2019/05/30 - 2019/05/31
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Dwind_999さん
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シビウから北東へ約100km、ルーマニアの中央に位置するシギショアラに来ました。
ここもシビウと同じく、12世紀頃のザクセン人(ドイツ人)の入植で開けた町で、15~16世紀にかけて繁栄を極めた15のギルド(職人組合)を持つ城塞都市だったそうです。
小高い丘の上に築かれたかつての城塞都市は「シギショアラ歴史地区」として世界遺産にも登録され、中世の面影を残す石畳の路地歩きが魅力な小ぢんまりまとまった町。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月30日(木)、シビウの宿を11時にチェックアウトしてシビウ駅から12時5分発のR2563シギショアラ行きの列車に乗ります。Rタイプの列車は予約できないので駅の窓口で購入。2等車で13Lei(340円)。路線距離95kmで所要約2時間30分。
シビウ駅ホームの落書きだらけのカラフルなペインティング車両。下の写真の列車に乗りました。 -
自由席ですがゆっくり座れました。各駅停車のような感じで、所によっては10数分停まったり。
まるでアジアのローカル列車のような、開け放たれたドアからの風が気持ちよい。
年寄りがこんなとこに立ってちゃ危ないけどね。 -
14時半過ぎにシギショアラ駅に到着。
降りる乗客も少ないローカルな駅を出て、南へ1kmちょっとの所にある宿へと向かいます。
正教会の横を抜けてタルナヴァ・マレ川に架かる橋を渡っていくと、向こう正面の丘の上にかつての城塞都市(シギショアラ歴史地区)の建物が見えてきました。 -
橋の途中から振り返ると、美しい立ち姿の正教会(至聖三者大聖堂)が青空に映える。
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丘の上の旧市街(歴史地区)の下、南東側を走るメインストリートの12月1日通りに面した所にある「Hotel Bulevard Sighisoara」にチェックイン。
ホテルレストランの右横から奥に入った所にレセプションがあり、カードキーをもらって階段を上がり2階の部屋に行きました。 -
スタンダードダブルルームの部屋で2泊420Lei(11000円)。
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宿に着いて一段落したあと、ルーマニア料理らしいのを食べてみようと思い、近くにあるレストランに入りました。
見た目の面白さで注文した、くり抜いた大きなパンの中にチョルバ(酸味のあるスープ)を入れた料理。そして、これもルーマニア料理の定番らしいミティティ(牛ひき肉のグリル)。
しかし、この店のチョルバ(パンも古い感じ)もミティティも期待ハズレの味で残念。 -
スーパーの「PROFI」で水やコーラ、チョコレートなどを買って宿に戻りました。
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ウェルカムワインが置かれていたのは嬉しい。
空気清浄器かと思ったら、これがエアコンの役目を果たす装置で、向きを変えようとしたら後ろの送風ダクトが外れました。音はうるさいがちゃんと冷えてくれたから良かったけど。 -
カーテンを締め、ワインをちびりちびり飲みながら動画視聴。
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まだ薄明るい21時頃になって出かけました。
小高い丘の上にあるシギショアラ歴史地区の旧市街へと続く石の階段を、時計塔を向こう正面に見ながら上がっていきます。 -
さらに石段を上がっていきます。
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高台のちょっとした展望台から日暮れのシギショアラの町並みを見る。
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うす暗がりの中にそびえる、シギショアラのシンボルともいえる、かつて見張り塔の役目を果たしていた「時計塔」。
時計塔 建造物
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観光客の足も途絶えた旧市街の路地。
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21時半過ぎのひっそりとした、山上教会へと上がる屋根付き木造階段の入口。
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木造階段を上がって山上教会(聖ニコラウス教会)の前に来ました。
かすかな街灯に照らされて浮かび上がる、素朴な外観をした14世紀から16世紀にかけて建てられた由緒ある教会。山上教会 寺院・教会
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教会の周りを少しだけ見て歩いたあと、人気もないので長居は無用とばかりに175段もある木造の階段を下りていきました。
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時計塔の近くにある黄色の建物は「ヴラド・ドラクルの家」と呼ばれ、2階にはレストランもある人気の観光スポット。
串刺し刑を多く行ったことから「串刺し公」の異名を持つヴラド3世(ドラキュラのモデル)の生家でもある。お尻から杭を刺し貫く串刺し刑、考えただけでも恐ろしい。
ドラキュラ伝説のふるさととしても観光客を引き寄せるトランシルヴァニア地方。
そういえば30数年前に「トランシルバニア」というドラキュラを題材にした、画面に少しずつ描画していくドッド絵の紙芝居のようなパソコンゲームをしていたのを思い出します。ヴラド ドラクルの家 (カサ ヴラド ドラクル) 建造物
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闇夜に浮かび上がる時計塔。
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トンネルの通路を抜けて少し下り、時計塔を見上げたところ。
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翌朝のホテルの朝食。
料理の品数は多くないが、ゆっくりと朝の食事を楽しみました。 -
朝食を終えてまた旧市街に上がってきました。あまり遠出しないのでもうここら辺りしか行くところがない。
かつて城塞都市だった小高い丘の上の旧市街は、周りを城壁で取り囲み14の見張り塔が造られていたそうでその代表的なものが、14世紀半ばに建造されたという高さ64mの時計塔。
時計塔には毎正時にからくり人形が動く仕掛けがされているとのことでしたが、壊れているのかぜんぜん動かず、見物に集まった人たちもがっかり。時計塔 建造物
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15Lei(390円)払って時計塔に入りました。
内部はちょっとした歴史博物館になっていて、それらの展示物を見ながら階段を上がって行きました。 -
丘の上の城塞都市の全体像がつかめるジオラマ。
右上にあるのが山上教会。 -
時計塔から望む、緑豊かな小山に囲まれたシギショアラの町並み。
<シギショアラ 時計塔からの眺め>
https://www.youtube.com/watch?v=WkD2hqryMoE -
南西方向の眺望。
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展望回廊の欄干に、各都市の方向と距離を示すプレートがいくつも貼り付けられてました。この旅の最後の訪問地アテネへは南へ915km。
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時計塔の見学を終えたあと、路地脇のテーブルについてコーヒー(5Lei=130円)を飲みながらちょっと一休み。
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木造階段を上がって、429mの山頂に建つ山上教会(聖ニコラウス教会)に来ました。
山上教会 寺院・教会
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片言日本語をいくつか話すおじさんに入場料8Lei払い、A4サイズの手書き日本語説明の紙(帰る時に返却)を受け取って中にはいりました。
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外観と同じく内部も派手な装飾はなく質素な造り。
教会内の壁には14世紀から15世紀の壁画の断片が残されている。 -
あんがい奥行きのある教会で、地下礼拝堂もある。
教会を出る時、おじさんが日本語で「また来てください」と言ってくれました。 -
山上教会を下りてきて、旧市街の西側を歩いて行く。
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観光スポットを外れた旧市街の路地は人も少ないので、ちょっとしたタイムスリップ感を味わいながらの散策を楽しめますが、大きな石が敷き詰められた道は足元が安定しなくて歩きにくい。
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かつてあった14の見張り塔は現在でも9つの塔が残っているそうで、塔にはそれぞれのギルド(職人組合)の名前が付けらており、これは「仕立屋の塔」と呼ばれるもの。
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旧市街北側のカトリック教会近くにあるのは「靴職人の塔」。
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鱗のような瓦屋根の間に取り付けられた小窓。
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路地を抜け、時計塔の方へ戻っていく。
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時計塔近くの広場でビールを飲んで一休み。
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小学生たちの一団も見学に訪れていて、賑やかさをみせる時計前の広場。
「ヴラド・ドラクルの家」に入っていく中高年の日本人団体ツアーの人たちも目にしました。 -
丘を下りてきて、旧市街の北を東西に流れるタルナヴァ・マレ川沿いをそぞろ歩き。
川向こうに正教会(至聖三者大聖堂)が見える。 -
夕食は滞在ホテルのレストランでいただきました。
まるで線香のようにスパゲティの乾麺を4本立てたカルボナーラが出てきてちょっと驚きました。まさかこれを食べるわけではなかろうし、ドラキュラの魔除けでもないだろうし、もしかしたら串刺し公ゆかりの地だけにスパゲティ串刺しの刑?う~ん、いったいこれは何の意味があるのだろうかな。 -
夕食後、雨が降ったりやんだりする天気のなか20時頃になって出かけました。
宿近くの公園にある花壇には色とりどりの花が咲いていて目を楽しませてくれます。 -
時計塔のトンネルをくぐって旧市街へと入ります。
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小雨が降ったりやんだりする夕暮れ前、山上教会へと上がる階段そばは観光客の姿も見られずひっそりとしたもの。
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いくらかカラフルさを見せる家が並ぶ石畳の小道。
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ドラキュラ伝説の吸血鬼ドラキュラのモデルとされた、15世紀のワラキア公国の君主ヴラド・ツェペシュが生まれた「ヴラド・ドラクルの家」。
ドラクルとはドラゴンを意味し、ドラゴン騎士団の一員であったことからドラゴンをあしらったデザインの看板が建物入口にぶら下げられているそうです。 -
教会から流れ出る重厚な音色のパイプオルガンの調べに包まれる、小雨降る時計塔前の広場。
このあと石畳の坂を下りて宿へと引き返し、素朴な佇まいをみせる旧市街散策を終えました。
<雨の時計塔前広場>
https://www.youtube.com/watch?v=8zX30sZ0iyI
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この旅行記へのコメント (2)
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- ももであさん 2019/07/24 21:26:59
- ローマ人の国
- Dwind_999さん
ルーマニアって田舎へ行くと、冗談抜きに車より馬車や牛車の方が多くなって...
そんな欧州があったのかと、驚きとともに妙に嬉しくもなります。
身勝手と分かっていても残して欲しいなと思います。
かと思えばラテンの血が騒ぐし。ホントおもしろい国ですよね。
- Dwind_999さん からの返信 2019/07/25 17:59:53
- Re: ローマ人の国
- ももであさんのガイドブックに頼らない旅、いいですね。そんな自由な旅に憧れますが小心者の私にはとてもマネができません。
主な観光地をなぞるだけのルーマニア旅で、英語もできず社交性にも乏しく、ふれあい街歩きとならないのがちと寂しいところではありますが。
ももであさんの名調子で語られるルーマニアのドライブ旅行記はなかなかの面白さでした。
ルーマニアの田舎に行くと、主要な観光都市とはまるで違った、心に残る面白さに出会えるんでしょうね。
Dwind_999
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