ヴァラナシ (2) 黄金寺院周辺～アッシー・ガート

2019/01/27 - 2019/01/29

ヴァラナシで、既に4泊。
かといって、旅を再開するには体調はまだ心もとないので、もう少しきちんと睡眠をとれる宿に移ろうと思った。
そして落ち着いてから、次の目的地・アグラへのチケットを購入しに行った。

エリア バナーラス (バラナシ)(インド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 2.0

ヴァラナシ5日目
近所の「Kapachino」にて、モーニング・セット。（250ルピー）
宿をチェックアウトし、いつ通りかかってもガラガラの店に入ってみた。
味は悪くはないけど、食器が少し汚れ気味。

昨日、1月26日はインドの共和国記念日だった。
暴走族ばりのバイクの群れが通り過ぎて行ったかと思いきや、
優雅な馬車の登場。

黄金寺院近くの宿、その名も「Golden Lodge」にチェックイン。
2泊するのと引き換えに1300ルピーにまけてもらった。

昨日までの宿より安いのに（一泊750ルピー）、居住性は良い感じ。
Wi-Fiはたまに途切れ、外からは遠い喧騒が聞こえる。

昼食をとるため参詣道を下り、「Dosa Cafe」へ。
これが個人的に最高のインド料理、ドーサとの出会い。
延々と食べられるパリパリのおこげ、サンバル（左）とチャトニ（右）につけていただく。
使う油によって値段が変わり、ここで注文した「Cheese Plain Dosa」の場合、
大豆油 80、バター 100、デシ・ギー 110、オリーブオイル 130
となる。（このときはオリーブオイルにした。）

屋上に衣服を干して一休みしていたところ、次に様子を見たときには猿によってバラバラに散らされていた。
泣く泣く、拾い集めて洗濯屋に持っていく。

また一休みして、夜の河へ。

シヴァラー ガート 観光名所

このガートを登って行って・・・

エモい路地裏。

i:ba Caffee（120ルピー）
イーバ・カフェ再訪。
久しぶりに美味しいコーヒーを飲んだ。

イーバ カフェ アンド レストラン カフェ

カレーうどん（400ルピー）
とりあえず消化に良さそうなうどんにしてみたところ、これが予想を遥かに上回る出来。
華やかにスパイスの効いたカレーと、「インド人の手打ち」麺も、もちもちとしていて食べ応えがある。
これはヴァラナシという環境があってこそ生まれた、ある意味傑作フージョン。

宿に向かって参詣道を登っていくと・・・

どこかの国の王子？が通り過ぎて行った。

ヴァラナシ6日目
参道を下ったところにある「Niyati Cafe」で朝食。

Corn Flakes Banana Milk（85ルピー）

オートリクシャー（200ルピー）でヴァラナシ駅まで行き、明日のアグラ行きのチケットを買う。
ところが、お目当てだった3Aのシートは既に満席で、またもやSleeperに（490ルピー）。とほほ・・・
外国人用のチケットオフィスは、冷房の効いた専用のラウンジまであるVIP並みの施設だった。

Big Bazaar
気分転換に歩いて帰ると、前回よりも一回り大きなショッピングセンターにたどり着いた。

この犬の顔は独特。
食料品、衣服、普通に何でも揃う感じ。こういう施設がもう少し旧市街に近ければ・・・。

Pizza King
昼食を食べていなかったので、外にあるピザ屋へ。

マルゲリータS（70ルピー）とペプシ（40ルピー）。

そこから歩いて目と鼻の先に、かなり大きなショッピングビル、一階にはマクドナルド。知っていたら、間違いなく行っていたのに。

おや、すごい風景だなあ、と思いカメラを取り出すと・・・

オラを撮ってくれ！と現れる少年。

観光客ずれしたヴァラナシでも、一歩旧市街を出ればインド人の何気ない日常が広がっている。

Masjid Hafiz Khudabaksh

St. Thomas Church

Mahadev Lassi
旧市街に戻り、人気のない店で一休み。

バナナ・ラッシー（50ルピー）
何ら違和感のない、普通のラッシーの味。

アッシー・ガートへ向かって歩くと屋台が。
ブログで見かけてから、食べてみたかったアルー・チョップ。

Aloo Chop（20ルピー）
鉄板で焼いたマッシュポテトに色々な野菜やスパイス、何かのチップスを乗せたもの。
第一印象は、カラムーチョの延長上にある究極のジャガイモ料理。

南側のガートは初めて来たけれど、この辺はのんびりして気分が良い。
北の火葬場の方よりも、余程静かにガンジス川の雰囲気に浸ることができる。

アッシー ガート 観光名所

またもやアルー・チョップの屋台が止まり、サイズを言わなかったら問答無用でラージ・サイズに。（40ルピー）
先程のが辛かったので今回はノン・スパイシーにしたら、ほぼマッシュポテトの味で間延びした。
ところで、店員が素手で野菜を振りかけ、同じ手で現金をやり取りする衛生感覚は何とかならないだろうか。

ワンタン・スープ（130ルピー）
今夜はヴァラナシ最後の夜になると思って、遠出して立派な中華料理屋に来てみたけれど、完全にインド人が見よう見まねで作った味でがっかり。

ミン ガーデン 中華

ヴァラナシ7日目
最終日の朝。サル、襲来。

「Dosa Cafe」へ再訪。
今回はマサラ・ドーサをギーで。（120ルピー）
中にじゃがいもカレーが入っていて、中ホクホク、外はカリカリ、サンバルの酸味の効いた何とも言えない風味と三重奏を奏でる。
この料理を考えたインド人は天才。

ゴザとWi-Fiの完備したボナ・カフェで、「Bona Chai」（80ルピー）を注文し、列車の時間まで粘る。
前回まずいパスタを食べさせられたので、これである程度元は取れた・・・？

ボナ カフェ 地元の料理

カプチーノ（70ルピー）
列車に乗る前に早めの夕食をとろうと「Brown Bread Bakery」に向かったものの満杯、仕方なく向かいの「German Bakery」で最後の時間を過ごすことにした。

モナ リサ カフェ カフェ

バジル&トマト・ソース・パスタ（130ルピー）
インドのトマトソースは薄く、他にコクのある食材も入っていないのでとくに印象に残らない味。

足漕ぎのリクシャーに頼んで、駅まで乗せてもらった。
リクシャワーラーは片手に障害があって、ハンドルを握ることができず、手首の骨でハンドルを押さえているのだった。
無事着いたら、チップを弾んでやろう・・・あ、でもその前に過当請求されてそれどころじゃなくなるかもしれないな、と思っていたら、本当に余分な額を請求された（渋滞を避けて余分に走ったから、というパターン）
本来ならもっと支払ったのに・・・と思いつつ120ルピー支払い。

外国人専用ラウンジでシャワーを浴び、水とお菓子を買い込んで列車に乗り込む。

コルカタからガヤに来たときを考えると、次の列車がこの旅の最後のヤマになりそう。