5回目にして「はじめての」メキシコ　その13（蝶、Butterfly、Mariposa…その1。今日は一日蝶ずくし）

2019/02/03 - 2019/02/03

メキシコシティの一日ツアーにときどき変なモノがある。

UFO探索
幽霊の街探索ツアー

などなど…。


そんな中、かみさんが
「今だけだって言うからこれにしよう」と見つけてきたのがこのモナルカ蝶見学ツアーだった。

ざっくり説明すると、

北米大陸を縦断する蝶がいる。
和名はオオカバマダラ、現地名La mariposa de Monarca

この蝶はなんと北米大陸を縦断するという。
メキシコは越冬の地らしく、この保護区で冬を越す。
暖かくなると一斉に北に向かって飛び立つそうだ。
でも、羽を広げてもせいぜい10センチくらいの大きさの蝶がカナダまで飛べるはずがない。

確かに北上するときは1世代では飛べなくて、3世代に分けてカナダまで飛ぶというが、南下は1世代でしてしまうらしい。

南下はともかく、北上するときはどうやって次の世代に行く先を伝えるのか、北で生まれた蝶がなぜ何千キロも旅ができるのだろうか…。

ある程度謎が解明されているらしいが、ものすごい生命力がある蝶なのである。


越冬なのでここで見られるのは2月までだそうで、夏に来ても見られないらしい。

ということで行ってみた。

エリア メキシコシティ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: アメリカン航空

この日は日曜日。


メキシコシティ有数の大通りであるホテル前の「レフォルマ通り」も歩行者天国になっている。

自転車が車道の真ん中を

犬も今日は自動車気分

本当にクルマが通っていない

さて今日のガイドさんが迎えに来てくれた。

今日のガイドはリカルドさんです。


日本語、一切ダメ。


英語のみ。


英語自信ないオイラがなぜ英語ガイドを選択したか…。

日本語ガイドが予定組めないからだそうだ。

後になって不審な点が多く、この日のモナルカ蝶ツアーは我々だけの貸切状態。

きっと予定組めなかったのではなく、もともと日曜日は日本語ガイドのツアーはなかったのだろうと疑ってしまう。

日曜日なので、街は静かです。

高速道路をしばらく走ると、遠くにかなり高い山が…。


撮影地が標高2000メートル以上で、さらにあんな高さだといったいあの山は標高何メートルなんだ？

本日向かうモナルカ蝶保護区（オオカバマダラ保護区）は場所としてはこの辺りなんですが…。

もうちょっと細かい場所は写真のGPSデータでも確認できます。

メキシコシティから2時間くらいか？


現地に着きました。

ここから人間の足では1時間近く山を登るのだが、途中トイレはありません。

なのでトイレは大混雑。


さらに


有料…。


トイレの入り口に番がいて、料金徴収していた。


中は中国のニーハオトイレと同じレベル。

さて山を登ります。

10～15人くらいのグループになって登って行きます。

我々もグループの中に入ります。

馬で登るグループもあるようです。

我々はなんとその馬で登るグループでした。


申し込みでは「馬で登る」とはなかったのだが…。


ま、いっか…。

馬なんて乗りなれないから写真撮影も大変。

かなりの人出なので、途中渋滞することもあり、その時しかカメラを構えることはできず…。

登山道はこんな感じ。

かなりの人出です。


日本で例えると、高尾山にでも登るような感じです。

あ、蝶がいる！

これがカナダから飛んできたオオカバマダラです。

飛んで行っちゃった

見渡すと、ポツリポツリいる。

だんだん増えてきた。

また少なくなってきた。

まさか…。これでおわり？

いないぞ…。

いないな…。

やっぱりチョロチョロだけしかいない…。

昨日、テオティワカンのガイドをしてもらった吉田さんが言うには、スタッフの方が見に行ったが、あまりいなかったとのこと。

オーロラに代表される自然現象系はあまり「成績」よくないので、これで終わりかと‥。

正面の奥の木、なんか巻きついている。

見えますか？

途中で馬を降りてさらに山を登ります。

結構キツい。

ふもとから自分の足で登るのは相当大変です。

途中渋滞し、また流れ、また渋滞し、を繰り返し‥。

またチラホラ蝶が現れる。

だいぶ蝶が増えてきた。

気づいたらこんなに‥。

ものすごい数いる。

オレンジ色の、みんな蝶です。

周りの木におびただしい数の蝶がとまつてる。

うじゃうじゃいる…。

すごいな‥。

ほぼ終点。
辺りは蝶しかいません。

ここで一旦終わります。
次はまるで蝶に支配された山の模様をお見せします。