2019/06/01 - 2019/06/02
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Dwind_999さん
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シギショアラから南東へ約130km、ルーマニアのほぼ中心に位置するルーマニアの第二の都市ブラショフは、13世紀初頭にドイツからやってきたザクセン人によって建設され、ルーマニア人、ハンガリー人の3民族とともに発展してきたといわれる、ドイツの香り高い中世の町並みが残る古都。
そんなブラショフの町を歩きました。
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時おり小雨がぱらついたりするシギショアラ駅から10時54分発(20分遅れで来た)の列車に乗ってブラショフに向かいます。
ルーマニア国鉄で予約したIR347の2等運賃は30.6Lei(約800円)。路線距離128kmで所要2時間38分。シギショアラ駅 駅
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座席指定のあるIRの列車、やはりRタイプのとは違い軽快に飛ばしていきます。
2等車でもわりと快適な車内ですが、乗客も思いのほか多く空調が弱くて少し汗ばみました。 -
14時少し前、ブラショフ駅に到着。
駅構内のトイレ(1.5Lei=40円)で用を足したあと、駅前のバス乗り場近くにあるキオスクでバスチケット2回券(5Lei=130円)を購入し51番のバスに乗りました。
ブラショフの市バスの切符は2回乗れる2回券(チケットの両左右に刻印する)が標準という変わったシステム。 -
ブラショフ駅から10数分、スマホのマップを見ながら適当な所でバスを降りて、スファトゥルイ広場の方へ歩いていきました。
車が行きかう通りでもそれなりに旧市街らしい町の雰囲気が感じられる。 -
ブラショフ旧市街の中心、カフェやレストランが周りに連なるスファトゥルイ広場に来ました。
左向こうに建つのは1420年建設の高さ60mの塔を持つ旧市庁舎で、内部には歴史博物館がある。スファトゥルイ広場 広場・公園
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土曜日ということもあって賑わいをみせる14時半頃のスファトゥルイ広場。
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スファトゥルイ広場から中央公園沿いのエロイロル大通りまで延びるレプブリチ通りは歩行者天国になっていて、歩道中央に並べられたレストランのテラス席は大盛況。
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宿のチェックインは15時からなので、まずは冷たいビールでひと息つきます。
アイリッシュパブがあったのでギネスで喉を潤します。ふつうの生ビールに比べ19Lei(500円)と約倍の料金ですが、ギネスと言えば通じるので銘柄に迷うことなく楽に注文できるのが気に入ってます。 -
石畳の路地を宿の方へ歩いて行く。
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山の上にBRASOV(ブラショフ)の看板が見え、ロープウェイで上がることができるので明日行ってみよう。
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15時半、「Drachenhaus」にチェックイン。
予約サイトの写真とはだいぶ印象が違う、2階の奥にあるかなりくたびれたスタンダードダブルルームの部屋は、今回の旅で1番高い1泊7300円。期待していた分ガッカリ度も大きい。
エアコンのない部屋の中は蒸し暑く、いつも持参しているシルクシーツにくるまって寝ました。 -
気を取り直し、ここはもう甘いものでも食べて気分を変えよう。
ということでマップで調べてやってきたスイーツなカフェ。
11Lei(290円)のケーキ2つとエスプレッソ(6Lei)を注文しテラス席でいただきました。その甘美なケーキを一口するや、あっという間に脳内報酬系を直撃するシュガーラッシュがつかの間の幸福感を与えてくれます。
ところでこの店のスタッフ(対応はていねいでした)、休憩のおりに向こうの路地脇の壁に寄りかかってタバコを吸ったりします。この店に限らず男女問わず、客の目にとまる場所でタバコをふかす光景をよく見かけましたが、こちらではこれがふうつなのかもしれません。 -
広場の近くにある黒の教会と呼ばれる、約80年をかけて15世紀頃に建てられたという高さ65mのどっしりとした外観のゴシック様式の教会。
入場料は10Leiで、内部は写真撮影禁止だったのでもう覚えてませんがあんがい質素な造りだったような。8カ国を巡った中欧旅ではいろんな教会をのぞいたので、もうイメージがごちゃごちゃになて何が何やら。っていうか、その大部分は忘却の彼方へ消え去ってしまいましたが。
黒の教会は元の名前を「聖マリア教会」と言い、17世紀末にハプスブルク家とオスマン帝国との間で起きた戦争の際に、火災によって外壁や屋根などが黒く焦げてしまったことからそう呼ばれるようになったそうです。黒の教会 寺院・教会
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旧市街の町を適当に歩く。
あんなに日光に当たってて大丈夫?と思ったりしながらパン屋さんの前を通り過ぎる。 -
その名もDa Vinciというイタリア料理の店でカルボナーラ(29Lei=750)とビール(10Lei)で夕食をとりましたが、ふつうの味でした。
この店のスタッフも目につくところでタバコを吸ったり。
支払いにチップを払わないといけないなと思いながら、他の客の支払い方を見ていると、スタッフが手に持つ専用端末にクレジットカードをかざすだけのタッチ決済ですませ、チップの額を記入したり現金で払ったりもしていない。
それで私もカード決済(タッチ決済対応ではない)にしてみましたが、レシートを見てもチップの分は加えられてませんでした。どうも苦手なチップのシステム、最初から加算されていた方が気が楽なんだけど。 -
薄闇に包まれた21時過ぎのスファトゥルイ広場。
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ひっそりと暗闇に浮かぶ姿がその名にふさわしい、黒の教会。
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賑わう夜のレプブリチ通りの傍らに佇む小柄な花売り老婆からつい買ってしまった一輪のバラのつぼみ。
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22時頃のうす暗い宿の階段を上がり、2階奥の居心地のよくない部屋へ戻る。
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1階奥の朝食会場。
品数の少ない料理でこれも少々期待ハズレ。 -
トゥンパ山に上がるためにロープウェイ乗り場へ向かう。
どこの通りも路駐の車ばかりで、せっかくの旧市街散策も旅行者にとっては目障りのタネ。 -
往復18Lei(470円)のチケットを買って、標高865mのトゥンパ山へロープウェイで上がります。
ある程度人数が揃ってから出発するので少し待たされたあと、山頂の少し下にあるロープウェイ駅まで4、5分程で到着。 -
ロープウェイを降りて、あまり整備されていない山道を少し歩いた所にある展望台に来ました。
BRASOVの看板がある所がビュースポットの展望台になっていて、眼下にオレンジ色の屋根が連なる箱庭のような旧市街の町並みが一望できました。トウンパ山 山・渓谷
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トゥンパ山から下りてきて、昔の城壁の一部が残る間を抜けて中心部の方へ戻っていく。
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朽ち果てかけたような壁の連なり具合が石畳とマッチして、狭い路地裏歩きの妙を伝えてくれる。
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脈絡のないデタラメな落書きもそれなりにお似合いの路地裏光景。
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かなり狭い通りのスフォリー通り(Str.Sforii)の入口に立つ、不気味な印象を与えるロープを巻きつけた像。Sforiiはロープを意味するルーマニア語だそうで、別名ロープ通りとも呼ばれている。
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幅1.11mから1.35m、長さ80mのヨーロッパで3番目に狭い通りとされている、何の変哲もないただの狭い通りですが観光スポットにもなっています。
こういった狭い通りは、抜け道とともに火災の際の延焼を防ぐ目的もあるとか。ロープ通り 散歩・街歩き
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旧市街の南西の端にあるスケイ門は、城壁に囲まれていたドイツ人の居住地区と城壁外の西側のスケイ地区とを隔てていた門で、1825年に造られたそうです。
スケイ地区は、ブラショフがドイツ移民によって建設された際に、町に住むことを禁止され移住を余儀なくされた先住ルーマニア人たちが移り住んだ地域。スケイ門 建造物
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スケイ門を抜けてさらに5、600mほど進むと、中央に戦士の像が建つ統一広場に出る。
広場では自転車競技のイベントが行われていて、山の上から泥まみれのオフロード仕様の自転車が勢いよく走ってきて、ゴールのアーチをくぐり抜けていました。 -
統一広場のすぐ南側に建つ聖ニコラエ教会。
14世紀の創建当時は木造建築だったがその後増改築がなされて現在の姿になったそうです。この日は日曜日でちょうどミサが行われていて地元の人たちが多く集まっていました。 -
スケイ地区から北側の山沿いの道に入りました。
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別に黒くはないけど黒の塔(Turnul Negru)と呼ばれているところに来ました。
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黒の塔から黒の教会を望む。
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さらに坂道を北の方へ歩いて、今度は白の塔(Turnul Alb)と呼ばれる所に来ました。
目を白黒させながら塔を見上げる。 -
白の塔からスファトゥルイ広場とトゥンパ山を望む。
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白の塔からさらに北へ山あいの道を歩いて約1.5km、丘の上にある城塞跡にやって来ると、広場では何かのイベントが行われていました。
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何かのお祭りなのか、民族衣装に身を包んだオジサンたちが仲良く手を取り合い、輪になってステップを踏んでいる姿はなんとも微笑ましい。
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肉を焼く匂いと煙にそそられ、ひき肉グリルのミティティ(10Lei)と5Leiの生ビールでちょっと一休み。ミティティは焼き立てではなかったので味は今一つでした。
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この城塞は1580年に建てられたのだろうか。
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丘の上の城塞から山道を下っていきます。
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宿の近くで見かけた八百屋さん。
人目をひくバランスの良い店頭ディスプレイがなかなかいい。 -
スファトゥルイ広場に面したレストランのテラス席で夕食にしました。
注文したのはポークリブグリル(39Lei=1015円)とURSUSのダークビール(11Lei=285円)。
ところがやけに早く出てきた黒焦げのポークは、やたらに大きな軟骨がある中身パサパサの肉で、しかも今焼き上げたとはとても思えないようなあまり温かみのない代物。それに、ポテトがメニューの写真とは違ってポテトチップスに変わっていた。
こんなまずい"黒のステーキ"はグルメ通でない食いしん坊の私でも全部食べることはできず、半分以上残してしまいました。50Leiをカード払い。失敗した~。 -
もうこうなってはスイーツで口直しするしかないな。
レプブリチ通りにある洋菓子店に入りケーキを2ついただきました。カプチーノについていたチョコレートのスプーンがシャレている。全部で24Lei(625円)。 -
夕時のレプブリチ通りをそぞろ歩き。
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一度宿に戻る。
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21時過ぎに宿を出て、特に当てもなく町を歩く。
人気のないスフォリー通りのロープ人形像が不気味。 -
かすかなライトアップに浮かぶ黒の教会。
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路地裏を歩いて宿に戻り、2日間のブラショフ滞在を終えました。
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