2019/05/09 - 2019/05/11
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Dwind_999さん
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初めて訪れる中央ヨーロッパの国々、ワルシャワから入って南へ下り、アテネ(ギリシャは南ヨーロッパの位置づけですが)から帰国する、たいして観光もしない単なる街歩きを楽しむ中欧旅です。
※ポーランド通貨レート換算
1zl(ズロチ,PLNとも表記される)=約29円
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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<旅程>(5/9-6/13 36日間)
■ポーランド:ワルシャワ(2泊)・オシフィエンチム(1泊)・クラクフ(2泊)
■スロヴァキア:ブラチスラヴァ(2泊)
■ハンガリー:ブダペスト(3泊)
■クロアチア:ザグレブ(3泊)
■セルビア:ベオグラード(3泊)
■ルーマニア:ティミショアラ(1泊)・シビウ(2泊)・シギショアラ(2泊)・ブラショフ(2泊)・シナイア(1泊)・ブカレスト(1泊)
■ブルガリア:ソフィア(2泊)
■ギリシャ:アテネ(4泊)
※夜行バス2回
※エアチャイナ(中国国際航空)のエコノミー航空運賃76100円。 -
5月9日(木)、福岡空港15時10分発のエアチャイナ(中国国際航空)CA954便に乗り、大連経由(降機して入国審査後に同じ機材に搭乗)で北京空港第3ターミナルに18時30分頃到着。
乗継が複雑な北京空港ということで、ビビりながらの北京入り。
エアチャイナのサイトに「Air China 乗り継ぎガイド」があり、誰かのブログにも紹介されていたりしたのでだいたいの流れは理解できましたが、やはり緊張します。
沖止めの飛行機から連絡バスで2Fの到着ロビーに移動し、そこから4Fの出発ロビーに上がって国際線出発エリアのEゾーンへ向かうため、エスカレーターで下りた2FにあるAPM(約2kmを走る無人シャトル)乗り場へ行きます。
APMに乗って第3ターミナルのCゾーン(国内線発着)から第3ターミナルEゾーン(国際線発着)へ移動し、シャトルを降りて出国カードを記入して出国審査、セキュリティチェックを経て19時45分頃出発ロビーに出ました。ふう。
沖止めの連絡バスに乗ってから約1時間を要しました。 -
料理の品数は少なく期待ハズレでしたが、「AIR CHINA FIRST CLASS LOUNGE」でビール飲みながら一息つきます。
乗り継ぎ時間が約8時間もあるので3カ所のラウンジをはしごしたりして時間をつぶしました。 -
6月10日、北京空港2時55分発のCA737便でワルシャワ・ショパン空港に6時頃到着。所要約9時間。機内ではあまり眠れずくたびれました。
空港のATMでデビットカードを使い580zl(約16800円)引き出し。
100zl札5枚と20zl札4枚が出てきました。※3日後にさらに200zl引き出し。
キオスクで1日乗車券(One-day ticket,15zl)を買って、空港からSKM(都市高速鉄道)のS3に乗りワルシャワ中央駅(Warszawa Centralna)へ移動します。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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約20分でワルシャワ中央駅に着きました。
ワルシャワ中央駅 駅
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ワルシャワ中央駅を出て、小雨がぱらつく中を宿の方へ歩いて行きます。
大通りから右に折れてビルの間の路地に入ると前方に巨大な建物が見えてきました。
スターリンによるポーランド人民への贈り物として1955年に建設された、42階建て高さ237mのスターリン様式の「文化科学宮殿」。
ソビエト支配の象徴として市民の不評を買っていると言われる、いわばワルシャワの負のシンボル的存在ですが、位置確認のランドマークとしては重宝する。 -
予約している宿「Warsaw Hostel Centrum」に着いたのはまだ朝の8時(日本との時差-7時間)。
荷物を預け、レセプション前の共用スペースでコーヒーを飲んで一息つきながら、さてどうしようかとスマホのマップを眺めて思案。
今回の旅行に備えて、「ヨーロッパ周遊プリペイドSIMカード(4G データ 通信)90日間で6GBまで使用可」3800円を購入し、ポーランドに着いてからスマホにセットしました。セルビア(非対応)以外の国はちゃんと使えましたが、所によっては4Gでの通信にならずHやEになることもありました。 -
長い時間をかけて無事に最初の訪問地にたどり着き、パブか何かで一杯やりたいところですが、さすがにまだ時間が早すぎる。
1日乗車券(地下鉄・トラム・市バス・都市高速鉄道)を使って地下鉄2号線に乗り、朝8時から開館している「ワルシャワ蜂起博物館」に行くことにしました。 -
1944年8月1日から2カ月間、ナチス・ドイツ占領下のポーランドの首都ワルシャワで起こった武装蜂起。
ポーランドの国内軍壊滅後、ドイツ軍は懲罰的攻撃によりワルシャワの街を徹底的に破壊。その負の歴史を伝える「ワルシャワ蜂起博物館」。
以前に観た、ワルシャワ蜂起を描いたポーランド映画「リベリオン ワルシャワ大攻防戦」(2014年製作)は見ごたえがありました。ワルシャワ蜂起博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワルシャワ蜂起博物館を出たあと、グーグルマップで経路を調べて171番の2両連接バスに乗車。
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グーグルマップで位置確認しながら適当な所でバスを降りました。
目の前にデンと建つスターリンの遺物「文化科学宮殿」。
いい目印になります。 -
そしてやってきたのは、グーグルマップでPUBを検索して目星をつけた24時間営業のパブ。お待ちかねのビールタイムです。
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ビールサーバーのタップがずらりと並び、どれを選んだらいいのかさっぱりわからないのでダークビヤーと言ったら、店の男は何とか理解してくれました。
壁のいたるところにビールなどの瓶の王冠がびっしりと張り付けられているこの店、24時間営業といっても朝の10時過ぎの店内はガランとしたもので、一人のおっさんが酔いつぶれて眠りこけているだけでした。 -
睡眠不足の疲れた体にビールが効いてほろ酔い加減のまま、近くにある「Bar Bambino」で腹ごしらえ。
Barと名が付いているけど、ミルクバーと呼ばれるポーランドの大衆食堂で、まずレジ(ポーランド語のメニュー表の掲示がある)で注文してお金を払い、プリントされた注文票をオープンキッチンで忙しくはたらくおばちゃんに渡すと作ってくれるのでトレーを持って待つというシステム。
もちろん店内のメニュー表を見てもチンプンカンプンなので、あらかじめカツレツとピエロギ(ポーランド風の餃子)のポーランド語を書いたメモ用紙を見せて注文しました。
マッシュポテトや野菜がついたポークカツレツと皮の分厚い水餃子風のピエロギで23zl(約670円)。お味の方はまあ食堂らしいシンプルさですが美味しくいただきました。ピエロギは何だかよくわからない具材(いろいろ種類があるみたい)で皮が分厚すぎて口に合わず半分は残してしまった。 -
街中では公共トイレがなかなか見つからないし、あってもだいたい有料。
ちょうど通りすがりにIrish Pubを見つけたのでトイレがてらに入りました。 -
Irish Pubだったら注文するビールの銘柄に困らないですむ。
値段は普通のビールよりもかなり割高ですが、英語ができない私でもギネスと言えば通じるので楽。19zl(約550円) -
道路横断するために地下道に入る。
威容を誇る文化科学宮殿の建物がこの辺りのどこからでも見える。 -
ちょっとスーパーをのぞいてみました。
缶ビール(500mlで100円くらいから)やパン、ケーキなどはあんがい安いようです。 -
トラムに乗ってみました。
共通の1日乗車券があるので気兼ねなく地下鉄やバスやトラムに乗れます。 -
旧市街の方へ向かいましたが一駅乗り過ごしてしまい、このトラムで戻ります。
女性運転手も多く活躍しています。 -
街中でよく見かける、シェアリング電動スクーター(電動キックボード)。
歩道を歩いている時、後ろから音もなくやってきて横をすり抜けていったりする。
何だか危ない気もするが。 -
15時からの入場チケットをWEBで予約購入(22zl,約640円)していたショパン博物館に来ました。
ショパン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワルシャワの郊外で1810年に生まれ、20歳までワルシャワで過ごしたショパン。
クラシック音楽に疎い私でもショパンの名は知っているし、映画「楽聖ショパン」や「ショパン 愛と哀しみの旋律」などを観たりしました。 -
亡くなる2年前からショパンが実際に弾いていたといわれるプレイエル社のピアノ。
テーマごとに分類された15室の展示室に約7000点のショパン関連資料を公開しているそうで、クラシック好き、ショパン好きな人だったらもう魅惑と感動のひと時を過ごせるでしょうね。
ワルシャワの情報を調べていたときに知った、アニメ「ピアノの森」を動画配信サイトで半分ほど観て、残りの半分をポーランドに来てから視聴しました。
もうショパンの曲オンパレードで、なかなか面白かったです。 -
ショパン博物館のすぐ横にある建物の壁画は人気の撮影スポットだそうで、中央に描かれたショパンの右横にはパリ時代のパトロンで愛人のジュルジュ・サンド。
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トラムに乗って宿近くまで戻り、スーパーで水などを調達して18時前にホステルの部屋に入りました。
2泊約8千円の朝食なしのエコノミールーム。Bunk Bed(2段ベッド)があるだけの狭い部屋。部屋の中の気温は22、3度でちょうど良い。 -
ワルシャワ2日目。
10時前に宿を出て街歩き。この日、午前中は少し肌寒く感じられました。
街のあちこちで見かける、歩道脇に置かれたシェアリング電動スクーター。スマホのアプリで解錠・施錠ができて乗り捨て自由らしい。 -
通称・クラクフ郊外通りに入って少し北へ進むと、ポーランド科学アカデミー前の広場に、ポーランドのトルンで生まれたコペルニクスの像がある。
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コペルニクス像の斜め向かいには、ショパンの心臓が納められているという聖十字架教会。
クラクフ郊外通りは王宮広場へと続く旧市街のメインストリート。聖十字架教会 (ワルシャワ) 寺院・教会
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聖十字架教会。
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昼少し前、何を食べようかと旧市街を歩き回りましたが、結局「ワルシャワ聖ヨハネ大聖堂」の向かいにあるポーランド料理の人気店「Zapiecek」に入りました。
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比較的値段の安いジュレック(発酵ライ麦の酸味のあるスープ)のスープセットと生ビールで29zl(840円)。
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ナチス・ドイツの徹底破壊によってその多くが焼失したといわれる旧市街の建物。
しかしその後奇跡の復元を果たし、「破壊からの復元および維持への人々の営み」が評価されワルシャワ歴史地区として世界遺産に登録されたそうですが、これらの多くが20世紀半ば以降に復元されたとはとても思えない歴史の重厚さを見せています。 -
「バルバカン(Warsaw Barbican)は16世紀中頃、旧市街を囲む市壁を強化するために建設されたバロック様式の砦」とのことで、これも復元されたもの。
バルバカン 史跡・遺跡
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バルバカン付近。
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旧市街を歩いていて目にした店に入り、メニューの写真があったので指差し注文。
ワッフルのような生地にジャムとたっぷりのホイップクリームを乗せたスイーツは8.5zl(約250円)とリーズナブルですが、ボリュームもあって満足度は高い。 -
バルバカンの少し北にあるキュリー夫人博物館に入りました。入館料11zl。
1903年にノーベル物理学賞、1911年にノーベル化学賞を受賞したマリ・キュリーの生家が博物館として公開されている。
見て回っても何だかよくわかりませんが、2度もノーベル賞を受賞したという偉人にしては、あんがい規模が小さくて古風な博物館でした。キュリー夫人博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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どの路地に入ってもそれなりに絵になる旧市街の佇まい。
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剣を振り上げた人魚の像(レプリカ)真ん中に置かれた、旧市街の中心に位置する旧市街広場。
人魚像 (旧市街広場) モニュメント・記念碑
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旧市街広場の北側にあるワルシャワ歴史博物館に入りました。
この日はなんと入館料が無料でラッキー。
人魚の像の本物はこちらに展示。ワルシャワ歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワルシャワ歴史博物館の5階展望フロアから見る旧市街広場。
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多くの観光客がそぞろ歩く、王宮広場と旧市街広場をつなぐ狭い通り。
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賑わいをみせる王宮広場。
その中心には1596年に古都クラクフからワルシャワに遷都した王、ジグムント3世の石柱の碑がそびえ立っています。 -
王宮広場南側のすぐそばにある聖アンナ教会の隣に四角い塔があり、入場料6zl(175円)で入れるので上がってみました。
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塔の狭い螺旋階段を上がり、展望台から王宮広場や旧市街の街並みを望む。
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レトロチックな堂々たるスターリン様式のビルは、何だかんだ言ってもやはり人気の観光スポット。
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ワルシャワ滞在2日間の締めくくりは、巨大なギターのオブジェと文化科学宮殿のツーショット。
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