20190506-1 豊洲 寿司大さん、初かつお・さば・さごし、ほたる等をつまんで、きすとか春子鯛とか握ってもらって

2019/05/06 - 2019/05/06

連休の最終日の豊洲市場は、臨時開市日。んでも、いつもの店はお休みやし、わたしもお休みしようかと思いつつ…早寝したら、丑三つ時に目が醒めます。ケッタマシンやったら大行列店、入れたりするかしらと思いついちゃいました。んじゃ、行ってみますかね？

エリア 豊洲(東京)

ちう事で、時折の雨粒浴びながら、ケッタマシン漕いで到着。管理棟の下に着きまして、上に上がると…七街区食堂街は開錠前？5:00からちゃうの？ちょうどのはずやねんけど。

ま、用事無いんで、六街区食堂街へ。開錠済やね。んで、大行列店は…すでに並んでます。お店前の椅子は満席やね。

そ言えば、シャッター下りてるん初めて。目印に、小さな緑の表札が有るのね。

お兄さんが出て来まして、点呼…や無くて、客の確認と注文確認ね。おはようさんです。わたし、二巡目で入れるそうです。予想外に早いね。まだシャッター開いて無いけど、二時間後には？

30分ほどで暖簾がかかり、営業開始です。ゾロゾロ…ん？並び直したら、わたし先頭から三番目。頑張れば一巡目狙えたかしら？

ま、さっきまで二巡目で喜んでましたから、それはそれとして。

そ言えば、わたしより前のお客様、おまかせにお酒無しのシンプルな注文の方ばっかやったような？意外と入替えは早いかも。

iPadでメッセージの返信したり、ちょいと席外して厠行って、一服してきたら…そろそろっぽい。

出かける時には、思ってもいなかった、6:30の入店となりました。奥から三つ目の席に。

並んでる間に注文して有るんで、すぐに冷酒がセットされます。

ちょいと職人さん達とお喋りなぞ。お通し、しまあじポン酢やね。

白身のえぇ甘味に、ポン酢がさっぱりと。

物欲しそうに？ケースを覗き込んでいたら、"今作ってるから、ちょっと待ってと"

つまみが角皿に。築地の頃の隅っこ席では考えられなかった贅沢。こんだけあれば、しばらく呑んでられます。冷酒一本では足らんかな？

まだまだ初かつおの季節やねぇ。いつもの店でも続いてたし、今年は好調かしら？

初かつおらしい、甘味よりも血の気？な味が素敵ですねぇ。

しめさば二貫もデカいね。

けっこしっかり締めてると思ふのですが、それでも脂の甘味がかってるかも。

店内でもさわらと間違われる？よな、立派なさごしも二貫。

ここまで立派やと、さわらでもえぇんちゃうかと思ふ。んでも、口にすると、味わいは軽いかな。この軽さは好きやね。

目の前の職人さんが、しばし黙々と何か…なんか出てきたのはわたしの分ですね。

おや、子持ちやりいかですか。

今日は逢えると思うてまへんでした。嬉しい想定外。ビッチリとプチプチが詰まってるねぇ。

パラパラとゴマを振ってあるゲソも、えぇ食感。

ん、エンペラも捨て難い。それぞれ、味わいが違ってえぇですな。

すでに、大関常温に切り替えております…

唯一、自分で注文したおつまみ。目の前に好物のほたるさんが並んでましたからねぇ。

って、盛り過ぎちゃう？

パンパンにワタが詰まって弾けそう。

この辺もえぇつまみ…ちと、いかカブリやけど。

焼き立て玉子焼きの時間です。

目の前がけっこ片付いていたんで、今日は冷めないうちにいただきますね。

"はい"って、焼き物が手渡されます。このコロンとした丸くて白いのは？

ふぐの白子を焼いてくれたようです。すげぇ迫力やね。

箸で摘まんで、破れたとこを小匙ですくって。ん、小匙は助かる。お酒に集中？出来ます。

ちょうどえぇ感じで、"つまみはこんなもんで？"異存ございませんです。入店から一時間。他のお客様は入替えの時間なので、かなり心苦しいかも…

ちう事で握りをお願いします。誂えたように、目の前のトレーには一貫ずつにしか見えない切り身が四種。それ全部で。

並んでた順に握ってくれましたので、先ずは分厚いいわし。

脂は軽目かな？すなわち、わたし好みのいわしさんであります。青魚らしい風味と言いますかなんと言いますか。

クルクルが手渡されます。まだまだお酒有ります。えぇつまみです。

って事で、さよりです。

さわやかな味わいがえぇよね。

きすは梅肉のせやろかね？

やっぱ、これが一番合うかも。きすとしては厚み。食感もえぇよねぇ。

目の前にいた四種。四貫目は…春子鯛だけは、デカいから一貫ちゃうと思うてましたけど…

巨大な握りが一貫です。ネタが巨大で、シャリが見えない。ちとバランス悪いかもですが、握り飯みたいなシャリでは困るしね。

ちょいと難儀するけど一口で頂きましょ。ん、えぇ甘味。

白身をお願いします。そ言えば、品揃えを確認せんかった…なんとなく、アレとアレかなと。

最初のアレ。

真鯛やね。春やねぇ。もう夏も近いけど。んでも、旨みたっぷりの白身。

次のアレ。こっちもえぇ感じの輝き。

さっき、下ろしてるの、職人さん達のお話で聞こえてたしね。えぇサイズのまこ。

真ん中の職人さんが、何やらヒラヒラと。他のお客さんのんやけど、わたしもそれをって、乗っかりました。江戸前のたちうお。

お腹んのとこらしい。こんなフワフワなんやねぇ。

ヒカリモノをお願いしようかな？こはだを。

こはだとしてはえぇ厚みやけど、綺麗な編み込み。

んで、鹿児島の釣りあじです。いつものながらデカいね。

春子鯛に続き、シャリの見えないボリュームのある握りです。ん、爽やかな脂乗り。

すっかり酔っ払いですから、お姉さんがタイミングとみて、お茶と、

味噌汁の時間です。沁みますなぁ。

んじゃ、後三貫で。

おや、これは何でしょ？

フワッとして、軽い甘み。なんでしょね？

これですか。さわらの白子だそうです。珍品かも。

富山の白えび。

これも綺麗ね。甘味たっぷり。

最後は…思わぬ一貫。紀伊勝浦のまぐろさんですって。

いつも、まぐろ頼まないから、たまにゃどうかと。

もうすぐ着席してから二時間近いかも。ごちそうさまでした。行列してるのに、長居して寸まへんです…もう、飲み過ぎ食べ過ぎでヘロヘロかも。