フィンランド・ヘルシンキ紀行　２０２５年８月　９・１０日目

2025/08/07 - 2025/08/16

　2025年8月7日から8月16日、ノルウェー、フィンランド、エストニアを旅しました。９・１０日目、ヘルシンキ散策と日本帰国です。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヨーロッパ最終日。5時50分頃、朝散歩します。

ホテル アーサー ホテル

トラムも動いています。

トラムに乗ります。

Tove Janssonin puisto駅で降ります。

Tull & Packhus Buildingは、フィンランド語で「Tulli- ja pakkahuone」、英語で「Old Customs House」。1901年に完成したヘルシンキの港の税関と倉庫として使用されていました建物です。見事なレンガ造りです。

ウスペンスキー寺院です。北欧最大のロシア正教の教会です。早朝なので内部は見れませんが、内装は金色の装飾が施され、豪華で神秘的な雰囲気だそうです。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

ウスペンスキー寺院から北方面を見ています。

朝日を浴びるヘルシンキ大聖堂。

マーケット広場方面へ歩きます。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

橋の両側に、南京錠がたくさんかかっていました。

愛の南京錠（Love Padlocks）なのかな。

昼間、多くの人でにぎわっている広場も、早朝には人がほとんどいません。

ゆっくり写真を撮ったり、景色を眺めたりします。

水面に映る建物が美しい。

ヘルシンキ市庁舎。

ヘルシンキ市庁舎 建造物

信号も、歩行者用と自転車用があります。

歩行者専用道路。大人と子どもが手をつないでいる標識は万国共通かな。

トラムも通るのですね。

通ってました。

ヘルシンキ大聖堂と元老院広場。

元老院広場 広場・公園

ヘルシンキ大聖堂の周辺は、フィンランドがロシア帝国時代に、首都をトゥルクからヘルシンキに移した際に、都市計画に基づいて造られただけあって、計画的で統一感のある美しい町並みが見られます。

それが朝日に照らされ、とても美しく映えます。

トラムと町並みのコラボも絵になります。

州政府事務所。事務仕事をする建物というより、美術館みたい。

ロシア皇帝アレクサンドル2世。フィンランドは、19世紀にロシア帝国の支配下に入り、「フィンランド大公国」となりましたが、アレクサンドル2世は、フィンランドの文化や民族主義を尊重したことで、フィンランド国民から深く敬愛されました。

像の周りには、花もきれいに植えられています。

青いドームと白い外観が青空によく映えています。たくさん写真を撮りました。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

ヘルシンキ大聖堂の時計は、7時15分をさしています。

ヘルシンキ大聖堂から、元老院広場を眺めます。新古典主義建築の美しい街並み、そしてその向こうに広がるバルト海の景色を一望できます。

海沿いに戻ります。

ポストですね。

現地の人にとっては、かもめはこんなイメージなのかな。

オールドマーケット。昼に再訪します。

オールド マーケット屋内市場 市場

エスプラナーディ公園に入ります。これは、ハヴィス・アマンダ（Havis Amanda）の像が立つ美しい噴水。

エスプラナーディ公園 広場・公園

昨日の夕方、多くの人々でにぎわっていた場所は、今はとても静かです。

カフェも準備中。

鳥たちの声だけが聞こえます。

このお店、1893年建築。

自転車道と歩道がしっかり分かれていますね。

公園の両側の通りには、フィンランドを代表する有名店や高級ブティックが軒を連ねています。

有名ですね。

フィンランドの詩人ヨハン・ルードヴィーグ・ルーンベリの像。

芝の手入れをしています。

清掃車両もこの時間に動いていますね。

フィンランド最大の老舗デパート、ストックマン・デパート（Stockmann）。

ストックマン 百貨店・デパート

ヘルシンキ中央駅（Helsingin päärautatieasema）。フィンランド・ナショナル・ロマンティシズム様式（国民ロマン主義建築）の傑作とのこと。

ヘルシンキ中央駅 駅

地下鉄の駅もあります。

鉄道も観察。フィンランドの鉄道は、国有鉄道会社であるVR（Veikennevirasto）によって運営。

ペンドリーノ（Pendolino）やインターシティ（InterCity）。

ロシアのウクライナ侵攻前までは、ここからロシアのサンクトペテルブルクに行く鉄道もあったそうだけど、今は、運航停止。

ヘルシンキ中央図書館。Oodi（オーディ）という愛称で親しまれ、市民だけでなく観光客も多い。私も一観光客として来てます。

オーディ ヘルシンキ中央図書館 観光名所

2018年にオープン、世界最高の新しい公共図書館。

図書館というより、リビングルームみたい。

従来の図書館が「情報を探す場所」だったのに対し、Oodiは「創造的な活動を行う場所」としての役割を重視しているそうです。

次は、カンピ礼拝堂まで散歩。木材を多用した曲線的な斬新なデザイン。

カンピ礼拝堂 寺院・教会

トラムでホテルに戻りましょう。

よく歩きました。ホテルで朝食です。

ホテル アーサー ホテル

時間もありますし、たくさんいただきました。

１１時、宿舎をチェックアウトしました。荷物は、ホテルに預けることができます。

オールドマーケット屋内市場に来ました。

オールド マーケット屋内市場 市場

1889年に開業した歴史ある赤レンガ造りの建物で、建築家グスタフ・ニューストロムによって設計されました。

19世紀末の衛生基準向上と市場の秩序化を目的として建設されました。

歴史的な雰囲気が保たれたシックな建物内で、天候を気にせず食事や買い物が楽しめます。

新鮮な魚介類、肉類、チーズ、野菜、果物、スパイス、コーヒー、紅茶、ジャムなどの地元の食材や特産品が豊富に並んでいます。

フィンランドの特産品であるトナカイ肉や熊肉の缶詰、ソーセージなども見られます。

角。ネックレスやイヤリング、ブローチなどの工芸品に使われるのかな。トナカイの角は毎年自然に生え変わるため、動物を傷つけることなく採取され、貴重な天然素材として利用されています。

フィンランド国内で養殖されたチョウザメ（バエリなど）のキャビアが売られていることもあります。

サーモンスープ（Lohikeitto）やスモークサーモンを使ったオープンサンド、フィッシュサンドイッチなどのフィンランドの伝統的な料理を提供する飲食店が人気です。

マーケット広場 (カウッパトリ)へ。「オールド マーケット屋内市場」のすぐ隣に位置します。季節を問わず開かれている野外の市場で、色鮮やかなテントが並び、活気に満ちています。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

新鮮な魚介を使った料理で、サーモンスープや、ニシンやシロマスなどの小魚のフライ（ムイック）とマッシュポテトのセットなどが有名です。

多くの人でにぎわいます。

フィンランドの伝統的な手工芸品、毛皮製品、木工品（ククサなど）、雑貨なども販売されています。

フィンランドの伝統的な手工芸品、毛皮製品、木工品（ククサなど）、雑貨なども販売されています。

旬の野菜、果物、特に夏から秋にかけてはフィンランド産のベリー類（イチゴ、ブルーベリーなど）やキノコ類が豊富に並びます。

ヘルシンキ大聖堂に来ました。この時間は、多くの人がいます。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

元老院広場で、マーチングバンド（軍楽隊または鼓笛隊）による演奏が行われていました。

元老院広場 広場・公園

演奏の様子です。

騎馬警官は、お祭りやデモ、大規模なイベントなど、人混みが多い場所で特に効果を発揮します。馬に乗ることで高い視点が得られ、群衆の監視や警備がしやすくなります。

エスプラナーデ公園へ移動しました。

トラムに乗り、ホテルに荷物を取りに行きます。

ヘルシンキ中央駅から、空港へ向かいます。

ヘルシンキ中央駅 駅

Ｉ線を利用します。

昨日買った、ABCゾーンの一日券を利用します。

約３０分で、空港駅に到着です。

ヘルシンキ空港駅 駅

セルフチェックインでした。自動チェックイン発券機で、搭乗券と手荷物タグを印刷します。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

荷物も、セルフで送ります。タグを取り付けた手荷物を持って、セルフサービスBag Drop（手荷物自動預け機）へ移動します。手荷物をベルトの上に置き、手持ち式スキャナーで手荷物タグを読み取ります。荷物がシステム内に送り出されるのを確認し、完了です。

何とか、できました。

フライトの時間まで、ゆっくりします。

搭乗口に到着しました。18時30分、定刻のフライトです。オンラインチェックインが遅れたので、中央の座席でした。

羽田空港まで運んでくれる飛行機。よろしくお願いいたします。

機内食です。フィンランドでミートボールを食べてなかったので、それをお願いしました。柔らかくて熱々でおいしい。

ビールも。往路でも頼んだサンデルスのビール。ドライでさっぱりとした飲み口がおいしい。

野菜。うん、食べれる程度。

復路は南まわりです。座席のモニターで調べると、飛行時間12時間15分、飛行距離12052km、南周りルートで、通過するおもな場所は、タリン、リガ、ワルシャワ、ルブリン、ブタペスト、ブカレスト、コンスタンツァ、黒海、ティビリシ、バクー、カスピ海、タシケント、ビシュケク、ウルムチ、北京、ソウル、大阪でした。最高飛行高度12500km。最高速度950km。

こちらは朝食。うん、食べれる程度。

13時10分、羽田空港に到着です。予定よりも40分も早い到着でした。上空を流れるジェット気流（偏西風）が強かったのかな。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

日本に無事、運んでくれた飛行機。ありがとうございました。とても、素敵な旅になりました。北欧紀行も無事終了。旅させてもらった家族、職場、関係者の方々に感謝。そして、素敵な思い出をくれた国々に感謝。最後までご覧いただき、ありがとうございました。