました。
でも、緩やかな下り坂なので思った程でもなくて楽しめて歩けました。

では、電車で別府まで乗車します。

＊位置情報が間違ってます！

別府大学駅 駅

電車で一駅の「別府駅」に来ました。

昨日同様に油屋熊八さんがやあ～！と元気な声を掛けてくれそうです！。

では、今日も別府の街並み散策と行きましょう！。

別府駅 (大分県) 駅

亀の井ホテルの裏手に建つ威風堂々たる家屋です、

純木造建築で至る所に贅沢な意匠を施した料亭の様な雰囲気さえもして来ます…、

もしかして旧亀の井旅館なんでしょうか？…。

流川通りで一際目立つ堂々たる３階建てビルが「松下金物店」、

でも一見コンクリ―ト造りのビルに見えますが、実は昭和５年築の木造２階建て商店兼住居併用で通りに面した店舗だけが３階建に成っている洋風を模した建築なんですね～、店内にはいってみたいです。

楠銀天街が一番賑やかだった頃～、裏に当るこの界隈一帯が「楠町遊郭跡」、
戦後は赤線に成り、売防法以後は業態を変えて特殊温泉・風俗街です。

裏路地に入れば元妓楼の「旅館三京」とありましたが、かなり改築されてます？。

更に進むとこの路地は現在の遊郭、風俗街の様相で特殊浴場街です。

元は赤線の宿が建ち並び、それ以前は２階建ての元妓楼だったのでしょう～。

昼間から営業の臭いがプンプンしています。

通り越した辺りは落ち着いた雰囲気の元妓楼街～、

今風にリホームされて旅館なので判り難いですが間取りが同じなので「元貸席」です。
本当は裏に回れば当時の建築のままが多いので判るのですが？…。

隣の元妓楼「元貸席すずの」はこれほど綺麗によく残っていましたね？…、

妓楼建築の雰囲気がそのまま活かされたカフェ・アホロートルにリノベーションされてます。
まだオープン前ですが、入ってみたいカフェですね！。

アホロートル グルメ・レストラン

角を曲がった所にバラックのような３階建て飲食店「いしづち」？…、
現役なのか廃業なのか判断が付きません？…、

賑やかし頃は嘸かし繁盛した店だったのではないでしょうか？～、それにしても朽ちる趣きがあって好い味してます。

楠銀天街アーケードに来ましたが、この辺りは大半がシャッター通り？…、

営業している雰囲気が全く無いのも不気味と言うか？、潔い気がします。
人も当然ながら歩いていません…。

商店街に「中浜地蔵尊」と休憩所が在りました。

そのまま通り抜けると地蔵尊の境内に～、
思っていたより立派なお地蔵様の祠なのでちょっとびっくり？…、
地元の方々に大切に守られて来た思い間がしました、合掌！。

アーケード街に戻りましたがこの通りです～、

一軒も開いてる店が有りません！、閉店ばかりで廃墟に成ってますね…。

昼間はいいけど夜はどうなっているんでしょうか？…。

この辺りはまだ営業している雰囲気がありました～、

定休日なのか、それともまだ営業時間前なのか？…、

随分と明るく成りました～、

この辺りも完全閉業モードでシャッターも壁面の錆びて朽ちています…、

そして2階部分が住居なのでしょうか？、生活されている雰囲気がしません。

この商店の建て方が面白いです？…、

２階部分が２階建てのように窓枠と日差しが付いた意匠で珍しい～、一見３階建てのようですが、実は２階建てなんですね。
元何屋を営んでおられたのでしょうか？…。

ここで楠銀天街アーケードを振り替えって観ると～、

全く人が歩いていない！…、余りにも暗過ぎてゴーストタウンに成ってます？…、

全国の地方が抱える空洞化の問題が浮き彫りに成ってました？…。

楠銀天街のアーケードはここで終わっています…、

こうして改めてアーケードを観ればこんなにも高かったんですね？…、
だからずっと歩いても圧迫感が無かったはずです～。

浜脇温泉にやって来ました～、ですがここには「浜脇遊郭跡」が在ったところ～、

そのシンボル的存在が「元貸席かくし」で、元妓楼に残る丸窓・飾り窓・欄干と全てが素晴らしいほど揃っていますが痛みが激しいようで勿体無い…、

修復・保存して後世に残してほしいですのもです。

その隣はド派手な毒々しい色使いの「元貸席ますや」、

１階部分のタイル張りは見事なんですが余りにも品の無さが酷いですね？…、

しかし、両棟共に時代の生き証人として残していただきたいですね！。

この通りは今風にリホームされて遺構とまではいかないようです、

ゆえに浜脇遊郭跡の雰囲気は全くありませんね～。

静けさが感じ取れる街並みに成っています。

「別府温泉発祥の地　浜脇」と大きな看板が建てられてるのは「湯都ピア浜脇」の前ですが、ジモセンよりもクアハウス的なモデル温泉です。

入浴料５１０と高目ですが、併設のトレーニングルームも無料で使用出来るようです。

市営 湯都ピア浜脇 温泉

直ぐ隣が「ジモセン・浜脇温泉」、早速、午前風呂をいただきましょう！、
市営高層住宅の１階に在るジモセンなので、住民の方は最高の利便性です！、
脱衣場・浴場・浴槽共に規模尾的には銭湯並みの大きさでゆったりしてます。
入浴料￥１１０で地元の方とコミュニケーションを！。

＊位置情報がずれていますご注意を！、詳細はクチコミでお願いします

市営 浜脇温泉 温泉

湯上りは川沿いのベンチに座って涼みましょう！～、
熱った体に川風が心地いいです…、自販機で買ったコークをぐい飲み！、

朝見川に架かる新町橋はいわゆる遊里・遊郭の入口、思案橋の役目を担っていたのでしょうね？～、古の時代だったんでしょう。

途中、通り沿いには古い家並みが残されてますね～、

朽ちていくようなバラックや廃屋に成っているところと様々です。

どうみても住民の高齢化が進んだ結果なんでしょうか？…。

この通りはどう見ても元妓楼のようで数軒並んでました…、

格子戸や欄干に窓の特徴から妓楼建築だと伺えます。

しかし、普通に住んで生活されているのが街を風化させない大切なことですね。

梅園通りまで戻って来ました～、

やよい通りを通り越してドン突きの西芳寺で終わり、この狭いエリアにも路地裏が潜んでいるんですよ！…。
理容店「坊ちゃん」…、映画のセットみたいな雰囲気です。

昭和チックな散髪屋の角を曲がるとこの路地裏の景観が～、

生活臭がするような、でもすっきりと片付いた雰囲気が好いですね！。

日本の路地って本当にカオス的な雰囲気が無いんです？…。

もう１本平行に在る路地裏です～、

同じく狭くて隣に手が届きそうな感じで生活臭がプンプンしますが、片付いてますね～。
どこからともなくＴＶや人の声が聞こえてくると安心しますね。

新宮通りに出て、西芳寺通りを越しました～、

この長くて古い壁は西法寺の壁面で、元は赤レンガだったようです。
歴史の重みと時代の風化を感じます…、
幼稚園にも成っているようで子供たちの声が聞こえて来ます～。

途中、大きな屋敷跡が在りました？…、

門柱の扉は外されて有りませんでしたが、大きく重厚な佇まいの屋敷です。

個人宅なのか元旅館なのか判りませんが庭も荒れてました…。

２階部分の建て家が素晴らしいです！、

大正から昭和初期築のものではないでしょうか？、

朽ちていく前に保存・修復して残してほしいですね！、お願いします！。

今夜の宿は「ホテル松美別館」、別府駅西口から徒歩３分以内の好立地！、

「ＯＹＯ４４０４６ＨＯＴＥＬ」と成ってますがフランチャイズ展開をするインド発のホテルチェーン企業で、主にオンラインサービス予約に特化してます。

＊詳細はクチコミでお願いします

Tabist アネックス松美 宿・ホテル

前面に駐車場があって、玄関は一番奥に値っています～、

皆さんはもうお気付きですね！…、元駅前のラブホテルをビジネスホテルにリニューアルオープンさせた地元ホテル松美の別館の位置付けです。

フロントはこちらからエレベーターで２階に上がったところ～、

当時のまま利用しているようですね！、雰囲気が残っています。

また、面白いのはこの奥に無料使用出来るランドリーが設置されていました。

部屋はこの通り余裕の広さで、ベッドもダブルサイズです、

室内も綺麗にリホームされて余計なものも一切省かれているので何ら不便もありません。
この部屋はダブルでは無く、禁煙シングルルームです。

但し、デスクやＴＶなどの備品は後付けなのでしょぼいのはご愛嬌？…、
窓から日差しも入って明るく照明も普通なので本当に問題はありません。

周辺の安ホテルから比べれば、全てにおいてコスパは凄く好いですよ！、
但し、レストランは無いので自前か周辺を利用してください。

独立した洗面台も余裕の広さ～、トイレも独立してます、

大きな鏡とワインカラーのレトロな洗面にドライヤーも完備、
アメニティーも備え付けられています～。

バスルームもこの余裕の広さ～、デザインやカラー具合も可愛いでしょう！、

浴槽と洗い場が別なので寒い日も湯ったりと入浴が出来ますね～、
流石、元ラブホテルだけのことはありますね！。

翌日の朝風呂として湯ったりと入浴しました～。

ホテルの直ぐ前に在るＪＲ高架下のスーパー「マルミヤストア別府駅店」、

今夜の夕食は地元スーパー食材の総菜で部屋食にします、と言うのも色々と食べたいものが有ったので買いに来ました。
駅中なので夕方は買い物客で賑わっていました…。

ホテルから５分と近い「ジモセン・不老泉」で湯をいただきます。
開湯は明治と古いのですが、平成２６年８月にリニューアルオープンしたそうです。
入浴料は￥１１０と破格です～、別府市に感謝です。

＊詳細はクチコミでお願いします

市営 不老泉 温泉

真新しい玄関に明るい浴場は清潔で使い易い浴槽でした～、

泉質はモール泉のような濃い色に肌触りの好い湯です～、湯に浸かったり出たりを繰り返し、４０分ほど入浴をしたお陰で体はポカポカ状態…、
夜はぐっすりと熟睡でした～、合掌！。