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国立人類学博物館の2つ目<br />ここではオアハカ、アステカ文明を中心に紹介します。<br /><br /><br />そもそも中央アメリカの主な文明は<br />・定住農村村落の成立(紀元前2000年以後)<br />・オルメカ文明(メキシコ湾岸;紀元前1250頃-紀元前後)<br />・テオティワカン文明(メキシコ中央高原;紀元前後-7世紀頃)<br />・マヤ文明(メキシコ南東部、ユカタン半島、グアテマラなど;紀元前3世紀-16世紀)<br />・トルテカ文明(メキシコ中央高原;7世紀頃-12世紀頃)<br />・サポテカ文明(メキシコ・オアハカ地方;紀元前10世紀-16世紀)<br />と分類されており、アステカ文明はオアハカ地方とともにサポテカ文明に属するという説もあるようです。<br /><br />これら全部合わせて「メソアメリカ文明」といって、子供のころ習ったエジプト、メソポタミア、インダス、黄河の世界4大文明から5大文明として認知されつつある。<br /><br />ここでは「ネタ」をモリモリにしたいので、アステカは別の文明として考えます。

5回目にして「はじめての」メキシコ その9(国立人類学博物館その2 オアハカ、アステカ中心に。)

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2019/02/02 - 2019/02/02

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旅行記グループ 2019年メキシコシティ

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行き当たりばったり

行き当たりばったりさん

国立人類学博物館の2つ目
ここではオアハカ、アステカ文明を中心に紹介します。


そもそも中央アメリカの主な文明は
・定住農村村落の成立(紀元前2000年以後)
・オルメカ文明(メキシコ湾岸;紀元前1250頃-紀元前後)
・テオティワカン文明(メキシコ中央高原;紀元前後-7世紀頃)
・マヤ文明(メキシコ南東部、ユカタン半島、グアテマラなど;紀元前3世紀-16世紀)
・トルテカ文明(メキシコ中央高原;7世紀頃-12世紀頃)
・サポテカ文明(メキシコ・オアハカ地方;紀元前10世紀-16世紀)
と分類されており、アステカ文明はオアハカ地方とともにサポテカ文明に属するという説もあるようです。

これら全部合わせて「メソアメリカ文明」といって、子供のころ習ったエジプト、メソポタミア、インダス、黄河の世界4大文明から5大文明として認知されつつある。

ここでは「ネタ」をモリモリにしたいので、アステカは別の文明として考えます。

同行者
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  • オアハカ時代のジャガーの彫刻

    オアハカ時代のジャガーの彫刻

  • 背中にはこんな穴が…。<br /><br /><br />何かを入れたのか?<br /><br /><br /><br />実は骨壷らしい。<br /><br />古代メキシコでは死者は火葬していたのか?

    背中にはこんな穴が…。


    何かを入れたのか?



    実は骨壷らしい。

    古代メキシコでは死者は火葬していたのか?

  • モンテ・アルバン出土の翡翠細工 コウモリの神の仮面<br /><br />オアハカ時代のものです。

    モンテ・アルバン出土の翡翠細工 コウモリの神の仮面

    オアハカ時代のものです。

  • これはメキシコシティ近郊のトゥーラ遺跡で発見された戦士像。<br /><br /><br />3メートルくらいあったかな…。<br /><br /><br />結構デカイです。

    これはメキシコシティ近郊のトゥーラ遺跡で発見された戦士像。


    3メートルくらいあったかな…。


    結構デカイです。

  • 小さな金細工が多数でてきているようです。

    小さな金細工が多数でてきているようです。

  • 小さいうえに細かい。

    小さいうえに細かい。

  • オアハカ時代の恐らくイヤリングのようなアクセサリーだが、こんな細かいシゴトも出来ました。

    オアハカ時代の恐らくイヤリングのようなアクセサリーだが、こんな細かいシゴトも出来ました。

  • こんなものも出土しています。

    こんなものも出土しています。

  • この展示スペースにはところどころ、こういった全く手のこんでいないモノもある。

    この展示スペースにはところどころ、こういった全く手のこんでいないモノもある。

  • タダの棒はスペイン人が奪った金細工を溶かして本国に持ち帰りやすいようにしたものだとのこと。

    タダの棒はスペイン人が奪った金細工を溶かして本国に持ち帰りやすいようにしたものだとのこと。

  • 奥に大きなモノが飾られています。<br /><br />これ、どうしても何ものか思い出せない。<br /><br /><br /><br /><br />追って調べた結果をアップします。

    奥に大きなモノが飾られています。

    これ、どうしても何ものか思い出せない。




    追って調べた結果をアップします。

  • ここ、人類学博物館で5本の指に入るほどのお気に入り。<br /><br />これはケツァルコアトル神もしくはケツァルコアトルの神官なんだそうです。<br /><br /><br />一般的にはアステカ時代の出土といわれているが、この博物館の分類ではメシカ文明時代のものだそうです。<br />

    ここ、人類学博物館で5本の指に入るほどのお気に入り。

    これはケツァルコアトル神もしくはケツァルコアトルの神官なんだそうです。


    一般的にはアステカ時代の出土といわれているが、この博物館の分類ではメシカ文明時代のものだそうです。

  • 昭和のギャグ漫画のキャラクターにいそうですよね?

    昭和のギャグ漫画のキャラクターにいそうですよね?

  • ジャガーの口の中から顔を出す戦士像

    ジャガーの口の中から顔を出す戦士像

  • これはジャガーだけど、他にイーグルの口の中から顔を出す戦士像もここにあるらしいが、見つけられなかった。<br /><br />そのイーグル戦士の彫像はあのアエロメヒコ航空の垂直尾翼にも描かれている。<br /><br />見つけられなかったのがとても悔やまれる。

    これはジャガーだけど、他にイーグルの口の中から顔を出す戦士像もここにあるらしいが、見つけられなかった。

    そのイーグル戦士の彫像はあのアエロメヒコ航空の垂直尾翼にも描かれている。

    見つけられなかったのがとても悔やまれる。

  • マヤ文明で有名な球技のボール。<br /><br />この時代からあったのですね。<br /><br /><br />これ、博物館のHPでは3800グラムほどあるらしい。<br />どんな球技なんだ?

    マヤ文明で有名な球技のボール。

    この時代からあったのですね。


    これ、博物館のHPでは3800グラムほどあるらしい。
    どんな球技なんだ?

  • アステカの部屋のハイライトのひとつ。<br /><br />かわいいジャガーだと思うけど、単なるジャガーではありません。

    アステカの部屋のハイライトのひとつ。

    かわいいジャガーだと思うけど、単なるジャガーではありません。

  • 立派な尻尾ですね。

    立派な尻尾ですね。

  • これは「クアウシカリ」と呼ばれるもので、生贄の心臓を入れるために使われたものなのです。

    これは「クアウシカリ」と呼ばれるもので、生贄の心臓を入れるために使われたものなのです。

  • くぼみの中もキレイに彫刻されています。<br /><br />アステカの人々は太陽が毎日昇るためには生贄の心臓が必要と信じていました。<br />それだけでなく、アステカの神々は生贄を要求する神々として有名です。<br /><br />そのため壮麗な神殿群は生贄の血で染まり、強烈な異臭をはなっていたらしい…。<br /><br /><br />そりゃそうだろ…。<br /><br /><br />内臓を炎天下の中で放置していたら…。

    くぼみの中もキレイに彫刻されています。

    アステカの人々は太陽が毎日昇るためには生贄の心臓が必要と信じていました。
    それだけでなく、アステカの神々は生贄を要求する神々として有名です。

    そのため壮麗な神殿群は生贄の血で染まり、強烈な異臭をはなっていたらしい…。


    そりゃそうだろ…。


    内臓を炎天下の中で放置していたら…。

  • 続いてこれがアステカのハイライトのもう一つ。<br /><br />有名な「アステカ・カレンダー」<br />太陽の石とも言われる巨大な円盤。<br /><br />直径は3.6m。<br />メキシコシティ中心部にある大聖堂の修復工事中に発見されました。<br />

    続いてこれがアステカのハイライトのもう一つ。

    有名な「アステカ・カレンダー」
    太陽の石とも言われる巨大な円盤。

    直径は3.6m。
    メキシコシティ中心部にある大聖堂の修復工事中に発見されました。

  • どれだけでっかいか、これでわかりますね?<br />

    どれだけでっかいか、これでわかりますね?

  • 中央は擬人化された太陽。口から出ているのは人身供養用のナイフ。<br /><br />太陽の周りにある4つの絵文字は既に滅んでいる4つの太陽を表しています。<br /><br />アステカでは過去に4つの太陽の時代があったと考えられていた。<br />第1の時代はジャガーによって、<br />第2の時代は大風によって、<br />第3の時代は火の雨によって、<br />第4の時代は洪水によって滅んだと考えられていました。<br />四角で囲まれた絵文字はジャガー、風、火の雨、水を表しています。<br /><br />その次の2番目の輪にはナワトル語の20の暦名。<br />3番目の輪には装飾模様、<br />4番目の輪にはトルコ石と翡翠のシンボル、春分・夏至・秋分・冬至のシンボル。<br /><br />そして、最も外側には2匹のシウコアトル(トルコ石ないし火のヘビ)。2匹のヘビは下で向かい合い、大きく口を開けています。<br /><br />と吉田さんが説明してくれたと思った。

    中央は擬人化された太陽。口から出ているのは人身供養用のナイフ。

    太陽の周りにある4つの絵文字は既に滅んでいる4つの太陽を表しています。

    アステカでは過去に4つの太陽の時代があったと考えられていた。
    第1の時代はジャガーによって、
    第2の時代は大風によって、
    第3の時代は火の雨によって、
    第4の時代は洪水によって滅んだと考えられていました。
    四角で囲まれた絵文字はジャガー、風、火の雨、水を表しています。

    その次の2番目の輪にはナワトル語の20の暦名。
    3番目の輪には装飾模様、
    4番目の輪にはトルコ石と翡翠のシンボル、春分・夏至・秋分・冬至のシンボル。

    そして、最も外側には2匹のシウコアトル(トルコ石ないし火のヘビ)。2匹のヘビは下で向かい合い、大きく口を開けています。

    と吉田さんが説明してくれたと思った。

  • 古代メキシコの個性的な神々…。<br /><br />これは「音楽と歌と舞踏の神」<br /><br />花と蝶の王座(玉座)の上に座っている

    古代メキシコの個性的な神々…。

    これは「音楽と歌と舞踏の神」

    花と蝶の王座(玉座)の上に座っている

  • 神様は穏やかな表情で人間たちをやさしく包んでくれる…。<br /><br /><br />とは限らない!

    神様は穏やかな表情で人間たちをやさしく包んでくれる…。


    とは限らない!

  • テオティワカン、アステカ、オアハカにはこういうのがたくさんある。<br /><br />

    テオティワカン、アステカ、オアハカにはこういうのがたくさんある。

  • これも骨壷だとのことですが…。

    これも骨壷だとのことですが…。

  • 2000年以上土の中にあってよくここまで形を保っていられたなと感心させられる。<br /><br /><br />ハッキリとアステカ、オアハカと分類できた分はここで終了です。<br /><br /><br />

    2000年以上土の中にあってよくここまで形を保っていられたなと感心させられる。


    ハッキリとアステカ、オアハカと分類できた分はここで終了です。


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