2019/08/15 - 2019/08/15
150位(同エリア3772件中)
キートンさん
この旅行記のスケジュール
2019/08/15
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エケロライン
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ヘルシンキ港西ターミナル
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Oodi
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アレグロ号
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都市めぐりが観光のメインとなったこの夏旅。
7日目は、タリン→ヘルシンキ→サンクトペテルブルクと移動の日。
移動の日とはいえ、観光はおろそかにはしませんよ。
まずは、6:00発のエケロラインのフェリーでヘルシンキへ。
2時間ちょっとの船旅の後、ヘルシンキの西ターミナル2からヘルシンキ中央駅まで徒歩移動しながら、ヘルシンキをプチ観光。
11:00発の高速列車アレグロ号でサンクトペテルブルクへ。
エケロラインからアレグロ号まで、移動を含めた乗り継ぎ時間は2時間45分。
そんな短時間で観光など無茶な・・・
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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4:00過ぎに起床。
4:30頃、ヴィル・バックパッカーズ・ホステルを出発する時にはフロントにスタッフはいないので、鍵をポストに入れてチェックアウトすることになった。
テーブルの上に朝食のパンやシリアルが置かれていたが、確実にフェリーに乗船することを優先して、食べずに出発した。
出発して未明の城壁沿いを歩いて行った。 -
ヴィル・バックパッカーズ・ホステルから歩いて20分ほどでタリン港のAターミナルが見えてきた。
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エケロラインのチケット売り場。
11:00発のアレグロ号に乗り継ぐために間違いなく6:00発に乗船したかったので、事前にネット予約しておいた。
料金は片道15ユーロ。 -
事前のネット予約でプリントしておいたのがバウチャーだと思ってチケット売り場で搭乗券に引き換えようとしたら、プリントしたのが搭乗券だということだった。
確かに「Boarding card」と記されているけどね。 -
待合室から見たエケロラインのフィンランディア号。
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5:30頃、いよいよ乗船。
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フィンランディア号は屋上のデッキに出ることができる。
出航前の東の空が赤く染まっている。
ひときわ高いタワーは、タリンテレビ塔。
1980年のモスクワオリンピックの時に建てられ、高さ314m、展望台は高さ170mだという。 -
隣に停泊しているのはバイキングライン。
ヘルシンキ~タリン間の航路は、タリンクシリヤライン、バイキングライン、エケロラインの3社が大型船を就航させている。
その他、高速艇も就航しているが、小型なので欠航が多いらしい。 -
夜明け前の新市街のビル群。
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ハーバーライトが・・・
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イチオシ
朝日に変わる。
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その時、一羽のかもめが・・・
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翔んだ~
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かもめが翔んだ~かもめが翔んだ~
それがいったいどうした!とお思いでしょうか?
飛んだじゃないんです、翔んだのです。
「翔んだ」でなきゃいけないんです。
なぜならおじさんの頭の中で流れていたのがこれだから。
https://www.youtube.com/watch?v=TusYV5oUdV0 -
絵になる港の景色、を撮る人。
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絵になる港の景色、撮るぞ!
そろそろ渡辺真知子から離れませんか? -
さよなら、タリン。
期待通り、いや期待以上にいい街だったよ。 -
フィンランディア号の各階見取図。
DECK8を中心にたくさんの飲食店がある。
DECK6にはラウンジやスーパーマーケット。 -
船内にはコインロッカーあり。
料金は大きいサイズで4ユーロ。 -
出航後、開店前のレストランのテーブル席でくつろぐ人たち。
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DECK6のスーパーマーケット。
昨日タリンのスーパーである程度買い込んでいたので、ここでは手持ちのユーロの端数を処理する程度の少量の買い物にとどめた。 -
8:00前デッキに出てみると、すでに島々の向こうにフィンランド本土が見えていた。
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遠くにヘルシンキ大聖堂らしき建物も見えてきた。
それはいいとして、雲行きは怪しい。 -
もうすぐヘルシンキの西ターミナル2に着岸。
北西の空は雲が少なく、期待が持てそうな空模様だ。 -
フィンランディア号はほぼ定刻に西ターミナル2に到着し、8:20頃フィンランドの大地を踏んだ。
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西ターミナル2の近くにトラムの乗り場がある。
アレグロ号の出発までまだ2時間30分以上あるので、ここは迷わず歩く。 -
西ターミナル2からヘルシンキ中央駅までは、2.5kmくらいの道のりだ。
そのうち前半の約半分は海沿いを歩く。 -
9:00過ぎ、カンピにあるカンピ礼拝堂に到着。
シンプルながら斬新なこの建物は2012年に完成した。 -
外壁はワックスでコートされたトウヒ、内壁はハンノキ、建具と内扉はセイヨウトネリコで造られていて、高さは11.5mである。
礼拝堂内部も極めてシンプルな空間。
残念ながら内部は撮影禁止。 -
イチオシ
カンピ礼拝堂のすぐ北側にも奇妙な物体がある。
2018年8月に完成したアモス・レックス美術館(AMOS REX)で、主に地下空間が美術館になっているらしい。 -
旧アモス・アンデルソン美術館をリニューアルしたもので、オープニングの企画展では日本のデジタルアート集団のチームラボが担当したという。
入場料は18ユーロ。
ということで、ここはスルーする。 -
2011年にヘルシンキを観光しているが、その時はスオメンリンナ島やウスペンスキー寺院などヘルシンキ中央駅より東側を主に見学した。
ヘルシンキ中央駅より西側はテンペリアウキオ教会の外観を見たくらいだが、このあたりには興味深い建築物や、2011年以降に完成した建築物もある。
カンピ礼拝堂やアモス・レックス美術館もそうだが、ヘルシンキ中央図書館「Oodi」もそのひとつ。 -
ヘルシンキ中央図書館「Oodi」は、建設に5年近くかけて2018年12月完成した。
公共の一般図書館なので、当然入場無料。 -
Oodiは3階建てで、1階が広いロビーとカフェレストラン、2階が様々なワーキングスペース、3階が図書室となっている。
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建物中央部にある二重のらせん階段。
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イチオシ
らせん階段って、なぜか上から見下ろしたくなるよね。
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3階の図書スペース。
書棚が低く、空間をぜいたくに使っている。
規模の割には蔵書数はかなり少なそうである。 -
3階北側にはキッズスペースとなっている。
子連れでも安心。
キッズスペースの周囲がまた独特で、北端に向かって徐々に高くなり、やがて2フロアになっている。 -
上のフロアから見た3階全体。
ヘルシンキには、学術図書館としてヘルシンキ大学図書館の規模が大きいらしいが、一般市民向けの中央図書館がなかったので、この施設が造られたという。
なので、オープンして1年に満たない現在は蔵書数が少なく、充実させていく初期段階なのかもしれない。 -
3階には屋外テラスがあり、テーブルと椅子が並んでいる。
もっとも、ヘルシンキの気候から考えて、夏しかここで読書する気にはならないだろう。 -
しかし、そのテラスからの眺望はなかなかのものである。
北方向には芝生広場の向こうにトーロ湾、その向こうにオリンピックスタジアムのスタジアム・タワーが見える。 -
イチオシ
北西方向には、右からフィンランディア・ホール、塔のある国立博物館、ヘルシンキ・ミュージックセンター。
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西方向には、右にヘルシンキ・ミュージックセンター、その左に国会議事堂。
手前の広場は何か催し物の準備中か? -
再び屋内に戻って、3階の南側。
北側と作りは異なるものの、やはり最端部に向かって2フロアになっている。
左側は階段になっているが右側はスロープになっている。 -
南端付近から見た、3階全体。
天井のウェーブ感がまた斬新。 -
1階のカフェレストラン。
天井低っ!
でも、狭いところに入りたくなる時あるよね。
押し入れの中とか。
時には天井の低い場所のテーブルを選びたいことがあるのかも・・・ -
イチオシ
巨大なひさしのウェーブ感。
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たかが公共の図書館でこんなに興味をそそられるとは思わなかった。
ストックホルムで時間がなくて行けなかったストックホルム市立図書館は結構知名度が上がってきたようだが、Oodiも徐々に日本で知られるようになるのかもしれない。 -
フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家アルヴァ・アアルトの代表作でもある、フィンランディア・ホール。
1971年12月に完成した芸術施設で、オーケストラの演奏会が行われる。 -
イチオシ
1902年完成の国立博物館と緑のトラム。
突然話は変わるが、シンガポール航空の機内でフィンランドを舞台にした映画「雪の華」を見た。
フィンランドのシーンは全体の2割くらいしかなかったと思うが、トラムに乗って観光するシーンも出てくる。
中島美嘉の「雪の華」をもとに映画化した作品だが、名曲をもとにした映画での成功例って「スタンド・バイ・ミー」くらいしか思い浮かばないので、そもそも期待はしていなかった。
「雪の華」の歌詞から、不治の病というイメージもあまりわいてこないし。
前半、演出も展開も不自然さが気になって見るのをやめようかとも思ったが、後半ヘルシンキのシーンが出てきたこともあり、なんとか最後まで見れた。
長くなるので、続きはまたあとで。 -
2011年8月に完成したヘルシンキ・ミュージックセンター。
大ホールの音響設計は、日本の永田音響設計事務所が行ったのだとか。 -
ヘルシンキ・ミュージックセンターの斜め向かいに建つ、国会議事堂。
1931年完成、14本の柱が印象的な重厚感のある建物である。 -
国会議事堂前の大通りから見たOodi。
時刻は10:20。
そろそろ駅に向かおうか。 -
ヘルシンキのプチ観光を終え、10:30前にヘルシンキ中央駅に到着。
結局、物価の高いフィンランドでまさかの0ユーロ観光となった。
観光といっても入場したのが礼拝堂と図書館だけだけどね。
まあ究極の経済的観光というわけだが、フィンランドから見れば、最低の観光客ってことだろうね。 -
ヘルシンキ中央駅のホームは、映画「雪の華」の終盤で登場する。
ヒロインの美雪(中条あやみ)を追って悠輔(登坂広臣)がレヴィへと向かうシーン。
終盤は予定調和な展開で先が読めるが、変なひねりがない分すっきりはしている。
「雪の華」の歌詞と合うかどうかを別にすれば、ストーリーとしては悪くはないと思うので、もう少し自然な演出ができなかったのかというところが残念な作品だった。
変な謎が残った「かもめ食堂」よりは、個人的には楽しめたかな?
「かもめ食堂」は過去に1度しか見てないが、「雪の華」は結局、復路の機内でももう一度見てしまったくらいだし。 -
サンクトペテルブルク行きアレグロ号。
最高時速220km/hの高速列車である。 -
座席は進行方向左側の窓側で車両の最後尾。(写真は進行方向右側席)
予約はヨーロッパ鉄道チケットセンター(有限会社鉄道の旅)で行った。
座席の希望を考慮して取ってくれること、料金を確認してから取り消しも可能なことから今回利用してみた。
アレグロ号2等席は、チケット代10,100円+手数料1,000円=11,100円だった。
ヨーロッパ鉄道チケットセンター(有限会社鉄道の旅)
https://www.railstation.jp/ -
最後尾の席だったので、飲料水や荷物置き場の近くだった。
-
アレグロ・ビストロのメニュー。
物価の高い北欧であることを考慮すると、良心的な価格か。
このほか、ホットコーヒーが2.5ユーロ、エスプレッソ2.8ユーロ、ココア2.9ユーロ、紅茶2.5ユーロ、マフィン2.9ユーロといった価格である。 -
ロシアとの国境が近づくと、フィンランドの出国審査官が巡回してくる。
パスポートを渡すと、「こんにちは」と日本語であいさつしてくれて愛想は良かった。
特に質問はなく、すんなりパス。
まもなく、この旅最後の訪問国ロシアに入国。
いつものイミグレより緊張感が高まる。
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