2019/08/14 - 2019/08/14
115位(同エリア1568件中)
キートンさん
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2019/08/14
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都市めぐりが観光のメインとなったこの夏旅。
6日目は終日タリン歴史地区の観光です。
後編では、宿にチェックインした後、引き続き観光を再開。
半径500mにも満たない旧市街の中に、街並の美しさと豊富な見どころが凝縮されたようなタリン歴史地区。
4時間弱の観光ですでにその魅力を実感したものの、まだ多くの見どころが残されている。
日没が遅い夏の北ヨーロッパの街。
夕景も含めて、まだまだがっつり観光が続きます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日の宿はヴィル・バックパッカーズ・ホステル。
名前からしてドミトリーが主のようなイメージを受けるが、シングルルームからファミリールームまで個室がそろっている。
部屋は簡素で、トイレ・シャワーは共同になるが、専用バスルーム付きのダブルルームもあるようだ。 -
ブッキング・コムで予約し、シングル1泊約3,700円だった。
簡単な朝食も付いている。観光に適した立地で個室がそろうリーズナブルな宿 by キートンさんヴィル バックパッカーズ ホステル ホテル
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旧市街の中心となるラエコヤ広場まで徒歩2~3分ほどで、立地も申し分ない。
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MAXIMA expressというスーパーで購入した食品。
この内容で、計4.48ユーロ(500円ちょっと)なので、日本より少し安いくらいの物価。
物価の高い北欧から移動してくるとホッとするわ。 -
宿で1時間弱休憩した後、16:00過ぎに出かけた。
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旧市街で最も高い塔から街を一望できる聖オレフ教会に来てみたが、外装工事中のようでクローズだった。
まあ遠くから見て想像はついていたが、ここで一縷の望みも断たれた。 -
旧市街の北端に位置するのは、ふとっちょマルガレータ。
1529年に建てられた直径24mの砲塔。
ここが監獄に使われていた頃、囚人の食事を作っていた太ったおかみさんの名がマルガレータだったことが由来だという。
その横にあるスール・ランナ門が工事中ということで、その関係車両がたくさん停まっていた。 -
ふとっちょマルガレータで折り返して、聖オレフ教会を左に見ながら城壁沿いを反時計回りに歩く。
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城壁沿いに立派な塔が並ぶ。
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城壁の外側にある「塔の広場」という公園を通って門をくぐると、修道女の塔がある。
修道女の塔からは、入場料2ユーロで城壁に上ることができる。 -
修道女の塔のらせん階段。
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イチオシ
修道女の塔の上から、北側の風景。
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タリン旧市街は城壁で囲まれた城塞都市である。
ドブロヴニク(クロアチア)、アビラ(スペイン)、カルカソンヌ(フランス)、サン・マロ(フランス)、ローテンブルク(ドイツ)などの城塞都市を歩いたが、どこもそれぞれの魅力があった。
私の中ではもう、「城塞都市にハズレなし」というのが定説となりつつある。 -
朱色の屋根の街並はヨーロッパでは定番だね。
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旧市街を横に見ながら城壁歩き。
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タリン旧市街は、支配者や貴族たちが居を構えた「山の手」のトームペアと、商人や職人たち市民が築いた「下町」とに分れている。
小高い丘にあるトームペアと下町との境目にあるピック・ヤルク通りを上って、トームペアに来た。 -
トームペアの中心地に建つ大聖堂(トームキリク)。
1219年にデンマーク人がトームペアを占領してすぐに建設した、エストニア最古の教会。 -
タリン旧市街の中ではちょっと異色の建築物。
グーグルマップでは、エストニア科学学会となっている。
確かにアカデミックな雰囲気が漂う。 -
コフトウッツァ展望台にあったマップ。
主な見どころがイラストと番号で記されていてわかりやすい。
同じデザインのシティマップ(日本語版あり)があるので、インフォメーションなどで入手しておくと便利だ。 -
コフトウッツァ展望台から北東方向の眺望。
朱色の屋根の街並と聖オレフ教会、その向こうにタリン港に停泊する大型客船が見える。 -
コフトウッツァ展望台から東方向の眺望。
朱色の屋根の街並と聖霊教会の塔、新市街のビルが見える。 -
コフトウッツァ展望台から少し北に、もうひとつのビューポイント、パットクリ展望台がある。
ここからの眺望は城壁の塔が結構目立つので、城塞都市の雰囲気が色濃い景色となっている。 -
イチオシ
メルヘンチックな街並をジオラマモードで。
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2つの展望台には夕方にまた来るとして、トームペアの街歩き。
大聖堂(トームキリク)を西側の公園から。 -
建物の壁から顔と手が飛び出てる・・・
その男ヴォルデマール・パンソ(Voldmar Panso)は、エストニアの俳優、演出家、演技指導者だったようである。 -
イチオシ
トームペアの南部には、アレクサンドル・ネフスキー聖堂がある。
1901年に帝政ロシアによって建てられたロシア正教教会。 -
タリンでは珍しいロシア正教教会で、異色の雰囲気がある。
金色を基調にした外壁の宗教壁画も独特である。
入場無料だが、内部の写真撮影は禁止だった。 -
アレクサンドル・ネフスキー聖堂の向かいには、トームペア城がある。
13世紀前半に建てられた騎士団の城で、南西角に建つ高さ約50mの塔は「のっぽのヘルマン」と呼ばれている。 -
城壁沿いのこんな風景がさりげなくいいんだな。
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アレクサンドル・ネフスキー聖堂裏のパステルカラーの街並。
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城壁をくぐると、「デンマーク王の庭」と呼ばれる庭園に出る。
城壁の四角い塔は「乙女の塔」という意味を持つネイツイトルン。
中世には売春婦の牢として使われていたというが、現在は城壁の上を歩けるカフェと歴史展示室となっている。 -
デンマーク王の庭から見た、聖ニコラス教会。
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デンマーク王の庭から見た、北側の街並。
こう見てもエストニア科学学会の建物が異質に感じる。
ただ、それに違和感を感じるわけではなく、良い意味でアクセントになっていると思ってしまうところが不思議だ。 -
イチオシ
デンマーク王の庭からリュヒケ・ヤルク通りを下っていく。
こんな小路にもさりげなくフォトジェニックがあふれている。 -
リュヒケ・ヤルク通りを振り返って。
聖オレフ教会の塔は工事中で上れなかったものの、考えていたポイントはひと通り見ることができた。
あとは夕暮れ時の街を見たいのだが、日没は21:00過ぎでそれまで3時間程度あるので、一旦宿に帰って休憩することにした。 -
夕食を済ませてから20:20頃、3度目の街歩きに出かけた。
まだ明るいが、ラエコヤ広場の仮設のレストランにはすでに灯りがともっている。 -
トームペア城の壁が夕日に照らされている。
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20:40頃、コフトウッツァ展望台に到着。
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夕日が照らす聖霊教会の塔。
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暮れなずむ夏のタリンの街。
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パットクリ展望台に移動して。
ここで日没を待つことにした。
この景色が夕暮れ時にどのように変化していくのか・・・ -
21:00頃、日暮れ間近の西の空。
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日没後の21:25頃、なかなか街の灯がともらない。
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遠く港に客船の灯りが見えるだけ。
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再びコフトウッツァ展望台に移動。
通りと遠く新市街のビルの灯りが見え始めた。 -
イチオシ
21:40頃、ようやく夜景らしくなってきた。
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東の方向にはライトアップされた聖霊教会の塔。
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聖霊教会の塔とタリン港の灯り。
もう少しねばりたいところだが、明日は早朝出発なのでこのへんで撤退することにした。 -
帰り道の途中、アレクサンドル・ネフスキー聖堂がライトアップされて夕闇に浮かび上がっていた。
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デンマーク王の庭まで戻ると、城壁にも照明がともっていた。
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ライトアップされた夜の聖ニコラス教会が美しい。
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イチオシ
日没後もにぎわうラエコヤ広場。
22:00過ぎ、ここでタリン観光を終えた。 -
ヴィル・バックパッカーズ・ホステルに戻ってみると、宿泊客はまだ観光中なのか思いのほか静かだった。
ロビーにはソファーやテレビなどがあるが、人影はない。 -
キッチンにはレンジがあるので、簡単な自炊ができそうだ。
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翌朝に朝食が用意されていたテーブル。
明日はタリン港6:00発のエケロラインのフェリーでヘルシンキに向かう。
ここを4:30頃には出発する予定だ。
タリン歴史地区は周囲2.5kmの城壁内に見どころが集中しているので、徒歩で観光するのにちょうど良い。
どこも美しい街並でフォトジェニックにあふれている。
ヘルシンキからフェリーで日帰りでひと通りの観光も可能だが、日没後の街歩きも捨てがたいものがある。
できれば1泊して夜や朝の雰囲気も含めて楽しむのがベストだろう。
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