インド脱出記

2019/02/04 - 2019/02/05

インドに来て既に3週間。
自分の欲求はただ一つ、一刻も早くこの国を脱出して、天使の都クルンテープに戻ること。
しかし何事もスムーズに行くことはまれで、突発的に予想外なことが起こるのがこの国、そして最後まで、インドはやはりインドだった・・・。

エリア コルカタ (カルカッタ)(インド)

Joost Juice Bars
5 a Day Reg（177ルピー）

デリー市内で時間を潰した後、エアポートライン（60ルピー）で空港へ。
今の時刻はだいたい午後7時、出発時刻は翌朝4時55分。
しかし、ガードマンから早すぎると入場拒否。
（早朝便に乗るために前日の夜に空港にアクセスするって普通のことでは・・・？）
今から夜のデリーの街に戻る気にもなれないし、仕方なく外にあるジュースバーで時間つぶし。

数時間後、しれっと別の女性警備員が守る門から入場を試みる。
入場券を色々確認されたけど通れた！

中でさらなる時間つぶし、ベジモモは刻んだ野菜が少し固め。

Wow Momos
Veggie momo 130
Grren apple 85

そろそろ日付も変わる頃。中のコンビニで少し高めの菓子と飲み物を買って・・・

リクライニング風チェアに横たわる・・・すると、重力が何倍にもなって、そのまま動けなくなってしまった。
ぱ、パトラッシュ・・・

早朝4時過ぎ
エア・アジア、コルカタ行きの搭乗が開始され、乗り込もうとすると自分のチケットだけ引っかかってしまった。
（一体なぜ・・・！？）
エア・アジア係員が無線でどこかへ連絡すると、暫くして悠長に歩いてきた警備員が、先程押した航空券の「2月4日」の上から「2月5日」のスタンプを押す。
どうやらセキュリティの通過が昨日なのが問題だったらしい。

＊後で調べたところ、実はこの空港には「入場は出発時刻の4時間前から」という規則があるそう。（ただ、このルールに従って4:55の4時間前、つまり0:55以降に空港に移動するというのも、かなり不安という話ではある。）結局、直接的に何が問題だったかというと、日付が変わる前に保安検査を通ったことで、航空券上に前日のスタンプが押されてしまっていた。

機内にダッシュ、無事に約2時間のフライトで、またもやコルカタ。
バス、地下鉄を経由して再びサダル・ストリートへ。
「この辺でもう一回コルカタに寄っとけば楽しいだろ・・・」
と考えたのは、航空券を取った過去の自分・・・アホか。

時刻は午後2時、インドで初めてカレーを食べた店に再訪。

Prince
ライス（25ルピー）
ダル（20ルピー）

フレンドリーな相席の人によると、これはこの辺で一番基本的なメニューらしい（いわば「ご飯と味噌汁」みたいなもの）。

プリンス その他の料理

Aloo Posto（50ルピー）
にしても物足りないのでもう一品じゃがいもカレーを頼む。

More
近所のスーパーにて。
パニールとか、マサラとか、日本で見かけたら買ってしまいそうな品がずらり。

行きつけだったチャイ屋で、今回のラスト・チャイ。
店員の手が真っ黒だからカップも黒い、べつに驚きもしない。

スーパーで買ったお土産＋今夜のお供。

宿は、インド初日に宿泊した「Central Inn」に行き、夜まで休憩させてくれるよう交渉。
600ルピーと訳の分からないことを言っていたので、
「この前500ルピーで泊ったでしょ？」
と当たり前のことを言い、とりあえず同じ500ルピーで夜まで部屋を借りることに。

しばらく休んで、エスプラネードから空港行の「VS-1」バスに乗り込む。

時刻は午後6時半。空港行きであることを確かめると、何だかそれだけで喜びがこみ上げてくる。

時刻は午後8時半、もう本当にインドは見納めになるだろうか。

ネータージー スバース チャンドラ ボース国際空港 (CCU) 空港

WEBでチェックイン、無人機でチケットの発行は済ませたものの、昨日のこともあり、万全を期して日付が回ってから手荷物検査・出国手続を済ませることに。

Café Coffee Day
Eggy wrap 130
Caffe latte 200

時間つぶしと、残りのルピーの消費にコーヒーを飲んでいると・・・突然店に電話がかかって来て、店員がおもむろに私の名前を確認しては何事かレジスターに打ち込み、受話器越しに報告している。
「一体どうした？」と聞くとバツが悪そうにする店員。
（意味が分からない、早くこの国を出たい・・・）

午前0時を回り、いざ出国。
無人機で発行したチケットを持っていくと、手荷物検査と出国審査の両方から、航空会社のチェックイン・カウンターに行かなかったことを訝しがられる。
（チェックインしてチケット発行もしているのに、乗れないことがあるのか・・・？）
「インドに来るときにも、同じようにして来ました」
と答えると、（そこまで言うなら）と勿体ぶった態度でパスポートに出国スタンプが押された。