2019/06/06 - 2019/06/07
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Dwind_999さん
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ルーマニアのブカレストから南西へ400km弱、標高550mに位置するブルガリアの首都ソフィア。
キリル文字と言えばロシアのイメージが強いですが、キリル文字発祥の地はブルガリアだそうで、かつてソ連の衛星国だっただけに街なかのキリル文字を目にすると、ロシアのどこかの街を歩いているような錯覚を覚えます。
※レート換算
1レフ=(63円)
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ブカレストのバスターミナル「Bucharest Autogara Militari」を23時30分に出発したバス(乗車率は6割ほど)は、1時間半弱走ったところでドナウ川手前の国境に着き、しばらく停車して待ったのちに係官がバスに乗り込んできてパスポートを回収。
約40分ほどで無事国境を通過できました。 -
途中で30分ほどの休憩をとり、6月6日(木)午前6時にソフィア中央駅横のバスターミナル(Serdika Bus Station)に到着。
まずはブルガリア通貨を手に入れないと始まらない。中央駅構内にあったATMで150レフ(9450円)を引き出しました。
それにしても中央ヨーロッパは通貨がころころ変わるので面倒。今回訪れた8カ国のうちでユーロを導入している国はスロヴァキアとギリシャだけ。あとの6カ国はバラバラで年寄りはついていけない。 -
ひんやりとした朝の空気のなか、駅を出てソフィア中心部へと続くマリア・ルイザ大通りを南へ歩いて行く。
中心部の1km手前辺り、そろそろ通勤などのざわめきがあってもよさそうなものですが、車の通行もそれほど多くなくなんだか間延びした静けさがあります。
時おりトラムが走ってくるが、道路の中ほどにあるとても停留所には見えない場所から乗り降りするというアバウトさ。通行する車の合間を縫ってのトラム乗車、大丈夫なの?
通り沿いにはいくつかのカジノが見られたが、この街にはギャンブル好きが多いのかな。 -
Lion's Bridgeと呼ばれる、中心部北側を東西に流れているヴラダヤ川に架かる橋。4頭のライオン像が睨みをきかせています。
社会主義時代の陰鬱さを引きずっているような、何だか垢抜けしない印象を受けますが、いい意味では素朴な街の顔を見せてくれるようで、車や人が少ない分あんがい街歩きはしやすそうな感じ。ライオン橋 建造物
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バスターミナルから歩いて約1.5kmの所にある宿「Hotel Central Point」の前に来ました。チェックインは昼過ぎからなので荷物を預けます。
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宿の周辺はセルディカ地下鉄駅やスヴェタ・ネデリャ広場などがあるソフィアの中心部で、いくつかの見所もこの辺りに点在している。右向こうに見えるのは、イスラム寺院の「バーニャ・バシ・ジャーミヤ」。
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まだ朝の8時前、通りを歩いていて目にした感じの良さそうなカフェ「Green Deli Cafe」の2階で、朝食がてらにたっぷり入ったカプチーノとパウンドケーキでひと息つきます。全部で6.4レフ(400円)。
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スヴェタ・ネデリャ広場に建つ、ブルガリア正教会の聖ネデリャ教会。内部は撮影禁止。
聖ネデリヤ教会 (ソフィア) 寺院・教会
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四方をビルに囲まれてポツンと建つ、聖ゲオルギ教会。教会の手前にあるのはローマ時代の浴場跡。
聖ゲオルギ教会 寺院・教会
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4世紀のローマ帝国時代に造られた円形堂を6世紀に建てなおした、ソフィアに現存する最古の建物といわれるレンガ造りの聖ゲオルギ教会。ここも内部は撮影禁止。
教会内部の印象は? 意図せずしてもう忘却の彼方へと飛び去ってます。 -
1946年から1990年まで、ブルガリア人民共和国の旧共産党本部だった堂々たる建物。
旧共産党本部 建造物
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旧共産党本部の前から西方向に「Saint Sofia Monument」の塔が見える。
右手にはツム百貨店、左には大統領官邸とソフィア・ホテル・バルカンの重厚な建物が並ぶ。 -
旧共産党本部そばから地下道に下りると、地下鉄工事の際に偶然発見されたという、古代の城塞都市セルディカの遺跡が保存されている。
セルディカの遺跡 史跡・遺跡
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金色に輝く5つのドームと八端十字架が特徴の、ロシア正教会の奇蹟者聖ニコライ聖堂。内部は撮影不可で、ミサが行われていました。
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アレクサンダル・ネフスキー大聖堂に来ました。
露土戦争(ロシア帝国とオスマン帝国の間で起こった戦争)の犠牲者20万人のロシア人兵士を慰霊する目的で1882年に着工し40年の歳月をかけて建立された、ロシア皇帝アレクサンダル2世の名を冠した寺院。5000人を収容できるそうです。
12のドームを持つネオ・ビザンチン様式の壮麗な大聖堂ではミサが行われていました。アレクサンダル ネフスキー寺院 寺院・教会
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狭い路地を縦横に走るトラム。
ブカレストからやってくると、いく分スローな時の流れに感じられる街の息づかいに、心おだやかな街歩きを楽しめます。 -
10時からオープンするアイリッシュパブ「Irish Harp」に入り、ようやくビールにありつけました。誰も客のいない店内でギネスいただきました。7レフ(440円)。
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狭い通りに、車と共存するトラム。
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Mr.RICEという、指差し注文ができる中華料理の店で、フライドライスとチキンと野菜の炒めもので昼食。4.75レフ(300円)と安いわりにはおいしく食べられました。
お昼ご飯のあとはデザート。
「Athena patisera」というカフェで、ケーキとカプチーノ。6.3レフ(400円) -
13時少し前、ホテル1階のダブルルームに入りました。朝食なしの2泊で150レフ(9500円)。シンプルな部屋ですがエアコンもよく効いてくれて悪くはなかったです。
ほとんど眠れない夜行バスでの移動の疲れもあったので、ワインを少し飲んだりしたあと仮眠をとりました。 -
19時頃になって宿を出る。
スヴェタ・ネデリャ広場そばの、カラフルな花が店頭に並ぶ花屋さん。
この辺りからヴィトシャ大通りが南へと延び、国立文化宮殿のあるブルガリア広場まで続く。 -
1度くらいはブルガリア料理を食べてみようと思い、グーグルマップで見つけた「The Hadjidragana tavern」というレストランに入りましたが、ディナーは予約してないとなかなか座れない人気店のようで、地下のレジ横のそばで従業員たちが喋ったりして落着けない場所の悪い席になんとかつくことができました。
ブルガリアの定番煮込み料理カヴァルマ(16レフ=1010円)とビール(4.4レフ)を注文しましたが、ゴロッとした豚肉が入ったトマトとパプリカで煮込んだ鍋料理のカヴァルマ、私の口にも合うなかなかの美味しさでした。 -
カフェやレストラン、ショップなどが両脇につらなる歩行者天国のヴィトシャ大通り。この辺りに来ると、それなりに都会らしい姿を見せてくれます。
ヴィトシャ通り 散歩・街歩き
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ヴィトシャ大通りを南へ進んだ所にある公園の向こうには、1万人が収容できるという総合文化センターの国立文化宮殿が建つ。
20時半頃の日暮れ前、市民の憩いの場として多くの人たちで賑わっていました。 -
地下鉄セルディカ駅そばに立つ「Saint Sofia Monument」。
右向こうの建物はツム百貨店。聖ソフィア像 モニュメント・記念碑
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21時過ぎ、マリア・ルイザ大通りの向こうに建つのが、鉛筆のような尖塔を持つ1566年のオスマン朝時代に建立されたモスク、バーニャ・バシ・ジャーミヤ。
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宿の近くに広がる、何かの遺跡。
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ソフィア2日目は10時過ぎに宿を出ました。
マリア・ルイザ大通りから西の路地へ入ると、急に庶民の領域に踏み込んだかのような、雑然としたなかにも気取らない親しみやすさが感じられる。 -
その一角にある、昨日も訪れた「Athena patisera」で朝食代わりにチーズの入ったクロワッサンとケーキとエスプレッソ。全部で7.6レフ(480円)。
ちょっとしたティータイムに地元の人たちが利用するようなカフェで、人の通りを眺めながらのひと時はあんがい居心地良い。 -
マリア・ルイザ大通りのバーニャ・バシ・ジャーミヤの向かいには、1910年に建てられた中央市場のセントラル・ハリ。
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2000年にショッピングセンターとしてリニューアルオープンした、地上2階地下1階の整然とした中央市場を2階から眺める。
中央市場 市場
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いろんなナッツ類がずらりと並ぶ店頭ディスプレイに、思わず見とれてしまう。
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かつてソビエト連邦の衛星国だったブルガリア。
ロシアンアイスクリームの看板娘が挑発を見せる、マリア・ルイザ大通りの街角風景。 -
トラム・バス・トロリーバス・地下鉄に乗れる1日乗車券(4レフ=250円)を券売機で買って、セルディカ駅から地下鉄に乗ります。
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国立文化宮殿近くで地下鉄を降り、こんどは2番のトロリーバスに乗換えて国立歴史博物館を目指します。
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昼間は26、7度くらいまで気温が上がるので、空調の弱い車内は少し蒸し暑い。
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トロリーバスに乗って約30分、バスを降りて少し歩いたところにある国立歴史博物館にやって来ました。入場料10レフ(630円)。
国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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先史時代、古代トラキア、7世紀から19世紀にわたる三期のブルガリア王国時代など、5つのコーナーに分けて膨大な数のコレクションを展示。歴史の知識があるわけでもないのでさらりと見学して回りました。
東京オリンピック(1964年)のレスリング、グレコローマンスタイル・ライトヘビー級(97kg)でブルガリアの選手が金メダルを獲得した賞状が飾れていました。ブルガリアはレスリング強国だそうです。 -
国立歴史博物館から南へ2kmほど歩けば、観光スポットのボヤナ教会がありますが、ちょっと面倒くさくなって行くのをやめました。
それで近くで見つけた、数人のおばちゃんたちがティータイムを楽しんでいた小さなカフェで、のどかな昼下がりのひと時をビールをお供に一休み。 -
かなり揺れるトラムに乗ってスヴェタ・ネデリャ広場付近に戻ってきました。
ライオンの像が両脇に構える裁判所近くのファーストフード店で2.4レフ(150円)のピザと缶コーラで小腹を満たす。 -
地下鉄セルディカ駅への入口とその向こうに立つ聖ソフィア像。
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1度ホテルに戻ったあと21時過ぎにソフィア最後の街歩き。
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夜になって一段と賑わいをみせるヴィトシャ大通り。
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セルディカの遺跡と右手にツム百貨店、向こう正面はバーニャ・バシ・ジャーミヤ。
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とうとう中に入るタイミングを逃してしまったモスク、バーニャ・バシ・ジャーミヤ。
バーニャ バシ ジャーミア 寺院・教会
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ソフィアに来た多くの人がリラの僧院を訪れるそうですが、交通の便も悪く早起きして行くのが面倒なのであっさりと切り捨てたへなちょこぶり。
首都といっても適当な素朴さもあわせ持つソフィアの街、あんがい気持ちよく街歩きを楽しめました。そういえば、ヨーグルトを食べそこねたな。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ishigantouさん 2020/06/09 22:42:23
- ブルガリア 行ってみたい国の一つです
- 応募写真のいいね!ありがとうございます。
ブルガリア、ルーマニアの旅は実行してみたいです。
- Dwind_999さん からの返信 2020/06/10 21:19:45
- RE: ブルガリア 行ってみたい国の一つです
- こちらこそ、応募写真の「いいね」、ありがとうございました。
ブルガリアではヨーグルトを食べずじまいに終わりましたが、ishigantouさんはもし行かれたらぜひ本場のヨーグルト味わってください。
安全に海外旅行ができるように、早くなってほしいものです。
Dwind_999
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