リオデジャネイロのスラム街、ファベーラツアー、行ってみた。*ブラジルビザ免除はじまるよ！

2019/03/05 - 2019/03/05

お知らせ！2019年6月17日より90日間までの滞在はブラジルビザ免除！

リオデジャネイロのスラムと言えばファベーラ。
数万人から数十万人が住むと言われてるけど、今回はこの中で一番大きなホッシーニャ（ロシーニャ）と呼ばれるファベーラツアーに参加して来た。

申し込みTripadvisorで評判の良かったFavela Phoenixと言う英語学校が行ってるツアーで。
Tripadvisorのサイトでオンライン予約するよりも直接公式サイトからメール書いて申し込んだら約半額80レアル。

エリア リオデジャネイロ(ブラジル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 旅行の手配内容: 個別手配

当日、指定された時刻に地下鉄Sao Contrado駅に行ったらガイドのカルロスが待ってた。
今回は僕日本人一人、ブルガリア人二人、ウクライナ人四人の七人。
とっても東欧なグループ。みんな20代だったと思う。

ルートはここからバイクタクシーで一気に上に上がって歩いて下へ降りてくる。
この日はカーニバル後の死の水曜日と言う事であんまりドライバーがいないだって。
それでも一人ひとり後ろに乗って一気に坂道を上がって行く！
これが急カーブばかりで、渋滞してる車やバスの間を抜けて行く。
バイク後部座席初めての人は絶対怖いと思う。

目的地に到着！

カルロスから「上に着いたら運転手に5レアル渡して」と言われてた。
到着後5レアル札渡したら「んー」って言って指で4を作る。
え？合計9レアルはチップ入れたとしても高くない？
って思ってたらカルロスが来て運転手と話す。
「運賃4レアルで5レアル札貰って1レアルのお釣りが無いんだけど、って運転手が言うけどお釣りいいよね？」って。
あ！ぼったくりじゃなくて逆！一瞬疑って悪かった！
勿論その1レアルはチップとしてあげました。

写真は到着地で遊んで子達。

まずはツアー主催者の英語学校へ。
我々のツアー代金はここでファベーラ児童の英語教育への資金に使われるって。
学校を開校したのはイギリス人。
我々が訪問した時学校内にいた。まだ30代前半じゃないかな？
筋肉ムキムキ体育会系でそう言った地域の為の活動に熱く従事しそうな感じだった。

学校からの景色。
この電線・・・

人の写真撮っていいの？って聞いたら本人がいいならいいよ。
結局人を撮る機会自体が子供以外無かった。

散策スタート！
このゴミ！
ゴミ収集日に全てが綺麗になくなるとは思えない。

坂を下ってく。
とにかく電線。

この坂をバイクで一気に登ってきた。

イパネマ、レブロンが綺麗に見える！

ドリアンが普通に実ってる。

坂、坂、坂。

途中で土産物屋+バーに立ち寄る。
押し売り感ゼロ。

買いたい人はどうぞ、ってな感じ。

そしてこの風景。
アメリカだと高い位置にある地区は金持ち地区なんだけどブラジルは逆。

でもこの綺麗な風景を見る為に標高の高い地区に家を持つ金持ちも出始めてるって。

ブラジルに来てまだ一度もカリピニーニャ試してなかったから頼んでみた。コパカバーナより安いし。

頂きます！

風光明媚でいい所だ！
が！

とは言ってもやっぱりファベーラ。
ここで発砲事件がよく起きる。

携帯アプリでOTTと言うのがあって、これで「本日の発砲現場」と言うのがリアルタイムで地図上に示される。
えぇ、今月や今年じゃなくて本日。
これを見てるとホッシーニャでも月数回は発砲事件が起きてる。しかもこの写真のあたりで白昼堂々と。
（アプリ見てるとTanqueとPraca Seca地区が発砲事件ダントツ多いけど観光客は行かない地区）

だとしても散策してる分には全く危険は感じない。

とにかく電線はどこにでも。

説明をするカルロス。

この辺から路地裏の細い道に。
これは地元民じゃないとわかんないし、地元民とじゃないと入りたくないよね。

クネクネ＆電線もクネクネ。

店の前でおしゃべりする人。

建物はインドやエジプトにもありそうな建て増し建て増し建築物。
これは何かあったら下の階は簡単に潰れそうだなって思う。
治安とは別の意味で危険。

侍柔術。

ここで柔術？
クラブ入口のセキュリティー要員養成でもしてるのかな？

この子達は撮って撮って！って近寄ってきた。

これは登るの大変。

更に下る。

バイクもかなり多い。
バイクの方が小回り効いていいのかな？
それとも下界に降りた時にひったくりし易いからかな？

教会で休憩。

シンプルね。
ここで座ってカルロスからこの地区の説明と質疑応答。
人の流れ、商売、人々の暮らしとかの説明と質問。

可愛い！でも落書きはいけません！

汚い＆つぎはぎ建築物。

この辺になるとかなり降りてきた。

ツアーの最後に量り売りビュフェレストランで昼食。

ここにシュラスコ！実はブラジルで食べる初めてのシュラスコ！
このツアーで初めてカリピニーニャを飲み、シュラスコを食べ、ファベーラツアーだけじゃないブラジルも堪能できた。

シュラスコ！

美味しかった！

下から見るホッシーニャ。

地下鉄駅そばまでもう来てて、この辺スラムじゃない。
香港女人街みたい。

お安いものから携帯部品まで幅広く。

これで地下鉄駅まで行ってツアーは終了。
楽しかった。

ただ、スラム度はヨハネスブルクで行ったソフェトよりは下。
だって、建物綺麗だしみんな普通に生活してるんだもん。
ソフェト（ヨハネスブルクのスラム街）の行った時の写真。これと比べたら全然普通の住宅街。
ただ、治安面は気を付ける必要はあるだろうね。

全て自己責任になるし、リオの領事館は勧めて無いけど、行った感想としては参加して良かった。
リオの別の顔を見る事が出来た。