2024/08/07 - 2024/08/09
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azumino_kakuさん
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2024年の夏、神仏習合の聖地である紀伊半島へ。
那智の滝が放つ圧倒的な自然信仰のエネルギーに圧倒され、那智大社、青岸渡寺、速玉大社、そして本宮大社という「熊野三山」を巡り、千年の祈りが紡ぐ歴史のレイヤーを深く体感します。
語り部さんの先導で熊野古道の深緑(神域)を一歩ずつ踏みしめたあとは、一転してフランス系近代的リゾート「グランドメルキュール」の贅沢なラウンジが待つ「現世(うつしよ)」へ。
しかしその夜、日本中を揺るがした巨大地震の速報が流れ、旅は予期せぬ緊迫感に包まれる……。
山から里、海、そして現代社会のリアルがスリリングに交錯する、濃密な巡礼の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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1日目の宿、南紀勝浦温泉の「越之湯」。
昭和8年創業、かつて昭和天皇や三島由紀夫ら著名人も数多く宿泊したという名宿のパブリックスペースは、驚くほどモダンで開放的なオーシャンテラスへと生まれ変わっています。
目の前に広がる勝浦の穏やかな入江と、心地よい海風。リニューアルされた歴史ある宿 by azumino_kakuさん大江戸温泉物語 Premium 越之湯 宿・ホテル
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テラスから振り返り、海の波打ち際に佇む宿の全景をのぞむ。歴史ある老舗の風格をベースにしながらも、現代のスタイリッシュな和モダンが見事に調和しています。
リニューアルされた歴史ある宿 by azumino_kakuさん大江戸温泉物語 Premium 越之湯 宿・ホテル
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2024年はちょうど「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年の節目。那智の滝と三重塔が描かれたタペストリーが、明日訪れる聖地への期待感を静かに高めてくれる。
リニューアルされた歴史ある宿 by azumino_kakuさん大江戸温泉物語 Premium 越之湯 宿・ホテル
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食会場の「Restaurante NACHI」へ。アルファベット表記のモダンな店構えと、和の「生まぐろ」のミスマッチな調和が、リブランドされた現代の温泉宿らしくてどこか面白いです。
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2024年8月、熊野旅の2日目がスタート。
まずは越之湯の朝食バイキングでしっかりと腹ごしらえ。 -
さて二日のみどころ、その1、那智の滝へ。
那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地
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今回のパッケージ旅行のサブタイトルは「世界遺産を巡る旅」だったと。
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延命長寿のお瀧水
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けっこうな山道です。
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心拍計のGPS記録。
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那智の滝へ向かう参道にて。
深い森の中に水音が響き、滝の気配が近づくにつれて空気がひんやりしてきた。 -
那智の滝へ向かう石段を登る。
木々に囲まれた道は、まるで森に吸い込まれていくような静けさだった。 -
飛瀧神社の滝前にて。
高さ133メートルの一筋の滝は、近くで見ると圧倒的で、森の静けさと水音が心地よく混ざっていた。飛瀧神社 寺・神社・教会
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飛瀧神社の滝前にて。
深い森の中で落ち続ける滝を背景に、旅の節目となる記念写真を撮ります。 -
那智の滝の全景を一枚に。
朱色の橋、深い緑、そして滝の白い流れが重なり、熊野の自然の力を静かに感じる場所です。 -
滝前の広場では、思い思いに記念撮影をする人たちがいます。
旅の喜びが自然と表情に出る、そんな場所です。 -
那智の滝を後にして、参道をバス乗り場へ戻る。
滝の水音が少しずつ遠ざかり、森の静けさがゆっくり戻ってきます。 -
滝前には、那智の滝を讃える古い碑文が残されていた。
「百丈の高さから落ちる水は、風に散って空に花を咲かせる」といった内容で、
この地が古くから“天下に尊い聖地”として語られてきたことがわかります。
碑文の読み下し(意味の要約:マイクロソフト・コパイロットさん)
碑文に刻まれている文字は以下のような内容です:
百丈高杉 襲巌
百丈(非常に高い)から水が落ち、
岩を襲うように流れ落ちている。
風断素珠 生空華
風に吹かれて白い水の粒が散り、
空中に花が咲くように見える。
山中三日 不知暑
山の中では三日いても暑さを忘れるほど、
涼しく清らかな場所である。
王界真成 天下尊
この地はまさに王者の境地であり、
天下に尊い場所である。 -
青岸渡寺へは、この石段からさらに上へ。
滝の迫力から一転して、静かな参詣の道が始まります。 -
青岸渡寺への参道。
高い木々に囲まれた石段は、熊野らしい祈りの道そのものです。 -
熊野那智大社の鳥居前に到着。
朱色の鳥居と石柱が並び、ここから先は“熊野の聖地”へ入るという空気が一気に濃くなります。 -
石段を登り切り、熊野那智大社の境内へ。
朱色の社殿が森の緑に映え、ようやく“聖地の中心”にたどり着いた実感が湧きます。熊野那智大社 寺・神社・教会
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熊野那智大社の社殿。
朱塗りの建物が並ぶ境内は、古くから多くの参詣者を迎えてきた歴史を静かに伝えています。 -
青岸渡寺の境内に到着。ここも世界遺産。
石灯籠や仏像が並ぶ本堂前は、長い参詣の歴史を感じさせる静かな場所です。那智山青岸渡寺 寺・神社・教会
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境内には青岸渡寺の歴史を伝える案内板と石碑が立っていた。
熊野信仰の中心として、多くの参詣者を迎えてきたことがよくわかります。 -
岸渡寺の境内にて、三重塔と那智の滝を背景に一枚。
滝の水音が遠くに響き、山の寺ならではの静けさが心地よい。 -
青岸渡寺からの下り坂。
石段の向こうに広がる山の景色が美しく、歩きながら自然と気持ちが落ち着いていきます。 -
参道には「杖立」が置かれています。
長い石段を登る参詣者のためのもので、熊野らしい“祈りの道”の文化を感じます。 -
参詣の帰り道、売店でひと息。那智大社 駐車場です。
かき氷の冷たさが心地よく、ここからまた少しだけバス旅が続きます。 -
速玉大社の入口にて。
那智山とは違い、平地に広がる落ち着いた神域で、参道の空気がすっと軽く感じられた。熊野速玉大社 寺・神社・教会
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熊野速玉大社の境内にて。
朱色の柱と大きなしめ縄が映え、熊野三山の中でも独特の静けさが漂っています。 -
速玉大社の御由緒。
創祀の古さや、航海の神としての信仰、ナギの木の伝承など、この地の独特の文化が伝わってきます。 -
「瀞峡めぐりの里 熊野川」で昼食。
川沿いの静かなドライブインで、地元食材を使ったお弁当をいただき、ようやく体が落ち着いた。瀞峡めぐりの里 熊野川 名所・史跡
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参詣の疲れを癒すように、素朴でやさしい味のお弁当が心地よい。
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昼食を済ませ、熊野川沿いを次の目的地へ向かう。
広い川面が陽にきらめき、山の緑とあわせて静かな時間が流れています。熊野川 自然・景勝地
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熊野本宮大社へ。
朱色ではなく木の鳥居が迎えてくれ、熊野三山の中でも特に静かな雰囲気を感じた。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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本宮大社の参道を登る。
幟が並ぶ石段は、熊野らしい“祈りの道”の静けさに満ちています。 -
手水舎で身を清める。
英語の案内板もあり、国内外の参拝者を迎えてきた歴史を感じます。 -
熊野本宮大社の門前。
白い幟と木造の門が並び、熊野三山の締めくくりにふさわしい静けさが漂っています。 -
熊野本宮大社の拝殿前にて。
木造の落ち着いた社殿が静かに佇み、熊野三山の中でも最も素朴な神域が広がっています。 -
水呑王子の案内板には、熊野古道の歴史とともに、明治の大洪水で本宮大社が旧社地を失ったことが記されています。
熊野の自然と信仰の深い関わりを感じる場所です。 -
本宮大社の帰り道。
幟の並ぶ石段を登ったあと、下りは森の中の落ち着いた参道が続いています。 -
本宮大社を後にし、熊野川沿いをバスで移動。
山と川が寄り添う景色が続き、次の「語り部と歩く熊野ウォーク」へ向かって少しの間、涼をとります。 -
熊野古道ウォークの起点に到着。
国道311号沿いの入口で語り部さんと合流し、牛馬童子へ向かう古道を歩き始めます。熊野古道 名所・史跡
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国道を一本外れると、そこはもう何百年も時間が止まったかのような深緑の世界。語り部さんの先導で、苔むした山道を一歩ずつ登っていく。
木漏れ日と静寂に包まれ、一気に熊野古道の核心へと引き込まれます。 -
箸折峠(はしおりとうげ) または 熊野古道(中辺路)。
語り部さんが時折立ち止まり、古道の歴史や生い茂る木々のエピソードを紐解いてくれる。文字のガイドブックには載っていない生きた言葉に触れるたび、目の前の深い森がさらに立体的な歴史の舞台へと変わっていく。箸折峠・牛馬童子像 名所・史跡
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先人の足跡をたどるように、黙々と古道を進む。静寂のなかで、自分たちの足音と息遣いだけが響く。ただ歩くだけのシンプルな行為が、どこか自分自身の内面と向き合う精神修養のような時間へと変わっていきます。
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古道にそびえる立派な巨木の前で足を止める。この木が何世代にもわたり、この地を往来する巡礼者たちを静かに見守ってきたのだろう。語り部さんの言葉を通して、森の生命力がより深く心に染み渡る。
道の駅 熊野古道中辺路 道の駅
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語り部さんが足を止めたのは、かつての旅人のマイルストーンである一里塚。一里(約4キロ)進むごとに築かれたというこの目印を見つめていると、現代の「効率的な移動」では決して味わえない、一歩ずつ時間をかけて聖地へ近づいていくという旅の本質を突きつけられるようです。
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杉林の中にぽつんと現れた、いかにも山道らしい素朴な案内板。「牛馬童子」や「箸折峠」の文字を目にして、目的地がもうすぐそこなのだと胸が高鳴る。人の手によって守られ、受け継がれている道の温かみを感じる瞬間。
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厳しい暑さのなか山道を登り、中辺路のシンボルである「牛馬童子像」についに対面!……したはず
なのですが。
あまりの暑さにやられて肝心のご対面写真を撮り忘れるという痛恨のミス。
気がつけば、箸折峠の展望東屋に到着していました。
しかし、そこから眼下に広がった近露の里ののどかな大パノラマは、疲れも暑さも一瞬で吹き飛ばしてくれるほどの景観です。箸折峠・牛馬童子像 名所・史跡
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鬱蒼とした山道を下りきり、ついに舗装路へと出ます。
足元が安定した安堵感と、遮るもののない夏の強烈な直射日光が、私たち、旅人を一気に現世(うつしよ)へと引き戻してくる。
語り部さんの背中を追い、近露の集落を目指してもう一踏ん張りです。 -
山を抜けた先で迎えてくれたのは、「本宮 23km」「新宮 52km」と刻まれた青い道路標識。神域の深緑から、私たちが生きる「現世(うつしよ)」のリアルな数字へと引き戻される。
先日の神葬祭の祝詞(のりと)で幾度となく耳にしたその言葉が、夏のギラギラとしたアスファルトの上で、妙に生々しく頭をよぎります。 -
古くは平安の貴族たちがここで宿をとり、和歌を詠み交わしたという近露王子。
文字の解説を細かく読み込む気力が暑さで削がれても、現世の舗装路のすぐ脇に、こうして千年前の祈りの拠点がごく自然に調和している光景そのものに、熊野という土地の深いレイヤー(歴史の層)を感じずにはいられません。近露王子 名所・史跡
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「熊野路」の大きな歴史案内板。左側のマップに描かれた山々と古道のルートを眺めながら、自分が歩いてきた道のりと、これから向かう聖地への距離を頭の中で重ね合わせる。
語り部さんの生きた解説とこうした文字の記録が合わさることで、熊野のディープな世界観がより一層立体的に胸に迫ってきます。 -
日置川を渡り、ついに今回の古道ウォークの終着点へ。
山あいに突如現れたのは、ガラス張りのモダンな「熊野古道なかへち美術館」。
世界的な建築家ユニット「SANAA」が最初に手がけた美術館だそうです。
千年の歴史が眠る深い山奥と、現代の最先端建築がごく自然に融合しているこの空間に、熊野という土地の不思議な包容力を感じます。熊野古道なかへち美術館 美術館・博物館
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美術館の広々とした駐車場で、待機していたバス(または路線バス)へと乗り込む。
クーラーの効いた車内へ一歩足を踏み入れた瞬間、古道の静寂から、文明と日常が待つ「現世(うつしよ)」へと完全に引き戻された。
タフで暑い1日だったが、心地よい疲労感とともに、車窓から遠ざかる熊野の山々をいつまでも眺めていた。 -
紀州梅干しの超老舗、中田食品の直営店「紀州梅の里なかた」へ。
古道歩きでたくさん汗をかいた身体が、無意識のうちに梅のクエン酸と塩分を強く欲しているのを感じます。紀州梅の里 なかた お土産屋・直売所・特産品
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ガラス越しに広がる、機能的で清潔な最新鋭の製造ライン。案内スタッフの丁寧な解説を聞きながら、一粒一粒が手作業でパック詰めされていく見事な職人技に皆で熱心に見入る。先ほどまでの「神域の古道」の静寂から、日本の誇る「ものづくりの現世(うつしよ)」へ。この目まぐるしい旅の舞台転換が、実にスリリングで面白い。
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宿へと向かうシーサイドドライブ。
防潮堤の向こうには、波穏やかな田辺湾と、遥か対岸に浮かぶ南紀の山並みが連なっている。
強い夏の陽光に照らされたアスファルトと、潮の香りが、歩ききった身体に心地よい終わりの予感をもたらしてくれる。
何かにとりつかれたように旅を続ける2024年。
この青のグラデーションは、間違いなく深く記憶に刻まれる一枚になるでしょう。 -
本日の宿、「グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ」へチェックイン。
さすがフランス系(Accorグループ)のグローバルホテルだけあって、ロビーラウンジでは宿泊者全員が無料で楽しめる豪華なウェルカムドリンクサービス(ビールやスパークリングワイン、おつまみまで・・)が用意されています。
熊野古道の中辺路をタフに歩き抜いた乾いた身体に、冷えた一杯が至福の喜びとともに染み渡っていきます。グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ 宿・ホテル
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ロビーラウンジでワインとスパークリングワインを軽くひっかけ、添乗員さんから鍵を受け取って客室へ。部屋のカーテンを開けると、窓の外には8月の美しい夕暮れが広がっていた。沈みゆく夕日が紀州の海と山並みを茜色に染めていく。眼下の駐車場を埋め尽くす多くの自家用車を眺めながら、このホテルが「現世(うつしよ)」の日常を癒やす人気のオアシスなのだと実感する、静かで贅沢なひとコマ。
グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ 宿・ホテル
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窓の外に沈みゆく、どこまでも静かで美しい夕日。しかしこの日、2024年8月8日の夕方は、日本中が激震に揺れた瞬間でもありました。
九州での大地震の速報。紀伊半島の海岸線沿いにいる身としては、頭をよぎるのは「東南海地震」の五文字。
紀伊半島は、地震の影響を受ける地域に入っていたはず・・他人事?と思っていた地震が急にリアリティをもって迫ってきた一瞬です。ホテルは高台にあるけれど・・津波が来たらどうしよう・・・
テレビのニュースを食い入るようにつけっぱなしにし、身構えているうちに大浴場へ行くタイミングを逃し、そのまま豪華な夕食バイキングへ。
あまりの疲労と緊迫感のせいか、夕食の写真は一枚も残っていない。
この美しい日没の記憶とともに、タフで忘れられない熊野の初夜が更けていきます。
お読みいただきありがとうございます。グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ 宿・ホテル
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2024年8月 伊勢・熊野・高野山 紀伊半島をバスで巡る三日間
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旅行記グループ 2024年8月 伊勢・熊野・高野山 紀伊半島をバスで巡る三日間
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