2019/04/26 - 2019/05/06
12位(同エリア269件中)
こあひるさん
お昼を過ぎたシャウエンはますます人出が多く賑やか。引き続き、カラフルな色彩に溢れた青い町を歩き周ります。
そして・・・夕焼けと暮れゆくシャウエンの町を眺めるため、スペイン・モスクJamma Bouzaafarの丘に登り、神秘的な夕暮れの風景に酔いしれました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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Restaurant Lampe Magiqueのルーフテラスで、オレンジジュースを飲みながらまったりお休みしました。
13時半をまわり・・・お散歩再開です。Restaurant Lampe Magique(Casa Aladinも兼ねる)の1階の一部が店舗になっていて(お隣だったのかも・・・)、石鹸やオイルなどカラフルな商品が目についたので、寄ってみました。 -
自分は、石鹸にもオイルにもさほど興味はなかったのですが、カラフルなばら売りの石鹸(石鹸と言うより、タンス等に入れておくと良い香りが付く)を、連れ合いの同僚女性にいくつか買ってみました。色によって、香りが異なります。
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シャウエンの町は、見どころスポットといっても大したところはないし、映えスポットに縛られるのも嫌だし(方向音痴だから、探そうとすると探せない)・・・。この町は、安心して迷い歩きするためにあるようなものですから・・・気ままに歩いてみようと思います。
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あらゆるスペースにただ吊るしまくっている店が多いけれど、La Botica De La Abuela De Aladdinという石鹸のお店のディスプレイは、割とセンスがよいと思いました。
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La Botica De La Abuela De Aladdin。上から下まで石鹸に埋め尽くされています。迫力あります!こっちのお店で買えばよかったな・・・。
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通りの上にもカゴがぶらぶら~。
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青い扉は開かれて、青い壁も商品で隠れてしまう・・・このカラフルさってアフリカっぽいのかな・・・。
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ウタ・エル・ハマム広場Pl. Outa El Hammamのまわりは、裏手の路地に至るまで、カラフルな色に浸食されています。
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ヴィヴィッドカラーの縞模様。日本人から見ると、夏ものでなく、春・秋ものといった感じかな。
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袋に入った色粉。水に溶かして使うそうです。けっこう種類が多いんですね。
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写真を撮ることばかりに気がいってしまい・・・お店の商品とかの記憶がほぼないです。
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自分がどっちに向かっているのか・・・そしてどっちに行こうか・・・。
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背景が水色なので、何を撮ってもフォトジェニックでありがたい~。
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Plaza Kenitraという小さな広場に出ました。
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ジューススタンドも出ています。
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共同水汲み場。
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モロカンランプのお店。
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壁にフックがあるんでしょうか・・・。
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縦横無尽に路地が巡り、通ったことがあるのか初めてなのか・・・わからなくなります。単に、ウタ・エル・ハマム広場の北側をウロウロしているだけだったような気も・・・。
Chez Fouadというレストランもガイドブックに載っています。この時には気付かなかったのですが・・・このあたりにあったんですね。また行けと言われても、たどり着けないかも・・・(笑)。 -
店のない路地に入ると、いきなりひっそりしていて・・・ギャップが大きい。
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こっちは、物と色で溢れているのに。
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あぁ~!ここは早朝に通ったわ(今気づいたのですが)。ということは、ハッサン1世通りAve. Hassan Iなのかな、ここは・・・。
早朝と同じ通りだと気づかないほど、雰囲気が変わっていることに驚きました。 -
リヤドの方へ戻る道は一度通ったので・・・別の方向へ迷い込むとしよう・・・。
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路地が分かれ・・・その先がまた分かれ・・・繋がっていきます。
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ここにもペタペタ手形の文様が・・・。イスラムチックな幾何学模様とはちょっと趣きが異なります。
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静かな一画・・・早朝の方が、水色や青がしっとりして見える・・・朝の空気って青っぽく湿っぽいのかな。
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気の向くままに彷徨って、さまざまな青い路地との出会いを楽しみます。
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また賑やかな通りに出そうです。
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ここは・・・通ってないよね・・・。
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木工調理用品のお店。
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たまに「ニイハオ!」とか「こんにちは!」とか声を掛けられることはあるものの(あまり記憶にないけれど)・・・しつこい勧誘などもなく・・・シャウエンはいいね。
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ここはまた、ずいぶん華やか。
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この階段まわりもステキ・・・アフリカっぽいかしら。
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ネコちゃん、こんにちは。
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ジェラバを見かけると、慌てて後を追い気味・・・。
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お店番、ヒマそう~。
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どの路地も、上り下りがつきもの・・・。
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この先、どんな風景が現れるか・・・この一画はいい感じなのに、ほとんど人が通らなかったので、2ショットを思いっきり撮りました。
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他にはない個性的な模様。
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また賑やかな通りに・・・。
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お土産用のちっちゃなランプも可愛い。
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あ!ジェラバ男!
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共同水汲み場がここにも・・・。
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階段路地で、ポージングして撮影している方がなかなか退きそうもないので・・・後姿をちょっと拝借しちゃいました。
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開いた扉の奥は・・・廊下が曲がっていて見えない。伝統的家屋は、外部の者からすると、造りがとても閉鎖的で神秘的。
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青い町・・・の青い部分がまったく見えないし~。
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壁に描かれた町並み。
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どこも似たようなお土産品でいっぱい。
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あそこもダール。
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1階だけ青く塗った家屋も多い。
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ポンポンのついた民族衣装の麦わら帽子。
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宿泊施設が多いです。
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乳牛模様のネコちゃん。
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思い思いにのんびりと楽しめる町。
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年季の入ったポンポンつきの麦わら帽子・・・地元の人っぽい。
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ぐるぐると路地を彷徨い歩いていたら・・・カスバが見える広場に出ました。
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ウタ・エル・ハマム広場に続くデブナット・エル・マクゼン広場Pl. Debnat El Makhzenです。
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そのままウタ・エル・ハマム広場へ。
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広場には、ホントに多くの人・人・人。
ハマム広場 広場・公園
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もうひとつ、訪れてみたい広場を目指します。ウタ・エル・ハマム広場からそう離れていないはず。
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曲がりくねった路地を通って・・・
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わ~ぁ!ここもフォトジェニック~!子供が階段を駆け回っていました。
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こちらの階段ディスプレイもオシャレ。
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斜面にへばりつく町・・・かなり高低差があります。
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店のない、いい感じの路地が続きます。
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そろそろ・・・目的地かな。
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出ました!ハウタ広場Pl. El Hautaです。この広場の共同水汲み場がものすごくラブリー!
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四面を・・・回ってみます。
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住民がお水を汲みにやってきます。
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山を背景にして・・・シャウエンらしい爽やかな景色。
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広場に面した建物の外壁に、石膏でできた立体的な絵が掲げられていました。こうしてみると、青一色ではないシャウエンなんですね。
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広場を囲んで、カフェやジューススタンドがあります。それでも、ウタ・エル・ハマム広場に比べると、人が少なくのんびりした雰囲気です。
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可愛らしくて美しい広場でした。
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ハウタ広場から何本か延びる路地のうち・・・この路地がとってもいい感じ。フォトショットの2人がなかなか退いてくれなくて・・・待ちました。
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すぐそばには、静かな路地が・・・。
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可愛らしい扉・・・身を屈めないと入れない。
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賑わっているメディナですが・・・ひっそりした路地もたくさんあります。
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こっちに曲がってみよう。
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シャウエンらしい路地が続きます。日中でも、誰も通らない路地をいっぱい見つけられるので楽しいです。
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歩いているのは住民だけとか・・・。
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見通せないことを楽しむ・・・。
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この先は、お店があって賑やかな通りです。
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こちらの路地にしよう。
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あ!ハウタ広場に出る前に通ったところです・・・子供が遊んでいた階段路地。
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もうひとつ訪れてみたいと思っていたところがあって・・・このあたりのはず・・・この通りは割と広いです。
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ここは、Attijania Zaouiaという霊廟(?)のようです。1940年に建てられたとのこと。
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Attijania Zaouiaの隣、Hotel Chefchaouenが目的地。
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壁に描かれたホテル名が可愛い・・・でも、ホテルが目的ってわけじゃない・・・。
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Hotel Chefchaouen前の壁画が目当てです。
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インスタではしばしば見かけるスポットだけれど、わが家以外には、写真を撮る人もおらず・・・ゆっくり2ショットも撮れました。
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通りの先は上り坂になっています。
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さらに進むと階段の上り坂になっています。
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あら、ネコちゃん。
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Hotel Chefchaouen脇の階段路地もいい感じです。
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同じ道を戻っても面白くないので・・・階段路地の奥へ。涼し気な装飾・・・控えめなゼリージュ(モザイクタイル)も美しい。
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さらに奥にはレストランがありました。
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奥へ行けば行くほど、迷路が細かく分かれて行くような感じ。
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先がどうなっているのか予想がつかない。行き止まりのこともあります。
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どんどん上っていくね・・・。
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ここは・・・路地と言うより、ただの抜け道かしら。こんな風に、壁に挟まれたひと気のない路地でも、怖い雰囲気はない・・・シャウエンのいいところです(でも油断は禁物です)。
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さぁ・・・どこに出るのかしら?
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またカラフルな場所に出ました。
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分かれ道になっている・・・上り階段のこっちに行ってみようかな。
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賑やかな通りに出そう。
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これは振り返った画。
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ハッサン1世通りAve. Hassan Iに出たようです。その時にはわからなかったのですが・・・。今、旅行記を作りながら把握しました。
ハッサン1世通りAve. Hassan Iのこの辺、早朝にも通ったのだけれど・・・同じ通りに見えないので気づかなかったです。 -
ぜんぜん青い町ではない(笑)。
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ちなみに・・・ひとつ前の写真とほぼ同じ場所・・・早朝の様子です。ここに限らず、店のオープン前後であまりにも変わるので、同じ通りとは思えない・・・とつくづく感じながら歩きました。
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ネコちゃん、こっち向いてくれない・・・。カメラを構えておいて、連れ合いに何か音を立てて気を引いて・・・と頼んだのですが・・・それでも目を開けてくれません。
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きゃ~~!かわいい!季節柄か、子ネコちゃんを見かけることが多かったです。大人のネコは静かでしたが・・・子ネコは、ミャアミャアと鳴いているものなのですね。
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16時です。
日没は20時頃なので・・・いったんリヤドに戻ってお休みすることにします。 -
18時半頃・・・リヤドを出ました。
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ハッサン1世通りAve. Hassan Iを東へまっすぐ・・・。
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せっかくの壁画も、商品で隠れてしまっています。
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なかなか斬新なディスプレイ。
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ウキウキするような色彩にあふれるハッサン1世通りAve. Hassan I。
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狭くて曲がりくねった迷路は、子供には絶好の遊び場でしょうね。
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電線や軒の瓦のすき間、壁の穴などにフックを引っ掛け・・・商品を並べるワザはなかなかのもの。
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朝には閉まっていたこの扉・・・表側のペインティングも美しかったけれど、裏側もとても美しい。
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サクサクと進みます。
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お菓子など食品の店。
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日が傾いてきて・・・路地も陰ってきました。
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朝、このモスクの手前辺りまで来ました。
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横路地は、かなり急な坂道となっています。ここを降りて行っても、城壁の外・・・川沿いに出れそうです。
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こちらも横路地。
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メディナ東側の城壁に近づくにつれ・・・狭いハッサン1世通りAve. Hassan I通りは、けっこう混雑してきました。
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城壁そばには、眺めの良さそうなカフェがいくつもあります。
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城壁の内と外でかなりの高低差があり、城壁外は渓谷になっています。向かいの山は、地盤が岩で荒々しいです。
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ハッサン1世通りAve. Hassan Iのオンサー門Bab El Onsarに至りました。ここを抜けると、メディナの外です。
通りの左右には露店が並んでいて、お祭りみたい。フータと呼ばれるリフ地方の伝統柄の布も売られています。 -
ウタ・エル・ハマム広場と同じくらい・・・ここら辺は、たくさんの人出です。
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目指すは、あの丘の上にある・・・スペイン・モスクJamma Bouzaafar。
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この渓谷には、ラス・エル・マRas El Maaと呼ばれる泉が湧き出ています。シャウエンの水道は、ラス・エル・マから供給されているらしいです。
その泉から流れ出る川沿いにもカフェがあります。 -
カフェに入るヒマはないけれど・・・河原には降りてみたかったですが、日没前までに、スペイン・モスクにたどり着いていたいのと、下に降りると、上って戻ってくるのがキツそうなので・・・上から見るだけにしました。
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河原には、清流を利用した共同洗濯場があります。
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さすがにこの時間に洗濯している人はいない・・・観光客ばっかりです。しかしながら・・・ここで洗濯する女性は、観光客の注目を浴び、写真に撮られることを覚悟しないとならないでしょうね。
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清流の中にも、テーブルが置かれてる・・・誰も座っていないようだけれど。
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洗濯場やカフェを見下ろしながら・・・道沿いに橋を渡ると、大きな道路に出ますので、それを横切って、目の前の山道を上っていきます。たくさんの人がぞろぞろ上っていくのでわかりやすいです(標識もあります)。まもなく19時です。
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写真の中央から右にかけてが、オンサー門から通って来た城壁沿いの道や橋です。河原まで降りて行く道は、いくつかありそうです。
だいぶ日没が近づいてきたようです。スペイン・モスクまで登ろうとする人も多いですが、城壁の周辺で日没を迎えようとする人も多く、あちこちに腰かけています。 -
こちらの洗濯場は・・・すっかりお土産ショップに変身しています。
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先ほど通って来たハッサン1世通りAve. Hassan Iも、青い路地も・・・あの中に埋もれているんだなぁ。
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だいぶ上ってきました。下の道路や河原周辺の遊歩道など、よく見えます。
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お土産ショップになった洗濯場の横で、流れが滝になっています。ルーマニアの田舎にも、川の流れを利用した共同洗濯場があったなぁ・・・と思い出しました。
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シャウエンの町の・・・その向こうまで見渡せるようになってきました。
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山道はこんな感じで整備されています(途中まで)。
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メディナが、だんだん右手後方に移動していきます。
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こちらは、新市街と混じっているかな。
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だいぶ上ってきた気がするけれど・・・目指すスポットは、まだあんなに先で上の方・・・。日頃怠けている体には・・・けっこうキツイ。
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遊歩道の左手には、険しい岩肌が聳え立ちます。
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町全体がよく見渡せるようになりました。スペイン・モスクまでは、まだまだ上って行かないとならないので・・・開けたようになっているここでも十分かしら・・・と、一瞬思っちゃいました。
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メディナあたりを少しアップで。
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新市街のあたりも。
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でも、せっかくなので・・・やっぱり頑張ろう・・・。
山道は石がごろごろして、目の悪い連れ合いには、とても歩きづらい状態になっています。 -
岩肌に、水玉のように生えている植物が面白い。
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突然、こんなところに民家・・・?と思いましたが、ダールなのかな。メディナまでの上り下りは嫌だけれど、眺望は素晴らしいでしょうね。
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あ~~ぁぁ・・・もう少しのところまで来ました・・・くたくたです。スペイン・モスクまでのアプローチは、整備されて歩きやすくなっています。
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19:15・・・へとへとになりながらも・・・ついにスペイン・モスクにたどり着きました。写真を撮ったり、息切れを整えたりしながら登ったので・・・遠かったです。
モスク自体は公開されておらず、見学できません。1920年代(スペイン統治時代)に、スペインによって建てられたそうです。丘の上のモスク 史跡・遺跡
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モスクの前は階段になっており、そこに腰かけている人もたくさんいますが・・・その下が芝の斜面になっているので、そこで日没を迎えることにしました。
連れ合いをモスク前の階段に座らせて・・・。 -
真下あたりは墓地のようです。
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旧市街から新市街まで・・・遮るものなく見渡せます。わたしのカメラだと、何枚かに分けないと納まりません・・・。
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西日を受けて明るく輝くメディナ。わが家が泊まっているリヤドはどのへんなのかしら?
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19:45。山の端に太陽が沈んでいきます・・・マグレブの日没。
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下のほうに雲があるので・・・数分で、沈む太陽が隠れていきます。
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もうすぐ20時。隠れた太陽の跡がオレンジ色に染まってきました。
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日が沈むと、去っていく人も多くいました。
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オレンジ色が滲むように周りに広がっていきます。
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山の向こうで・・・太陽がまだここにいると言わんばかりに、最後の輝きを放っています。
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空の水色が、淡い紺色に変化していきます。
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炎のようなオレンジ色が、ピンクがかっていきます。
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町の灯りが目立つようになってきました。
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20:10です。日が落ちると、急に気温が下がってきて・・・コートを着ました。空と町と・・・不思議な色に包まれています。
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アザーン(礼拝の呼びかけ)が流れ始めた・・・と思ったら、いくつものモスクから同じように流れ始め、音が重なり合って・・・禍々しい色に染まった空と、灯りがチラチラ瞬く町と・・・神秘的で不思議な雰囲気を醸し出していました。今まで体験したことのない、まったくの異文化の中にいるんだなぁ~と感じさせられました。動画を撮りましたので雰囲気をご覧くださいね(周りの話し声などもかなり入っちゃってますが)。
https://youtu.be/7GDFtTm7aF0 -
見えるもの・・・聞こえるもの・・・すべてが、わたしには非日常の世界・・・夢の中で見た現実感のない秘密めいた町・・・その神々しい空間に圧倒されてしまいました。
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神秘的な色彩に包まれて・・・祈りたくなるような気分。
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日の名残りがベールのように町を包んでいますが・・・光は徐々に薄れていきます。
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空は、紫色を帯びてきました。
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微妙に変化してゆく・・・この一刻一刻が二度とない景色・・・なんだか切なく・・・哀しくなってくる・・・。
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ピンク色が薄れていきます。
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新市街の方は、道路がキラキラとクッキリ。
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メディナの建物は、外に向けては閉鎖的だから・・・夜景はあまり綺麗じゃないだろうと予想していました。
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淡い群青色がピンクを塗りつぶしていきます。新市街の夜景の煌めきは、けっこう美しいです。
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メディナ(写真の右半分くらい)でも、ミナレットやカスバはライトアップされています。
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20時半になります。日が暮れると、山道は真っ暗になるので・・・そろそろ引き上げなければ・・・。
スペイン・モスク前の階段も、人がぐっと少なくなっていました。皆、帰っていくのに、わたしだけなかなか戻ってこない・・・と連れ合いに言われました(笑)。 -
山道は暗くなりつつあったけれど、山道を行き来する人が多いので、安心して降りられました。
途中の見晴らしのよい場所からも・・・手持ちなのであまり明るく撮れませんが・・・。青白く浮かび上がるような町並みが幻想的で、意外に美しい。 -
新市街の方向。
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もうほとんど夜の帳が降り切ろうとしています。垂れ込めた雲のすき間だけが明るくて、ホントに幕が降りてきているみたい。メディナの街灯が白色なので、夜景が青白く・・・神秘的。
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だいぶ降りてきました。新市街は、暖色の街灯が明るい・・・普通に夜景と言えばこんな色合いのイメージ。
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青い町は、白色の街灯の方が青さを引き出してくれるんですね。
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メディナに戻ってきたのは21時。
さて・・・モロッコ初の夕食はどこで食べよう・・・。わが家が泊まっているリヤドにはレストランがないので、どこかで食べて帰らないと・・・。 -
なるべくさくっと食べて、さくっとお宿へ戻りたいので・・・ハッサン1世通りAve. Hassan Iを宿の方に向かいながら、適当に入ろう。
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ハッサン1世通りAve. Hassan I。夜の路地は、昼よりも全体が青く感じます。
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ウタ・エル・ハマム広場の方へ出た方が、レストランが多いかしら・・・と思い・・・ちょっと逸れます。
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前もって、ここに入りたい!というレストランは特になかったけれど、いくつかチェックしてあった中のひとつ・・・Casa Hassan(レストランも兼ねたリヤド)前を通りかかったので、ここにしよう。
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パティオのある伝統的なスタイル。
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1階のパティオのテーブルに案内されました。
フロアでは男性が接客していましたが、調理や盛り付けエリアでは、女性たちが働いていました。 -
暖炉もあります。シャウエンは、冬は寒いのでしょうね。
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2階の回廊のテーブルも良いなぁ・・・。
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ばば~んとホブス(パン)。
連れ合いはミックスサラダ・・・生野菜はなるべく食べない方がいいらしいのだけれど・・・大丈夫かしら。わたしはモロカンサラダ。火を通したものが多いから良いわ・・・ちょこっと付け合わせの生野菜はついてきちゃうけれど。 -
連れ合いは、お肉(何のお肉だったか忘れました)のタジン。油断してたら蓋を開けて持っていかれちゃった・・・。
わたしはチキンのブロシェット(肉の串焼き)。胸肉だと思うけれど、パサパサしておらず柔らかいし、味つけも優しくて美味しかったです。
お酒は提供していなかったので、ミネラルウオーターを頼んで・・・183DHM(約2200円)でした。これでも外国人観光客価格だと思いますが、リヤドで夕食をお願いするより安いです。 -
22時半。ウタ・エル・ハマム広場に出ました。夜遅くなっても、けっこう賑やかです。
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広場でひときわ高い建物が、昼間入ったRestaurant Lampe Magiqueです。
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ライトアップされたグラン・モスク。
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さ~、リヤドに戻ろう。迷わずに帰れるかな?
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夜だと、いっそうどこも同じ路地に見えてしまって・・・。
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昼間より開いているお店は少なくなってきて、だいぶ青さを取り戻していました。夜も、迷っても怖さは感じませんでした。人出もけっこうあるし。
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あら!!ステキな出入口のダール。
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こちらもかなり凝ったデザイン。青色を使っていないのが、かえって新鮮。
日中、けっこう歩き周ったつもりだったけれど、思っていたよりも狭い範囲の中でグルグル歩き回っていた感もあります。まだまだ見つけていないステキな景色があるんだろうなぁ・・・。 -
10分ほどくねくねと適当に歩いて・・・リヤドの路地Derb Hmed Laaroussiにたどり着きました。
シャウエンの色は・・・もちろんブルー。早朝は、店の扉が閉まっているし、壁には何もないし・・・最大限に青い世界。朝の空気は、シャウエンの青さをしっとりと見せてくれます。
日中は、カラフルな色で溢れていたけれど、店のない横路地はひっそり青い世界・・・でも、朝よりもあっけらかんとした青かな。
夜景は・・・町が青白く浮かび上がって・・・神秘的で、想像していたよりも美しく印象に残りました。
危なげなところもなく(私が歩いた範囲では)、とても良かったシャウエン。明日はフェズに移動です。
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この旅行記へのコメント (5)
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- るなさん 2019/09/28 18:09:04
- 青の世界とカラフルな溢れんばかりの色の街
- あひるっちょ、こんばんは。
まだまだ日中は暑いけど朝晩は涼しい風も吹く東京...もう秋なんだね。
どの国行っても石鹸って買いたくなるんだけど、これ結構重いんだよねぇ(=゚ω゚)ノお土産にもいいなって思うのだが...躊躇する代物(笑)
ボディクリーム系も大好きでつい買っちゃうが重い(爆)
それにしても上から下まで石鹸がぶら下がってる様はすごいなぁ~
街に売られている物もカラフルだけど、染料そのものがインテリアのごとく置かれていてカラフルで可愛い♪
早朝とかお店がやってない時間帯はきっと色が少なくて青がメインになるんだろうね。でも、お店が開店し出すと売られている物がカラフル過ぎて強いんだね(;'∀')青い部分が商品で見えないぃ~ってね(爆)
早朝散歩も必須だね。治安もいいって言ってたから大丈夫なんでしょ?
いやぁ~こりゃ一度行ったところへもう一度行けと言われてもたどり着けなそう。まるでヴェネツィアみたいだわ(笑)ここも何度行っても地図見てもたどり着けないラヴィリンスなんだよねぇ~でも、観光都市としては私的にはNo.1♪
シャウエンでオフラインマップは役に立つのかな?
シャウエンは路地好きにはたまらん街やね!!
どこに出るかはお楽しみ♪みたいな秘密めいた感じが超素敵~でもこれ、青くなかったらイタリアのオストゥーニに似てるかも!
スペインモスクまでよく上がったねぇ~ってかダーリンがすごい。
20時になってようやく沈む太陽。春から夏は日照時間が長いから街歩きにはやっぱりいいよね。
あんなに暗くなってから下りても危険さないの?
You Tubeも見たよ~ホント、異国の一つ一つを五感すべてで受け止めるって感じよね。特にイスラム圏なんて日頃ほとんど触れない文化だし。生粋ヨーロッパとはまた違う魅力に触れられるよね。
るなっちょ
- こあひるさん からの返信 2019/09/30 17:23:23
- RE: 青の世界とカラフルな溢れんばかりの色の街
- るなっちょ、こんちは〜!
またちょっと暑くなったね〜・・・でももう10月なのね・・・どんどん秋らしくなっていっている・・・。
配り用のお土産は、なるべく軽くてかさ張らなくて、その国らしくて、喜んでくれそうなもの・・・けっこう難しいよね〜。ポプリとか石鹸とかは割と無難なのかしらね。
わたしは化粧品の香料にかぶれ易いので、ハンドクリームくらいしか買えないかなぁ・・・。食器は、もう必要ないってのに、つい買ってしまいがち・・・モロッコでは買わなかったけれどね〜(笑)・・・ってか、じっくり買い物気分になるほど落ち着いていなかったかな。
日中のシャウエンは、青い扉も開いちゃっているし、青い壁にはずらりと商品が並んでしまうし・・・で、同じ通りだと気づかないくらいの変わりよう・・・。なので、やはり早朝に歩き周れるお泊りがお薦めかなぁ。治安は、昼も夜も大丈夫だったよ。フェズみたいに、紛れ込むとちょっとまずいかも・・・というような路地はなかった・・・。同じように、朝の青い町を楽しむ観光客に出会うしね〜。
目的スポットにたどり着こうとすると、わたしのような方向音痴にはとうていムリなイスラムのメディナ。シャウエンは、地図とか見ずに歩き周った方が面白いと思います。
あ〜ぁ!確かにヴェネツィアみたいな感じだね。どこか目的地があるなら、オフラインマップは役に立つと思うよ(あんまり見てなかった)。でも、網の目のような路地がぜんぶ地図に載っているわけじゃないから、詳細な経路はわからないかも。
スペインモスクまでは、思った以上に山登りで・・・翌日にはグッタリでした。連れ合いも(いつものことながら)頑張りました(笑)。
山道なので、夜には真っ暗だけれど(これは、この辺の田舎でも同じよ、懐中電灯は必須)、行き来する人がけっこういるので、危険さも迷うこともないです。足元には気を付けなきゃならないけれどね。
ムスリムの国に来たのは初めてということもあり・・・見るもの聞くものすべてが、異文化でミステリアスで・・・。何だか理解できてないことがほとんど・・・海外旅行に慣れてきて、つい忘れかけていた緊張感はいつも以上にありました。
こあひる
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- fujickeyさん 2019/09/27 09:55:46
- 青、だけじゃないシャウエン
- こあひるさん、こんにちは。
表紙の写真、すごく神秘的!!青い町がこんな色に変わるなんて思わなかった。
太陽が沈んですぐにいなくなった方は残念だね。この景色を見ていないなんて。
動画も拝見しましたよ。
アザーンの音色はわたしたちには聞きなれないからこそ、
異国の異文化に触れているんだって感じてすごく震えますね。
実際にこの場にいたら・・・もっと心が震えそう!!
青だけじゃないシャウエンの魅力がたくさん詰まっていました。
次は何色かな。楽しみにしています。
fujickey
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- aoitomoさん 2019/09/26 00:22:26
- 終日撮影が楽しめそうです~
- こあひるさん
日中のお土産屋さんのカラフルさもやはり絵になりますね~
ブルーの外壁を覆いつくすお土産の多さにも驚きました。
色々な面のシャウエンが知れて面白いです。
日中は観光スポットとなってしまいそうな共同洗濯場。
ここで朝には洗濯をしている女性も絵になりそうですね。( ´艸`)
動画も拝見しました。
空の色とアザーンの響きも感動しますね。
観光客の声もリアルです。
肉眼ではメディナももっと良く見えるのでしょうが、
動画だと難しいですね。
日が落ちで暗くなって青白く浮かび上がる町並みはシャウエンならではでしょう。
意外にも夜のシャウエンのライトアップされた通路も綺麗に撮れるものですね。
夜の時間帯も撮影楽しめそうです。
『Casa Hassan』
モロッコに来たらタジンもブロシェットも食べないとね~
私もブロシェットを食べてみたいです。
タジンの蓋は早めに持っていかれてしまうというのは勉強になりました。( ´艸`)
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2019/09/26 11:56:20
- RE: 終日撮影が楽しめそうです?
- aoitomoさん、こんにちは。
いつもありがとうございま〜す。
早朝と日中の路地の変わりようは、思っていた以上でした。同じ通りとは思えなくて、何度も、あれ?全然違う〜!とつぶやいたことか・・・。フェズからシャウエンは、日帰りする人も多いと思いますた、早朝(お店が開く前)でないと、SNSなどで見る青い町らしさはあまりないかもしれませんね〜。
共同洗濯場・・・朝、お洗濯している様子も見てみたいけれど・・・写真を撮って大丈夫なのか・・・。見つからないように、かなり遠くからそっと・・・ならいいかもしれませんが・・・やはり一言断らないと怒られるかもしれませんね。
夕方のオンサー門近くは、まるで何かイベントがあるような賑やかさでした。眺めの良さそうなカフェもいくつかあり、日中でいいのでゆっくりお茶したかったな。
夕暮れの動画も見て頂いてありがとうございます。周りの声や音があんなに入っていてビックリしました。わたしの周りは、さほど混んでもいなかったし、一人一人はだいぶ離れて座っていたんですけれどね〜。
あの空の色の下でアザーンが響き渡り、何とも言えない神々しい・・・現実離れしたひとときでした。記憶力の乏しい私なので、自分のためにも、動画を撮って良かったと思いました。
肉眼だと、確かにもっと広がりと煌めきが立体的で、重なり合うアザーンが響き渡り・・・人間の五感が、かなり主観的で都合よく、見たいものや聴きたいものだけにフォーカスを当てて感受しているものだなぁと、改めて感心します。青白く浮かび上がったメディナはとても美しく、夜景にはそんなに期待していなかったのですが(スペインモスクには、日没目当てでした)、とても印象に残りました。
シャウエンの町(メディナしか行ってませんが)は、家々の窓の明かりは、表側にほとんど洩れないのですが、その分、街灯がけっこう明るく、手持ちでも割としっかり撮れました。
タジンやブロシェット・・・くらいしかないので・・・しまいには、他に調理法がないのか?とだんだん飽きてウンザリしてきます〜(笑)。
タジンの蓋、開けて持っていってしまうので、撮影したい!とアピールしないと・・・(笑)。お店によっては、もとから蓋を外して持ってくるところもあってガッカリ(笑)。ホントは、器の中身を見せながら、蓋を傍らに置いて・・・と、欲張りに撮ってみたかったんですが・・・これは叶いませんでした〜。
こあひる
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